| 2002年10月11日(金) |
ジャンとハナ、メイ君と出会う。 |
我が家の愛犬ジャンとハナ。今朝は御所をゆっくり散歩。 草の上で休憩していると、白くて小さく元気な犬が飼い主をぐいぐい引っ張ってこちらへ近づいてきました。 チラッと見てすぐに、子犬のピレネーだとわかりました。ジャンのちびの時にそっくり。
連れておられたのが過去のサイトのほうのダイアリーを読んでこられた方ならご存知の、ピッくんというピレネーを飼っておられた方。しばらく御所で見かけないなと思っていたら、ピッくんの訃報を聞き心配していたのでした。
なにか感無量の表情で挨拶なさるので、こちらもしみじみとしてしまって。 問わず語りでおっしゃるには、ピッくんは骨肉腫だったそうなのです。享年5歳。若すぎます。おとなしくて体がジャンより重かったピッくん。その姿を思い出して思わず心の中で手を合わせました。
最初はショックで落ちこんでおられたそうなのですが、犬抜きの生活には耐えられずにすぐにピレネー犬の手配に走られた、と。 超大型犬ですからあんまりペットショップにはいなくてブリーダーさんを探したそうです。うまいぐあいに愛媛県の山中におられるピレネーのブリーダーさんのところで子犬が12匹も生まれたとの情報をゲット。 車で京都から愛媛まで走り、生まれてまもない子ピレネーを連れて帰ってこられたのでした。
ぼくもペットに関してはショップで「モノ」のように陳列しているのはあんまり好きじゃないです。ブリーダーさん(繁殖させておられる方)のところに子犬がいるなら分けていただく、というほうを選びます。「売れない『モノ』としての犬」なんて考えたくもありません。
ということで、しばらくの猶予期間を置いて御所デビューを果たしておられたんですね。名前はメイ。こんどは女の子です。メスのピレネーはそんなに大きくなりません。なっても50kgぐらい。ピッくんやジャンのように60から70kgにはなりません。そのぶん物凄く活発。ジャンの「彼女」、アリスがどんなに「おきゃん」か説明したのでした。
もう、はしゃいで吠えて嬉しくてたまらない様子。ジャンもピレネーだというのはすぐにわかったらようですが、のったりとかまえているんですよね。その回りを飛んだり跳ねたり。子犬のピレネーもかわいいんですよぉ。
それと飼い主の方がとても元気そうなのがなによりでした。ジャンを見てピッくんを思い出す、とおっしゃていましたけれど、なによりお茶目なメイがいい薬なるのでしょうね。
また散歩の楽しみが増えた「われわれ」なのでした。

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