2002年11月17日(日) |
SSS#34「瀬戸口×白速水。ラブラブ甘々」 |
いきなりですが、土日はお出かけでした。 感想は、うーん。一勝一敗って感じですか? 土曜日はお友達と買い物に。セーター探しに行ったのですが、見付かりませんでした。 でも、美味しい晩御飯を食べれたので、まあこれはよしとしましょう。 日曜日が「敗」。学校でした。 こないだのテストの結果が発表されていたのですが、一夜漬けだったのにも係らず私がクラスで一番でした。 大丈夫なのか、この学校。このままじゃ、全員不合格なんですが。(私も勿論合格点に達していない) 先生は明るく「まだまだこれからさ☆」と言います。確かに半年以上先だけどさ…。 なんか先行き不安ですよ。
で、土曜は帰ってきてからさくさく21禁を執筆。 S.Nさん、見てますか!?真っ白速水受けのダークですよ! そしてK.Kさん、厳密には白さん輪○ネタではありませんが、ある意味そうかもしれず!頑張ってますv(私信)
書いてる人の感想:無闇に長いんですが。特にポルノシーンが。 なんで私はこんなに必死に濡れ場を書いているのか。 相手が瀬戸口でもないのに! (↑※ここ重要。テストに出ます)
でも一応セトハヤなんですよ。私は瀬戸口が出ていない話は書けないので。 すでにメモ帳でデータ量18KBに達しており、でもたぶん完成率6割ぐらいです。(※速水誕生日SSが18KB) もしかしたら、読みきりでは一番長い話になるかもしれず。厭だなあ…(笑) 来週中にはアップしたいです。それが終わったら別の作業もしたいし。
で、これでもかというほどダークな物を書いていると、甘い小説が欲しくなるのが人情でして。 疲れているときに甘い物を食べたくなるのと、まあ、同じようなものでしょう(?)
【あめふりの日】
瀬戸口が振り返ると、やっぱり窓の外は雨だった。
「はあ…」
思わず溜息ばかり出てしまう。 折角、速水とデートだったのに。楽しみにしていたのに。 ふたりでプールに行って、一日中遊ぼうと思っていたのに。 朝目を覚ましたら、ばしゃばしゃと雨の音がしていた。 待っていたらそのうち晴れるだろうとか、そういう希望的観測の全く出来ないような本降りの空模様。 瀬戸口は、無粋な雨のひとを呪いたくなる。 速水をとりあえず自分の部屋に招待したけれど、何もない部屋だし、きっと退屈だろう。 退屈で、退屈で、もう自分とのデートは厭だと思うかもしれない。
「はああ…」
もう一度、深々と溜息をついて振り返ると、速水は意外にも楽しそうにしていた。 瀬戸口の顔を見て、にこにこ笑う。 瀬戸口も釣られて、微苦笑になった。
「何か楽しいのかい?バンビちゃん」
TVも何も無い部屋なのに。 そう言うと、速水はもっとにこにこする。
「楽しい…っていうか、嬉しい」 「嬉しい?」 「うん。休みの日も瀬戸口さんと一緒に居られるの、嬉しい」
速水は少し紅い顔をして、今度は照れたように笑った。 予想外の答えに、瀬戸口はびっくりして動きを止める。
「退屈じゃないのか?」 「ドキドキしちゃって、退屈かどうかなんて考えられないよ」
瀬戸口は速水のそばに行って、薄い胸に手を当ててみる。 確かに、鼓動はトコトコと早足で走っている。 ……。 …………。
「あの、瀬戸口さん?」
速水が真っ赤な顔で見上げてきた。 気付けば、知らないうちに速水の胸を撫でまわしていた。
「うわっ、悪い!」
慌てて手を除ける。瀬戸口まで真っ赤になる。 ふたりして、紅い顔をして目を逸らした。 空気が変になる。 しばらく指の長い自分の手を所在投げに弄んでいた瀬戸口が、何気ない風を装って口を開いた。
「速水…」 「…なに?」 「側に行ってもいい?」 「…………うん」
白い頬をすっかり上気させて小さく頷く速水の隣に、くっつくように座る。 細い肩を引き寄せる。華奢な身体は抵抗なくコテンと倒れ込んできた。 柔らかい髪を一本一本絡め取るようにかき回すと、速水は潤んだ目で見上げてくる。 その様子があまりにも可愛らしかったので、瀬戸口は速水の細い顎を指で支え、そっと顔を近づけた…。
瀬戸口からの訂正。 雨のひと。今日の日に雨を降らせてくれた事、感謝します。
Fin
―――――――――――――――――――――――――――――――――――― これは甘いじゃなくて、恥ずかしいって言うんじゃあ…(素朴な疑問)
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