気象情報では 台風がだいぶ接近しているらしい ここはまだ静かな雨 内陸のひどい被害のおこらないところに住んでいるので 普通の雨降りとかわらないし、時折鳥が鳴く声がきこえている
静かな秋・・・一番好きな季節 裏庭のコスモスがゆれて静かなあめに打たれ はかなげで
夫に 「今日も、だれとも会わなかったよ・・(家族以外の)誰とも口をきいてない」と言った
姉からのメールが入っていた。 土曜日にうちの近所までくるので、、また話をしようということだったが あまりあてにはしていなかったら、確かに以後なんの連絡もなく メールで 「タイヤがパンクしたうえに、携帯も忘れてしまったので 連絡できなかった・・・ごめんね」と言う内容
まあ、いいのだけれど・・・予定をつくっても、いつも帰宅時間をわたしは気にしてしまうし、居心地にいい家にいるとかえってせかされるのが ほんとうに嫌になってしまった
若いときの自由とは違う自由 自分で時間を計ってすることをしてしまえば後はのんびりすごしている 今より老いてもこのままかなと思うしこのままでもいいしと・・・
ただ、なさざれば喰らわず という言葉も浮かぶが 時間になれば空腹を 覚え 喰らってしまうし、、、なさずとも喰らうがわたしには正しい
”これは今日じゃなくてもいいかな”と思う程度ですむ毎日だから、いろいろなことを明日に延ばしてしまったり・・・
すべて縁もので動いているような気がしてならない
それは めぐり合わせというのかもしれないが、なにも起こらなくても 確かな時間の移動だけは感じているから 雨のなかでぽつんと取り残された子どものような さびしさは ない 「ほとんどのおかーさんは働いてるのよ! うちにいるんだからもっとちゃんとしてよね」とこどもにいわれることもある そうか、わたしにはできそうもないなーと思う
でも別に今は 働けないわけじゃないけど 働きたくはないので 働かなくても何とか暮らしてゆけるだろうし、、、二十年前は必死で 働いてたんだけどね〜
歩き出せば 犬に当たるかもしれないというくらいの 生活を 長くつづけているなあ
雨のカーテンは厚くて重い
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