【シュークリーム作成日誌】

2002年11月14日(木) 小説版

今日の更新は頂き物イラストをトップにvvv
綺麗な絵は目の保養になると、心から思い出した逸品。
遠野さまはご自分では文章専門とおっしゃいますが、こんなに綺麗な絵が描ける方をどうして文章のみ専門と言えましょうか。
正に、2足の草鞋を履く方です。
2足ともどっかに落としてきた私に、藁の一本も分けて頂きたいくらいです…(笑)




さて、話は変わりますが、みなさま、先日新たに発売されました文庫版ガンパレはもう読まれましたでしょうか。
買っていらっしゃらない方も、店頭で見かけてさぞや驚かれた事でしょう。

セトハヤ。セトハヤですよ!
物凄くセトハヤな表紙。でも騙されてはいけません。

中身は完全な

瀬戸壬生です。

なんと言うか
一位 瀬戸壬生
二位 善原



十位 速舞

…そんな感じ。瀬戸口と速水の絡み、一切なし。
全くなし。
看板に偽りだらけ。
みなさん、騙されないように!!
内容を踏まえて、表紙を寸劇風に説明するならば。


壬生屋さんは子守唄と膝枕のお礼に、瀬戸口にお弁当(おにぎり)を作ってきました。

壬生屋「瀬戸口さん、食べてくださるかしら…。私に出来ることってこれくらいだし…。
    でも瀬戸口さんは私なんかの作ったもの…喜んでくれるかしら…?
    だめだわ、悩んだってどうにもならない。当たって砕けるのみですわ!」

密かに闘志を燃やす壬生屋を他所に、瀬戸口が食堂に入ってきました。

壬生屋「(今だわ!)瀬戸口さん、あの…」
瀬戸口「よ、あっちゃん。今日も可愛いねえ。
    俺のためにわざわざサンドイッチ作ってきてくれるなんて、さては俺に惚れてるな?」
速水 「ち、違いますよー。瀬戸口さんのために作ってきたんじゃ…。
    あっ!盗った!!」
瀬戸口「うーん、やっぱりあっちゃんサンドイッチは最高だね。
    どれ、もうひとつ…」
速水 「もーやめてくださいよ〜(泣)」
瀬戸口「悪い悪い。つい美味くてね。きっとあっちゃんはいいお嫁さんになるなあ」
速水 「……(////)」

瀬戸口は速水を片手で抱き締めたまま口にサンドイッチを咥え、もう一方の手にも略奪したサンドイッチを確保してご機嫌です。
速水は、抱き締められながら困って顔を赤くして、半分以上空になってしまった自分のお弁当に視線を落としています。
その様子を見てしまった壬生屋は、むしろ速水よりも赤面していました。
肩が震え、思わず折角のおにぎりを取り落としています。

壬生屋「………な、ななな。何て美味しい…い、いえ、不潔なっ!
    瀬戸口さん…貴方って人は!
    どうせなら『サンドイッチも美味いが、俺はこっちの方が食べたいな』などと
    戯言を口走りつつ、速水君の唇ぐらい奪ってみせるくらいの甲斐性がなくて
    どうしますのっ!?
    はっ!私は一体今何を…?」
素子様「あらあら、折角お弁当作ってきたのにフラレちゃったの?
    私の士魂号整備用カッター。貸してあげてもいいわよ。
    多少の血じゃ錆びないから安心して頂戴v」


…てな感じデス。いえ、壬生屋はOVERS SYSTEM介入中のため(笑)めっちゃ違います。でも事実関係はそんな感じ。
膝枕も子守唄も文中より(死亡)

でも、私は内容が瀬戸壬生であることを知っていました。
そして、表紙のぎゅーvなセトハヤのためだけにこの文庫本を買いました。



……。
笑うなら笑え!!(涙)


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