| 2004年10月28日(木) |
大田区議会欧州視察団出発 |
以前から『中止』を主張していた、区議会の海外視察団が昨日出発した。大田区議会議員は、4年の任期中海外視察1回、中国朝陽区または米国セーラム市への親善訪問1回の計2回、公費(税金)で海外に行くことができる。
今回は、以前から反対していた共産党、参加を辞退した公明党の2会派以外から7名が参加した。区議会議員が公費で海外視察に行くべきか、という問題の他に、この視察の費用が高額であることも指摘している。以下、今年度の視察費用、親善訪問費用算出基準を示す。
海外視察(10/27〜11/6) アムステルダム、ブリュッセル、プラハ、ウイーン、ベニス、ミラノ 支度料 43,120円 運賃 515,440円 宿泊料 184,900円 日当 72,300円 合計 815,760円
親善訪問(8/29〜9/5) ボストン、セーラム、バンフ 支度料 43,120円 運賃 393,780円 宿泊料 129,000円 日当 54,100円 合計 620,000円
親善訪問(10/24〜10/29) 北京、抗州、上海 支度料 43,120円 運賃 203,780円 宿泊料 77,500円 日当 30,600円 合計 355,000円
支度料とは、パスポート取得やら、スーツケース等の費用らしい。最近1年以内に支給された者には支給されない。
運賃や宿泊料は、実際に旅行会社から請求された額ではない。運賃は『IATA(国際航空運送協会)公示運賃』で、宿泊料は、旅費規則に定められた都市別に4段階に分けた金額で計算する。ちなみに、ボストンやアムステルダムは『甲地方』で一泊21,500円、中国各都市は『丙地方』で一泊15,500円である。
日当も同様で、4段階に分かれた地区ごとに計算される。そして、この合計支給額から、旅行会社に払う、運賃、宿泊料、バス代、ガイド、通訳、添乗員費用などを差し引いたものが食事代などにあてられる。
さらには、この旅行会社への支払いなどは領収書がいらないのだ。いや、実務的には、当然、領収書なり振込みの控えはあるだろうが、公文書の中には存在しない。上記で計算した内容と金額が記載された『外国旅費請求内訳書兼領収書』という様式に、議員が受領印を押すことにより、請求清算は終了である。
海外視察、親善訪問、実施するにしても、この渡し切り清算をやめ、実費清算にすべきであると思う。
但し、大田区議会の名誉のために付け加えるが、国家公務員、地方公務員、国会議員、各自治体議員の、ほとんどすべての旅費清算システムはこうなっている。
せっかく出かけたのだから、区政に役立つ有意義な視察と、旅の安全を祈りたい。
ヤングジャンプ掲載の『国が燃える』について抗議をしたところ、思わぬ反響があり、その結果、このマンガは掲載休止となった。抗議文の回答書は受け取ったが、その後の対応については、熱心に抗議行動をされていた西村修平氏等の書き込みなどからの『伝聞』でしかない。そこで、本日、確認のため集英社を訪問した。
対応されたのは、10月5日に抗議文を受け取った、にこやかな広報室長と、今回初めてお会いする、いささか強面の室長代理のお二人。当方は、私と松浦杉並区議、南京陥落後、入城したという特攻隊員田形氏の三名である。
まず、しんぶん赤旗を示して『地方議員が圧力』とあるが、議員が来たことで集英社の対応が変わったか、と質問した。これは、本件反対派の論調が『言論弾圧』にあるようなので、念のため確認した。また、前述の西村氏が『集英社で暴れた』というウワサを流す輩がいるようなので、この点もうかがった。今後の対応など、集英社の回答は以下の通りである。
圧力について: 申し訳ないが、議員であるということは、まったく本件決定には影響していない。多くの抗議行動のひとつと考えている。従って、圧力とは認識していないし、当社に対する言論弾圧とは思っていない。(抗議は一日20件以上だった)
今後の対応: 11月11日発売号において『読者の皆様へ』として、作家本宮ひろし氏と連名で『不適切な記載があった』事、『資料の検証に疑義があった』ことを謝罪、説明する。百人斬りなどにより戦犯として処罰された方々、ご遺族に『誤解を与えた』ことは遺憾である、と述べる。(見開き2ページ)
単行本においては、『不適切な描写(8ページ)』は削除し、前後がかみ合わなくなるので、加筆して出版する。
西村氏の暴行について: そのような事実はなく、紳士的に話し合った。街頭宣伝も集英社敷地には入らず、礼は失していない、と認識している。
最後に室長代理より、出版社にとっても、また作家にとっても、一度掲載したものを『削除』『訂正』することは、相当の重みを持っている、どうか、その点は理解して欲しい旨の話があり、これについては、是とした。
別れ際に、『百人斬り』により戦犯として処刑されたお二人の将校の遺書をお渡しした。どうか、このお二人の心情を思い、誠意ある対応をお願いします、と。
此の度中国法廷各位、弁護士、国防部の各位、蒋主席の方々を煩わせました事は厚く御礼申し上げます。只俘虜非戦闘員の虐殺、南京虐殺事件の罪名は絶対にお受けできません。お断り致します。死を賜りました事に就いては天なりと観じ命なり諦め、日本男児の最後の如何なるものであるかをお見せ致します。今後は、我々を最後として我々の生命を以って残余の戦犯嫌疑者の公正なる裁判に代えられん事をお願い致します。宣伝や政策的意味を以って死刑を判決したり、而目を以って感情的に判決したり、或いは抗戦八年の恨みを晴らさんが為、一方的裁判をしたりされないよう祈願致します。我々は、死刑を執行されて雨花台に散りましても、貴国を恨むものではありません。我々の死が中国と日本の楔となり、両国の提携となり、東洋平和の人柱となり、ひいては世界平和が到来することを喜ぶものであります。何卒我々の死を犬死、徒死たらしめない様、これだけを祈願致します。 中国万歳 日本万歳 天皇陛下万歳 野田毅
我は天地神明に誓い捕虜住民を殺害せる事全然なし。南京虐殺事件等の罪は絶対に受けません。死は天命と思い日本男子として立派に中国の土となります。然れ共魂は大八州島に帰ります。わが死を以って中国抗戦八年の苦杯の遺恨流れ去り、日華親善、東洋平和の因となれば捨石となり幸いです。中国のご奮闘を祈る。日本奮闘を祈る。中国万歳、日本万歳、天皇陛下万歳、死して護国の鬼となります。 向井敏明
| 2004年10月26日(火) |
おっと、いかん東大の先生の授業寝ちまった! |
反ジェンダーフリーの集会や、日本海開戦100周年などの会合で、えらくわかり易く、面白い大学の先生がいらしたので名刺交換をしたところ『私が講義する講座があるから来ませんか』と、お誘いのお手紙を頂いた。見れば、神奈川大学とある。
神奈川大学の国際法の、なんとかという教授は、スパーウルトラ左翼で、そのセンセイの書物を見て、随分と長い間、この大学だけはダメだ、と思っていた。まあ、せっかくのお誘いなので、と9月末から受講を申し込んだ。放送大学の学生だと、受講料2割引というのも、申し込んだ理由かもしれない。
題は『戦略的マネージメント』、毎週火曜日の夜7時から全5回のコースだ。聴講生は、現役サラリーマン、社長、定年退職者など様々。講師に対する質問も、アカデミックなものよりも、実務的なものが多かった。
私のちょっと意地悪な質問: 戦略マインドはあるが、リーダーシップのない社長の会社と、戦略なんか知らないが、いけいけどんどん、社員を引っ張る社長の会社、どちらが伸びますか?
そして、今日は最終日。あの有名な、わが国最高学府の教授の授業である。一応、参加者一同それなりに期待していた、が、ガク!
私の知的レベルが追いつかないのか、かの大学での授業が『つまらないのか』、一番前で寝ちまった。夢の中で死んだオヤジに言った。『な、だから、あの大学には行かなかっただよ。』
いえいえ、かの大学の研究を2時間で、それも格安な金額で聞こう、という私が間違いです!寝ちまってすいません。反省。
| 2004年10月24日(日) |
だめじゃん、小泉さん映画見てちゃ! |
昨日の地震が起きた時、自衛隊最高指揮官たる小泉純一郎総理は、なんとか映画祭の会場にいたそうだ。そして、一旦、首相専用車に戻り、情報を確認し、秘書官の『官邸に戻りますか』との問いに『いや、挨拶があるから会場にいないとまずいだろう』と、再び映画祭会場に戻ったそうである。さすが総理大臣、大物である。
自衛隊は、というと、そんな『最高指揮官』の優雅な時間とは関係なく、地震発生4分後には防衛庁災害対策本部を設置。その32分後には、陸上自衛隊のヘリが情報収集のため現地に向かい、海自の哨戒機、空自の救難機も飛び立った。
さらには、地震発生から一時間余りで、防衛庁災害対策会議が開かれ、1時間半後には、新潟県高田駐屯地の第2普通科連隊の隊員が、その後、新発田駐屯地の第30連隊も現地に向かった。いずれも、県知事からの災害派遣要請前の、情報収集活動として出発したものだ。
我が愚息(陸上自衛官)もそうだが、自衛隊の各基地、駐屯地には一定の待機要員が休日でも夜間でも確保されており、災害などすぐさま出発できる体制にある。阪神大震災など、自衛隊に早く要請があれば、もっと命を救えたのに、と残念でならない。
今回も、この自衛隊の初動動作の速さは賞賛に値するが、新潟県知事からの派遣要請は、地震発生から3時間後の午後9時だった。何をためらっているのだろうか。それとも、起案文章でも稟議に回していたのだろうか。
いずれにしても、危機管理を事務方に任せてはいけない。危機は時間との戦いである。災害派遣は、防衛庁長官や、陸海空各級司令部司令の判断で行えるようにすべきである。
自衛隊に命を助けられて『ふざけるな』と言う国民はいないはずだ。たとえ共産党さんといえども…
頑張れ自衛官!
| 2004年10月23日(土) |
JRさん、まだまだ『国鉄』だね |
新潟県で本日震度6の地震があった。私の暮らすマンションでも相当の揺れを感じだので、6というのは大変だったろうと思う。
地震の一報と同時に『新幹線が脱線したらしい』という報道がされた。その後、震源地の真上を走行中の新幹線が、自動停止装置でも間に合わず、脱線したことが報じられた。負傷者がいなかったことは、正に奇跡、不幸中の幸いであった。
ところで、この後のJRの対応は、地震と『初体験』ということを割り引いても、お粗末であった。乗客は車両の中に5時間近く缶詰になったまま待機。そして、その後、職員の誘導で、なんと6kmも線路上を徒歩で避難した、というではないか。
5時間の恐怖の後、6km、多分1時間半から2時間、真っ暗な中の行進はさぞかし辛かったことだろうと思う。なぜ、5時間の間に、バスを線路下に派遣できなかったのだろう。
長岡駅の近辺であれば、直営のJRバスの車庫もあるだろうし、地元新潟交通のバスをチャーターすることも、5時間もあれば出来たろう。
平成13年の秋に、私自身、東北新幹線車内に5時間缶詰にされた経験を持つが、その際のJRの対応も、お粗末極まりないものだった。
危機管理能力、指揮能力とは平時には、なかなか理解できないが、こんな事故の時、その会社の『お客様思考』がわかるのは、実に皮肉なことだ。
JR各社が、早く、お役人気質を捨てて、真の民間会社となれるよう願ってやまない。
| 2004年10月22日(金) |
あらあら、会派『民主・自由・未来』から未来が消えた! |
今日で、平成16年第三回定例会が終わった。最終日には、平成15年度決算に対する賛否討論、陳情請願の採択が行われた。
一昨日書いた、馬込交通局跡地のおかしな採択については、緑の党、ネット無所属のうちネットの議員と、民主・自由・未来所属議員のうち、私と田中、金子議員、自民党の高瀬議員(馬込選出)が退席(採決に加わらない)した。本当は反対したかったが、なにしろ同じ会派の二名の所管委員会委員が賛成してしまったので…
また、羽田地区の交通量、排ガス調査をやって欲しい、との請願については、共産党、ネット無所属、民主・自由・未来、緑の党(つまり、自民、公明以外全員)の議員が請願を採択することに賛成した。さてさて、どちらがまともな判断なのだろう…
今月末から、税金80万円をかえて出発する欧州海外視察と、同様に40万円をかけていく中国親善訪問については、私は海外視察は退席、親善に賛成した。海外視察については、明確に反対の主張であるが、同じ会派の山崎幹事長がこの欧州視察に参加するのに、反対は出来ないとの配慮である。
定例会最後に恒例の区長挨拶最後に、西野区長は『この時期に海外旅行ご苦労様です』と言われ、あわてて『海外視察』と訂正された。本音は聞かなかったが、”こんな大変な時期に、よくぞ海外旅行に行くもんだ”と聞こえたのは、私だけだろうか。議会で適法に決定された視察なので、参加議員各位には、是非大きな成果を土産にしていただきたい。
さて、本会議が終わると、幹事長から『会派について重大な打ち合わせ』との連絡があった。今年5月に合流した7名のうち、金子富夫議員(元自民党、羽田地区選出)より『都議選のからみで会派を離脱したい』旨の申し出があった。
えっ!都議選で誰を応援しようが、そんなことは、区議会内会派には何の関係もないじゃないか。さらには、会派離脱は、第三者からの勧めであることも開陳された。あらあら、なんのために4月に喧喧諤諤の議論をしたんだろう。
他の議員からは『もう少し時間が欲しい…』との意見も出たが、私は、政治家が決意したことにつき他人が関与すべきではない、と『即刻』会派離脱届を出すよう主張した。
会派『民主・自由・未来』から、未来が消えた…
| 2004年10月21日(木) |
国交大臣と防衛庁長官は、背広代を自衛官に払え!@成田空港 |
まったく、この国は、あきれる事ばかりである。先般の産経新聞によれば、イラクに派遣されていた自衛官が、帰国に際し『制服着用』で成田空港に到着しようとしたところ、成田空港から『軍事利用はしない』との市民団体との取り決めがあるから、『遠慮』して欲しい旨の要請があり、自衛官はクウエイトで背広を買った。というのだ。
ふざけるな!成田の市民団体と30年も前に結んだ協定、さらには、その中には過激派学生団体も多く入っていたではないか。全学連のHPでも、この『制服拒否』を誇らしげに記載している。
国家と国民の信託を受け(手続きには問題があったと思うが…)イラクの復興支援という任務を終え帰国した自衛官は、凱旋パレードをして迎えるべきであるのに、こそこそと隠れるように帰国。この自衛官諸氏の心中を思うと、仲間として、一国民として情けなく、申し訳なさで一杯である。
要請した国土交通省、受けた防衛庁、いずれの親分も分担して『私服代』を自衛官に払って欲しいものだ。それが、名誉を重んじる自衛官に対するせめてもの償いだろう。
| 2004年10月20日(水) |
駄目じゃん!こんな陳情採択しちゃ… |
区議会には、毎回色々な陳情、請願が提出される。陳情は紹介議員のないもの、請願は紹介議員のあるものだ。よその自治体では、陳情は審査せず、請願を優先しているところもあるようだが、大田区は同様の扱いをしている。
かえって、一部の議員の署名がある請願より、中立の立場で審査される陳情のほうが採択の可能性が高い。一昨日の都市整備委員会で不採択になった、『羽田地区の交通量抑制と調査』の請願など好例だろう。
これは、臨海トンネルの開通により、羽田地区への流入交通量が増加し、大気汚染も進行したので、調査、抑制して欲しいというもので、7名の町会長が連名で、わが会派の羽田選出議員の紹介で提出された。(提出当時は一人会派)
まあ、町会長連名であれば、請願ではなく、陳情で出すほうが通りがいいのだが、出してしまった以上仕方ない。反対する理由はないし、今では同じ会派の議員が紹介議員なので、採択を主張したが、共産党だけが賛成し、自民、公明の反対で不採択になってしまった。理由は『すでに、やるべきことはやっている』羽田地区には、我が会派に2名、自民に1名の議員がいる。そのことが理由でなければいいのだが…
さて、今日の会派の打ち合わせで、同僚議員から『交通問題調査特別委員会』において、2件の陳情を採択したので、本会議でも賛成して欲しい、との報告があった。それを聞いてびっくりしてしまった。
いずれも、馬込地区にある、東京都交通局所有の土地利用に関するものだ。 一件目は『遊水型の公園にして欲しい』というもの、二件目は『老人ホームにして欲しい、という意見がある、と東京都に知らせて欲しい』との陳情である。
同じ土地に、二つ(実はもっとあるのだが)の施設の要望を採択した場合、議会の責任はどうなるのか。どうやら、委員会では二つ目は『意見があるということを』という文章だから、いいじゃないか、という事になったらしい。
とすれば、今後『テニスコートが欲しい』『温泉が欲しい』などの『意見がある』場合には、そのすべてを採択しなければいけなくなり、議会の陳情採択の重みが喪失してしまう可能性すらある。
まして、この陳情は、必ずしも馬込地区住民の『多数』を代弁している訳ではない。東京都は公営企業会計(交通局)の中で収益を、この土地からあげたがっているし、地元でもこの件での研究会が立ち上がっている、と聞く。だとしたら、一部意見に議会が軍配を上げることは慎むべきであると思う。
役所内で職員にインタビユしても『まさか採択するとは思わなかった』と驚いている方が多かった。
俺は反対だね、と会派の会議で主張すると2名だ『そうだ!』と同調して、本会議では着席(反対の態度表明)することになった。
が、待てよ。それでも、同じ会派だよね。同じ会派の議員2名が委員として参加している委員会で採択したものを、明確に反対出来るか…自問自答した。しょうがないな〜本会議の採決の際は、きっと胃が痛くなってトイレに行くだろうな…
他にも、胃の調子が悪い議員が、この陳情の本会議採択の際は出るかもしれない。
9月30日から、明日20日まで、決算特別委員会が開催されている。これは、平成15年度の決算内容について『認定』するかどうか、款別(民間で言う科目別)に審査するものだ。一般の法人は、決算終了の日から通常2ケ月、期限延長の申請をしても3ケ月以内に確定申告をしなければいけない。とすれば、民間であれば6月末までにやらなければいけない作業を、10月にやっている訳で、この意味からも『お役所仕事』である。お役人は『量が膨大だ』などと言い訳するだろうが、民間ではメガ企業のトヨタ自動車や大銀行から、零細企業まで皆3ケ月以内に申告している。
本会議における一般質問や代表質問は、質問原稿全文を事前に役人に渡し、答弁もすり合わせをするから、まったく『朗読大会』だが、決算、予算委員会は、ノー原稿でも差し支えない。お役人には、嫌がられるが、私は、このノー原稿の委員会が好きだ。原稿がある質問なら、委員会ではなくても、内線電話で聞いても同じではないか。
理詰めで聞いていって、『しまった言っちまった』との答弁を引き出すから面白いのだ。今回の委員会での、面白かった質問を列記してみる。
自民党最年少議員が、『議場に国旗掲揚しないのはおかしい。議長、議論の遡上にのせて欲しい』と、慣例に反して議長(議員)に質問した。これに対し議長は『議論するのはいい』と応じた。そこで私は、『国旗を議場など公の場に掲揚するのは、議論すべき事ではなく、当たり前のことである。例えば、犬伏の苗字が、なぜ、犬伏か、と議論しないと同様である』と反論した。
自民党永年勤続議員からは『区議会議員の報酬が手取り40万円余りでは、まともな仕事が出来ない。値上げしてくれ』との質問が区長宛に出された。経費削減が民間でも役所でも叫ばれている今日、暴論と思うむきもあるかもしれないが、私は正論である、と賛辞のヤジをおくった。『そうだ!』
区民の見えない報酬(調査費、費用弁償、海外視察、国内視察、各審議会委員報酬等)で、議員報酬の不足分を補うようなやり方はフェアーではないと思う。それらをカットしたうえで、適正な報酬増額は、かえってわかりやすい。
議会では、ヤジがつきものである。私も同僚議員から『寝ているかヤジっているかだ』と、ヤジ議員として認めていただいている。
今回の委員会で、私のヤジに、役人と議員が『答弁』してしまい、さぞかし、テープ起こしは困るだろうと思う。
ヤジその� Ф�産党の議員が『インターネットなどで調べると…』と、発言したので、私が『あれま!ネットなんか使えるの!』と、やじったところ『俺だって使えるんだ。自分だけだと思うな』と、私のほうを向いて『答弁』。
ヤジその�◆Ц�立学校の教室すべてを冷房化した場合に排出されCO2について答弁があったので、私が『それは電気かガスか?』と、役人にヤジったところ『ガスです』と、答えてしまった。
ヤジは通常、議事録には記載されないが、このような場合は、ヤジを掲載しないと、答弁が何のことかわからなくなるので仕方なしに、以下のように掲載されるだろう。
(電気かガスか?と叫ぶ者あり) 施設課長:ガスでございます。
ごめんネ!
| 2004年10月17日(日) |
くやし〜い!宅地建物取引主任者不合格 |
今日は、久しぶりにドキドキした。実は、宅地建物取引主任者試験を受験したのだ。別に、不動産業を始めようという訳ではなく、年齢を重ねて、物忘れをしたり、いささか頭が鈍ってきたので挑戦した。
区議会でも有志を募って『区議会宅建受験同好会』を設立しようと若手議員に声をかけた。『若いうちに資格はとっておけ!』と。結局、受験願書を出したのは私と、最年少議員のT議員。まちづくりなどでも役立つ知識が多い資格だと思う。
願書を出したころは、『まだ3ケ月あるから…』とのんびり構えていた。2ケ月前にBOOK−OFFで105円の中古参考書を3冊購入。1週間前に初めてページをめくり、昨日から『一夜漬け』で猛進撃!本日11時半に、ついに参考書全ページを読破!
あわてて水道橋の試験会場に出かけた。集合時間は12時半。ギリギリ、それでも全ページ『読んだ』ぞ。試験場入り口には、宅建予備校の職員が予想問題、直前チェックなどを配っている。
昔々、一般旅行業務取扱主任者の国家試験の監督員をしていたが、当時、試験会場前で配っていた直前予想は、よくあたっていた。さっそく3校から予想問題を受け取って、開始30分前に駆け込み学習をした。 試験は、2時間で50問。4者択一でマークシートだ。民法などは問題文が長くて、2時間は、あっという間だった。実は、問題をあけるまで自信満々だったのだ。宅地建物取引業法は、永年やっていた旅行業法と兄弟分だからOK。税法や都市計画法などは、日ごろの議員活動と一般常識でなんとか。民法も消去法でいけるだろう… と。
解答用紙に記された我が解答の自己採点は、自信のないもの13ケ所。つまり、それ以外すべて正解で37点。合格ラインは35点といわれているからギリギリ。それでもなんとかいくかな、と帰宅した。
18時半に、ある予備校のホームページに解答が出るというので、そわそわ待った。おお、1問目OK!2問目OK。いけるんじゃない…と思ったが、民法がボロボロ。結局26点で不合格確定。
どうやら今年は難しかったので、合格ラインは32〜3点になりそうだとのこと。くやし〜い!あと、5、6問だったのに。久しぶりだな試験落ちたの…
まあ、仕方ないやね、一夜漬けじゃ〜。T議員はどうだろう。さっきから電話に出ないけど。
ちなみに主な取得資格は以下のとおり:
一般旅行業務取扱主任者、損害保険総合1種資格、2級小型船舶操縦士、4級アマチュア無線技士、レーダー海上級特殊無線技士、第2級陸上特殊無線技士、大型自動車運転免許、剣道初段、銃剣道初段
| 2004年10月16日(土) |
早く民間にしてください!区職員(?)から直訴の手紙 |
本日帰宅すると、差出人のない手紙がポストに。この手は『内部告発』の場合が多い。開封すると、やはりそうだった。大田区役所の公用便箋2枚に綴られた、現場の報告。原文には、個人や現場を特定できる記載があるが、事の真偽は未確認なので伏せる。また、文法的、てにをは、でおかしな部分は訂正した。
ただ、平成15年に私が行った、萩中公園事務所、南六郷土木事務所の調査では類似の事例が散見されたので、ありうる話である。
16年度から萩中公園土木が民間委託になったのは、とてもよかったと思います。ところで、H公園のことです。職員の働く時間の9時30分に仕事に出て10時20分に休んで、10時45分に仕事をして、12時に食事をして、1時から仕事。2時20分から2時45分まで休んで、3時半には仕事を終わって、シャワーをして、4時には服を着ている。仕事をする時間がないです。(中略) H公園の人たちは、自分の弁当を買いに行くのに役所の車を使っています。ガソリン代も車も税金です。私たちの税金を無駄にしないでください。みんな、働かなくて1日行けばお金になると思っている人が多いです。
●●センターのことです。職員が4人いますが、人が多いから、職員が自分の趣味でやっている花づくりを仕事中に教えている。覚えの悪い人にはすごく怒ります。その人達は、怖くてもう来なくなりました。自分の趣味は区報にのせて、自分の家でやればよい。仕事中にやらないでください。 しっかり仕事をやってください。 こんな人がいては、●●センターは良くなりません。早く、民間にしてください。若い人が仕事がなくて困っています。民間だと、一生懸命働かないとクビになるから口もきかないで働きます。(後略)
以前にも、この2ケ所は、定年で再雇用になった職員から同様の情報を頂いたことがある。まだ、このようなことが起こっているのだろうか。現在、大田区職員労働組合は『民間委託はんた〜い』を声高らかに叫んでいるが、このような心ある職員(多分、組合員)の声にも耳を貸し、正すべきは正すという姿勢が求められる。
管理職も、現場の長の報告『そのようなことは、ありません』を、鵜呑みにせず、確認をして欲しいものだ。
| 2004年10月15日(金) |
やったね!しんぶん赤旗全国版に実名で掲載 |
朝、区議会に出かけると公明党の職員さんが『犬伏さん、すごいね』と、しんぶん赤旗のコピーをくれた。見てたまげた。おお!赤旗社会面の一番いい場所にあるではないか。
丁度、大田区議会決算特別委員会の最中だったので、総務課長に議場で公式に質問した。ついでに、日本共産党区議団にも『掲載のお礼』を申し上げた。
私:圧力とはなにか? 総務課長:ある一定の権限を持った者が、その権限で何かを押さえつけること。
私:では、私をはじめ地方議員は、集英社に対し、何らかの権限を持っていますか。 総務課長:一読者としては、意見を言う権利はあるでしょうが、議員としてはありません。
私:では、赤旗にある『地方議員が圧力』というのは、私に対する人権問題ですね。
という訳で、この問題は委員会では終わった。つまり、大田区総務課長(人権問題担当)によれば、区議会議員はじめ、地方議員には、出版社たる集英社に対し、何ら権限を持っていないので『圧力』には成り得ない、ということだ。
その後、ネットで検索すると出てくる出てくる、中国、シンガポール、韓国、AFP、ロイター。共同、時事、と世界中に、この問題が配信されている。 中国やシンガポールの新聞は、多分、共同や時事、ロイターを使っているのだろうが、配信の英文で『member of local assemblies(地方議員)』と書かれている表記が『日本右翼保守派政治家』。
ん、なるほどね。国威高揚の報道はこうやってやるのか、と妙に納得した。また、『うぜー』とか『死ね』とかいう左翼特有の書き込みが多いので掲示板を一時閉鎖したら、9.5対0.5の割合で応援メール(9.5のほうですよ)が入っていた。ありがたいことだ。ごく少ない反対メールのうち、極めて紳士的(淑女的)なメールには、ご返事をお返しした。
2ちゃんねるの反対派サイトや、6通きた反対メールうちの1通には『言論弾圧』『憲法違反』『表現の自由侵害』との言葉がならんでいた。返事をよこせ、議員として説明責任がある、との言葉もあった。まあ、投票してくれた大田区民には説明責任があるし、それは十分ネットや議会、区政報告、駅頭演説で果たしているつもりだが、おつきあいしようではないか。
私たちは、10/5の日記に書いたように、極めて紳士的に広報室長に、アポイントを取って面談した。その結果、集英社としての回答は10/12の日記にアップしてあるとおりである。その後、集英社の自主的判断において、休載された。このどこが『言論弾圧』なのだろうか。
集英社は、連載を続けると、何か法的な、または地方議員から私的な制裁を受けるというのだろうか。それこそ、厳粛なる卒業式で『国歌斉唱』に教員が文句をつけるほうが、よほど『圧力』であると思う。(学校や生徒に対し権限がある分)
集英社は、我々の抗議に対し、連載を続けることは法的にも何ら問題がないし、それは、正に憲法により保証されている。独自に『反省すべき箇所』があったから休載されるのだろう。
私個人としては(地方議員の会の総意ではない)、休載は、集英社の逃げだと思っている。仮にも、メデイアであれば、はっきり読者に説明すべきではないか、と思う。さらには、キャプションに書いてあるとおり『巨匠が描く、歴史の真実』と思っているのなら、『空想でありフィクションである』などと言う回答書をよこして自己矛盾をせず、徹底的に議論すべきだろう。集英社の態度は、どうも、うるさいから、やめちゃおう、と思えてならないのだ。
上記をもって、4通の反対意見さんに対するご返事としたい。どうぞ、どこにでも転載して、秋の夜長の餌食にされたい。なお、虐殺があった、ない、の議論はどうぞ、ゆっくりやってくださいな。
でも、きっと、中国には当分入国できないだろうな〜あの報道では…
| 2004年10月14日(木) |
労務・技能職は自動的に、お給料が上がる? |
大田区には、東京都から出向している職員がいる。保健所長は都職員(医師)の指定席だ。幹部級以外では、清掃職員の大多数が東京都職員である。これは、平成12年の都区制度改革で、清掃事業が東京都から区に移管された際に、出向してきた人々だ。
都職員から区職員になったのではランク落ちとでも思ったのか、または、所属する組合の組合員激減防止か、平成18年までは、区に勤務するが身分は『都職員』のままだ。都の清掃職員は、選考により技能主任、技能長、統括技能長、とランクがあがる。当然、俸給表も採用時の1級から始まって4級まであがる。
ところが、最近、この清掃現場に、区職員が一部配置されて、ややこしくなってきた。これは、公園事務所を廃止したため、その職員を用務主事(学校の用務員さん)と清掃職員に配置転換したのだ。
そこで、人事制度に乖離ができたのだ。大田区の技能職、労務職は、採用時の1級から最高の4級の俸給表まで『大過なく勤務』すれば誰でもあがる仕組みなのだ。そこで、年収980万円の公園管理職員や、校長より給与の高い用務主事が出来てしまう。
一般の行政職(事務職など)は、1級から2級主事、主任主事、係長、総括係長、管理職と、選考試験により昇任していくのとは大違いである。さて、それでは、同じ『清掃』という現場に、二つの人事ルールが並存するのはどうだろうか。
平成18年には、現在の都職員たる清掃職員も、区職員になるから統合されるのだろうが、その前に整理する必要があるだろう。人間の働くモチベーションを高める意味でも『大過なく』は良くない。明日、決算委員会で質問するつもりだ。
| 2004年10月13日(水) |
ふざけるな!区役所の食堂 PART?。共産党も唖然! |
区役所2階の、”食堂くすの木”のひどさについては再三書いてきた。それは、100坪を超える広さの一等地をタダで借りておきながら、挨拶しない、愛想ない、まずい。そのうえ、『人件費がでない』との理由で、午後3時にしめる。経営は、東急電鉄の子会社。区民共通の財産をタダで使っていながら、いいかげんにしろ!と怒って半年。
区役所の中には、民間企業を『官化(いや感化…)』する魔性が巣くっているようで、せっかく公務員の業務を民間委託しても、公務員より横柄になったりする例が後をたたない。この食堂も、区役所の外にあったら、とっくにつぶれているが、区役所2階という好立地、賃料タダという好条件のため生き長らえている。
10月1日からは午後5時まで営業になり、挨拶もちゃんと出来るようになり、よかった、よかった、と思っていたら、今日の弁当にはビックリ!
通常480円の弁当が、水曜日は100食だけ380円というメニューが配られた。よしよし、経営努力してるじゃん、とばかり、今日の昼食に、会派で7つ頼んだ。ところが、午前中の決算委員会が終了して控え室に戻ると、すべての議員から『なんじゃ、これ!』と怒りの声があがった。
なんと、肉まんと、焼きソバ、漬物が弁当箱に並んでいる。思わず絶句!ほとんどの男性議員は外のレストランに走った。最年少の田中議員は『これじゃ、午後の質問に力が入らない』と、コンビニ弁当を買いにいった。
あまりのひどさに、議会事務局職員に見せびらかしにいったところ、一同、流石に驚いていた。共産党区議団も同じ弁当を頼んだ、との情報を得て、共産党控え室に行って『ひどいね』と同意を求めると、居合わせた議員さん全員がうなずく。議員暦37年の長老議員さんは『この肉まん、昨日のAランチについていたから、その余り物だろう』と。
弁当箱を下げにきた女性(くすの木の職員)に、そのヒドサを説明し調理長に以下の伝言を頼んだ。
100食限定サービス380円、というのは、380円相当のものを出したら、サービスとは言わないんだ。普段、480円で出しているものを、380円で出すからサービスと言える。肉まんと焼きそば、こんなもんを出して、調理長のプライドはないのか。
その後、食堂から『お詫び』として、アイスコーヒーが人数分、届けられた。そんなもん、いらないから『マトモな食堂』になろうよ!応援するからさ…
超難関を突破して、区職員になった優秀な新人も、いつしか、役所の魔性に犯されて、覇気のない人々になって行く。
そして、午後5時半、区役所の外では、民間の不況なんのその。大田区職員労働組合の集会が開催されていた。役所とは、恐ろしい魔物が潜んでいる。

| 2004年10月12日(火) |
区役所には速達は出さないでね!意味ないから |
お役所には、いつもたまげる掟がある。今日のビックリは『郵便物受領』についてである。
先般、我々『集英社問題を考える地方議員の会』は集英社に抗議文を手交し、本日までに回答を要求した。午前中の議会が終了し、議員控え室に戻っても郵便物がないので集英社広報室に連絡すると『10月8日東京中央郵便局で速達配達記録で出した。配達局に確認したところ、本日配達になっている』との回答があった。
さっそく、蒲田郵便局に連絡すると、以下のような、たまげる回答があった。
区役所は休日には郵便物は持っていかない。捺印が必要な郵便物(書留など)については、13:30〜14:00の間に持ってくるように区役所から言われている旨申し送りがあり、そのようにしている。
つまり、10月8日(金)に出した、速達配達記録郵便は、本日10月12日(火)13時半以降にならないと区役所に到着しないのだ。単純な速達や普通郵便は午前中に一回配達するようだが、印鑑が必要なものは『13:30〜14:00』の間しか受領しない慣例らしい。
今回は、私の郵便物だが、区民の方が重要な郵便物を、急いで処理して欲しいと書留速達で出しても、まったく意味がないことになる。さっそく、区役所総務課に出向き、課長、担当、そして、あわてて配達に来た蒲田局の課長代理とこの点を確認した。主張は以下のとおり。
郵便局:こちらは何時でも持ってこれるが、区役所が持ってこないでと言っている。 区役所:えっ、そんなことは言ってない。事実関係を確認して善処する。
元公務員(現公社職員)と、公務員(区職員)、にわかに、どちらが本当か判断がつかないが、いずれも利用者(区民)のことは考えていないことだけは確かだ。それから20分後(役所にしては異常に早い!)、総務課長が議員控え室に来て、以下のとおり報告があった。
大田区として、書留などは午後、担当職員がいる時間に持ってきて欲しい、と依頼しているが、速達については、そんなことは言っていない。早速、明日からは随時受けるようにする。
よかった、よかった!早いご対応に感謝。ちなみに、蒲田税務署や東京都税事務所などは、今までも随時受け付けているとのことだった。
さて、本来の目的である集英社の回答書を受け取ったので、以下に示す。
集英社問題を考える地方議員の会 代表 犬伏 秀一様 事務局長 松浦 芳子様 拝啓、錦秋の候、皆様にはますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
週刊ヤングジャンプ第42、43号(九月十六、二十二日発売号)掲載の『国が燃える』(本宮ひろ志・作)に関する抗議を受け取りました。その内容については、弊社において今後然るべく出版の参考とさせていただく所存です。 因みに、対象となった作品について、弊社の考え方及び立場につき若干ご説明いたします。
まず、『国が燃える』という作品ですが、作者・本宮ひろ志の創作物であり、いわば完全なフィクションであるということを申し上げたいと存じます。そして、作品は是非とも全体として判断していただきたいと考えておりますし、最後までご覧になられた上で、再度の意見があれば承りたいと存じます。
作者は、本多勇介、松前洋平という主人公を中心に、昭和の激動期を舞台に、歴史の流れの中で己が信念をかけて必死に生き抜く人間の姿を描くというテーマを元に連載しているものです。歴史の流れが悲劇に向かっていく中で、主人公たちが「流されて生きていくのか、逆らって生きていくのか」を常に自問自答し生きていく物語です。このことは、現代を生きる我々においても普遍的なテーマと考え、連載を始めました。 ご理解いただきたいのは、作者が描こうとしているものは、そうした人間像です。ことさらに特定の個人を誹謗中傷したり、何かの思想を喧伝する意図などは微塵もないことをご理解ください。日本人の精神に害を注入しているというご意見を頂きましたが、作者は、まさしく歴史の流れの中で潔く生きた「日本人」を描かんとする志で制作しているものです。このことは、作者の過去の作品のありようを振り返っていただければ作者がいかに人間として、あるいは日本人としての誇りを描いてきたかは、ご理解いただける筈です。改めて申し上げますが、決して日本や日本人を貶めようなどという気持ちは一切ありません。もし、皆様がこうした印象を抱かれたとすれば、作者の意図が伝わらなかったということを意味し、非常に残念なことと感じていますし、それが伝わらないというのであれば、作品の完成度を高めていくことこそが使命と考えています。 以上が『国が燃える』の制作意図、制作姿勢であります。 フィクションは、『空想』といってしまえば言えないものではありません。ただ、歴史を舞台としてストーリーを組み立てた以上、史実を大幅に離れては成り立ち得ないと認識しております。今回の抗議の本質も、正にそこにあるものだと認識しています。編集部としては、今回の抗議を受けたことを参考に、作品中の脚注を誤解のないような記述に改めていく所存です。 指摘されました第43号掲載の描写について、偽写真の使用の指摘を受けました。当該写真が偽造か否かは、この作品が論じるべき性質のものではありませんが、この場面の作品において持つ意味などを、作者とも話し合い、当該個所については単行本にて訂正・削除し、本誌において読者に対し経緯の説明等適宜の処置をするよう対応いたします。
本宮ひろ志が『国が燃える』で描こうとするテーマは、作品が完結し、完成したときにおのずと明確になるものと考えています。そのために日々努力を重ね、創作しています。今後の作品の展開を、お読み頂きたく所望するとともに、改めて作品の全体像をもって、ご評価、ご批判頂ければ幸いです。 末筆ではございますが、皆様の一層のご健勝のほどを心からお祈り申し上げます。 敬具 平成十六年十月八日 東京都千代田区一ツ橋2−5−10 (株)集英社 週刊ヤングジャンプ編集部 編集長 田中 純
この文章を受領した後、午後6時頃、集英社に再度面談に出かけた方から情報が入った。
『国が燃える』は、再来週以降、掲載中止決定!
| 2004年10月10日(日) |
祝 10万ビュー ありがとうさんです! |
日記のカウンターを見てたまげた。な、なんと10万を超しているいるではないか。つい何週間か前に8万を超えたと喜んでいたので驚きである。この一週間は毎日2千近いアクセスがある。
通常期(?)のアクセスは、一日150件くらいなので、これは間違いなく『集英社問題』の結果だろう。イラクの人質事件の『自作自演説』の時も、相当のアクセスがあり、一部2ちゃんねるなどでは『ネタ元』とされてしまった。
まあ、兎に角凄い媒体である、インターネットは。集英社問題も、ネットがなければ、このような大きな広がりにはならなかったろうし、地方議員の賛同者を一日で集めることも出来なかった。(集めたのは、松浦杉並区議。感謝!)
また、文字情報というのは、会って話すより親近感を高めるようで、まったく知らない初めてお会いする方でも『日記見てます』の一言で、旧知の友人のように心を許してしまう。
敵対(?)する方々も、毎日読んでいただければ、私が何を求めて戦っているのか、どんな男なのか、ご理解頂けるはずだ。また、支援者にいたっては、毎日、活動報告をしている訳だから、絆はより深まるだろう。
さらに、嬉しいことに、まったく見も知らない方と、ネット上で親しくなれる、というオマケもある。毎日読んで頂いている方(マイ登録されている方)で、一番遠方は、なんと北米である。栃木の女性からは『頑張れ』と、栃木産ササニシキを頂いた。お顔を存じ上げないが、読んで頂いている方とのネットでの触れ合いを買うだけで、日記一日分が出来てしまう。
また、そういう方々がいらしたお陰で、筆不精な三日坊主の私が、2年以上も書き続けられたのだと思う。
10万ビュー読んでいただいた皆さんに、心より感謝!
ありがとうございました!これからも、頑張りまっせ!
議員がもっとも手をつけるべきなのに、つけていない費用、それが議会費だと思う。現在の大田区議会で再三提案しているが実現しない『改革』を列記するので、この日記の読者たる、大田区議会議員さん、一緒に変えましょうよ!
�ゝ聴�が、本会議や委員会に出席すると支給される『費用弁償』1回6000円の廃止、または減額して、委員会の開催を増やすべき。
これは非課税で、報酬とは別に支払われる。しかし、『弁償』というのは、かかかった費用があっての弁償だが、議会に出席するのにそんなにかかる訳がない。国税当局は報酬として課税すべきであるし、これを廃止するか、減額して、委員会の開催回数を増やすべきである。これは、議会事務局に次長職があった時は、この次長が音頭をとって減額の方向で調整されていたが、次長職が廃止になり、各会派の幹事長が変わってから話題にも上らなくなってしまった。
��一人80万円の税金をかけて出かける海外視察旅行、60万円かけて出かける親善訪問の廃止。
それぞれ、議員は一任期のうちに一回づついけることになっている。しかし、旅行会社の儲け柱である『官費旅行』だけに、異様に高い。現在、この視察に参加している会派は、自民党、民主党(当時)、大田区の未来を拓く会、生活者ネットワークだけである。公明党と私は、意義は理解するが不参加。共産、緑の党は反対で不参加。という態度である。もはや、23区中3区しか実施していない、この行事は廃止すべきだと思う。今年も10月27日から、ヨーロッパ方面に11日間、自民党5名、民主党(会派は民主・自由・未来)1名、生活者ネットワーク1名の計7名が出発する。せっかく行くのだから、大いなる成果を期待したい。
�K棆餤弔鬟院璽屮襯謄譽咾�インターネットで中継すべき。
これは、やっと近々、インターネットで中継されることになった。どうか、ご自分が投票した議員が、どのように質問するか見ていただきたい。それは、投票した人の責任である。
�に棆餤弔箘儖�会の議事録を、前近代的な速記やテープ起こしではなく、即時議事録作成システムを導入して、その場で、上記��の中継でも、文字で配信すべき。
このシステムは、約300万円。速記者は一人35000円X2名で、一日7万円。それにテープ起こしの委託費、さらには、事務局職員が必死にテープを聞いて『委員長報告』などを作っている時間も節約できるのだが…
�サ聴�のHPとメールアドレスを公開すべき。
議会のHPや、議会だよりに議員のHP、メールアドレスを公開すべきである、と再三訴えているが『持っていない議員に不公平』との理由で実施されていない。であれば、とりあえず、各会派のHPとメルアドを公開すべきである、と、次回の議会運営委員会で当会派委員に発言してもらう予定だが、せめてメルアドぐらい全議員がもつべきではないだろうか。
| 2004年10月08日(金) |
区立幼稚園廃止条例に賛成討論 |
本日は区立幼稚園廃園条例につき、会派を代表して以下のような『賛成討論』を行った。討論とは、自分の意見と反対の意見を論破して、同調させる意味だが、実際には『意見表明』に使われることが多い。今回は、賛成に私のみ、反対に共産党、緑の党、生活者ネットワークが討論を行った。
民主・自由・未来は、ただ今上程されました第75号議案大田区立幼児教育センター条例及び、第76号議案大田区立幼稚園条例を廃止する条例に賛成の立場から討論いたします。 わが会派は、本年5月、区長与党でありつつ、常に是々非々、区民の立場で議論することを目指し民主党議員5名、無所属議員1名、自由党1名が集い結成されました。 今回の区立幼稚園廃止問題は、7月26日の計画発表から2ケ月余りで議決しようというお役所仕事にしては、めずらしいスピードですすみました。私たちは、今回の計画案が、拙速に決定されないよう、8月初旬、日本共産党、緑の党、ネット無所属連合所属の議員と会合を持ち、こども文教委員長に申し入れをおこなったのです。 大田区議会史上、与党会派が野党会派と連名で申し入れを行うなど、過去に例がないと、多くの他会派議員、区職員からご忠告をいただきました。しかし、委員長や他の議員のご協力もあり、その後の委員会審査は、かってない程、議論し、時間を費やすことができました。しかしながら、5年後の廃止条例を、本定例会で可決すべき合理的理由は見当たらず、また決して議論を尽くしたとは言いがたかったのであります。そこで、我々は、10月4日午前9時55分、すなわち委員会開会5分前まで、賛成、反対、継続と会派内で議論を続けました。 ある議員は、地元から幼稚園がなくなるという事態に、態度を決めかねて悩みました。他の議員は、支援者、町会幹部から反対するよう懇願されました。さらに、他の議員は、地元を歩く度に『廃園しないで』と声をかけられました。 また、区立幼稚園PTAをはじめとして、多くの団体、区民が反対運動を繰り広げ、区議会や区政のあり方に疑問と不信をなげかけました。 このような状況のなか、わが会派は、委員会開始5分前に賛成の意思決定を行ったのです。この決定が、本条例の可決に大きな影響を与えるであろうことに鑑み、7名はかってない程議論し、悩み、この結論を導き出したのです。なぜなら、こども文教委員会の委員のうち、明確に賛成を表明されていたのは、自民、公明の4名であり、その他の会派3名と我が会派が継続を主張すれば、議案は継続となり本会議に上程できなくなってしまうからです。このような重要な立場を理解しつつ、我が会派は賛成するものであります。 決定のプロセス、拙速さには疑問が残るものの、区立幼稚園廃園は『民に出来ることは民へ』との構造改革の流れ、さらには、幼保一元化の中、避けては通れない道でもあります。言うまでもなく、行政サービスは区民が公平に受けれるべきものであるはずです。しかしながら、私立幼稚園に通う保護者への税金からの補助は、園児一人当たり年188,000円で、園児は8650人。反面区立幼稚園にかかる税金は、園児一人あたり672,000円。園児は585人。同じ区民である保護者に対して、不公平であるのは明白であります。 また、現在、同じ子どもを育成する施設でありながら、幼児教育を行う「幼稚園」と保育に欠ける児童を保育する「保育園」は、法制度上厳格に区分されております。現実には、「幼稚園」で預かり保育を実施したり、「保育園」で幼児教育に力を入れるなど、二つの制度における保育環境の差異は大幅に縮小しているにもかかわらず、「幼稚園」は文部科学省、「保育園」は厚生労働省と所管官庁が分かれ、両者の制度的な壁は厚く残っています。 千代田区では、平成14年4月、「幼稚園」と「保育園」双方の要素を取り入れながら、両園の枠を越えた新しい幼保一元園である「いずみこども園」を創設いたしました。しかし、この「いずみこども園」も、幼稚園教諭と保育士の役割を区分したり、「幼稚園」「保育園」双方の認可を取得するなど、現行の法制度の仕組みを踏まえたうえで創設した施設であるため、完全な形での幼保一元化園とはなり得ていません。 文部科学省と厚生労働省の合同検討会が8月下旬に発表した『幼保一元化』のあり方でも、保育園でもない幼稚園でもない“第三の形態”の総合施設について、親の就労の有無は問わずゼロ歳児から5歳児を対象とすることが盛り込まれました。 保護者の就労形態等だけで子どもの育成環境を区分する仕組みでは、新たな時代の要請には到底対応できません。そこで、新しいスキームを用意し、子どもと保護者の多様なニーズに応えていく必要があります。 このような要請の中、7月以来、再三にわたる教育委員会との意見交換の中で、我が会派が主張した区立保育園全園をこの幼保一元化とするためのスキームが、構想案に織り込まれたことは、大いに評価するものであります。 国は、平成成16年度予算で、公立保育所運営費1,661億円を一般財源化いたしました。このことは、歳入減の危険性をはらんでおりますが、反面、地方自治体独自の幼児教育施設運営の大きなチャンスでもあります。本区の幼児教育センターが、このチャンスを最大限期待するものであります。 最後に、本条例案に反対されている会派、議員の皆さん、さらには区民、関係者の皆さんにお訴え申し上げます。本案が、『廃園先にありき』の後付けに思えること、発表から2ケ月余りで決定されようとしていること、管理の理論と幼児教育がごっちゃに議論されたことなど、今日までのプロセスには、いささかの疑問が残りますが、今後廃園までの間、区民、保護者、現場の教員、保育士、議会、行政などと徹底的に議論を尽くし、幼児教育センター構想が真に大田区の未来を担う子供たちのために機能するよう、共に研究していこうではありませんか。 以上申し述べましたように、我が会派所属議員の苦渋の判断、さらには多くの心配されている保護者、区民の熱い熱い思いを胸に賛成討論といたします
| 2004年10月07日(木) |
私のステージはどこなのだろう?@東京ビジネスサミット |
区議会議員という『顔』が、はたして自分の本当の顔なのだろうか…このジレンマは、平成11年の初当選の日からずっと続いている。そして、今でも自問自答の毎日である。
だからと言って、議員としての職務を疎かににしているつもりは毛頭ないし、かえって、議員の仕事を深めれば深める程、その思いは強くなる。
昨晩は、久しぶりに旅行業界当時の友人と飲んだ。24年前、同時期に会社を興した仲間だ。ほろ酔い加減になると彼が『戻っておいでよ』と言う。もう一度、旅行会社をやれ、というのだ。薄利で苦労の多い業界だったが、好きな仕事だ。くらりときた。
そして、今日、東京ビジネスサミットに出かけた。これは、新しい商材や新規事業のマッチングをする見本市で、FCコンサルで有名な、ベンチャーリンクの主催である。
会場になった、東京ビックサイトには、新たなパートナーを探すビジネスマンの熱気でムンムンしている。役所では絶対に感じられない雰囲気がある。別に、取り立てて今、新規事業をしよう、という訳ではないが、区議会議員として、区役所10階と、区内だけを巡っていると、レーダーの感度が鈍ってしまうような気がするのだ。
多くの事業者と名刺交換をし、語り合った。はたして、私のステージは区役所なのだろうか、それともビジネスシーンなのだろうか…
悩みつつ、りんかい線に乗った。
| 2004年10月06日(水) |
さあ退席してください、共産党さん@こども文教委員会 |
一昨日開催されたこども文教委員会、懸案だった『区立幼稚園廃園条例』と、それにかわる『幼児教育センター設置条例』が賛成多数で可決、本会議に送られることになった。
7月26日の計画発表から2ケ月余りでの可決、実際の廃園は5年後という異例さには、自民、公明からも疑問の声が出たが、来年の都議会選挙で『お前たち、区立幼稚園廃園したろう!』と言われないためには、一日でも早めがいい、という思いがあったのかもしれない。
行政の意思決定には、その自治体により色々なスタイルがあるようで、大田区のように首長(区長)の行政経験が豊かで、助役が実務家だと、トップダウンになりやすい。上で決定して、担当部課は、その決定に後付けで追いかけるから、どうしても理論武装が軽くなってしまう。
さて、こども文教委員会は、自民2名(委員長を除く)、公明2名、民主・自由・未来2名、共産2名、ネット1名という構成であり、5つある常任委員会で唯一自公以外が多数派の委員会である。つまり、自公以外がまとまると、委員会の決定になる、という委員会なのだ。
区立幼稚園廃止には我が会派7名の議員の多くも賛成を表明している(私も)が、拙速な議決には大いに問題があるとの態度だ。4日の委員会での態度は、自民賛成、公明賛成、ネット反対、共産反対ということで、我が会派が反対か、継続と表明すれば、委員会としては否決か、継続審査ということになる。
否決の場合は、否決という委員長報告が本会議に出されるので、本会議の数の論理で覆されるが、継続となった場合は、本会議に上程が出来ない、という事態になる。つまり、条例が施行できない。いたずらに議会を混乱させることはさけなければいけないが、議会と行政の緊張関係を作ることも必要だ。
結局、委員会開催の5分前まで、会派7名で議論しあい『賛成』との態度になった。委員会ではネットは当初どおり反対。ところが、共産党委員2名は『区議団』からの指示が届かなかったのか『継続』と主張した。その後の採決では、態度表明で『継続』を主張しても『反対』することが出来る。
ところが、採決になると、担当書記(区職員)が委員会室のドアを開け、共産党委員に目で『出るよう』合図したというのだ。そして、彼女たちは、それに従って『退席』した。つまり、賛成も反対もしない、という態度である。これは、事務局の越権だと思う。つまり、ここで、退席しないで『反対』に主張を変えることもあり得るのだから。
どうも議会事務局職員は、仕事熱心なあまり、議員の議会行動に踏み込んでくることがある。勿論、彼ら抜きでは議会は動かない。議長や委員長の発言のシナリオ作りから、委員長報告の作成、不測の事態への対処など、すべて事務局主導ですすめられる。しかし、今回の動きはどうだろうか。共産党の委員も不勉強だが、書記もそこまでお世話する必要があるのだろうか。
難産だったが、区立幼稚園は全園廃止が決定され、幼児教育センターが設置された。決まったからには(まだ本会議での可決が残っているが)、大田区の保護者、幼児にとって、素晴らしいものが出来るよう、より一層研究していこう。
委員さん、傍聴に来られていた保護者の皆さん、お疲れ様でした!
追記:上記、議会事務局の行為については、事務局職員の『総意』で次のよ うに異議の申し出があった。 越権ではない、法令や議会の諸規則に基づいた行動が取れるようにア ドバイスすることも事務局の仕事である。インターネットのような反 論できない場で一方的に批判されるのは遺憾である。事務局のあり方 に疑問があるのであれば、議会運営委員会の場で発言して欲しい。
| 2004年10月05日(火) |
大雨の中、集英社に殴りこみ?いえ紳士的に面談 |
昨日も書いたが、本日は午前中、区議会都市整備委員会に参加した後、神保町の集英社へ出かけた。どしゃぶりの大雨の中、5名(私を含め)の議員が集まってくれた。そして、日本文化チャンネル桜のスタッフ、さらには、南京虐殺があったという2日後に南京入りしたという元特攻兵の田形氏が加わった。
当初、集英社の入り口でこちらをうかがっていたガードマンは1人だったが、何かある、と思ったのか4名に増員された。しかし、こちらは紳士淑女の集まり(?) おだやかに彼らに話しかけた。
怪訝そうな彼らに『広報の●●さんにお約束を頂いているのですが…』と伝えると、ビックリしたように受付に通された。広報室長の●●氏は、にこやかな笑顔で約束どおり面会してくれた。彼には非はないので、こちらも紳士的に、しかし、執拗に迫った。
そして、一応、昨日の日記に書いた抗議文全文を彼の前で朗読し、社長、編集長、本宮氏宛、それぞれの封筒を託した。集英社一階の打ち合わせコーナーで打ち合わせをしていた多くの人々が『抗議文…』と私が大声で読み始めた途端に、シーンとなり『象さんの耳』のように聞き入っていたのは、それなりに意義があったと思う。
集英社側は、10月12日までには文書で回答することを約束してくれたので、約30分の抗議面談を終わり引き上げた。
本宮氏の過去の作品は、男らしさを強調したものが多く、強い男が女性を助ける、という当たり前だが、当世『ジェンダーフリー』教育のもとではタブーとなった描写が多く好感を持っていただけに残念である。
百人斬り裁判(遺族の名誉回復)や、靖国裁判が佳境に入っている今、このような自虐的歴史観に基づく漫画が公開されることは、何か大きな組織の『いかがわしさ』を感じざるを得ない。
拉致問題もマスコミに登場するまで黙々と訴えていたのは、地方議員だった。国会議員さん!日本の誇りを取り戻すため頑張ってよ!
| 2004年10月04日(月) |
本宮ひろし先輩、史実を曲げちゃダメ!@ヤングジャンプ |
集英社の少年向け雑誌ヤングジャンプに連載中の本宮ひろし氏作の『国が燃える』に、南京大虐殺が掲載されていた。
その内容たるや、フィクションとことわりつつも、岸信介氏や松井岩根氏など実名を使用し、中国の真偽不確かな写真を使うなど、歴史考証のひどい作品である。
本宮氏は、実は、航空自衛隊生徒9期生で、私の9期先輩にあたるが、残念ながら、1学年で中退をされたようで、志ある防衛庁教官の『歴史』授業を受けていらっしゃらないようだ。
ヤングジャンプは、中学、高校生など『自虐的歴史観』を教員により植え付けられた可哀想な青少年の読者が多い。漫画を読んで『やっぱり日本はヒドイ国だった』などと思われたのでは、正にかの勢力の思う壺ではないか。
こいつは、いてもたってもいられない。明日、集英社に抗議に行くぞ。さっそく、集英社編集部に連絡を取ると、さんざんまたされた挙句『郵送してください』の一点ばり。しつこく食い下がると『窓口は広報だ』とまわされる。広報は流石に感じのよい職員が出て、会っていただけることになった。
日本を代表する出版社の良識ある対応を期待したい。
(以下、抗議文全文) 株式会社集英社 代表取締役 谷山 尚義様 平成16年10月5日 『ヤングジャンプ』編集長 田中 純 様 「国が燃える」作者 本宮ひろ志様
集英社問題を考える地方議員の会 代表 犬伏秀一大田区議 事務局長 松浦芳子杉並区議
古賀俊昭東京都議・土屋たかゆき東京都議・高橋雪文岩手県議・鈴木正人志木市議・白土幸仁春日部市議・新村和弘雄踏町議・渡辺眞日野市議・沢田力さいたま市議・大田祐介海老名市議・宍倉清蔵千葉市議・大関修右内原町議・上島よしもり世田谷区議・鴨打喜久男小平市議・上橋泉柏市議・吉住健一新宿区議・大西宣也町田市議・伊藤玲子鎌倉市議・井出口良一大分市議・井上健国立市議・三宅隆一川崎市議・梅田俊幸日野市議・頼重秀一沼津市議・小畑くにお浜北市議・三宅博八尾市議・水ノ上成彰堺市議・木村徳国分寺市議・広重市郎宇部市議・吉田信解本庄市議・中田勇新座市議・新井よしなお町田市議・佐々木祥二元長野県議・森高康行愛媛県議・天目石要一郎武蔵村山市議・岸田正大田区議・田中健大田区議・伊藤たけし渋谷区議・稲川和成川口市議・井野兼一塩尻市議・矢本おさむ南海市議 (10/4現在 順不同)
抗 議 文
私たちは、各地域において、青少年の健全育成と、異常な自虐的歴史観の排除に奮闘している地方議員です。 貴社が平素より、出版物を通じ、青少年の健全育成に努められている由、敬意を表するものでございます。しかしながら、貴社発行『ヤングジャンプ』42、43号に掲載されている、本宮ひろ志氏作「国が燃える」については、その史実考証の稚拙さなど、看過する訳にはいきません。つきましては、各議員連名のうえ、下記のとおり抗議いたしますので、平成16年10月12日までに誠意ある回答、対応及び面会を求めます。
1. 所謂『南京大虐殺』は、当時の体験者や、研究者、学者により、諸説が分かれているところであり、ないという強力な証拠があるものの、あるという確証がない状態で、松井石根氏、岸信介氏等実名を使用し、これをあたかも戦争の真実として漫画化している。
2. 中国の真偽定かでない写真を用い、百人斬りを事実として記載し、意図的 に歴史を歪曲している。
3. 歴史的認識が確立されていない青少年に多大なる影響を与える貴誌に、史 実ではない残虐なシーンが登載された事は、次代を担う青少年の心を傷つけ、遺憾である。
4. 事の重要性を認識せず、問題の事実関係についての調査研究を怠り、大東亜戦争従軍の将兵、遺族さらには日本国及び国民の誇りに傷をつけ、辱めさせた行為は厳に慎むべき行為であり、フィクションと記載された「漫画」であっても許されない。 以上 連絡先:144-8621 大田区蒲田5-13-14 大田区議会 犬伏 秀一 166-8570 杉並区阿佐ヶ谷南1-15-1 杉並区議会 松浦 芳子
| 2004年10月03日(日) |
大田区都議会選挙事情 |
参議院選挙が終わり、次は来年7月の都議会選挙に各政党とも走り出している。区議会でも冗談まじりに『都議会に●●区議が出るらしい…』などという怪しげな情報も飛ぶ。
そもそも、国会、都議会、区議会と上から順番にキャリアアップの階段ではないが、人数や報酬額から、そのようなイメージが議員だけでなく、一般区民にも多いようだ。都議会などは、常任委員会まで『質問原稿』を理事者(役人)に事前に渡すそうで、朗読大会を毎日やっている。ご苦労なこった。
さて、大田区の都議会は定員8名と、都内でも有数の議員数を誇っている。現在の都議は以下のとおり。(敬称略)
自民:大山均、松原忠義、鈴木晶雅 民主:名取憲彦 公明:藤井一 共産:丸茂勇夫、可知佳代子 欠員1
今現在、次期都議選に立候補が予定されているのは、以下の方々である。
自民:松原忠義、鈴木晶雅 民主:名取憲彦、岡崎幸夫(元区議) 公明:藤井一、遠藤登(新聞社勤務)共産:可知佳代子、中村 稔(元区議) ネット:飯島時子(詳細不明) 無所属:石原聖康(故新井将敬代議士秘書)、 他にも、区議から挑戦する動きがささやかれており、相当の激戦になるようだ。
まあ、無所属のあっしには関係ないことでござんす!
| 2004年10月02日(土) |
路上禁煙告知キャンペーン!@蒲田駅 |
昨日から、蒲田駅東西地区の路上での喫煙が禁止された。過料(行政罰)は1000円だが、区幹部も徴収には積極的ではないので、過料になることはないだろう。『あくまで区民の良識に期待』するらしいが、良識のないヤツが多いから、条例改正したのだろう。駐車違反や青空駐車、飲酒運転が激減したのは、取り締まりの強化と罰金の増額が原因で、決して運転者の『良識』が向上した訳ではない。
まあ、とりあえず『良識』に訴えるため、昨日から蒲田駅東西において、禁煙告知キャンペーンを実施した。昨日は初日ということもあって、タバコ商組合、町会、商店街などの団体、区助役以下幹部、区議会議長、都市整備委員長が出席して、『出陣式』が行われた。
なにしろ、この条例制定の陳情付託から、改正まで約三年間、所管の都市整備委員会に所属している議員は、私だけなので、娘の嫁入りのような気分である。さっそく、テイッシュと告知ビラを駅頭で配った。
流石に事前のボランテイア団体の『区役所になりかわり』という看板がきいているようで、吸殻のポイ捨ては激減。たまに、知らずに、タベコに火をつけようといている人には注意を促す。ところが、なかには『あっそう。だからどうした』といって、一向にやめないヤクザ風のお兄ちゃんもいた。これには『千円ですよ!千円!』と追っかけたが、逃げられた。
二日間、駅頭に立ったが、区民の方からは『良いことだ!』『もっとやれ』という励ましの言葉を随分といただいた。また、『タバコもいいけど、放置自転車もなんとかして』という訴えも多かった。まだまだ、やること多いな。
ちなみに、初日参加した議員は、議長、都市整備委員長、自民党幹事長、蒲田地区選出の自民党議員、そして私の5名。二日目は私一人だった。現場を知る意味でも、このようなキャンペーンには多くの議員の参加が望まれる。
| 2004年10月01日(金) |
デパートのエレベーターかと思うような親切な区職員 |
この日誌でも、また議会での質問などでも『いかに多くの区職員が社会的な礼儀作法をわきまえていないか』を訴えてきた。勿論、マトモな職員さんも多いが、おかしな職員が目立ってしまうのだ。
特に、敬語、お客様(区民)に対する接遇は、まったくなっていない。さわやか区役所運動などというものが始まったらしいが、残念ながら『朱に長らく交わった人々』には、なかなか浸透していかない。
ところが、である。先日、区議会10階に行こうとエレベーターに1階から乗った。高齢者から若い方まで何人かが同乗した。すると、操作盤に近いところにいた区職員バッチをつけて男性が『何階ですか?』と各人に聞く。
『何階お願いします!』と区民が言うと『はい、何階ですね』と復唱する。そして、その階が来ると『はい、何階です』と。民間の教育が行き届いている会社ではあたりまえかもしれない光景だが、区役所では初めて出会った姿だ。
彼は、8階で降りて右(南側)方向の職場に向かったが残念ながらバッチの名前が読めなかった。年のころ40歳前後だろうか。こんなステキな職員さんもいるんだ。とても嬉しい、そしてすがすがしい気分になった。
エレベーターが来ると、われ先に乗り込む幹部も目にする区役所で『特別昇給』に値するぐらい珍しい行為に感謝!
しかし、『珍しい』ということ自体が問題だな〜
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