きままくらし

2002年10月04日(金) とおいこころ

ちかくて遠い国のことは、心の片隅に今日もあるが、、、

先日、知り合いからメールが来て それも 一方的に なにやら報告めいていて、しばし えっ、何コレ?と思ったことを書こう。

知り合いといっても、娘が小学校のときの同じクラスの母親なのだが、
その、報告というのは彼女の息子(わたしの娘のかつての同級生)が
高校を休学することになりました。というもの、、
たった3行は次のように書かれていた。

 
 休学願いを出しました。三人で良く意見を聞き登校できないというので、
 そうしました。これからは、大学検定に向けてすごすようです。皆様の、
 暖かいお祈りと、励ましに、ただただ、感謝致します。


あ〜、そうなの、、、と思ったけれど。これって、、だから何?なのだ。
しかも、同報したらしく、宛先にずらずらと10名ほどの名前が見えた。
だから、なんてお答えすべきなの? よかったですね とも 何とも伝えようがない。
とても、不快だった。
私信というのなら 宛先からわたしのアドレスをはずして欲しい。
単にメルアドを知っているというだけで、こうしたメールを送る神経が
まったくもって理解できない。

それに、お祈りと励ましなどという言葉を安易につかって不愉快さをつのらせる。敬虔なキリスト教徒であるらしい。いつも 苦悩のなかに生きてる。

 意地悪なわたしは一度聞いたことがある。

  「どうして、あなたの神様はたすけてくれないの?」と、、、

すると、聖書の中の ヨブ記の話をもちだし、神をためそうとしたヨブの話を延延とするのだった。だから、だれからも試されたくないんだって、、、誰かの許しのなかにあなたの安心<あんじん>があるのだったらそれでいいでしょ。とまた、意地悪なわたしは思う。

それは、信仰が足りないのかどうかなんてことも その時 聞いたような気もするのだが、信仰以前の問題かもしれない。
深い溝は 私だけが感じているもの。

苦悩の中にあるひとは 本当は苦悩を欲しているのかもしれない。

こころは物質化する。だ〜れのせいでもない。
あなたの病はあなたしか 癒せない。

いつも 彼女のことを思い出すたびに こういいたくて 仕方がない。

周りのひとのなかでも 特異な ひとだ。

そして、捨て去ることはいともたやすいが そうした たやすさを
実行する自分がいやで 今も、、、

甘い言葉をかけてやれるほど わたしは いいひとではない。








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