食事制限が始まった。 おかげで今日は一日中、凄くお腹がすいていた。 明日は朝昼晩、白粥を茶碗1杯分のみの食事でなければならず、 明後日は朝から2リットルの下剤を飲み、 5時間かけて腸の中を全部出して 全部出終わった午後から いよいよ大腸の内視鏡検査だ。 気分が滅入るな。 仕事も相変わらず、忙殺だ。 こんな時期に精密検査とは・・運も味方についていない。 最近、お腹が痛くない日が無い。きっとストレスだろう。 もしかしたらひょっとして、大腸に何かあるのかなんて 余計な心配もしてしまうので、早く検査の結果を知りたいというのはある。 最近のこの感じ 飲食業で働いて体を壊した時の状態になんとなく 似ている。
あの時はエリアマネージャーのスパルタ教育に耐えかね 武蔵野エリアの社員5人が全員辞めて、自分だけが残り 吉祥寺、国分寺、立川、国立の某パスタ屋を任されたあげく倒れた。 まだ27歳だったが、あの時、頑張れたのは、料理が好きだし お店という空間が好きだし「いらっしゃいませ」が好きだし 「ありがとうございました!」が好きだし 飲食業は休みさえあれば自分にあっていると思う。向いていると思う。 いまだに当時のアルバイトの子達と会ったりしているのは とても良い関係でお店を切り盛りすることが出来ていたからだと思う。 でも、 最後の半年間は休みが無いに等しく、次第に朽ち果てていった。 その朽ち果て方が、最近のオレに現れているように感じる。
いや、まだ大丈夫だ。全然。
ただ最近、「オレ、終わってんなぁ!」「どつぼにはまってんなぁ!」と 思うことがほとんどで、それが飲食業での末期の状態に似ていたり 人と話す時に吃ったり、自信なさげな発言したりしているだけで まぁ、良くあることだ。
大事なのは、どれだけ今日を愛しているかだ。
まずは大腸の検査だ。
|