いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2004年05月31日(月) 税務署は、深夜でもOK!

 今日は、月末。中小企業のオヤジも兼ねている私にとって、月末は特別に意味がある。支払日であったり、各種届出の期限だったりするからだ。ところが、お役所主催の講演会やら視察などを、結構月末にあててくる。議員や役人対象ならわかるが、中小企業者や、商店主相手の会合でも、月末などなんのその、と開催される。

 少なくても、民間の心ある会社が主催する行事で、中小企業向けは月末には開催しない。この辺の『緊張感』から、お役所と民間は違う。

 さて、今日は、わが社の決算の提出日である。法人は、決算期末から2ケ月以内に、国税と地方税の確定申告書を提出(株式会社は3ケ月の特例あり)を義務づけられているのだ。わが社の期末は、3月31日なので、今日までに申告する必要がある。申告を怠ると、無申告加算税やら、青色申告取り消しなどの、お咎めを受けるから必死だ。

 朝から、事務所に缶詰になり、昼も食べずにコンピューターと伝票と取り組む。そこで、きっと次のような疑問が出るだろう。なぜ、税理士に頼まないのか?なぜ、2ケ月もあるのに、最終日なのか?

 税理士に頼めば簡単なのは判っているが、『借金コンクリート』のわが社には、税理士報酬を支払う金がないのだ。2ケ月もあったのに、なぜか‥
これは、再三、この日記にも書いているが、生来、夏休みの宿題をはじめ、締切日に物事を処理する性格なので、なんともならないのだ。もっと言えば、5月末日に、深夜まで伝票と格闘するのは、言うなれば、私の年中行事なのだ。

 今年は、例年になく楽だったのは、元銀行員のH氏が、何を思ったか、わが社の専務に『無償』で就任してくれて、概ねの伝票を入力してくれていたのだ。すべての入力チェエックが終わり、各種書類に捺印し完成したのは、夜10時半。こんな時間に申告が出来るのか?

 出来るんですよ!各種届出、申告は『郵便官署日付』という欄があり、『当日消印有効』なのだ。そして、郵便局は、24時間いつでも夜間窓口が開いているので『消印』は大丈夫なのだ。蒲田郵便局には、自分で料金が計れて、その場で切手代用の日付入り証紙を発行する器械があるので安心だ。
午後11時、無事『5月31日』という、証紙を貼って『期限内申告』終了。帰宅後、一人、発泡酒で乾杯!

 お疲れさん、全国の社長さん!



2004年05月29日(土) 安物買いの銭失い?中古車編

昔々、私が相当嫌味な男だった頃、唯一の贅沢は『車検を取らないこと』だった。つまり、車は新車で買い、3年乗ったら、また新車へと、という具合だ。口癖は『コピーと車は、常に換える』トヨペットの一人の営業マンから、合計11台購入した。(3年でいくと33年になるが、会社の営業車も4台入っている)

 ところが、突然の廃業により、手許に残った車は、営業車に使っていた国産のコルサという小型車1台だけだった。そして、やっと、昨年6万円のフオルクスワーゲンゴルフをネットで見つけて買った。はたして、100万円で8年前に買ったコルサと、6万円のゴルフのどこが違うんだ、とはコルサを引き取ってくれた後援会長の弁である。 

 その愛すべきゴルフにも別れの時がやってきたのだ。な、なんと、悲惨にもエアコンがきかなくなったのだ。修理費用13万円!6万円の車に13万はあり得ない選択である。とすれば、また見つけねばならぬ。ネットで、検索すること3日。競り落とした車は、またフオルクスワーゲン ポロ。

 さらには、図々しくも、エアコンのきかないゴルフも、ついでにネットオークションで売ってしまった。(ちゃんと、デメリット表示しました!)

 そして、本日、静岡県浜松市の売り手のもとに、車を引き取りに行ってきた。品川から新幹線で浜松へ、乗り換えて到着したのは田舎の無人駅。迎えに来たのは、昨年から独立して自動車販売をしている若者。まだ店舗を持つお金が貯まらない、と明るく話す好青年だった。

 実物を見ると、ホイルキャップが一つない。すると、『これで買えるかどうかわかりませんが‥』と、すまなそうに5000円を返金してくれた。その誠意がえらく嬉しかった。二度と買いに来ないであろう一見さんに対する心遣い、これはネットでも、現実の店舗でも共通するのだろう。

 ネットを使った犯罪が横行しているようだが、今まで、私がネットで出会った人々で悪い印象の人は誰一人としていない。(掲示版の匿名書き込みの皆さんを含めて)もっと言えば、新しい出会いに期待して、わざわざ彼の地まで車を取りに行くのかも知れない。

 さあ、我が新しい愛車クン、頑張って区内を走り回ってくれ!
 



2004年05月26日(水) 村の掟破り?は村八分?@区議会

 今日は、大田区議会臨時会が開催された。21日の日記にも書いたように、臨時会の議題のメインは、人事案件である。議長選挙、副議長選挙、さらには、議員選出監査委員の同意。常任、特別各委員長の決定などである。

 まずは議長選挙。
小原直美(自民)41票 山崎勝広(民主・自由・未来)7票
永井敬臣(自民) 1票 小原議長の誕生である。我が会派は、自民党内の議長候補選出の際のドタバタで、会派幹事長に投票した。

 次に副議長選挙。
田口仁(公明)40票 都野圭子(民主・自由・未来)7票 水井達興 1票
富田俊一(公明) 1票 田口副議長が決定した。我が会派は、公明党になんのうらみもないが、自民がXで、公明が○とい訳にもいかないだろう、ということで、同じ会派の女性議員都野圭子氏に投票した。

 ところが、この副議長選挙終了から、公明党の議席が騒がしくなった。他会派の議員から『何かするらしい』との注意があった。なるほど、あるとすれば、委員長、副委員長だろう、とみた。各委員長、副委員長は、各委員会での互選となっているが、実際は、幹事長会においてドント方式といって、会派の人数に応じて割り当てている。これを、今日『指名推薦』という形で発表するだけなのだ。

 議長は第一党、副議長は第二党から、という『掟』を破った、無礼者7名には、『数の力』で『お返し』を、というところだろうか。案の定、私の所属する都市整備委員会で、自民党の年長議員から発表された委員長名は、当初配布されていたシナリオの『犬伏秀一』ではなく、自民党の副委員長候補だった委員の名前だった。副委員長には公明党議員。

 同様に、こども文教委員会の副委員長に内定していた、当会派の岸田正議員も差し替えられ、ここにも公明党の議員が副委員長として推薦された。まさか、いくらなんでも、そんなことはしないだろう、と思っていた我が会派一同はビックリしたが、反面、そのやり方にあきれて『戦意喪失』というのが正直な感想である。

 幸いにも、そして、当たり前のことだが、当会派には『ポスト』に固執する体質はない。従って、『ポストを剥がした』ということが、議長、副議長選挙に対する『報復』であるとするのあらば、その意味はほとんどなかったといってよい。

 この結果には、ネット無所属連合、緑の党、そして我が会派7名合計11名の議員が連名で、自民、公明に、幹事長会で決定したポストの突然の差し替え理由を説明せよ、と要求したが、『売られたケンカを買った』という程度の回答が口頭であったそうだ。

 自民、公明の主張(伝聞なので違ったらご連絡を!):
�,修發修癲∈能蕕傍陳后�副議長選挙で申し合わせを破ったのはそちらであ る(この申し合わせはなかった、と理解しているが‥)
��幹事長会での申し合わせは、変わることもある(今までは、なかった‥)
�0貲�生議員を副議長候補にするなど議会軽視である

 さてさて、我々は掟破りなのだろうか、マトモなのだろうか‥
まあ、区民や区職員には関係も興味もない『区役所10階村』の騒動だった。

ご苦労さん!


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2004年05月25日(火) 壮大な自己満足?河川改修大会

 お役所には、一般国民には理解できない習慣がいくつもある。その一つに『○○大会』という集会がある。これは、お役人、市民、議員を一箇所に動員して、国のお役人やら国会議員に『圧力』をかける、というものだ。
23区はそれでも少ないと思うが、地方都市に行くと、年がら年中『○○決起大会』などをやっている。そして、大陳情団を東京におくる。我が国の陳情政治の典型だろう。

 今日は、そのひとつ河川改修大会に参加した。11時に都市整備委員会が招集され、10分程度で閉会。その後、弁当を食べ(自費です!)、区役所のマイクロバスにお役人と乗って、いざ、日本青年館へ。10分であっても、委員会は開会されているので、費用弁償6000円は支給される。

 中野区の議員に聞いたら『昼食は自分で食べて、現地集合』だったそうだ。市部の議員に『費用弁償』の話をしたら、『それは何ですか?』といわれしまった。同じ議会でも、考え方が相当違うようだ。

 大会は、お決まりの決算、予算、事業報告などをシャンシャンで終わり、来賓挨拶、『早く河川を改修せよ』という意見表明、2時間余りで終了した。

 さて、この会合でいくらの税金が消費され、その結果、どれくらいの『改修予算』が上乗せされるか精査しなければ”今ふう”ではない。

 


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2004年05月24日(月) 外務省前で街頭演説『談合外交やめろ!』

 今日は、朝から外務省前で、先の小泉総理訪朝についての抗議行動を行った。本来は、首相官邸前あ衆議院前で行いたいのだが、これらの地区では街頭演説やデモが禁止されているので、止む無く外務省前で実施となった。

 北朝鮮に拉致された日本人を奪還する地方議員の会のメンバーである都議会議員3名、市議4名他一般市民の方々と、ハンドマイクを使って抗議メッセージを外務省の建物に向かって行った。うまいことに、外務省んも反対側は農林水産省なので、ついでに農水省にも『北朝鮮に米25万トンを送るな』と、やった。

 一般の人々の関心も高いようで、用意したビラはあっというまになくなった。また、農林省側の道路からも、立ち止まって聞いていただく姿が見え、意を強くした。

 一部報道によると、家族会の方々の発言について、問題だ、という声もあるようだが、どこが問題なのだろう。イラクの人質とは、根本的に違うのだ。主権国家たる日本の主権を侵されて、その国の国民が国家的犯罪のため、拉致されている、そして、日本国政府は40数年間何もしてこなかった、ということなのだ。

 勿論、もっと、何もしなかった歴代の首相や、日朝友好議連なんぞに入って、楽しい時間を平壌で過ごしたセンセイ方よりは、余程ましだし、その行動力には賛辞を送る。だが、だ、せっかくの首相訪朝というめったに切れないカードを切ったのだから、その成果は欲しかった。

 ただ、25万トンのささにしき(とうもろこしも加えたらしい)と、1000万ドルの医療支援だけ置いて、『経済制裁はしません』と、完全敗北宣言に等しい結果は、あまりに悲しい。

 祖国日本よ!今こそ国家たれ!



2004年05月22日(土) 小泉さん、たのんますよ!ササニシキ25万トンはないよ

 小泉総理大臣が、2度目の訪朝をし、5人の拉致被害者の子供たちと共に帰国した。何もしなかった、40年間の首相に比べたら、彼の功績は素晴らしいものがある。が、だったら、もう少し熟慮して欲しかったものだ。

 今回の失敗は
�仝魎垢任呂覆ぁ△噺世い弔弔癲∧�25万トン、医薬品1000万ドルの支援を約束した⇒これこそ北の望んでいたこと。これを出すなら、全員の安否を出せ、と迫るべき

��経済制裁はしない、と断言したこと。⇒なんのために、外為法を改正し、船舶入港阻止法を作るのか。これで、日本は対北朝鮮のカードを切れなくなった。

 そもそも、一国の首相が、二度にわたり一国を、それも国交のない国を訪問するなど、外交慣例を無視した行為なのだから、二度とないチャンスとして、毅然として要求して欲しかった。ああ、やっぱり、との思いをもったのは私だけではないはずだ。

 また、米も、国産のササニシキ25万トンであると聞く。さぞかし、農林族議員は『おらが、小泉に頼んでやった』と、地元農協の会合で、おお威張りのことだろう。お隣の、中国から米を買って、北に送ると、同じ金額で、10倍の量が送れる。

 さらには、1000万ドルの医薬品の援助。これには、厚生族議員が歓喜だろう。○○薬品の役員を呼んで『パーテイ券は、頼むよ』と、囁いているかもしれない。

 どうなってるんだ!この国は。拉致された国民を助けられない腰抜けなのか。拉致された人々の不幸は、『日本国民』だったことだ。米国民だったら、特殊部隊から、爆撃機を動員してでも救出しただろう。

 親北朝鮮派の国会議員、そして『話し合い平和』を標榜している、あらゆる人々に聞きたい。自分の子供が拉致されても、その意見を変えないだろうか?小泉さんにも同様の質問をしたい。どうだ!



2004年05月21日(金) 議長選挙まであと1週間

 5月26日に、区議会臨時議会がある。これは、議長、副議長、各委員などを決定するためのものである。本来、議長、副議長の任期は4年なので選挙をする必要はないのだが、この時期になると『一身上の理由』で、皆さん辞表をお書きになるので、『止む無く』選挙をするのだ。ただ、今回は、川上智由議長が先日、ご逝去されたので、議長については『辞表』はない。

 通例では、第一党である自由民主党から議長、第二党である公明党から副議長を出す、ということになっている。そこで、両党の幹事長が『今回は、○○が議長候補(副議長)ですので、よろしく』と、各会派の控え室に挨拶に回る。その結果、共産党を含めた『全会一致』で、議長、副議長が決定される。

 ところが、毎回、副議長は概ね問題なく、上記の手順で決定されるのだが、議長は水面下で、結構調整があるようだ。例えば、前議長が『辞表』を書くことを拒んだり、本来『順番』である次期議長候補者が『主流派』ではなかったり‥と。

 今回も、風聞、自民党内では候補者選びが難産だったらしい。結局、本来順番だった4期目の議長予定者が会派内の投票で1票差で負け、3期目の議員が、『自民党推薦』の議長候補者となった。

 議長って、役人の書いたシナリオどおりに議事進行して、ヤジも飛ばせないし、発言もできない、私には永遠に縁がない場所だが、つまらんと思う。ただ、年額500万円の議長交際費と、黒塗りの公用車、1,5倍の報酬、これはスゴイ!

 さて、さて、投票日は、どうなるのだろう‥



2004年05月20日(木) 事前情報どおりの業者が落札

 5月12日の日記に、区内で談合があるとの怪文書が出回った、と書いた。その結果、所管するお役所内は大騒ぎ。(対外的には平静を装っているが‥)特に、OBを「談合会社」に天下らせている、と名指しされた東京都は、所管部局だけではなく、財務局まで騒ぎになった。

 そこで、お役所が出した結論は「粛々と」。一週間かけて、各社を呼び、「事情聴取」をし、「宣約書」を書かせ、「各社を呼び事情を調査し、宣約書まで書かせた」という「いい訳」をして、一件落着となった。

 そして、本日、入札が行われ、予定通りのゼネコンが、当初の「怪情報」より安く落札した。落札予定社より、入札当日に他社に「落札額の書かれた札」が配られ、皆「紳士的」に、その通りに入札する。

 結果、制度としての指名競争入札は実施されたが、「競争原理」はほとんど働かない。(今回は、怪情報のおかげで、いくらか安くはなったが‥)
ましてや、公金を使った補助事業であれば、入札額が安かろうが、高かろうが、補助金の額が変わるだけで、施主にはあまり関係ない。いや、あまり金額に差異があると、補助金の申請書類すべてを訂正しなければならないから、「適正な競争」があると迷惑なのかもしれない。

 きっと、日本全国で同じようなことが、今日も知らぬ間に行われているのだろう。いや、知らぬは、国民だけ。関係者は、みんな知っている‥嗚呼!



2004年05月19日(水) やるな自虐的テスト@区立中学校

 世界まれに見る、「自虐国家」にっぽん。昭和20年12月10日のGHQ公布の「War guilt information(日本悪人心理作戦)」により、全国紙がこぞって「日本は悪かった」と書いた。そして「エセ平和運動」に浮かれた、日教組の教員たちは、教え子たちに「キミらはひどい国に生まれてきたんだ」と、大合唱で教えた。

 その成果は、見事に戦後50年を経て、開花した。イラクの人質に象徴されるように「自由」と「我侭」が同一視され、労働者を標榜する教員を見習った子供たちは「権利」を主張し「義務」は果たさない国になった。

 国家や、校長、教員、オヤジなど、ありとあらゆる「権威」を否定する教育や、報道の結果、それぞれの組織は崩壊していく。無血革命といってもいい状況が、今やこの国に押し寄せている。

 さて、先週、大田区立のある中学校で歴史の時間に以下のようなミニテストがあった。また、同じ教員から、「日中戦争」での、日本軍の「虐殺」の写真集が「見たくない者は見なくていい」との注釈付で回覧された。あまりの気持ち悪さに、嗚咽する生徒もいたという。

以下、その内容である。()内に、生徒が文字を入れるようになっている。

日中戦争
1937年12月 首都南京を占領 
日本軍多数の中国人を殺害 (南京大虐殺)

抗日民族統一戦線
(国民党) 蒋介石‥国民党政府(中華民国)
(共産党) 毛沢東‥協力して日本に抵抗することを呼びかける

1937年9月 抗日民族統一戦線の結成
農民がゲリラ活動による抵抗を続ける
日本軍 広い中国を支配しながら、食糧、弾薬を運ぶ補給路を断たれ孤立する。(点と線の占領)といわれた

ゲリラの攻撃の恐怖⇒ゲリラ掃討作戦
「奪いつくし、殺しつくし、焼き尽くす」

国家総動員体制
1938年(国家総動員法)人・物・金すべてを戦争のために

(人・物・金すべてを戦争のために)

1940年(大政翼賛会)政党が解散させられ、政府に協力するための組織がつくられる

*労働組合の禁止・自由主義や平和主義思想を(治安維持法)によって弾圧

 どう見ても、『日本は悪、中国民衆は善』『恐ろしい国にっぽん』という思想に塗り固められているではないか。こんなテストで教育を受けていたら、第二、第三の今井君はこれから出てくるだろう。

 現職教員、教育関係者の反論を待つ!いいかげんにしろ!



2004年05月17日(月) 5000万円の調査費、入札なしでOK?

 今日は、交通問題調査特別委員会最終日である。この委員会は、京浜急行の連続立体交差事業と、交通網整備のため設置されたものだ。一年間この委員会に所属してみて、いかに議会の情報をお役所がコントロールしているか、が良くわかった。

 お役人自身には「コントロールしている」という意識はないので、指摘したところで、何も変わらない。自身が持っている情報の「議会向き」なもの、または地方自治法上「議会の議決」が必要なもの、が委員会に出てくるのだろう。

 地方議会でこうなら、より優秀な人々(そうは思えないが)が集まっている中央官庁相手の国会は押して知るべしである。国会議員が何を能書き言ったところで、「ご指摘の点は精査検討させていただきます」と答えて、あとは思ったとおりに粛々と行う。

 今日は最後なので、残った5件の請願、陳情を審査したが、我がほうの主張(3件採択、1件不採択、1件継続審査)の主張はとおらず、全件、次期の委員会にて継続審査となった。次期に引き継ぐと、また同様の議論を一からはじめなければならないので、出来るだけその年度で結論を出すべきだと思うのだが‥

 さて、本日のエポック。
JR蒲田から京急蒲田を結び、最終的には東急線と京急空港線を相互乗り入れする「蒲蒲線」計画が、運輸政策審議会より「整備すべき路線」とされてから1年を経過した。そこで、大田区では、この計画の早期実現のため、区独自で今年度5000万円の調査費を計上した。

 その明細が配布された。
航空測量       20,000,000
整備計画の深度化   22,619,048
事業性の検討      5,000,000
消費税         2,380,952
合計         50,000,000

 まあ、中小企業の社長がみたら、嬉しくなるような簡単明瞭な明細である。消費税だけが、うまいこと5000万円になるよう計算されている。

 これは、入札したのか、随意契約か、と質問すると、「いずれでもない。協定書である」と。国土交通省の子分である独立行政法人なんたらかんたら(長いので忘れた)に依頼をしたので、入札でも随意契約でもない、そうだ。

 航空測量が2千万というのは、安いかどうか、との質問には「安くもないし、高くもない」との答弁。簡単に言えば、国土交通省の子分であるから、「適正価格に違いない」というのがホンネらしい。私の、航空自衛隊時代の友人で、ヘリパイロットの資格を持つK君に聞けば「なんと、おいしい仕事だ」という。ちなみに、彼が関わった大田区の空撮写真は解像度25cmで5万円だそうだ。

 国の役所だからこそ「あやしい」というのが、昨今のトレンドなのだが。そして、5000万円は、「国のお役人」のものでも「区のお役人」のものでもなく、国民のものだ、ということを忘れないでもらいたい。

 さてさて、1年間のこの委員会の存在意義は‥



2004年05月14日(金) すんません!住民税ゼロの区議会議員です

 今日は、区役所職員の給料日である。議員も同様に支給された。本日の私の手取りは478,770円。明細は、前月だか、前々月の日記をご参照願いたい。

 さて、給与明細と一緒に平成十六年度の特別区民税と都民税の税額通知書が配布された。「えっ!」なんと、所得ゼロ、税額ゼロ との通知なのだ。

 実は、昨年、信用金庫に脅されて(?)家を売った。売る前は、自分は賃貸マンションに住み、その家を賃貸してその家賃で借金の返済をしていたのだが、「兎に角売って、早く返せ!」とのことで、買値から1000万円以上の損をして売却した。信金に売却代金全額を取られて、終わった。

 ところが、所得税法に「損益通算」という制度があり、不動産所得で出た損を、給与所得から引けるのだ。そこで、3月に、損益通算をして確定申告をしたところ、「課税所得金額ゼロ」となり、所得がないのだから、ということで、住民税もゼロとなったのだ。

 いまだに、億を超える保証債務の返済をしている身には、なんともありがたいのだが、日頃、区財政のスリム化を訴えている身でもあり、複雑な心境でもある。

 区民のみなさん、ごめんなさい!



2004年05月13日(木) ありゃ、小沢一郎氏民主党代表に!

 私が、区議会議員になった、『もっとも直接の理由』は、小沢一郎氏の存在だった。それは、平成6年のことだったと思う。かねてより親しくお付き合い頂いていた、都議会議員(当時)の松原仁氏より『自民党をやめて、小沢一郎氏の新生党に入る。ついては、大田支部の常任幹事になってくれ』との要請があった。

 小沢一郎氏の、はっきりした政治姿勢には敬服していたし、松原氏の申し出もあって、『常任幹事』に就任した。それから、いつのまにか、『新生党初の区議会議員候補』となり、選挙前には、新生党がなくなり、新進党公認となった。

 選挙前まで、必死に『新生党のいぬぶしで〜す』と、名刺もリーフレットを配り、選挙ポスターも「新生党公認」で作った。そ、それが‥あわてて、「新進党」のシールを作り対応したが、惨敗。

 そして、新進党は自由党へ。松原仁氏は、自由党から、東京4区補欠選挙の際、民主党へ移り、私は自由党に残った。平成11年、平成15年と、二回の選挙は、自由党公認で戦い、当選した。しかし、流石に民主党へは行けなかった。

 理由1.菅直人氏を総理にするなんぞは、考えられない
 理由2.日教組、自治労が支援している政党にはいけない

 しかし、自由党の中でも「師」と仰いだ、田村秀昭参議院議員(元航空自衛隊幹部学校長)、西村真悟衆議院議員(元防衛政務次官)も、民主に合流した。

 さらに、追い討ちをかけるように、小沢一郎氏の代表就任。これで、少なくとも、理由のひとつは、消滅した。小沢一郎総理大臣は、今でも、熱望している。

 さてさて、どうしたもんか‥



2004年05月12日(水) 『談合』怪文書

 このことを書こうか、やめようか、迷った。なぜなら、私も人並みに家族がいる。まだまだ、やり残したこともある。東京湾の下深く沈むのはいやだ。しかし、知った以上書かねばならぬ。実際、このような事例に関与して、お隣り、目黒区長は、自殺。契約課長は逮捕されている。

 それは、補助金数億円余を支給されるある建設工事についてだ。大手ゼネコンが談合をしている、との文章が出回ったらしい。入札日は、もうすぐ。

 このような場合、どうするのか、経験あるお役人に聞いた。彼曰く『無視です。なぜなら、匿名だからです。』とのこと。談合がある、という情報があると、ほとんどその情報通りの業者が落札する。情報が出回ると、お役所は『談合はありません』と宣約書を業者に書かせ、形だけの事情聴取をおこない、結局『予定通り』の業者が落札する。怪文書は、談合に加われなかった業者の、意地悪に終わる。

 補助事業であれば、予算額のほぼ100%近くの金額で落札される。なんのことはない、随意契約(特定業者に発注すること)でも、入札でも、その金額は変わらない。(安くはならない)しかし、談合をすべて摘発すると、日本全国の公共工事が実施できなくなり、雇用不安がおきる、とは親しい捜査関係者の言葉でもある。

 本件で指摘されている工事は、是非とも必要なものであり、早期着工が求められている。どうか、適正な入札が行われ、良い施設が出来るよう望んでやまない。

 これ以上は、書けない。どうしても‥


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2004年05月11日(火) 区役所2階の喫茶コーナー、その後

 4月12日の日記に、区役所二階を我が物顔で占有している喫茶コーナーについて、お役所的だ、と書いた。その後どうなったか、途中経過をご報告する。

 この喫茶コーナー、区役所オープン前に、相当数の出店希望者を勝ち抜いて、最終選考でも選考された『接遇、メニューとも優秀な業者』なのでそうだ。ちなみに、京浜蒲田駅前にある、大田区産業プラザ1階の喫茶コーナー、上階のレストランも同じ業者というのは、偶然か、または『優秀』だから、ということなのだろう。

 契約は、大田区が、職員文化会(会長は区長)に、公有財産の目的外使用許可を出し、文化会が『職員の福利厚生施設』として、民間事業者に業務委託をして営業させているのだ。店舗賃料はゼロ、光熱費を職員文化会に支払い、会は、それをそのまま、区に支払う。穿った目で見れば、『安く貸すための』便法とも見える。

 ちなみに、20%引きのカード利用者(職員)、夜間などの貸切利用(多分、職員)の利用は、総売上の20%にすぎない。職員すべてがカードを買っているとは限らないが、『福利施設』との位置づけは低いのではないだろうか。まして、蒲田駅前一等地である。

 前回の日記を契機に、事業者側はメニューなど改善案を提出するそうだが、まだ、その連絡はない。そこで、久しぶりに、同僚議員3名と昼食に利用してみた。以下は、中継的記述である。

 チケットを買い、レストランに入る。ほぼ満席の状態。男性1名、女性3名が厨房から料理を運んでいる。我々を横目で見ながら、一言もない。止む無く、たったまま待っていると、6名分席が空いた。食べ終わった食器類が無造作に置かれたテーブルに座るが、片付けにくる気配はない。仕方なく、三人で、近くにあった水置き台に、食器を移動し、テーブルを拭く。

 ところが、チケットを取りに来ない。『すいません!』と、大声で呼ぶ。やっと、来た。水が来ない。仕方なく、取りに行く。先ほどの、移動した食器類、相変わらず引き上げに来ないで、積み上げられたまま。若いお兄さんウエイターに『みっともないから持ってきなよ』と促す。彼の行動を見ていると、料理を運んで、厨房に戻るときは、必ず『手ぶら』なのだ。済んだ食器を必ず持ち帰れば、効率的なのに‥

 やっと、一人目のメニューが運ばれてきた。が、はしがない。テーブル上の箸入れには、フオークが2本しかない。先ほどの、お兄さんに『はしください』と言うと、我々のすぐ近くの引き出しから1本手に取り、別の客と立話を始めて、渡そうともしない。業を煮やした同僚議員は、厨房に取りに行く。私は、その引き出しから10本程取り出し、テーブルの箸入れにいれてあげた。それでも、彼は、お客と会話中。『お兄さん、もういいよ』と言うと、無言で立ち去ってしまった。

 さてさて、デニーズやら、ジョナサンで、こんなことがあったら、どうなるだろう。デパートのテナントレストランだったらどうだろう。役所の『業務受託』だから、雰囲気も役所直営のように『装っているのだろうか』

 この、素晴らしい接遇には、同僚議員3名と、同席した区幹部職員も感動しきりだった。


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2004年05月10日(月) またまたやってくれました!大田区報に偏向記事?

 地方自治体の広報誌、図書館や、講演会がじわじわと『左傾化』しているのは、再三指摘しているとおりだ。また、職員にはそのような意識はなくても、結果的に、左翼やら『反日分子さん』、フェミニストを喜ばす記述やら、行事を行ってしまうこともある。

 大田区では、過去に男女平等推進センターでのフォーラムに『女男』と書いて『みんな』と読ませ、産経新聞により全国に報道されてしまった。実態は、運営委員が言葉の遊びのつもりで造語したらしいが、たまたま日教組の『女男混合名簿』の言葉と一致したものだから、大騒ぎだった。

 さらには、教育委員会主催の区民大学『女と男の共生塾』なる企画を、ジェンダーフリー、左翼思想を標榜する団体に委託したり、石原都知事の「三国人発言」を区報で人権問題だ、と書いたりと、その防波堤の低さは、折り紙付きである。

 さて、そこで、またやってくれた。5月1日発行の大田区報『人権問題を一緒に考えましょう』に、「日本に住む外国人の権利」と題する、区内在住の中学生(カナダ人の父と日本人の母)の作文を全文掲載しているのだ。

 文章は、上記のブルーの部分をクリックして読んでいただきたいが、要旨は、『日本国籍を持っていないとなぜ選挙権はないのか、外国人を住みにくくし、排除するような法律は江戸時代のようだ。』と。さらには、『日本に住む外国人にも選挙権を持つことができれば、もっとわたしたち日本人も大きな気持ちで世界と交流していけると思う』と結んでいる。

 文章自体は、論理的におかしな部分もあり、中学生であることからいたし方ないが、国政においても、国民の間でも賛否がある「外国人の参政権付与」につき、税金で発行している区報に「賛成」の文章だけを一ページの半分ものスペースを割いて掲載すべきなのだろうか。

 議員になりたてのころ、地方自治体の委任事務である「自衛官募集」の記事を、区報に三行でいいから掲載して欲しい、と広報公聴課長に再三依頼したが、「スペースがない」との理由で、三年も待たされたことがある。

 区報という「公器」を使った、発言には細心の注意をはらっていただきたいものだ。

 読者の皆さんには、くれぐれも、著者である中学生や、その家族に苦情を述べないようにお願いしたい。作文の作者には悪意はない。

 バランス感覚と、配慮がないのは、大田区なのだから。

大田区へのご意見はこちら 



2004年05月09日(日) 母の日に思うこと。二人の母

 今日は、母の日。全国の花やさんは、必死にカーネーションを売り尽くす。幼少の日の私は、この日が大嫌いだった。大体、この日の前になると、保育園でも小学校でも、お母さんの絵を描き、お母さんありがとう、などという手紙を書かされる。これがいやだった。何しろ、我が家には母はいなかったのだから。

 私は、昭和31年国立で生まれた。父は元教師で、エックス線技師。母は、公立中学校の音楽教師。父親の違う姉と4人家族だった。そして、3才のころ、両親は離婚し、姉は母と、私は父と暮らし始めた。

 サラリーマンの父は、風呂のない都営住宅に住み、必死で父役と母役兼務で私を育ててくれた。しかし、残業などあって、大変だったと思う。小学校2年の時『新しい母』が我家に来た。それから、3年間、フツーの家族として楽しく暮らしていたのだが、昭和42年、父は肺癌、肝臓癌、胃癌を併発して他界した。

 他界と前後して、新しい母は実家へ戻り、私は叔父の家に引き取られていった。叔父は東大出の上場企業重役。一部屋を頂き、中学1年生まで3年間お世話になった。中学2年になろうとする時、産みの母から連絡があり、母の再婚先に養子として入籍した。母は三度目の結婚で、新しい家には、親父の違う弟がいた。義父も、中学の体育教員だった。

 ここで2年間暮らしたが、突然、母だ、と言われても思春期の男の子には、なかなか受け容れられなかった。中学の成績は、学年のベスト10以下になったことはなかったが、敢えて『就職組』を選択した。といっても、単なる就職では『カッコが悪い』、航空自衛隊生徒という、防衛庁の高校制度を見つけて、勝手に受け、勝手に入ってしまった。

 そして、この学校の三年生の時、母親に『養子縁組解消届』を突きつけ、離縁してしまった。さらに、この時『今度、会う時は、アンタの葬式の時だ』と、捨てゼリフまで残してしまったのだ。これは、今考えても、申し訳ない、と反省している。

 さて、その後、40歳になった頃、過去の詫びに、母のもとを訪れ、土下座をした、が、母は頑なだった。それから、数年間、年賀状、書中見舞などを書き、毎年、母の日には『近くまで来た』と偽って、菓子などを届けたが、母の態度は変わらなかった。『何しに来たのか』と。さらには、送った年賀状などは、『音信不要』の但し書きがついて返送されてきた。

 一度は、孫を見せてやろうと、娘を連れて行ったが、逃げられてしまった。(彼女には、孫は私の子供以外いない)

 今日は母の日。今年はどうしようか、と迷ったが、娘を連れて、小学校2年から3年間過ごした義母に会いに、勤務先である神学院に出かけた。途中、カーネーションを買い、娘と届けると義母は、えらく喜んでくれた。

 事情があって、父の死後、私と暮らせなかった彼女は、そのことを懺悔して、神学院に奉職している。すでに80歳に近いと思うが、独身を貫いて、私たちと会うのを、心待ちにしてくれている。久しぶりに会う私の娘には、おこずかいまで頂いてしまった。死んだ後、お墓は、どこに入ろうかと困っている、とポツリと淋しそうに言う。彼女には言わなかったが、私が7年月賦で買った、父親のお墓に一緒に入ってもらおうと思っている。

 今年も、実の母の家には行かなかった。母は、三回結婚をし、三人の子供をもうけ、二人の孫(いずれも私の子供)がいる。東京の郊外に、100坪を超える土地に、大きな家も建てた。はたして、それが幸せなのだろうか‥

 私が、若気の至りで『葬式まで会わない』と言ったことが、相当、頭にきているのだろうが、もう80歳を超える高齢。人は、そんなに長い間、肉親に憎しみを抱けるのものなのか‥

 


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2004年05月07日(金) お役所は、パソコンまで遅い?

 平成11年の初当選した時、大田区役所の10階建ての庁舎内でインターネットに接続されているパソコンは、なんと2台だった。1000人を超える職員でだ!しかし、やっと、それから数年後に各部課に一台、インターネットに接続されているパソコンが配置された。

 区議会事務局にも、1台ネット接続のパソコンがある。17名の職員に一台というのは、いかにもお粗末だが、まあ、それでも進歩だ。職員は、これを使って、他の自治体の情報やら、視察先の情報などを仕入れるから、それなりに使用頻度は高い。

 私も、つい最近まで、控え室にネット接続のパソコンがなかったので、役所にいる時には、これを借用して情報を集めていた。ところが、こいつが恐ろしい程、遅いのだ。我家は、光ファイバーにしたので、比較にならないが、ISDNと比較しても遅い。いや、比較してはISDNさんに申し訳ない。昔、仕事でテレックスを使っていたことがあるが、そう丁度あの位遅い。インターネットエクスプローラーをクリックしてから、トイレに行って、戻ってきてもまだ画面が立ち上がっていない、と言えば、概ね、どれくらいかイメージされるだろう。

 区役所は、どうやら、CATVでインターネットに接続しているらしいが、庁内LANの配線の複雑さと、ぶる下がっているPCの数が多いのとで、速度が遅いのだろう。あまりの遅さに、何度PCをぶったたいたことだろう。

 こりゃストレスだ、と当時のお隣さん『民主党』にお願いして(民主はADSLで接続していた)、無線LANで、私のノ−トパソコンにネット接続をしてからは『あの遅さ』の恩恵には与っていない。

 業を煮やした職員が、情報システム課に要望して、別のデスクトップまでLANケーブルを伸ばして、2台で運用する作業を今日おこなっていたが、無駄な努力だと思う。なぜなら、所詮、同じ線を延長して、ぶる下がるPCを増やすのだから。

 そんなことしないで、ADSLでも一本単独で引きなよ!と、職員に声をかけたが『金がない』との返事。えっ、だって、月額5千円もかからないよ。職員の平均時給が3500円だから、残業を職員17人あわせて、月1時間だけ減らせば充分出るはずだ。あっそうか。支出する款(項目)が違うからダメなのね。

 こりゃ、e-Japan(電子政府)構想も、大分先だな〜

 お願い!議会事務局や、広報など外部とのかかわりの多い箇所にはLANでなく、単独のケーブルを引いてあげて!



2004年05月06日(木) 首をかしげた?『平和祈念コンサート』収支報告

 今日は、新会派『民主・自由・平和』のクラブ会(会派の打ち合わせ会)だ。運営方針、運営費、代表質問、年間行事など、細部にわたり所属議員7名の意思の確認を行った。

 特に、運営方針やら、代表質問については真剣な議論が行われ、質問は会派を代表する質問なので、質問者一人で書くのではなく、全員で意見をのべ、文章を校正し推敲しよう、ということになった。さらには、今回の質問者のクセである『妖しい視線』も、治せ!ということになった。会派の代表質問とは、かくあるべし、と本日の会議は大成功だったと思う。

 さて、会合は、会派の意思疎通という点で大成功だったが、この中で、たまげた報告もあった。それは、昨年8月15日に、区議会議員全員が実行委員になって行った『対人地雷廃絶支援 平和祈念コンサート』の収支報告である。まずは、その報告書を見ていただきたい。

収入           
チケット 4,735,000   
広告   3,860,000   
協賛   1,110,000  
会場カンパ 291,547   
CD販売   118,000   

支出               
印刷代    665,070    
チケット    23,815       
出演料   4,305,420 ユニフィル              
事務経費    81,493 封筒、ゴム印、切手 
謝礼     250,000   
会合費     96,907 アスター他
NPO寄付   1,000,000 JAHDS支援金
当日カンパ  291,547 JAHDS支援金
反省会    382,569 弘城飯店
CD制作    912,240
CD送料     12,180
現地視察交通費768,000 @96,000 X 8名
現地意見交換会 95,660
地雷反省会  100,177 弘城飯店
フイルム代   4,163
会合費     40,000 弘城飯店
残高    1,085,306

合計    10,114,547

 このコンサートは、すでに退職したある議員の提案で、平成13年から、大田区内に本部のあるNPO人道目的のための地雷除去支援の会(JAHDS)を支援するために、区議会議員全員が実行委員となって始めたものだ。NPO支援は、いいことだと思うが、議員一人あたりのチケット販売ノルマがあって、私を含めて、ノルマ未達の議員には苦行でもある。

 さて、そこで収支報告を見ていただきたい。飲食費が支出(残金を除いた額)の6.8%。本来の趣旨からしてどうかと思うCD制作に10.2%。さらには、区議会議員有志を募って『自費負担』20万円でタイ現地視察に出かけた、と聞いていたが、この交通費として議員一人あたり96,000円を現地で支給。その現地意見交換会に95,660円。これが支出の9.5%にのぼり、これらの合計額は、26.6%。NPO支援は、1,291,547円で、支出の14.3%に留まっている。

 ちなみに、96,000円を貰った8人の議員のうち、日本共産党の2名は、同額を議長室にある『地雷募金箱』に寄付した。気持ちはわかるが、公職選挙法に抵触する可能性がある。

 NPO支援という目的であれば、CDはいらない。飲食代のうち、実行委員分(区議会議員)は、参加議員の実費負担。現地視察費用は、全額参加者負担とすべきで、余剰金は寄付にまわすか、翌年度のコンサートチケット代を安くするのが本来ではないだろうか。

 さらには、今日の会合まで、わが会派7名の議員のうち、この支出内容を6名が知らなかった。ちなみに、一人会派の議員1名、他会派の議員1名にも確認したが、誰一人として知らず、この支出には驚いていた。いずれの議員も『実行委員』である。

 この企画には多くの人々、企業、団体の協力があり、そして、中枢になって運営している『実行委員中の実行委員』の議員諸兄の努力で成り立ていることは、敬意に値することだと思う。だからこそ、一円たりとも本来の趣旨以外には、支出して頂きたくないのだ。

 勿論、次回の議会幹事長会では、異議を述べるよう、6名全員が、わが幹事長に要求したのは、言うまでもない。

 さて、この収支、読者諸氏はどう思われるだろうか。


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2004年05月04日(火) やっぱり朝日新聞は変でしょう

 朝日新聞(ちょうにち)と書いたら、読者から掲示板に『こんなことを区議会議員が書くなんて、大田区民でなくて良かった』と、その『無教養』を批判する書き込みを頂いた。

 まず、『区議会議員が書くなんて』という点だ。この読者の『区議会議員像』を聞いて見たい。町会の祭や、新年会に来て『おべんちゃら』並べて、お酌をし、カラオケの一曲も歌う、そんな議員ごときが、天下の朝日をバカにするな、と言いたいのだろうか。

 それとも、区議会議員は、国家については考えなくてもよし、とおっしゃりたいのだろうか。よく『公職にあるものの発言として如何なものか』という趣旨のご注意をいただく。そうではないだろう。公職にあるからこそ、自らの良心に基づいて発言する必要があるはずだ、と思う。そして、その問題提起の方法は人それぞれだとも思う。

 その問題提起の方法をもって、私を『無教養』と思われるのであれば、その称号を甘んじて頂戴しよう、とも思う。かの御仁が言われる『教養』とは、議会でも穏便に常に行政側からの提案には『賛意』を示し、町会や団体の会合では、品よく当たり障りのない美辞麗句を述べる、きっとそういうことだろう。であるとすれば、永遠に私には『教養』という言葉は無縁だ。

 さて、話題の朝日が、憲法記念日をどう報道しているか、読んで見た。社会面は、『護憲集会』一色である。以下、抜粋である。

イラク人質⇒イラク人質事件の被害者を支援する弁護士の発言:バッシングされても信念を曲げなかった高遠菜穂子さんら3人に勇気づけられた。

北朝鮮拉致⇒松原仁代議士:憲法を改正して毅然を海外にものを言える様にすべき

ビラ配布事件⇒立川の防衛庁官舎に『イラク派遣反対』ビラを配布した市民団体:市民が軍人にビラをまくだけで、どうして犯罪になるのか

護憲合同集会に5000人
改憲論議に危機感を抱く護憲派の市民団体が合同集会を開催した。福島瑞穂
社民党党首、志位和夫共産党委員長が壇上から共闘ぶりをアピールした。

 社会面のこの記事の総面積は、24cmX25cm=600平方cm、その中で、松原仁氏や元陸上自衛隊志方総監などの記事は、全体の題字も均等分割しても160平方cm。反面、どうみても左翼と思しき記事には440平方cmをさいている。まあ、所詮、公平中立な新聞だ、とは思っていないが、たいがいにせいや、と思う。

 さらに、社説では『遊就館を訪れてみては』と、靖国神社にある資料館について論じている。賛否両論を併記し公平を装ってはいるが、全体の文章からは『反靖国』『反日』の思想がミエミエ(そのつもりだろうが‥)である。


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2004年05月02日(日) 小泉首相、川崎大師へ厄除けに。文句ないの?左翼さん

 報道によると、小泉首相は昨日、10年に一度の本尊『厄除け弘法大師』の大開帳が行われた川崎大師を訪問した。首相は、本尊がおかれた大本堂での法要に参列した後、この時期だけの特別なお守り『赤札』を受け取った、とある。

 記帳は、きっと『内閣総理大臣 小泉純一郎』と書いたに違いない。とすれば、かの人々の論理からいくと『公人』であるから『政教分離』に反する、はんた〜い!、とならねばならない。が、とんと朝日(ちょうにち)新聞などでも、騒ぎたてる気配はない。

 靖国と川崎大師の法的位置づけは「宗教法人」という点ではイコールだ。であるとすれば、左翼の人々や左傾マスコミが「はんた〜い」と叫ばないのは、『法のもとの平等』に反する?

 違いは、一つ。靖国には国家のために殉じた人々が祀られている。つまり、国家そのもの、とも言える。従って、この国を潰そう、という輩、『反政府、反日分子』は、なんとしても靖国参拝を阻止しなければならないのだ。

 が、川崎大師には、『国家』はない。川崎大師に出かけても、健全なナショナリズムに影響するとは思えないので、文句を言わないのだろう。


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2004年05月01日(土) ナゾの紳士が毎日、区役所へ

 先日、午前9時前に区役所正面玄関から登庁したら、玄関前に国産最高級車が停車。運転手がドアをあけ、中からは、恰幅のいいおしゃれな初老の紳士が出てきた。注目していると、彼は、区役所受付の女性に片手をあげ、エレベーターへ。受付の女性たち(民間委託)も、うやうやしく礼をする。

 後について庁舎内へ。たまたま、同じエレベーターになる。私は、10階の議会に。彼は9階でおりた。10階でおりてからも、気になって、すぐさま、9階におりた。9階といえば、入札を扱う経理管財課、同和問題を扱う人権推進室がある。まずは、経理管財の窓口で聞くが、見ていない、との答え。次は、人権推進室へ。『今、初老の紳士が来なかったか?同和関係の人かもしれない』と、聞くも、ここも知らない。

 ただ、人権推進室では新たな発見が。室内で『部落解放新聞』をおって、郵送用の帯巻きをしているのだ。この作業をしている女性は、区から委託費をもらって来ている『同和問題相談員』。年間100件余りの相談に700万円も払っていて、私から改善を要求された制度だ。はたして、いくら暇だと言え、区の公金を得ている時間に『解放新聞』の折りをしてもいいのだろうか。同じ部屋には、区職員である係長が4名いたが、注意するわけでもない。聖域なのかもしれない‥

 さて、それでは、と1階の受付へ。受付嬢に『さっきの紳士は誰だ』と聞くと、彼女たちも知らないという。ただ、毎日来庁して手をあげて挨拶をするので、こちらも答礼している、とのこと。と、玄関の外を見ると、かの紳士の高級車が走り去っている。来庁から、約10分。いったい、何の目的で‥

 議会に戻って、事務局の職員に話すと、どうやら、降りる階は、9階と、5階らしい。5階は、職員課、総務課、区長室だ。総務と9階の人権とくれば、同和関係。総務と経理管財ならば、そのスジか?
そういえば、9階には、区職員労働組合の事務所もある。


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