結局は二人暮らしに慣れ それはそれでいいものだなと 思っている・・
よく夫の定年後の奥さんの三食の食事を作って ごろごろと家にいる夫への不満の悩みが 新聞の人生案内に載っているが・・・わたしからしたら 目がDotで それならわたしはもう20年も三度三度の ご飯を作っているんだし いつも おはようからおやすみまで 同じ屋の下にいて ほんと判でついたような毎日だ 最初からほとんど『いる』ので、いない日は小躍りしてしまう・・ (こどもも同じように思っていたのだった・・・ 父親ってうっとおしいものだものね)
ただし、子供がいたころは別・・子供の好きそうなおかずや 大量の洗濯や その他学校のことなど、、結構 煩いもあった 煩いは多かったが 子供の賑やかさはそれでいいものだった (え、、つい一月前には家にいたのにね・・)
今は、、おだやかに過ごしている 食事の時間が少し変わり 洗濯は2日に一度になり 夫のことを以前よりいろいろしている 些細なことだが ほっておいた繕い物だとか 少しは目をかけてやっている
毎日 ハナミズキや牡丹の開花を知らせあったり 庭に来る鳥の話なんかしてる・・ ホオジロやムクドリがりんごの芯や みかんをついばみにくる・・・
それがとてもいいものだなと思う
つまり わたしがかつて 彼に『縁側で渋茶をすする老夫婦に なりましょうね・・』といった状態になっているのだ・・
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