| 2006年03月31日(金) |
お前の看板は、違法だが、許しを請えば許可する@東京都 |
経営している店舗に、東京都第二建設事務所なるところから、文書やらデジカメで撮影された店舗の写真などが郵送されてきた。
どうやら、この店の袖看板が、都道に若干出ていて、道路法に基づき道路占有の申請をせよ、とのことらしい。さらには、占有面積が2平方メートル未満なので、占有料は免除になる、とも書かれていた。
悪法も法なりであるから、指示通り申請書を郵送すると、しばらくして『道路占有許可書』なる書類が届いた。平成22年3月31日まで占有を許可する、と書いてある。そりゃ、どうもです!
しかしだ、よく考えるとバカらしい制度である。この調査にかかる費用、許可に要する稟議書のハンコに、書類を作る東京都の役人の人件費、紙代、郵送費。無駄じゃないだろうか。
お役人と7年の付き合いになるので、彼らの言い分はわかる。多分『看板等の状況を適切に把握し、道路管理上の資料とする‥』てなことだろう。まあ、万一看板が落下して、事故がおきても適切な許可申請が出ていた、と言い訳が出来ること位しか、合理的理由は見当たらない。
勿論、占有料が必要な大形看板は、料金が入ってくるのだから、ある程度の時間と経費は止むを得ない。が、2平方メートル未満で、占有料が免除のものは、逆に『申請も不要』としてしまえば、日本全国、道路管理を担当する、お役人の仕事が減って、違う『重要なお仕事』が出来るのではないだろうか。
それよりも問題なのは、許可を取ろうが、取るまいが、その看板の安全性は誰も審査していない。
| 2006年03月30日(木) |
多摩川清掃工場、ISO14001取得 |
知らなかった!本日書類を整理していると『区政会館だより』(←巨費を投じて建築した会館!こんなものいらん)という冊子に、多摩川清掃工場がISO14001を取得した旨の記事があった。この工場は、23区清掃一部事務組合が運営しているが、大田区に所在し、職員には大田区派遣もいる。
地方自治体のISO取得は、平成10年頃から流行だし、先駆的自治体の多くが、ISO9000、14000シリーズを取得していった。我が大田区でも、平成11年から12年にかけて、私と関根勉議員(当時)が、再三質問要望で、大田区役所へのISO取得を提案したが、まったくその気はなかった。
ISO取得は、その認証自体は大した問題であはない。認証を取得する過程で、職員が自らの業務を見直し、標準化をし、マニュアルを作る、という作業が重要なのだ。『休まず、遅れず、働かず』という言葉に象徴される公務職場(全員がそうではない)に、大きな活性剤となる認証取得のはずだが、区役所ではその意志はなかった。
それが、清掃事務組合では、すでに平成11年度からISO取得への取り組みを始めていたそうであり、その先見性はすばらしい。そして、昨年11月に、多摩川清掃工場が、上述したような、関係職員の1年半にわたるISOへの真摯な取り組みの結果、取得できたそうだ。
多摩川清掃工場の環境目的・目標は�ー�電電力量の削減��都市ガス使用量の削減�L�品使用量の削減の3つである。ISO取得による効率化と、職員の工夫で、発電量(ゴミを燃やしたエネルギーで自家発電をしている)が20%増加しなんと月間受電電力(東京電力から買った電力)ゼロを3ケ月達成したのだ。
具体的な数値目標が明示できにくい公務職場にあって、素晴らしい成果である。今後も、ますます職場の良循環がすすみ、環境負荷の軽減に努めていただきたい。
Very good job! Special thanks!
| 2006年03月29日(水) |
無防備都市宣言運動は極左で反共? |
昨日、控え室の机の上に、無防備都市宣言条例の直接請求の署名運動のチラシがおかれていた。いよいよ来たな。4/29から1ケ月間署名して、有権者の1/50の署名を集めれば、議会に条例制定の直接請求ができる。
そもそも、無防備都市宣言とは、�|亙�自治体が出来ないこと�∨�一したところで、実効性がないこと��占領軍に無条件降伏するとの意志表明であること、などから到底賛成はできないものであることを、昨年第4回定例会で質問した。
そして、昨日の本会議前に、この運動の事務局長さんという方がたづねてきた。曰く、今度、シンポジウムをやるが、賛成派だけではつまらないので、犬伏さんに参加してもらえないか、というのだ。
冗談じゃない。会場全員が『敵』そのうえ、そもそも哲学が違う人々に、何を話せというのだ。例示が品がないが、女性は皆きれいでステキだ、という価値観を持っている私が、女性はみんな汚い、という連中を説得するのは不可能だ、と申し上げた。半分が賛成派、半分が反対派で、討論をしようというのであれば喜んで出席しますよ、と固辞した。さらには、市民運動としてやるなら中核派などは排除しないとダメ、とも付け加えた。
区議会では、間違いなく否決される直接請求だが、区民の直接請求という権利を啓発する意味ではよいと思う。ただ、『無防備だの、非武装』が『平和』を招くという、平和ボケ意識の頒布はやめていただきたい。警察官がいなければ犯罪が減る、消防官がいなければ火事は起きない?そんなことないでしょ。
チラシにも『偽装』がある。日本地図の上に、いくつかの都市名が書かれていて、いかにもその都市で『無防備宣言条例』が可決したかの誤解を受ける表記だ。実際には、すでに否決されたり、署名運動を行っている都市名にすぎない。
区議会では、左翼に属する日本共産党の議員に、この運動について質問すると意外な回答がかえってきた。
あれは、我々とは無関係。彼らは、反共で、極左だ。と。
そうなんだ!まあ、極だろうが、普通の左だろうが、日本が嫌いな連中は同じ穴のムジナである。
長い長い予算議会も本日最終日。普通、最終日は2時間もかからず終わるが、今回は国民健康保険や診療報酬の変更の厚生省告示があったため、最終日に議案上程、即日委員会審査、議会運営委員会開催、本会議再開、と6時近くにやっと閉会となった。
日本中の自治体でこの時期、定例会をやるのは、厚生労働省のお役人も知っているはずである。それを、こんなギリギリまで告示を出さないなど、国は何を考えているのだろう。介護保険や障害者自立支援法もそうだが、厚生労働省のお役人の『無能ぶり』が目につく定例会であった。
最終日に印象的だった出来事2つ。
1つは、再三褒めているが、自民党湯本議員の最後の一言。多分、その前までの部分は会派の意見で、誰かが書いた文章を読んでいるのだろう。最後は、こうしめくくった。
人が暮らしているのは、規則のためではありません。規則は、人がくらしていくためのものです。
いいこと言うな!
さらに、平成18年度予算案が賛成多数で可決された瞬間、区長が起立して我々に最敬礼された。過去、おじぎはあったが、最敬礼は初めて見た。恐縮です!
これも再三指摘している、些かおかしい共産党さん。一般会計には反対して、職員厚生資金特別会計には賛成。おかしいじゃん!職員厚生資金の歳入は、一般会計から繰り入れられている。論理的に矛盾している。相変わらずである。
そして、昨日部長級にだけ渡された『管理職人事異動』の一覧が議会にも配布された。いつも、この人事異動は興味深く拝見している。それは、この巨大な組織のトップが、何を基準に仕事を評価するのか、どうのような言動を嫌うのか、さらには、どのようなパワーバランスが区役所に存在するのかがよくわかるからだ。
今回の人事異動では、課長級1人と部長級1人に、そのことが如実に出ていて解りやすかった。課長級の方は、閑職に、部長級の方は区役所の外へ出された。
もし私が公務員だったら(だったこともあるが‥)、きっと永年閑職だろうな。
恐るべし人事権!
| 2006年03月27日(月) |
市民参加の論点by福島大学今井教授 |
昨日は、早朝、神奈川大学小山教授の『使命(ミッション)』の講義を、そして、午後からは、区民団体主催で、区役所2階で開催された福島大学今井照教授の『市民参加の論点』の講義を聴講した。面白かったのは、座席である。早朝は指定席で、講師の目前。午後からは、自ら、講師の目前を選んだ。
今井教授は、実は8年迄は大田区の管理職だった方だ。通称官房系(企画財政部門)にいたころに、執行部と確執があり転身されたらしい。私流の勝手なセグメントだが、大田区役所では、浪花節派とアカデミック派(理論派)のどちらが、重用されるか、前者である。まあ、仕事を円滑にすすめるためには『好きな人間』で固めるのは、リーダーとしてまんざら悪い技法ではないともいえる。
教授の第一声が興味深い。曰く、大田区役所で『市民参加』が語れるとは、感慨深い。大田区もここまで来たか、という感がある。と。
いくつかの問題点を提示されたが、わかりやすい例示をいくつかピックアップする。
市民参加経験者の悩み *議会がいい顔をしない。 *役所が仕事を市民にやらせようとしている。 *市民同士が合意できない。 *市民参加で決めても首長が変えてしまう。 職員の悩み *市民参加を呼びかけても、市民の反応がない。 *参加するのは、いつも同じ人たちばかりだ。 *市民の視野が狭くて自分のことばかり主張する。 協働担当者の悩み *上司の指示⇒『まずは市民と行政の役割分担を決めてから‥』 役割から、市民と決定すべきだろう。
市民参加は、役所を変えることであって、役所が温存されていて、その『外部』に市民参加がある、ということはない。
『全市民の総参加』が理想状態ではない。漠然とした『市民』としての集合意志というものはない。
最後に、『大田区の市民参加レベルは?』との、厳しい質問には以下のように答えられた。
大田区においては、市民が役所を鍛えていない。
名言である。ついでに言えば、区民が議会を、議会が役所を鍛えていない、と付け加えたい。質疑応答の時間、何度手を挙げようかと悩んだが、『市民参加』の講演会で議員がでしゃばるべきではない、と必死の思いで耐え忍んだ。
事務局、運営にあたられた皆さん、ご苦労様、ありがとう。
今日、日曜日はたまたま、朝と午後、大学教授の講演会を2件聞いた。1件目は早朝7時から、鶴見倫理法人会(文部科学省所管公益法人)主催のモーニングセミナ−を聞きに、会場である曹洞宗大本山総持寺に出かけた。名前と場所は知っていたが、実際に行くのは初めて。その境内の広さと、きれいさ、壮大さに圧倒されてしまった。(倫理法人会と曹洞宗とは無関係。たまたま会場を借用しただけ)
こちらの講師は、色々な場面でご一緒する、神奈川大学経済学部小山和伸教授である。大学での講義は『マジメ』で面白くなかったが(失礼!)、学外での講演や著書は、別人のように面白い。そして、なぜか、講師の目の前、最前列に私の席が用意されていた。
きょうは、『カイコの繭を生み出だすが如く』とのテーマで話された。これは、人や会社の使命を繭になぞらえてである。日曜日の早朝にもかかわらず、403人の経営者が絶妙な講演に魅了された。講演の趣旨は以下。
カイコ本人の使命は、繭を作り早く蛾になることだ。しかし、その前に煮られて、きれいな糸なる。実は、この『糸になる』ことが、本当の使命だ。石炭を山のように積んで走る蒸気機関車は、一見『石炭を積むこと』が使命のようだが、実際にはそうではない。馬車馬が、人や荷物を乗せて、次の中継地まで走る。中継地には、おいしい馬草がある。それを目指して走る馬の使命は、実は草を食べることではない。
生物学者に『生物の生きる目的』を問えば、きっと『個体の維持と種の保存』と答えるだろう。だとしても、人の使命はそうではない。企業も、『利潤をあげること』が、一見使命のようだが、そんなことではないはずだ。もし、利潤をあげることが使命だと思っている経営者がいれば、それは、カイコの蛾になることと、馬車馬の馬草が使命と同様のことだ。人も企業も、自らの使命を熟慮して、もっと高いもの、理念の実現にあたるべきである。
そして、最後に、
今日、官が公の精神を失っているので、民に任せるしかない日本を変えねば、と結ばれた。(拍手喝さい!)
(二件目の講演は、明日の日記に書く)
| 2006年03月24日(金) |
今日うれしかったこと@予算特別委員会最終日 |
長かった予算特別委員会も本日で終わり。最後に交渉会派(議員3名以上)で、持ち時間に余裕のある4会派がしめくくり総括質疑を行った。我が会派は、すべて使い切ったので、しめくくりは出来ない。
涙がでたのは、荒木秀樹議員。命の尊さを訴える質問を毎回されているが、今回は、最近おきた残忍な事件を紹介した。それは、少年3人が小学校から盗み出したウサギをサッカーボール代わりにして蹴って殺し、川に捨てた、という事件だ。質問を聞きながら、その光景を想像し、恐ろしさと、小さなウサギの哀れさを思い涙が出た。きっと家庭に問題があるはずだ。どんな親じゃい!教育委員会の答弁は『問題のある家庭、親向けのセミナーには、来てほしい親は来ないで、問題のない家庭の親が参加する。』そうだろうな‥
相変わらずあきれたのは、日本共産党。ヒューザーの小嶋社長が週刊誌に語ったという事件に関連して、所属会派を離脱、無所属になった議員について、区長に感想を訊ねたが、それで終わり。なんじゃい!聞くなら、真剣に確認すべきで区長のコメントなんかではないだろう。あんな中途半端な『いい訳』として質問する位なら、当事者にも失礼だから聞くな!
最後に、嬉しかったのは、区長挨拶。予算委員会や決算委員会では、恒例で最終日に区長、議長、委員長が挨拶をする。大体、差し障りのない『ご苦労さん的』なもので、過去7年間そうだったと思う。が、今回の区長挨拶はピカ一、社交儀礼的ではなく、心のこもったものだ、と感じた。
『色々のご指摘、委員会前までに国の態度が決まらずに申し訳なかった。本当は、私がご答弁したい局面もあったのだが、担当の部課長が勉強して答えているのを遮るのは忍びなかった。ご指摘を踏まえ、予算執行にあたる。』文字にしてしまうと、こんなものだが、議場にいた者としては、今までにない『優しさ』を感じる挨拶だった。Thank you, Mr. Mayor!
も、ひとつ嬉しいこと。同期(2期生)の野呂惠子議員が、私の服装を見て『今まで、こんな服着たの見たことない。おしゃれ!』と褒めてくれたのだ。彼女とは、思想信条は正反対だが、議会改革やお役人への対応では共通項が多い。ちなみに、今日のスーツは、リクルートスーツのような濃紺、ヤフオクで3000円。ネクタイは、通信販売で12本7900円の、ライトブルー。Yシャツは、ニッセンで5枚4000円の、ブルーのストライプ。
まあ、ストライプのYシャツは、今まで着なかったかもしれない。高校(自衛隊)時代から、Yシャツとパンツは白と決めてかかっていた(正確には、決められていた)ので、いつのまにか、ストライプやカラーシャツを着なくなっていたかもしれない。Thanks,Ms.NORO!
| 2006年03月23日(木) |
4月からの介護保険法改正を聞く |
本日は、予算委員会での私の最後の出番。介護保険について以下のように質問した。
�|楼菠餝膸抉腑札鵐拭爾�、区内の在宅支援センターをバージョンアップしてつくられるが、その運営に不安が残る。例えば、要支援の方々のケアプランは、居宅介護事業者に委託されるが、ケアマネ1人あたり8人分しか書けないので、区の算定では940人程度のケアプランを、地域包括支援センターで書かなければならない。
そして、このプラン作成に本来支払われる4000円が、地域包括支援センターで作成した場合は、払われない。なぜ?
また、大田区は現在の要介護から要支援になる方は、60%程度として試算をしているが、昨日の認定審査会で、すでに70%を超えてしまったではないか。この数字をもとに、再計算すると、包括支援センターでケアプランを書かなければならない数は、2000名を超え、1センターあたり120件を超えてしまう。3人のマンパワーでは不可能だ。財源とマンパワー両面から支援しないと、ケアプラン難民が出る。
答え:地域包括支援センターには、人件費などで支援をしているので、4000円は支払わない。
現在の人員で処理できるものと考えている。
��地域包括支援センターの業務に虐待などへの対処があるが、平日の区役所閉庁後や、土曜日の午前中など、支援センターはやっているが、区役所職員がいない時のための、緊急連絡体制を作るべきである。
答え:警察、消防などへ連絡して適切に処理するよう指導する。
�2雜醉祝匹砲盪箸錣譴襪任△蹐�施設が、民間などに指定管理者として管理を委託しているが、その指定管理者が、再委託をしたり、区民サービスを低下させている。民間活力を生かす本来の趣旨を指導せよ。 例:大田スタジアム⇒大田体育協会が指定管理者⇒某鉄道系会社(区役所2階食堂をタダで借りている会社)に、ほぼ丸投げ(丸投げは協定書で禁止されている)
アプリコ(区民ホール)地下駐車場⇒大手駐車場業者が指定管理者⇒車庫証明費用3150円、パスカード再発行手数料1575円を新たに徴収。いやなら解約せよ、と利用者に電話で説明。
答え:指定管理者は適切に運営されているものと思う。
いかに、お役人が『楽天的』か、答弁からご理解頂けるだろう。 まあ、大丈夫、というのだからきっと『大丈夫』にするのだろう。大変なのは、地域包括支援センター業務を受託した民間事業者である。 4月からケア難民、ケアプラン難民が出ないよう、よろしくお願いしたい。
先日『議員の質問に嘲笑しているお役人はけしからん。誰がそうか傍聴に来て』と書いた。と、一昨日から今日までの二日間、彼ら(嘲笑していた役人)を観察していると、明らかに『嘲笑』はやめた。(苦笑はいいのよ!)
今日の予算委員会の感想。まずは、やはり『確かな野党』を目指す共産党の追及の甘さが目についた。私が共産党の議員だったら、もっと別の切り口があると思う。最終日に、絶対に採択されない予算修正動議を提出するようだが『やりました』というパフオーマンスの質問や動議では、有権者は白けてしまうだろう。ガンバレ共産党さん!
菅谷郁恵議員は、大田区の幼稚園教諭の人数と非常勤講師の数を質問して、『なぜ常勤にしないのか。非常勤講師は本当に頑張っている』と質問した。おいおい、その件は『区立幼稚園廃園』で決着済みだろう。2年後に廃園になるのに、常勤職員を採用せよ、とは『子どものため』というお得意の冠をつけての『党員確保』がねらいか‥
大竹辰治幹事長は、図書館のインターネット検索について質問したが、こちらも、区民サービスよりも、図書館を民間委託したことが論点になっているようで、疑問。さらには、4月より23学級になる区立小学校についての質問には、どこにでも書いてある数字の質問から入り、最後は『対策を求める』と、あっけない終わり方だった。
今日のトピックは、追及の甘い共産党にかわり、自民党の風雲児、湯本良太郎議員であろう。大竹議員と同じ、図書館の蔵書のネット検索について質問した。
湯本:23区中、22区でネット検索が出来るが大田区はできない。なぜか。 図書館長:蔵書が多く、16館もあるので費用も多額でできない。 湯本:いくらかかるのか検証したか。 図書館長:予約増による人件費、輸送コストなどあわせて概ねほぼ(変な言葉だ!)5000万円である。 湯本:区長、残り1区になってしまったことのご感想を。 区長:なんでも便利になればいいとは思っていない。あなたのブログを見たが、とても見ずらい。
お役人は、改善したくない又は上司にその気がない案件のコスト計算は、なるべく高額に、是非やりたい案件は、なるべく安価に説明するという習性がある。今回は前者の好例であろう。すでに大田区内図書館の蔵書検索は、図書館内の端末ですぐに検索できるようになっている。これを、ネット環境に接続するだけの話である。5000万もかからないのは、ド素人でもわかる。
さらには、区長の『あなたのブログは見ずらい』との、答弁にはビックリ。お前みたいな、わかりにくいブログを書いている若造に言われたくない、との怒りだろうが、行政と人生の大先輩としてどうだろうか。
明日は、おいらの出番だ。嘲笑されないように頑張ろう。
| 2006年03月20日(月) |
予算特別委員会@都市整備費 |
本日、次のような趣旨の質問をした。原稿は用意しない主義なので、記憶によっているので、正確なものを希望される場合は、後日図書館などに配布される議事録をご覧いただきたい。
�� 構造計算ソフトを4次補正予算で購入したが、使用していないようだ。ソフトは、すぐ陳腐化して新しいものが出る。使わないのに何故買ったのか。
答え:現在、使用方法などの研修を行っているところである。
�△垢戮討鮃渋し彁山稜Г鬚靴討い討六�間が足りないだろうから、怪しいものだけを抽出しておこなうべきであるが、その『怪しさ』を見つけるのは、長い経験をもった職人芸の職員である。ところが、ここ数年、建築職の採用をしていない。技術の継承をするためにも、計画的な採用をすべきである。
答え:必要な人材を計画的に採用すべきと考えている。
��自治体において、確認申請の電子化を研究しており、新宿区などは導入している。電子化により、経験ある職員をルーチンワークから解放して、本来のチェックが出来るようにすべきである。
答え:検討課題である。
�い海海法△△訥�会会館の確認書類、構造計算書、施工検査書類、検査済証な4どがある。いずれにも、建築主事として大田区建築審査課長の氏名がのっている。ところが、この会館が『手抜きで違法である』とのチラシが区内町会長などに配られていて、町会は困惑している。公に『違法ではない』と確認したい。また、この確認は平成15年9月であるが、大田区の確認書類保存期限であると1年で、またまた『書類がなくわからない』となる。デジタル保存などえ永久保存検討せよ。
答え:チラシに指摘されている、鉄筋部分には荷重はかかっておらず、違法でも手抜きでもなく合法であると考えている。
車検も確認申請も似ているな、というのが率直な感想だ。陸運支局に持ち込む車検も、2年間『安全ですよ』という制度だと誤解している消費者が多いが、たまたま、車検場で検査した瞬間は、基準に合致していただけなのだ。 まして、悪意の業者には対抗できない。よく悪徳業者がやるのが、ヘッドライトの角度の指摘の対処法。ダンボールをかませて、検査に合格するように調整する。ただ、ダンボールだからすぐずれてしまう。検査は通る。
建築確認も、書類を検査したところ、建築基準法に合致していましたよ、という正に『確認』に過ぎないのかもしれない。偽装に対抗するには、『構造の再計算をしているぞ』というアナウンスによる抑止効果と、法改正による抜本的対策が求められる。
| 2006年03月19日(日) |
朝の歴史散歩@止め天神 |
最近スポーツをやっていない。炭水化物ダイエット(こいつはきく!)のお陰で、体重は10kg近く減ったし体脂肪率も20をきったが、その分体力も落ちた気がする。
そこで、一大決心(?)をして、毎朝、六郷橋の下にある壁打ちテニス場(多分、区営で24時間オープン、無料)で、早朝テニスをすることにした。マラソンやジョギングはあきてしまうが、昔取った杵柄のテニスなら大丈夫だろう、との思いだ。
ちなみに自慢すると、中学時代、立川市民大会2年連続優勝、都大会ベスト8、高校時代、埼玉県民大会入賞(何位か忘れたが賞状を持った写真有り)等、それなりに華ばなしかった。
15分も壁相手に打っていると、どどっと疲労感が。いかん、明日から仕事にならない。もうやめよう。
すぐ近くに、梅がきれいな『北野神社』という小さなお社が見える。体力回復(?)のために参拝することにした。参拝後、この神社の由来を彫った石碑を読んだ。
それによると、この神社の近所には、将軍家の馬術指南役である柳生家の馬小屋があったそうだ。八代将軍吉宗公の馬が暴走した時、この神社のご加護により、将軍は落馬を免れた。以来、『落馬止め天神』東海道を旅する諸侯はじめ旅人が、参拝するようになった。そして、いつのころか『止め天神』となり、受験で『落ちない』など、何かを止めてくれる神社となったそうだ。境内には、寛永年間に建立された石柱などもあり、歴史を感じさせる。
そういえば、平成11年の区議選の時、二度と落ちないようにと(平成7年に落選した)、支援者の方が、この止め天神のお札を下さった。おかげで、当選した。やはり霊験あらたかな神社である。
| 2006年03月18日(土) |
不思議な出会いもある街頭区政相談会 |
たまに珍客もある『街頭区政相談会』も今日で3回目となる。前回までは、路上にストーブを出しての開催だったが、今日は風は強いがストーブはいらない。四季を感ずる行事でもある。
毎回とても楽しいのは、相談に来られる方の9割がた、初めてお会いする方なのだ。知らない方との出会いや、情報は、とてもワクワクして、この相談会を続けるモチベーションにもなっている。(前回、たまたま来られた知り合いが相談されていたら、サクラだの屈強な用心棒だのとのウワサが流されて笑ってしまった。相談者は、心優しい病院の事務長さんなのに‥)
今日も、区政全般についてのご意見、職場での問題についてのアドバイス、地中有害物質など広範な相談が寄せられたが、特筆すべきは、一人の青年との出会いだ。
自転車をこいで私の机の前を通過したと思ったら、ユーターンをして戻って来た。ちょっといいですか?と、とても感じのよい好青年である。
関西から6日前に六郷(私の地元)に越してきて、4月からは夜学に通うのだという彼は『職がない』のだ。土地勘がないので、ハローワークや、就業支援の場所を紹介して欲しい、との相談だった。
さっそく、ハローワーク蒲田プラザと、お仕事ナビ(大田区産業振興協会)を紹介したが、知り合いもいない東京で、さぞかし心細いだろうと、もっと話を聞くことにした。
詳細は書けないが、彼の心意気に感銘して、ある団体の理事さんに電話をいれ、さっそく月曜日に面接することになった。
彼の就職決定と、学業の成就を願ってやまない。ガンバレ青年!
(後日記)青年から弾んだ声で電話があった。『採用になりました』新たな春に、おめでとう。大田区でステキな出会いがまた一件。感謝。
| 2006年03月17日(金) |
独り言@予算特別委員会 |
毎日、毎日、他の議員の質問と、お役人の答弁を聞く苦痛、いえ勉強の日々である。また、嬉しい悲鳴は、隣室の荒木秀樹議員が、毎日オヤツを強制的にくれることだ。昨日は、大森名物『なんとか餅』、今日は柏餅を、それぞれ、昼休みに1個、三時に1個『食べさせられた』のだ。大の甘い物好きなのだが、ダイエット中(本当!)の身、毎日、意志の弱さと、彼の優しさに負けている。
さて、以下最近の予算委員会での質問から印象に残ったものをいくつかコメントしたい。
生活者ネットワーク奈須りえ議員は、会派を代表して総括質疑50分。資料と調査に基づく質問には緊張感と迫力があった。その中でも、面白かったのは、大田区が東京都から購入した土地に、成形アスベスト板が露出していた問題で、都との契約に瑕疵担保責任条項がないことを指摘したところ、所管部長が「相手が知りえていたことについては、瑕疵担保の記載がなくても民法上の責任を問える」との答弁。なんじゃい、東京都はアスベストがあることを知ってて売ったんかい!
自民党の最年少(多分28歳)の湯本良太郎議員の介護保険についての質問は、秀悦だった。当選したばかりのころは『生意気な兄ちゃん』と思っていたが、ここ3年間でメキメキ勉強し、とても素晴らしい期待の星になった。
4月1日から始まる新介護保険法に基づく、介護予防の受け入れ態勢の不備について、具体的な数字を出させて、矛盾をつく論法は、今までの自民党ではないタイプである。きっと、先輩議員からは質問後にたしなめられているだろうが、とてもよい質問だった。
公明党の淑女、古山昌子議員の認知症対策についての質問もよく研究されていて感銘した。公明党の質問の強さは、『区民相談』の生の声をもとに、行政に優しく迫る点だ。『事実』には、小手先の反論は通じない。
もっともあきれたのは、共産党である。
黒沼良光議員は、生活保護について具体的な事例をあげて質問したが、担当課長は『質問通告にないのでこて答えられない』だの『プライバシーに関するので答えられない』と、答弁しない。まったく議会軽視である。通告などしなくても簡単に答えられる内容であったし、プライバシーには触れずに答弁できる内容だった。黒沼議員は、もっと、抗議して追及すべきだが、あっさりと次の質問へ。
藤原幸雄議員は、商店街振興策が不足しているとして、売り上げ向上のために、街路灯の電気代、設置費用の全額補助と、商店会館の設置を要望した。はたして、街路灯の補助が売り上げ貢献にいかほどの効果があるんだろうか。
また、本日の大竹辰治共産党幹事長の質問も意味不明だった。公衆便所の清掃費が年々下がっているが、どうか、との質問。これは、実はある業者が手抜きをしつつ、低価格で落札をしている結果なのだが、その実態や奥深い問題には触れずに『便所掃除の予算は減らさないように‥』と結んだ。あれ‥なんだよ。
ガンバレ野党、共産党!情けないぞ。
寝るな、いぬぶし!情けないぞ。 すみません‥
34日間にも及ぶ、長い予算議会の渦中である。毎日毎日、理事者(お役人)と面と向かっていると、その仕草で、その人の人となりがわかってくるから面白い。大袈裟に言えば、その人の生き様から人間性まで見えてくる。
それは、特に『自分には関係ない』質問の時の態度でわかる。自らと違う意見の議員、または、素っ頓狂な質問をする議員に対し、明らかにバカにしたような笑い方をする役人が多い。また、これ見よがしに、寝る役人も多い。 これは、ふざけるな!と申し上げたい。僭越もいいところである。どんなに、とんでもない質問をしようが、反対で気にいらない質問をしようが、彼(又は彼女)の後ろには、3000人以上の区民の信託があることを忘れてはならない。
お役人席に座っている役人で、区民の信託を受けているのは、区長唯一人であり、それ以外は、公務員試験と管理職試験に受かっただけの『公僕』である。頭が高いぞ!各々方。まじめに聞け!
さらに腹がたつのは、『どうせくだらない質問するのだから、早く終わろう』と悪びれずに話す、幹部役人もいることだ。人として本当に可愛そうな人生を送ってきたのだろうな、と思う。名刺の肩書きがなくなった途端に、友達(実は取り巻き)がいなくなるタイプである。
そこで、頭が下がるのは、西野大田区長である。私は、一応区長与党を標榜しているが、必ずしも区長の政策すべてを『是』としている訳ではない。が、少なくとも、議会における態度を見る限り、ピカ一の人間性である。
彼は、決して議員の質問に対し、他の『小役人』のように嘲笑することはしない。腹だたしそうに聞いていることはあるが、絶対に議員の質問に『バカにした』ような態度を取ることはない。大将とは、かくあるべし、と思う。権限委譲や、指揮伝達方法などについては、彼の手法がすべて良いとは思わないが、この点だけでも、大将の器であると思う。
それ以外の幹部職員の相当数が、『嘲笑』やら『バカにした居眠り』をする。小物である。その姿は、哀れですらある。
誰がそうか。傍聴席からでも、すぐにわかる。是非、お出ましいただきたい。
お役人さま!そう思われたくなかたら、真剣に聞いてね!
| 2006年03月15日(水) |
ご苦労さん、斉藤實助役。任期満了 |
今日も、予算特別委員会である。款別(科目別)質疑の総務費で以下の質問をした。
*土曜日が祝日だと、同じ一日なのに、一般職は、そのまま。図書館職員などは、代休が週休2日とは別に、もう一日。清掃職員は、週休2日とは別に、135%の休日給が支給されるという、トリプルスタンダードはおかしい。
*第四次補正予算で、職員数が114人減っているのに、超過勤務手当が、998万円余り増額補正になているのは、おかしい。職員配置を再検討せよ。
*区役所2階の100坪を、食堂として、西野善雄大田区長が、西野善雄大田区職員文化会(区職員福利厚生団体)会長に無償で貸し付けるのは、民法108条で禁ずる双方代理にも抵触し、それを、さらに民間企業に丸投げで『タダ』で貸すことは、区民の理解を得られない。職員の福利厚生全般を含めてみなおすべき。
などと質問した。
今日のトピックは、自民党の大森議員の『事前に質問内容を通告する原状をどう思うか?』と、本日で退任する斉藤助役に質問したことだ。斉藤氏は、『細かい数字は事前に通告がないと答えられないが、それ以外は、通告なしで活発に議論すべきだと思う。』と答弁された。わが意を得たり、と大拍手をしたが、休憩後に『個人的意見である。事前に通告するのが議会の慣例』と訂正の発言をした。
哀れかな、助役退任の最後の言葉まで、自らの言葉で語らせず、お役所の保身の論理で訂正させる『ゴマすり小役人』が、大田区には、まだ巣くっている。こいつらが変わらねば、区政は変わらないぞ。
日本酒が大好き、ざっくばらんな愛すべき豪傑斉藤助役、ご苦労さん。
そして、通常は後任が議会に推薦されるが、今回はない。私の邪推であるが、来年の区長選挙。今回、若い助役を選任すると、来年『新政権』ができた場合に『彼』は、1年でお払い箱になってしまい、失職となる。それは可愛そう。とすれば、1年間、空席にするか‥それは、現区長の再登板如何であろう。
| 2006年03月14日(火) |
すぐ東京都のせいにする区職員? |
東京23区は、特別区といういささか変わった存在である。政令指定都市(横浜、川崎や札幌市など)に設置される区(行政区)とは違い、独立した法人であり市町村に準じた地方公共団体として機能するが、市町村よりも都が処理する事務が多い。
都道府県市町村が普通地方公共団体であるのに対して、特別区は特別地方公共団体であるため、通常の市町村とは異なった扱いを受けることも多い。地方自治法では、第281条の2第1項で「都と特別区との役割分担の原則」として、特別区のおかれている区域では、市町村の事務でも、大都市地域における行政の一体性と統一性の確保の観点から当該区域を通じて一体的に処理することが必要である事務は、都が特別区を包括する広域の地方公共団体として処理することになっている。このため、都と特別区の事務の処理については、「都と特別区」及び「特別区相互の間」の連絡調整を図るため、都と特別区によって都区協議会が設けられている。
特別区は区長を公職選挙法に基づいた選挙によって選出する。区議会もあり、私達区議会議員も区長同様に選挙によって選ばれる。また、各種公共施設(学校や体育・文化施設、福祉施設など)も各区で設置できる。
特別区は市が行う事務のうち、「上下水道」、「消防」に関しては行えず、「都」が行う。市にはない特例として、「都区財政調整制度」がある。 法人区民税、固定資産税、特別土地保有税、事業所税、都市計画税、国有提供所在地等所在市町村交付金、国有資産等所在市町村交付金、特別とん譲与税、これらはすべて「市」であれば、市の財源となるが、区では一度、「都」にはいった上で、財政調整の原資となり、都と特別区が52:48で、特別区の財源不足額に応じて、財源調整交付金というかたちで、 特別区の収入となる。
また、社会人野球の都市対抗大会(8月 東京ドーム)も、23特別区は各チームのホームタウンの特別区の名前ではなく、一律「東京都代表」という形で出場している。(その他の市町村はそれぞれのホームタウンの自治体名の代表として参加)
以上のことから、特別区は、独立した地方公共団体でありながら、都の下部組織としての意味合いが濃い。そして、そのような歴史的経緯や実態から、区の職員は、何かと言うと『東京都が認めない‥』と、東京都のせいにする。が、その多くが、認めないのではなく、最初から『下部組織』として、訴えずにあきらめているケースが多い。
ガンバレ特別区!
| 2006年03月11日(土) |
いぬぶし火中の栗を拾う@都立大森高校 |
今日は、久しぶりに何の行事もない、平穏な土曜日だった、いや、そのはずだった。午前4時に起床、1m四方の個室でサンケイ新聞をしゃがみながら読む、という朝の行事をすませ、土曜日なので、贅沢にも『朝風呂』に入り、再度惰眠を貪った。が、午前8時すぎ、携帯電話がなる。
電話の相手は、私ではない区議会議員の後援会幹部。『大変だ!大森高校の卒業式で、日の丸反対のチラシを配っている連中がいるぞ』と。う〜ん!眠いし、土曜日だし‥しかし、だ。これは、国家の一大事である。飛び起きて出動。
大森高校に着くと、いるいる。10名程度だろうか。校門前でチラシを配っている。それも、一人以外は、左巻きの皆さん共通の、オヤジルック(ジャンパーにズボン)である。お祝いの式典には、極めて迷惑な服装である。
さっそく、記念写真を撮影すると、おばさんが向かってきた。『あんた、警察でしょう。写真なんかとって‥』区議会議員です、というと、謝った。

これからが、大変だった。卒業式に参加する生徒、保護者の進路を拒み、チラシを渡そうとする彼らに『お祝いの日だ。非常識はやめろ!』と、校門通路から排除する。また来る。『砂糖に群がるありさんみたいなことはやめろ』と、また排除。この繰り返し。
校門の中には『燃えるゴミ』と書かれたゴミ箱が。チラシで校内をよごされない学校の配慮である。
約2時間対峙し、ビラを配った人々とも話した結果、あることがわかった。いわゆる『フツーの市民』はまともだった。目をつりあげてくるのは、実はプロ。以下、今回の参加者のプロフィール。
男性M氏(前進社(中核派の出版社)専従職員、先鋭的)、女性(首都圏ネットワークセンター、先鋭的)、男性(労組関係者、ゼッケンから中核派と思われる)、女性Y氏(品川無防備平和条例の会関係者、元都立高校保護者、とてもフレンドリー)、女性(多分、一般市民、控え目)、弁護士(共産党系事務所所属、極めて紳士的)、他に男性と学生風各一人づつ、いづれも静かに活動していた。
上記以外に男性3名がいたが、実は過激派担当の警視庁私服刑事だった。 保護者や、一般の市民が自らの意見を発言することを否定するものではないが、その後ろには、中核派などの『プロ』がいることは、普通の参加者にはわからない。
そして、その場のTPOをわきまえることも、活動には必要だ。通路をさえぎりビラを渡す、卒業式にゼッケンでビラを配る、礼を失した服装でビラを配る、『卒業式会場』や『都立大森高等学校』という絶好の記念写真ポイントを占領する、などの行為は、決して普通の人々の支持を得られないだろう。この点については、相手側弁護士も、率直に認めていた。
いずれにしても、おめでとう。ご卒業!
| 2006年03月10日(金) |
国民保護法関係条例賛成討論 |
本日の本会議で、国民保護に関する条例が上程された。日本共産党、生活者ネットワーク、緑の党が反対し、うち2会派が反対討論をした。自民党は大体討論はあまりしない。公明党は『平和の政党』がモット-なので、討論はしないだろうと予想していた。多分、国政与党でなければ賛成しなかったろう。
とすると、賛成討論をするのは誰もいなくなり、一方的に『戦争加担条例』と言われてしまう。それは悔しい。そこで、いぬぶし登場である。会派名を名乗らす、『私』と言ったのは、同じ会派内にも『精神的反対者』がいたことに対する配慮である。
私は、ただ今上程されました第19号議案、大田区国民保護対策本部及び緊急対処事態対策本部条例、および第20号議案大田区国民保護協議会条例について、賛成の立場より討論いたします。
そもそも、国民の生命財産を守ることは、国家の究極的命題であり、生命が存続しなければ、教育も福祉も、まちづくりも何の意味をもたなくなることは、万人が認めるところでありましょう。その意味では、防衛は最大の福祉であるとも言うことができるのです。
さて、今回の条例上程は、武力攻撃事態対処等における国民の保護のための措置に関する法律に基づき、大田区において必要な事項を定めるものであります。まず、この根拠法が適法かどうか、それは、その成立の経緯をみれば明らかであり、適法に選挙された国会議員が、法律に基づいた審議と、手続きをへて成立したことは疑う余地がありません。
反対する皆さんは、数の横暴と言われるかもしれませんが、民主主義の基本はパワーポリテイックであることは否定できませんし、その後行われました昨年の衆議院選挙においては、その法案を提案した政府与党が過半数を超える議席を確保されたことを見ても、国民の信を得ているものと思われます。
自衛隊や防衛などをすぐさま「戦争」や「軍国主義」に直結させるのは、日本共産党を筆頭に、一部の皆さんの悪い習慣であります。よく中立国の代表として例示されるスイスにおいては、成年男子には徴兵の義務があり、除隊後も自宅に小銃を常備し、52歳未満の男子は文民保護の服務義務を負い、有事には38万人を超える予備兵力が展開されるのです。お隣り韓国では、45歳までの男子国民により民間防衛隊が有事に組織され、このことは法律で義務化されております。このように、国際社会における常識では、国家が国民の生命財産を守る必要がある事態に、地方自治体が協力し、さらには国民が協力することは疑う余地のないものであろうと思います。
さらには、話し合いだ、平和、平和と唱えることにより戦争はなくなると訴える方々も市民運動家を中心に多くいらっしゃることも承知をしておりますが、イラクで虐殺された香田さんは、無防備の非戦闘員でありました。しかし、生命を奪われてしまった。平成13年9月11日、いつもと同じように家を出た約3000人の世界貿易センターに勤務する人々や消防士も、もちろん武装して出かけたのではありませんが、生命を奪われてしまいました。
わが国だけが平和かといえば、そうでもありません。警察庁の資料によれば、わが国に潜伏している北朝鮮の非合法工作員は、概ね2000人と推定されておりますし、私の古巣でもある航空自衛隊による領空侵犯に対する処置、いわゆるスクランブルは、平成十六年度141回、本年度上半期では103回にも及んでおります。また、テポドンの発射、中国の脅威など、わが国がいつ有事となっても不思議ではないのが、国際社会であります。
4年前に有事関連法案が可決された時にも「戦争法」との主張をされた方々がいらっしゃいました。しかし、あの法案の成立まで、戦車が赤信号で止まる、装甲車が駐車違反のキップをきられるなどというバカげた状態であったことをご存知でしょうか。
阪神淡路大震災の際に、自衛隊の初動についておしかりがありました。しかし、現場では、使えない法律をたてに、被災地にへりを着陸させないとか、海外からの救助犬に動物検疫をうけさせるなど、あきれる体たらくでありました。そのようなことは、二度とおこすまい、そのような事態に備えようとの趣旨の法律、その法律に基づく条例、区民の声を聞こうという条例が、なぜ「国民を戦争にかりたてる事」になるのか、普通の常識を備えていると自負している私には理解できないのであります。
反対する皆さんの主張は、例えれば、消防署を作るな、消防団もだめだ、市民消火隊も反対だ。そんなものを作ったら、火事が増え、国民を火災地獄へかりたてることになる、とおっしゃっているのです。 私は、航空自衛隊予備自衛官として、年1回訓練招集命令に応じて5日間、訓練を続けております。私に課せられた義務は、防衛出動招集、災害派遣招集、国民保護招集、訓練招集であります。なぜ、予備自衛官でありつづけるのか。それは、愛すべき家族、愛すべき故郷、愛すべきこの国は、守るべき価値のある尊い存在だからであります。
そして、これらを守るためには、しっかりとした国家が必要です。国家は、そして地方自治体はあらゆる努力をもって国民を守らなければなりません。そして、必要とあらば力をも駆使してこそ国民を守ることができるのです。平和と安全を守るに足る賢さと十分な力を備えた国づくりこそが今求められております。
最後に、そのような国家の事例としてスイス連邦政府が国民に配布している「民間防衛」という本の言葉を引用いたします。「自由と独立は、絶えず守らねばならない権利であり、言葉や抗議だけでは決して守り得ないものである。われわれの防衛力を弱めようとする勢力は監視しなければならない。内部から国を崩壊させようとする作業が、公共精神を麻痺させるものによって企てられる可能性が常にある。自由はよい。だからといって、無秩序はいけない。ゆえに国家独立の意思をなくしてわれわれを弱体化させようとするイデオロギーに対して、人々の注意を喚起する必要がある。教育者、政党、組合、愛国的グループなど、世論に影響を及ぼす立場にある人々は、自らの責任を絶えず自覚しなければならない。」
以上、大田区民の生命財産を守る重大な責務を負うべき大田区がすべき事項を定めるために必要な、本条例の制定は遅きに失した感すらありますが、諸手をあげ賛成し、「戦争に加担するな」という反対派議員の翻意を強く強く願い討論としたします。
| 2006年03月09日(木) |
また見っけちまった!区役所のおかしな慣例 |
予算委員会を前に、区議会議員は『ネタ探し』に一生懸命。お役人は『何を質問されるのか』の取材と、変な質問が出ないよう『調整』に議員をまわるのが、ここ1週間の議会模様である。
私は、例によって、職員の手当やおかしな習慣に焦点をあてて『ネタ探し』を始めた。ありました!ありました!
なんと、土曜日に勤務する職員(図書館、清掃、保育園等)は、その土曜日が祝日であると、給与のダブル支給または、休日給(135%)が支給されているのだ。
普通の行政職(事務職)は、土日が休みである。従って、土曜日が祝日であっても、その代休や手当を支給されることはない。ところが、たまたま、祝日である土曜日に出勤を命ぜられた職員は、土曜日に代る週休日をもらい、さらに祝日のかわりとなる休日をもらえるのだ。
また、土日がかならずしも週休日とならない職員(図書館、清掃など)が、祝日の土曜日に勤務すると、通常日給の135%増しの『休日給』が支給されるのだ。この職員たちは、4週間で8日の週休日を保証されてのオマケの135%である。
いずれの支給も、給与条例、勤務条例に定められているので『インチキ昼休み』とは、いささ違い、職員にも、支給している管理職にも罪はない。こんなおかしな条例を放置していた、我々議員にこそ責任があるのだろう。
| 2006年03月08日(水) |
区役所の食堂は官尊民卑?でも良くなったよ! |
大田区役所2階の食堂が、タダで100坪もの物件を賃貸しており(間に、職員文化会という団体をかませて)、料理もショボイし、接客は最低と、再三書いてきた。そこに勤務する方々には申し訳ないが、役所の中にいると、サービスの質が公務員並みに劣化することの好例としてあげさせていただいた。なにしろ、賃貸料タダなのだから‥
さて、久しぶりに議員仲間と本日、この有名レストラン『くすの木』に出かけた。な、なんと、区職員のみにしか認められていなかった20%引き特典が、一般利用者にも認めれれているではないか。ただ、残念ながら、区職員は、9階の自動販売機で、1000円入れると1200円分のプリペイドカードが買えるが、一般の方は、3000円払って、3600円のカードが買える仕組みである。
ちょっとおかしくないか?区職員は、毎日でも来るから高額でいいだろうが、一般の方はたまにしかこないのだから、低額のカードを販売すべきだろう。それが、反対なのだ。区民は3000円買わないと20%引きにしないが、区職員は1000円で20%引き。
理由としては『これは区職員の福利厚生施設として、タダでおかりしているから‥』と言うだろうが、営業時間10時から17時の間、区職員が『合法的』に利用できる時間は1時間だけだ。変でしょう!1000円で買いたい方は、9階左側に販売機があるのでご利用されたい。
さて、ではサービス内容である。まず接遇。レストランに入って、何度も『すみません!』と声をかけるという習慣は変わっていなかった。結局、同僚議員が厨房まで食券を持っていった。
ただ、料理やその付加サービスは格段に良くなった。月水金にはコーヒーが、火木はデザートがつくそうだ。今日は水曜日でコーヒーサービス。サーバーに置かれているコーヒーをご自由に。このことは、再三提案していたが、『区役所がフリードリンクは事故があるといけない』との理由で許可してくれなかった、と。(事実関係は不詳)
料理もおいしくなったし、ボリュームも満点。お茶のセルフサービスも開始された。(民間レストランでhあたりまえだが‥)店長が変わると、これほどにも変わるとは、Very Good!よく出来ました。

さて、帰宅すると、郵便局の不在配達票が入っていた。時刻は19時04分。本日配達受付は19時まで、とある。このコールセンターは沖縄県にある民間会社が受託しているのは再三の不愉快な経験から知っていた。いささか意地悪で、民営化後を試してみた。
私:すみません。時間が過ぎてるんですが、今日配達できます? 沖縄:申し訳ありません。ダメです。 私:でも、沖縄からFAXおくると数分かかるでしょう。蒲田郵便局に聞 いてみてよ。 沖縄:わかりました。 12分後電話がないので、蒲田郵便局へ電話。 私:さっき沖縄コールセンターに電話したんだけれど、今日持ってきてく れるかな。 蒲田:ハイ、担当者がいますので、今日お届けします。沖縄からは、連絡 はきていません。
このことを受けて、沖縄コールセンターのスーパーバイザーさんにクレームをつけるとすぐさま返事がきた。『当方は、19時23分に蒲田郵便局に電話連絡をしている』私が、蒲田郵便局に電話した8分後である。
区役所2階のレストランも、沖縄コールセンターも『官』から委託を受けた『民』である。 朱(公務員)にまじわれば赤くなる(業務効率低下?)‥?
| 2006年03月07日(火) |
深夜12時でも情報開示します?@大田東行政センター |
以前、旅行会社を20年以上経営していたときの『不思議な法則』に、一度ひっかかったお客様は、最後までひっかかる、というものがあった。これは、例えば、パスポート申請で不備があったりすると、ビザでも問題が出て、出発までにも、なんらかのトラブルが発生し、現地でもクレームが起こる、ということだ。まるで、誰か(神様?)が仕組んでいるとしか思えない程、その人ばかり、トラブル続きになるのだ。
ボタンの掛け違い、という言葉もあるように、一度感情的に対立してしまうと、そのことをきっかけに、上述のような結果になることが、世の中には結構多い。今回の、Oさんも、そんな不幸な区民の一人である。
彼は、ある医療機関に勤務する事務系管理職である。仕事柄、区役所や他の官庁と接触する機会が多い。そこで、おかしなお役所の対応に、『正義感』と、『普通の感覚』で戦いを挑むのが、Oさんの素晴らしさである。
通常は、医療機関という、その生死を行政に握られているような機関は、あまり歯向かわないものらしい。そんな『かわいいネコちゃん』だと思っていた医療機関からの、問題提起(特に、情報開示の区役所内非統一など)に、お役所はあわてる。
相手はヤクザじゃないのだから、間違えたら、素直にあやまっちまえばいいのに、それは、お役人のDNAとして出来ない。なんとか、取り繕う。すると、ボロが出る。ボロを隠そうとすると、余計にキズが広がるという構図だ。
そして、本日Oさんから来た苦情メールには、また笑わせてもらった。
大田東行政センターから来た開示決定通知書に書かれた開示日時は、3月10日午前10時から午後12時です。午後11時に伺いますとでも回答しましょうか。私は馬鹿にされているのでしょうか?
お役人が、開示に慣れていないこと、細かい配慮がないことの好例である。いや、そうじゃない。Oさんの都合を考慮して、深夜12時まで役所を開けて待っていてくれるのだろう。そうに違いない。でも超過勤務手当の不要な管理職が待っててネ!
区長印が捺印されている、正規の公文書に深夜12時までに来い、と書いてある以上、お役所は拒否できない。さあ、どうする。謝るか、開庁するか‥
(後日記:開示日当日朝、所管課長が電話で陳謝したそうだ。)
| 2006年03月04日(土) |
おめでとう新婚さん!区役所守衛室に長蛇のカップル |
昨日は、区役所内会議室にて8時過ぎまで勉強会を行った。色々な制度のなかで、まだまだ知らないことが多いと痛感させられる会であった。地方行政は、学べば学ぶほど底なし沼のように範囲が広がっていく。ちなみに、4月からは放送大学大学院で地方自治政策を学ぶことにした。
さて、区役所の夜間出入り口から外に出ようとすると、守衛室(夜間受け付け窓口兼用)の前が、やけににぎやかだ。普段は誰もいない通路が通れないほどの混雑。それも、皆さん若いカップルである。
ドアを開けると、寒空の下、ストロボをたいて記念写真を撮っている熱々カップルもいる。
はぁっはぁ〜!なるほど。昨日は、3月3日おひな祭りである。きっと、どこぞの雑誌か占いに、『おひな祭りに結婚すると幸せになる』とでも書いてあったのだろう。婚姻届を提出するカップルの列だったのだ。
区役所夜間窓口では、24時間死亡届や婚姻届を受け付けている。せっかくなら、受理証明をおめでとう!との区長メッセージでも添えて渡してあげると粋なんだがな‥そんな面倒なことやらんよね、きっと。
おひな祭りの新婚さん、おめでとう。次は少子化対策に協力して、出生届だ。ガンバレ!
| 2006年03月03日(金) |
いぬぶし国を動かす?ごめんね、区職員さん |
昨日の一般質問で、条例違反の昼休みについて質問をした。すなわち、条例で12時45分までと定められている昼休みを区職員が、慣例で13時でまで取得しているのはおかしい、条例を改正せよとの趣旨だった。
経営管理部長さんの答弁は、12時から12時45分までは昼休み、12時45分から13時までは休息時間だ、と答弁された。であればだ、15分の休息時間は労働時間に算入される時間だから、職場に戻っているべきだが、皆さん庁舎外にいるのはなぜ?言い訳は、情けないぞ!
そして、この質問中、自民、公明、共産の議席からブーイングのヤジが飛んだ。なぜ?ヤジは『そんなこまかいこというな!』『また批判か?』との趣旨だったが、はたして細かいことだろうか。一人あたり15分のインチキが年間10億を超える不正支出になるし、その精神構造が問題だ、と主張しているのだ。
多分、このこと(インチキ昼休み)を、チラシにしたり、街頭宣伝すれば、ほとんどの区民(公務員と一部の議員以外)は、そうだ!と思うだろう。それが、区民の常識だ。区民の常識を具現できず、お役人と同じ常識を訴えるのなら区議会議員はいらない。
ある議員さんからエールを頂いた。『なんで、我が党の議員は、あなたの質問にヤジを飛ばすのでしょうか。規則を守ることは、重要なことなのに。何を考えているのでしょうか‥』嬉しかった。ありがとう。それが、区民のフツーの感覚ですよ。
そして、本日の新聞報道。人事院は、7月1日より国家公務員の休息時間30分を廃止し、勤務時間を30分延長することとした。自治体にも同様の措置を指導する、そうだ。
ほら見ろ!おいらの勝ちだ。ゴメンね!
| 2006年03月02日(木) |
平成18年第一回定例会 一般質問 |
民主・自由・未来の犬伏秀一でございます。
今回の質問の大きなテーマは、法令違反であります。公務員の行為、行動は法令に基づいておこなわれるはずなのですが、残念ながら、長い間の慣行がいつのまにか法令を超越しているケースがあるのです。
先日私は、たまたま17時10分ごろに、本庁舎1階におりましたが、17時13分すなわち退庁時間の数分前から、区職員がゾロゾロ帰り始めるのです。そして、その数は17時15分になると、途端に多くなる。17時15分に玄関を出るということは、自席を離れたのは、数分前と予想されます。そこで、職員課長に通報をいたしましたところ、全部局に退庁時間適正化を通達されたのです。ところが、その後も、この17時15分に玄関を出る集団は減らず、再度注意を促したところ、職員課長と副参事が玄関前で「帰るな」と庁舎内に戻す、というような信じられない、小学校のような行為がおこなわれたのであります。戻れ、と言わなければいけない課長、副参事の心中、そして、おずおずと庁舎内に戻る職員の姿、あまりにも情けないではありませんか。このような実態を前提に質問に移ります。
まず最初のケースは、大田区職員、もちろん、ここに座っていらっしゃる理事者の皆さんも含め、先ほどおとりになった昼の休憩時間が条例や規則違反であるという点であります。 区職員の昼の休憩時間を定める法令は、労働基準法第34条労働時間6時間を超える場合は45分、8時間を超える場合は1時間の休憩時間をあたえなければならない、との規定が根拠となっているのです。さらには、職員の勤務時間・休憩時間に関する規程第3条において具体的に休憩時間は、正午より午後零時45分までと定められております。区職員の勤務時間は朝8時30分から午後5時15分までの拘束8時間45分ですので、休憩時間45分をひくと労働時間は8時間となり、週40時間労働を定めた条例の規定とも合致するようになっております。ところが、実際には、本日理事者の皆さんがおとりになった昼休みのように、12時から13時の1時間が、慣行として永年にわたり取得されてきたのです。すなわち12時45分から13時までの15分間は、条例や規則に定められていない、言うなれば「ヤミ休憩時間」なのです。
職員1人が毎日15分づつ仕事をしないとなると、週40時間労働を基準に作成されている給与自体も問題となります。職員一人あたりの15分の時給は平均875円。これに開庁日数248日から有給休暇20日を差し引いた実出勤日数228日をかけると、一人あたり年間199500円分多く給与を支給されていることになり、区職員数5300人を掛けると、なんと年間10億5375万円もの税金が、不当に支給されているという大変な事態が毎日あたりまえのようにおこなわれているのです。
私は、蒲田周辺の昼食事情を考慮した場合、45分の昼休みというのは現実的ではないと思っておりますが、であれば実態に条例や規則をあわせるべきであります。 そこで、心ある大田区職員が、昼休み取得のたびに「規則違反を犯している」という後ろめたさを感じないためにも、昼の休憩時間を12時から13時の1時間に改めるべきであります。しかし、とすると、労働時間が7時間45分となり、週40時間労働にならなくなる、という問題がおきます。であれば、現行17時15分の退庁時間を17時30分とし、窓口業務などの終了を17時から15分遅くすれば区民サービス向上にも資するのではないでしょうか。そして、先ほど指摘した「早帰り職員」もとりあえず、15分は長くデスクに座っていることになりますし、8億円を超える超過勤務手当のいくらかは削減できるかもしれないのであります。 違法な昼の休憩時間取得について、今後どのようにされるのか、お考えをお示しください。
次は、学校における規則違反についておうかがいいたします。私は、以前より学校は「規則破りのデパート」であると指摘してまいりました。事例をあげて再三指摘をして相当改善をされてまいりましたが、まだまだ現場では「インチキ」が残っているようであります。規則を教えるべき学校、教員が「規則を破る」ようでは、まともな教育は望めないのであります。 大田区に勤務する教員は、原則として自家用車による通勤が認められておりません。このことは、以前、各学校をまわり、教員の車両を確認し、学校長に注意を促し、相当減ったのですが、又最近、懲りない面々が現れてまいりました。 ある大森地区の中学校では、副校長が5年間にわたり自家用車通勤を続けており、同校の体育科教員は現在も、バイク通勤を継続しております。このことは、当該校の校長に確認をしておりますので、事実であると断言できます。本来、規則に基づけば、自家用車通勤、バイク通勤はできないのですが、100歩譲って、許可したのであれば、通勤定期代は支給根拠を失い、反対に公有地の駐車場としての占有使用料を支払わなければなりません。 私は本件学校や教員個人をやりだまにあげたいのではありません。社会常識の欠落した学校、教員の自省を求めたいのです。世の中、ライブドア事件や東横イン、姉歯事件など「バレなければいい」という風潮が顕著であります。だからこそ、学校現場だけでも、まともになって欲しいのです。全学校における実態調査を要求し、当該教員からは、時効分を除き、通勤手当の返還をさせるべきと考えますがいかがでしょうか。
『続いて、学校現場、教育委員会の笑い話をご披露いたします。先日ある学校において周年行事が行われました。そこで、来賓の席次を挨拶順に決定したのですが、それを事前に見た指導主事が、自分たちの席が末席であることを指摘。「教育長と我々は、同一。隣同士にせよ」と迫ったのですが、PTA学校側の反発で撤回されたのです。さらに、同じ学校で、プログラム印刷後に、招待する予定ではなかった相当古い時代の校長から「出席したい」との要望があり、プログラムをPTAの方々が印刷をしなおし、追加の紙代6000円余りを学校長が支払ったのです。いずれの話も、一般社会、民間で話せば笑い話でありますが、学校や教育委員会においては、実に真剣な話なのです。実際に、この話を聞いた、別の学校では、周年行事における指導主事の席を急遽教育長と並べて、おしかりを受けなかったそうです。
また、周年行事やPTAを交えた、アルコールの出る会合において、教育委員会幹部によるある種の行動は、区内各学校職員、PTAの間において「公然の秘密」として話題となっております。茶目っ気と誤解の産物であると思われますが、ご本人の名誉のためにも、誤解を受けることのないよう行動されるようあえて苦言を呈します。』
(以上『』内は、時間切れのため、議場では発言できなかった。)
最後に、区内において全国的に有名になった二つの事件、すなわち、耐震偽装問題、そして東横イン事件のうち、東横イン事件についておうかがいいたします。国土交通省はは東横イン122施設中64施設につき旅館業法施行規則違反など法令違反があったと発表し、関係自治体に対して、3月末まで是正工事を完了させるよう指示を出し、期限までに是正されない場合は理由を明示させ刑事告発も検討せよ、と厳正な対処を要請しております。ところが、区では、昨日の区長の答弁や所管委員会での報告でも明らかなように、6月末までに是正するとの東横インからの宣約書が出ている、とのことで終わっております。 なぜでしょうか。
一昨年、区内の違法増築物件に対し、区は行政代執行実行寸前までいったことがあります。ところが、直前に所有者から「自ら撤去するので待ってくれ」との期限付き宣約書をとりつけたとの理由で代執行を中止いたしました。それから1年以上。私は酔っ払って帰るたびにこの物件の違法増築部分を見るのですが、コウコウと明かりがついており、ライフラインは即日撤去する、という宣約書がウソであることが認められますが、特段、区が行動したとの報告はありません。反面、別の建築中の違法物件では、工務店や施主が建築調整課の求めに応じ、素直に出頭したものですから、違法部分の相当部分を撤去することになりました。この件では、施主、工務店不在を理由に協議中にもかかわらず「違法物件」との貼り紙を貼り付けて帰る、という強行処置までしているのです。
このようなケースを見ると、大田区は、強い者には弱腰で、弱い者には強く出る、と思われても致し方ないのではないでしょうか。 ヒューザーについても同様のことが言えるでしょう。国土交通省の刑事告発せよ、との指示にも区は応じていませんし、小嶋社長は、損害賠償を訴えた18自治体の中に大田区を含めておりません。小嶋社長は久が原在住。最初の社屋も大田区内。そして、あの強面です。東横インの西田社長も、区内で電設会社から東横インを創業され、ご親族は現役町会長さんでもあります。いずれも、強い者には弱腰の原則が適用された結果なのでしょうか。 東横インの是正期限を国土交通省の定めた期限より3ケ月も延長を許した理由、刑事告発をしない理由をお示しください。
また、東横イン事件を受け、各自治体ではハートビル法違反の実態調査に乗り出しております。熊本県及び、熊本市、八代市では先月、東横イン以外のハートビル法の対象となる66施設に立ち入り調査を行い、公衆浴場、パチンコ店、老人ホームなどに違反を確認し是正を指示いたしました。区内には東横イン以外にも、ハートビル法、旅館業法施行規則の対象となる施設が多くあると思われますが、これらの対象施設数、そして、これらに対し調査点検する予定があるのか、ない場合はその理由をお示しください。
区職員、教員などが法令を遵守することは、納税者との信頼関係の第一歩であることを全職員が今一度再確認され、姉歯事件、東横イン事件など悪質な者には毅然とした対応と、責任の所在の究明、原因によっては大田区の謝罪をも辞さない潔さを求めるものであります。世の中には「想定外」の出来事が数多くあります。ルーチンではない場面における対応で、その人、その組織の真価が問われます。大田区が今まさに真価を問われております。各級職員のご奮闘をお願いして質問を終わります。
| 2006年03月01日(水) |
ビッグイシュ-を皆で買おう! |
昨年暮れに大阪に視察に行って、街頭で雑誌を手にかざして販売しているホームレスらしき男性を見た。何か宗教関係かと思ったら、同僚議員がビッグイシュ-というホームレス支援の雑誌だと教えてくれた。
この運動は、ホームレスに収入確保の機会を与える事業として1991年に英国ではじまったそうだ。システムは簡単。販売者として登録したホームレスは、まず無料で10冊を受け取り、これを200円で売る。すると、2000円の収入が出来る。
次に、この2000円から次の雑誌を、1冊90円で仕入れ、同様に200円で販売し差額110円を収入とする。後は、この繰り返しである。
先日、市ヶ谷駅前で買った最新号に、昨年春から販売員となった、仙台のHさんのことが掲載されていた。彼は、3ケ月後に販売収入でアパートをかり、いまでは販売量日本一を目指し、毎日路上に立つそうだ。1日の最高販売数は107冊。1万円を超える収入となる。りっぱな商売だ。
大田区内では販売していないようだが、近隣で京急川崎駅、JR川崎駅周辺で入手できる。自ら労働する場と収入を提供する、民間の福祉、どうかお力をお貸しいただきたい。
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