許されないことだけど、
あなたをもう一度愛したい。
それをしても、苦しみは変わらないけど。

あなたが大嫌いな、大嫌いな、
逃げていること、後ろを向いていることだけど。

もう止めたはずだけど。
想いは消したはずだけど。
それを願う気持ちは、消さなくてはならないけど。
この想いは、けして美しくない。
終わっていることは、理解しているつもりだけど。
俺は、弱いから。

この恋は、間違いだった？
してはならなかった？
何かの役に立った？
いい経験になった？
俺は何？
運命ではなかった？
俺は次になにをすればいい？

あなたと思い描いた道は、先がなかった。
リアルに思い描いていたのは、俺だけだった。
あなたの道が消えていた。
俺は、行き止まりでウロウロしている。

けして同じ気持ちではない。
確認した。
あの子は、俺を忘れ始めている。

ゲンジツッテ　コンナモノ。
ヨノナカ　ムクワレナイ　コトバカリ
ソレデモ　イノチト　ジョウネツハ　ツキナイ

コノ　ワキアガル　キモチハ　ナニ？
ゲンジツトウヒ？
アナタノ　エガオヲ　オモイダスト　ココロガ　クルシクナル

---

ロリコン男は、女が怖い。
俺もそう。
だから、無垢で、まだなにも植え付けられていない、
真っ白な女の子が好きで、固執する。
自分の色に染め上げたいから。

だけど、人は、それぞれの価値観を持ってる。
複数の人とメールを続けてきて、
今は、その人のことが、いろいろ知りたいと思うようになってきた。
この人は、どんな経験をして、どんな人なんだろうと。
どんなカテゴリなんだろう。

女の子はそういうの好きだよね。
血液型だったり、性格判断したり。
自分が把握できるようにカテゴライズしたがる。
でもそれはまだ正しくて、
出会いというものを大切にしてるんだなと思う。

この男がどんな人で、
どんな性格をして、
どんな人間で、
信用に足るのか、
悪い人間なのか、
見定める。
そうして、その人を大切にしている。
人格を、人間性を、尊厳している。

でも俺は違う！
俺は、女の理想があって、
それを彼女に当てはめていただけだ！
だから、誰でもいいんだ！
俺が探していたのは、人間の形をした入れ物なんだ。
その入れ物の中に、俺の理想を注ごうとしていたんだ。
それを求めて、旅をしてるだけなんだ。

だけど、はじめからそんなものはいない！
俺が探してるのは、人間じゃないんだ。
自分の頭の中の、幻の恋人に恋してるだけなんだ。
そうじゃなくて、あるがままの人間を愛さなくちゃいけないんだ。


あれ？
　　　　俺、

　　　　　　やっと気
　　　　　　　　　　付
　　　　　　　　　　　　　い
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　た？

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