2002年06月10日(月) |
53発目(目覚める右腕)感想 |
感想の時間がやってきました. 毎週ミスフルが読めるって素晴らしいです. が、今回は、というか今回も愚痴になってしまっそうです. まず、今週はミスフル表紙でした。 この表紙が一番良かったです。 と言う事は中身がということですね. 大体もう、先週のfollow版という感が拭えなくて、 その先週があんなだったから、先週より酷く感じる. 先週の方がまだ感動シーンがあった。 さて53発目感想です. 最初に表紙ですが、(今回ミスフルがjumpの表紙です) いいです、最高です。まるで暴走族が殴り込みかけに行くみたいですが、 そこがいいです。 (子津が持っているのはどう見てもバットではなく、木の棒では・・。) でもミスフルって基本はこういう世界なんですよ。 決してさわやかスポーツ漫画じゃないんです. 凄く古い世界(極道?つーかむしろ戦後?いや戦前?いやもうそれを越して武士道の世界) ballのことを玉というしネ(いやballと球は違いますが・・) いろいろ燃えていても仕方がないので次に行きます。 (その辺は他の人が書いてくれると思う) 本誌のほうなんですが、どうしても前の回のfollowという感が拭えなくて・・。 一番面白かったのは犬飼が投げたところとその後の鹿目の反応だけです。 まだ先週のほうが心理描写的にはよかったと思います. 何故先週あのような展開にしたのか、については先週の感想でかなり語りましたので二度は言いませんが、かなり悔しいです. 鈴木先生は決してあんな展開にはしない人だと思います. 横槍がない限り・・。 fanがいろいろ言うのは当たり前で作家はそんなものに耳を貸さなくてもいいんですよ。 それが耳を貸したと言う事はこれは編集部から何か要望があったとしか思えなくて、そのとばっちりが今週も来てる。 そして一番とばっちりを受けているのは辰羅川です. 軍師の設定を無視した展開を先週したばっかりに、辰羅川の人格が完全に変わっている. 監督に向かって怒り出す猿野や、余裕で自信のセリフを吐く犬飼。 そして他の部員に気を使ってトイレで泣く子津。 みんなそれぞれらしいのに辰羅川だけは今更何を言うのかの、子津のシート変更。 そんな考えぐらい最初から分かっているって言うの!! 3番の子津をおろす訳ないのぐらい察しがついているよ、最初から! 今更軍師様ともあろうお方が「考えがある」なんていう大見得切って言うほどのセリフか! (よくも辰羅川のレベルを下げてくれたな。頭脳派の彼が好きだったのに・・。私の辰羅川を返せ!) だいたい私は辰羅川君が情がないとか人に対する思いやりがないとか冷たいだとかは全く思いませんが、しかし彼にはそれらの感情を上回る冷静さと計算高さがあると思っております。 彼が考えなくればいけないのは第一にチームの勝利です。 他の部員のことを考えたり、同情したり、友情を育んだりするのは他の人間でも出来ます. しかしいつ何時でも感情に流されずに、チームの勝利を考えることは彼にだけしか出来ないはずなのに、いちいち不測の事態に驚くんじゃないの。 そんなのは他のキャラに任せれば良いんだよ。 あんたの役目じゃないの。 あなたはそういう普通の感情をもって尚、それを上回る計算高さを発揮しなければなれないんだから・・。 だいたい「頭では分かっていても右手がもう言う事を聞かなくなっている」って、そんなの本来の貴方なら、すでに子津君のballを受けているときから分かるはずでしょう? 本来の貴方なら、ここまで来る時点でそのことが分かって子津君を励ますか、何らかの策を打ち出すか、犬飼に変えるかするはずです。 ただの同情だけであるいは何も考えずに、今まで延々子津に投げさせていたというのですか? 現時点で剃刀カーブの攻略法が見つからない限り、いくらなんでも同点の時点で変えるのがギリギリだと思いますよ。 試合前にあれほどの勝利への執念を見せていた辰羅川の人格つまりキャラが変わってしまった。 これというのも・・(以下同文)
え〜さて、今後の予想ですが子津がシートの変更という事は、一応ピッチャーとしてもまだ登板する事は可能です。 今までの展開を考えれば、そんなことはないと思いますが、私はまだ子津にピッチャーでいて欲しいんですよ。 これから子津が必要になる時はないんでしょうか? 普通に考えればあるわけないんですが、ないんだろうなあ、やっぱ。
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