「あたしは、もうこの家を出たい。
でも、Tがいるから
我慢しているんだよ・・・」
オヤジは、泣きながらそう訴えるDAHLIAを 憐れそうに見ながら、頷いていた。
俺様がこの日記を更新する日は もう来ないのかもしれないにゃ。。。zzzzz
DAHLIAに届く携帯メールというのは、俺様が把握しているのが概ね5種類。 毎日きているのが2種類で、 ボチボチくるのが美朱と静香 そして、その他。
どうしてそんなことが判るかというと、メールの着信音が 違うからに決まってるにゃ( ̄^ ̄) 俺様は耳がいいのだから。
明け方、DAHLIAがどこかへメールを送っていた。 それからじきに
わんわん!!!わんわん!!!
美朱から返信が届いたらしい。 読んでいるうちに続けてもう1通。
DAHLIAは、もう1度メールを送り
ポロリ・・・
( p_q)エ-ン
美朱がDAHLIAを泣かせるようなことを言ってくるなどどいうことは 俺様が猫である(まさか!?)こと以上にありえにゃい。
俺様の鋭い洞察力を以ってすれば
これはきっと・・・ 何かイヤなことがあって、メールで送ってみたところ 美朱の返信をもらって、
安心したのか、感激したのか、余計悲しくなったのか 自分が情けなくなったのか、何もかもイヤになったのか、疲れたのか といった理由で泣きがはいったのだろう。ふっ・・・
そして今朝
DAHLIAは寝過ごした (=゚-゚)ノニャーン♪
2002年10月24日(木) |
ふん・・・(((((¬_¬) |
今日は、木曜日だというのにピアノが休みになったようで 朝、Tを送って帰宅後、DAHLIAは o( _ _ )o...zzzzzZZ
が、8時半にいきなり起き上がり オロオロしながら、台所へ歩きかけたのだが 自分がやることをやった上で、2度寝しているのに気がついたのか また寝床へ逆戻りしていた。ふっ・・・またか。
午後は、どこかへ出かけていき 今日は雨だったからにゃ またTと連れ立って帰宅。
しかし・・・
DAHLIAが外出から帰るたびについてくる向かいの家の猫は だんだん図々しくなってくる。 今日も、DAHLIAが細めに開けた玄関のドアの向こうから 前足を俺様の方へ伸ばしてきやがった。 そして、DAHLIAが、中にいる俺様を抱きかかえてそこにしゃがむと なんと!? 家の中へ勝手に侵入!ε=(=`・´=) プンスカプン!
Tが来たのに驚いて、また外へ出ていったが まだ玄関に居座っているので 至近距離から
にゃぁぁぁお!(▼□▼メ)
と威し、カーッ!!!と威嚇してやった。
DAHLIAは、
「ごめんねぇ。チャッピー^^;」
と謝っていたが 謝ってほしいのは、俺様の方だ。
勝手に俺様の家に上がりこむなんてとんでもない!
だから俺様は
猫が嫌いなんだ!!!
昨日、昼頃どこからか帰宅してきたDAHLIA。 気になっていたものでもあるのか、速攻でパソコンを起動したものの
「繋がらない・・・Σ(T□T)」
「一体、どういうこと・・・!?」 とブツブツ言っていたかと思えば、そのうち シクシクと泣き始めた。
・・・( ̄  ̄;) うーん 何がどうしたっていうのだ?
1日中雨だったので、夕方Tからのメールで呼ばれ、駅へ迎えに行ったようだ。 ふたりで連れ立って帰って、パソコンがおかしいという話になり Tがオヤジに電話をかけていた。
そして夜・・・
オヤジが帰ってきて、すぐにパソコンの方へ向かう。 肝心のTは、夕飯も食わずDAHLIAの寝床で ( u _ u ) クゥゥゥ。o◯
『全然繋がらない?』
「ぅ・・・」
DAHLIAは、ネットに繋げないと困るので無視するわけにもいかないのか すごくイヤそうに答えていた。
会話にもなっていないが、DAHLIAがオヤジと話すのは 久しぶりだった。
それから、オヤジがあちこちいじって めでたくネットに繋げるようにはなったのだが DAHLIAは、それを労うでもなく、
「今までので充分だったのに・・・勝手に変えるから」
とブツブツ。
10時を過ぎて、DAHLIAはTを起こし、2階へ追いやると またさめざめと泣き始めた。
ネットに繋げたのがうれしかったのか 繋げなくて悲しかったのか 俺様にはさっぱり理解できなかったが 風呂から上がってきた頃には元気になっていたにゃ。
わけのわからないヤツ・・・(ーー;)
そろそろホットカーペットの季節。 昨日、俺様は久しぶりにDAHLIAのそばで寝た。
相変らずのコタツ生活。 数日前の深夜、DAHLIAは 「お布団ないの・・・寒いよぉ(ノ_・。)」 と誰かと電話で話していた。
DAHLIAが、Aと口をきかなくなって、もうひと月くらい経つだろうか。 オヤジとも勿論、会話が全くない。
オヤジが話しかけても、一切無視して応えない状態が続いている。 この家でDAHLIAが話すのは、Tと俺様だけだ。
今日のDAHLIAは、朝から忙しなく出かけて帰って来たかと思えば また出かけて行き、Tと連れ立って帰宅。 そして、10分もしないうちにまた出かけ・・・
30分後、駐車場に車が戻って来たので 俺様が窓から顔を覗かせ、にゃーにゃー鳴いてやったら 「ロビちゃぁんゥ」 とニコニコしながらDAHLIAが玄関の方へ向かった・・・はず
なのに
玄関で誰かと話しているのか、なかなか入って来ない。
俺様が出迎えてやろうと待っているのに・・・ε=(=`・´=) プンスカプン!
「ふふふ♪写真、撮っちゃうよぉ^^」
なんて言ってる。 一体・・・誰と話しているんだ!?
しばらくして、家に入ってきたDAHLIAからは 猫の匂いがプンプン漂ってくる。。。
そうか・・・そうだったのきゃ。
こういうことだったのきゃ・・・
コヤツの名は、チャッピーだそうだ。
ドア1枚隔てたところに俺様がいるというのに なんと図太い猫だろう?
おい!○○○〜、いいのきゃ?
俺様がガードしてやっているからと安心している場合じゃないかも しれにゃいぞ!
DAHLIAは、猫には弱いからにゃ・・・
ゲホゴホ Oo。(▼o▼;)y-゜゜゜ カッコツケスギタカ・・・
Tが登校していった直後のことだった。 DAHLIAとオヤジとの諍いが始まったのは。
話は全くかみ合わず きっと軽い気持ちで言った自分の言葉に DAHLIAが思わぬ怒りを表し 出て行くとまで言い出すとは オヤジは思ってもみなかったのではないか。
一時に比べたら、少しは話をするようになったが DAHLIAがオヤジに対して、同情心はあっても 愛情のかけらもないことなど 俺様にはとっくに解っていた。 バカ息子達も同じだろう。
気がついていなかったのはオヤジ本人だけだ。
DAHLIAの言葉に愕然として 話を一方的に打ち切ったDAHLIAにかける言葉も失って
いつもよりずっと早く家を出て行った。
この先、この家はどうなるのだろう・・・ 俺様のメシは・・・
都民の日とやらでTは学校が休み。 今朝5時まで起きていたDAHLIAが、朝寝しているスキに パソコンの音を消して無断使用。
いつものことだ。
それにしても、今日は風と雨がものすごい、らしい。
毎日出かけていたDAHLIAも、さすがにあきらめたのか 今日は家でぼーっと過ごしていた。
午後、Tにパソコンを明渡したDAHLIA、 テレビを見ていたところに電話が鳴った。
話しながら、洗面所へ行き、ドアを閉める。
これもいつものこと・・・ (=゚ρ゚=)
俺様は、聴覚が鋭いので そんなことをしても、全部聞こえているのににゃ。
小次郎がどうしたって・・・?
DAHLIAが、パソコンに入れているアヤツの画像を見ては
「く〜っ!(>▽<)。。。かわいい〜〜〜〜!」
とよく悶えているが
・・・・・・ただの茶髪猫じゃないか・・・(((((¬_¬) フンッ
電話がすんで、DAHLIAが何食わぬ顔で居間に戻って来た。
「あれ?ロビちゃんがいないっ!?(T▽T)」
T『冷蔵庫の上・・……(-。-) ボソッ』
「ロビちゃぁぁん!ロビちゃぁぁん!」
誰が呼んでも行ってやるものかと思ったが 俺様の意思とは裏腹に 身体は冷蔵庫から飛び降りてしまっていた。不覚・・・ヾ(_ _。)
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