「目次」を考えながら本に入れる原稿をもう一度チェックした。 短編たちはできあがっていて順番も決まっている。 その前後に詩を入れることしていて、今日はその原稿を再確認する つもりだった。
その元原稿がわからなくなったから慌てた。 無線綴じの原稿用紙をいつも買っていて、その中に決定稿を入れておくのだけれど とにかく量が多い。それに書き直しが何十回と繰り返され、その全てもとってある。 その中から探し出すのにかなり時間を費やした。
自分がこんな量を書いていたとは、と少し呆れた。 書いてる真っ最中は忘我状態だから、ファイルしておくとかマークを付けることよりも 内容のことしか頭にない。こんなふうに普通の状態で自分の「跡」を追ってみて、 自分がどのように書いていたか、やっとわかった。
そのほかにノートがあるけれど、とてもじゃないけど見てられない。 とまれ、今回は「光函」以降のもので構成されるけれど、原稿用紙を捨てないでよかった。 これも、井川洋子さんが選評に「応募した原稿は大事にとっておくこと」と書いていてくださったおかげだ。
20代から30代に書いていたモノは何も残っていない。 全部、焼いてしまった。 かろうじて詩だけは残っていたけれど。
午後、選んだ詩作品を短編のあいまに埋め込む。 うまく響き合うように配置したつもりである。 詩は見開きになるように。作品のあいまには白ページを置いて…、とやっていき 原稿はできあがった。ページ数はA5で100ページちょうど。
さて、あとは奥付と表紙だ。 そして印刷と製本。 ぼくにとって難しいのはここから。
|