斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」
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2002年12月31日(火)
2002年は「ゆで蛙の最後の1年」
2002年が終わった。 僕にとっては何もない1年だった。 とてもつまらない1年。 きっと将来、思い出せない年になるだろう。 2002年は「ゆで蛙の最後の1年」だ。 蛙は熱湯に放り込まれると熱さにびっくりして熱湯から飛び出すが、水の状態からじわじわと熱してやるといつまでも気づかず、最後には茹で上がって死んでしまうという。 2002年は世の中も僕自身も茹で上がる直前の最後の年。 いや、もう茹で上がってしまっているのかも知れない。 好景気だった時代は思い出せないほど過去の事となった。 今の20代以下の人たちに至っては好景気を経験したことすらない。 ずーーーっと不景気の状態におかれ、僕らの感覚は麻痺しつつある。 不景気であることが日常と化している。 もはや不景気が当たり前になり、好景気がどんなものだったのかさえ思い出せない。 不景気に慣れきってしまい、死に近づきつつあることすら認知できなくなりつつある。 茹で上がるというより、静かに凍死しつつあるのかもしれない。 長く続いた不景気が日常と化した結果、僕らは前進する事を忘れかけている。 大きくなること、強くなること、前に進むこと。 僕らの興味は小さくならないこと、弱くならないこと、後ろに戻らないこと、それだけ。 いや、小さくなっても、弱くなっても、後ろに進んでも構わない、本当の幸せは前進することだけじゃないのかも知れない。 「スローライフ」という言葉に代表されるように停滞を認め、そのなかで幸せを見つけて生きていこう、という社会にかわりつつある。 確かにそれはそれで一理ある。 今のままでもじゅうぶん幸せじゃないか。 だけど、本当にそれでいいのか? 日本は老人国家をめざすのか? ヨーロッパのいくつかの国々のような、過去の栄光にすがって生きていくのか? 中国に代表される周辺諸国の激しい追い上げのなかで、日本は20世紀の遺産を食いつぶして生きていくのか? 僕自身もこの1年は前進のスピードを緩めてしまっていた。 自分のなかでは「戦うべきときと、じっと身を潜めているときがあるのだ、今はじっと身を潜めているべきときなのだ」と自分に弁解をしつつ。 僕らは茹で上がりつつある蛙だ。 このままじっとしていては永久に不況から抜け出せず、停滞したまま、死を迎えるだけ。スローライフを送ることすらできない。 僕らが乗っているベルトコンベアは常に後ろ向きに動いているのだ。 しかも後ろ向きのベルトコンベアの速度は加速しつつある。 前に進まなきゃ、今の場所を維持することはできない。 前に進む努力を怠っては現状維持すら不可能。 日本の多くの人たちが既に前進することをあきらめつつある。 走ることをやめ、戦うことをやめた。 自分が駄目なのは世の中のせい。 自分が悪いんじゃない。 無駄な努力をしても何も得られない。 2002年は本当に駄目な年だった。 世の中にとっても、僕自身にとっても。 特別に悪い事件が起きたわけではない。 でも、僕らは茹で上がる直前の蛙だ。 僕は茹で上がって死ぬのはごめんだ。
2002年12月30日(月)
爆走しつつ実家に帰省
昨晩、東名、名神の右車線をアウディTTクワトロでひたすら爆走して関西の実家に帰ってきた。 深夜1時に横浜の自宅を出て兵庫県の実家には朝7時に到着。 渋滞を回避するため深夜の移動。 距離は630キロ。 所要時間は6時間。 新記録更新! 今までの最短時間だ。 休憩は3回。 サービスエリアでは、食事、給油、おみやげ購入。 って事は実際の平均時速は。。。 僕はゴールド免許を保持している安全運転野郎である。 安全装備も万全だ。 レーダー探知機は当然の装備として、最近大活躍しているのがカーナビ。 僕のカーナビにはオービスROMというオプションのソフトウエアが追加されている。 これはカーナビの地図上に日本全国のオービスおよびネズミ捕り危険地帯の情報がマップされているというスグレモノ。 カーナビの地図にはネズミやらパトカーのアイコンが表示される。 危険地帯に近づくとアラームが鳴り響き、カーナビが警告してくれる。 最近のオービスは電波を出さないものも多いので、こういった安全対策は必須だ。 レーダー探知機とカーナビのオービスROMにより、オービスとネズミ捕り対策はほぼ完璧。 オービスに近づくとレーダー探知機とカーナビの両方の大合唱になるのでやかましいけれど。 でも、高速道路を走行していると感じるのはNシステムのカメラの多さ。 オービスと勘違いしそうなNシステムのカメラがとても増えた。 Nシステムのカメラの前で急ブレーキを踏むクルマも多い。 僕はオービスROMやレーダー探知機を装備しており、Nシステムのカメラとオービスのカメラの見分けがつくせいか、Nシステムの増加が余計に目につく。 Nシステムとは全ての走行車両を撮影し、ナンバープレートをスキャンし、誰がいつ、どこを通過したかを逐一記録してくれる、という大変ありがたいシステムのことだ。 高速道路だけではなく、一般道にも多数設置されている。 成田空港には顔を自動識別するカメラが設置されていて、逐一危険人物チェックをしてくれているし、歌舞伎町に続いて渋谷にも防犯カメラが設置された。 防犯カメラは今後、都内の主要な盛り場に増やしていくのだそうだ。 お巡りさんは僕らに内緒で、こっそりと僕らの行動を見守ってくれている。 僕らの行動は全てお見通し。 ニッポンってジョージ・オーウェル的なユートピアだなあ、と思いつつ爆走した。 ちなみに東名、名神で休憩を3回もとっているのは、高速道路のチケットのタイムスタンプとNシステムにより、通過にかかった時間から平均速度を割り出し、スピード違反を取り締まることがあるらしい、との噂への対策としての時間調整である。
2002年12月29日(日)
サーチエンジン経由のアクセスが激増中
先日から、サーチエンジン経由のアクセスが激増中。 「川口浩探検隊」(2002/12/25参照)のネタを書いたせいだ。 以前に試みた「サーチエンジン検索キーワードキャンペーン」(2002/12/12参照)が成功したわけではない。 「サーチエンジン検索キーワードキャンペーン」は、サーチエンジンの検索キーワード上位にランクされるキーワードをWEBLOGの文中に並べれば、サーチエンジンのアクセスが増えるのではないか、という冗談ネタだった。 実際にはサーチエンジンの検索上位キーワードを文中に入れたところで、僕のサイトが検索結果の上位に表示される事はあり得ない。 ロボット型サーチエンジンに引っかかってはいるのだけれど、1万件目くらいにひっかかっているんだろう。 「サーチエンジン検索キーワードキャンペーン」は、アクセス数増加には何の効果もなかった。 が、しかし。 ここ2-3日のアクセスの半分以上はサーチエンジン経由。 検索キーワードを調べてみると、ほとんど川口浩探検隊がらみ。 川口浩探検隊ネタを書いたときには気づかなかったのだけれど、あの文章には川口浩探検隊がらみのキーワードが満載。 おかげで川口浩探検隊がらみのキーワードをサーチエンジンに入れれば、オクノ総研が検索結果の上位に表示されてしまうのである。 と、いうワケでTV番組のネタを書けばアクセス増は間違いない。 今回のように、マニア受けしそうなネタであれば、なお一層効果的。 小技としては、番組紹介のサイトの番組紹介文をほとんどそのままコピペするほうが良い。 そのほうが検索にひっかかりやすい。 利用者は番組紹介ページを見つつ、検索キーワードを入れているからだ。 ただし、サーチエンジンの検索結果の上位に表示されなければ意味がないので、「SMAP」とか「紅白歌合戦」のような競争率の高そうなキーワードを並べた文章を書いてもあまり意味がない。 誰も書いてなさそうでかつ、一定のマニアがいそうなネタが良い。 Google等のロボット型サーチエンジンのDBに登録されるまでは2-3日のタイムラグがある。 アクセスが殺到するであろう番組放送当日のアクセスを狙うのであれば、番組3日前くらいに番組の「放送が楽しみだ」的な文章を書いておけば良い。 この作戦はCD、映画、書籍等、いろいろ適用可能。 セコいな。 でも、よくよく考えてみれば人が知りたいと思っている事を書けば、アクセスが増える、ってだけの事。 そこで、自分が検索結果の上位にランクされるために小技が必要、ってところか。 当たり前のことですね。 考えてみれば。 WEBとサーチエンジンの特性をあわせて考えれば、ニッチ分野のネタを丁寧に書くことが一番手っ取り早い方法なんだろうな。 サーチエンジン経由でオクノ総研に来てしまった皆さん、ごめんなさい。 今回は確信犯ではありません。 偶然です。
年末年始は関西の実家に帰るので、その間のTV番組の予約をチャンネルサーバーに設定する。 TV番組情報誌を見つつ、お正月の特別番組を漁った。 面白そうな番組がまるで見あたらない・・・。 お笑いウルトラクイズなきあと、お正月を代表するような番組がない。 唯一、録画予約したのは「ドラえもんスペシャル」。 「原作第1話”未来の国からはるばると”ついにテレビ初登場」が見たい。 お前、一体何歳なんだよ、と言われそうだが、なにせドラえもんの第1話。 僕はドラえもん世代。 子供の頃からずっとドラえもんを見て育った。 「人生に最も影響を与えたTV番組はドラえもんだ」と言い切れる。 原作第1話が初放送されるとなれば、見逃すわけにはいかない。 原作第1話のドラえもんの登場シーンはマンガの原作のほうでは当然読んでいるので、TVでも放送されているものだと思い込んでいた。 子供の頃、僕は自分はのび太だと思い込んでいた。 世の中の大半の子供達も自分はのび太だと思っているのだと思う。 のび太は日本の全ての子供の原型みたいなもの。 世の大人達も子供の頃はみんなのび太だった。 でも今にして思うと、僕はスネ夫だったのかも知れないとも思う。 新しいおもちゃやマンガをたくさん持っている趣味人のスネ夫。 外見や性格はのび太だけど。 ジャイアンにイジメられた記憶もないし、テストで悪い点数を取って叱られた記憶もない。 でも、やっぱり深層心理的にはのび太だったな。
2002年12月27日(金)
京都中央信用金庫立て篭もり事件に思う
京都中央信用金庫立て篭もり事件の徳田衛一氏が逮捕された。 融資トラブルが原因らしい。 徳田氏の主張がウェブで公開されている。 http://www.seigi.jp/ −−−徳田氏の主張の要約−−− 借金の九億円はもともとは徳田氏の借金ではなかった。 当時の徳田氏はダイワの常務。 借金を九億円つくって前社長が夜逃げ。 会社の経営が立ち行かなくなった。 徳田氏は会社を解散させようとした。 そこで、京都中央信用金庫の理事長が言った。 「徳田氏が社長に就任し、個人保証してくれるなら五億円融資しても良い」 五億円あれば会社を建て直せる可能性がある。 徳田氏は社長に就任し、九億円に対する個人保証も受ける事にした。 しかし、融資は実行されなかった。 会社は倒産。 京都中央信用金庫は担保だけ横取り。 京都中央信用金庫は(゚Д゚)ウマー 裁判に訴えるも相手にされず、敗訴。 徳田氏ぶち切れ。 −−−ここまで−−− 今回の事件報道の文章を見ていると「身勝手な解釈」「劇場型」「自己中心的」「ビデオの自分に酔っている」「時折不気味な笑顔」「元全共闘」といった妙な形容詞が続く。 マスメディアの報道姿勢は明らか。 徳田氏は危険思想を持った粗暴犯でしかないのか? あっという間に報道されなくなってしまったけれど、本当はもっと議論されるべき事件であると思う。 僕は真相が知りたい。 徳田氏の主張がどこまで正しいものなのか、現時点ではまだ真実を知りえない。 徳田氏は自分の主張を正当であるとの確信を持ったうえで、犯罪者になる覚悟をしたと思うけれど、主張が正しいのか正しくないのかの判断はまだできない。 徳田氏の「犯罪」はある種の思想犯。 戦略的に稚拙な部分はあるけれど(サイトの作り方、文章の書き方、ビデオでの主張のしかたはもっと洗練させたほうが良いね)。 徳田氏は全共闘くずれの犯罪者として批判されているが、僕はどうしても単純に批判する気にはなれない。 割り切れないものがある。 僕のケツが青いだけなのか? 来週以降の週刊誌および取り調べに事件の続報を期待したい。 今回の事件の原因のもうひとつの問題は間接金融における「個人保証」。 間接金融のしくみそのものにも問題があると思う。 大企業はどんどん間接金融から直接金融にシフトしてきているのだけれど、中小企業にとっては間接金融を活用した資金調達しか手段がない。 未上場の企業は、マーケットからの直接的な資金調達はほとんど不可能。 銀行からお金を借りざるを得ない。 間接金融で銀行から融資を得る際には「個人保証」を求められる事が多い。 株式会社であるにもかかわらず、経営者が自分の株式の持分を超えるリスクを払わされる。 本来の株式会社は、経営者(株主)が人生を棒に振るようなリスクを負うことはない。 株主代表訴訟によって経営責任を追求されることはあるけれど、個人保証などは本来、企業の経営とは何の関係もないことである。 だが、現実の中小企業の経営者は個人の自宅を担保に入れるなり、連帯保証人を立てるなりしてリスクを背負う必要がある。 仮に事業に失敗すれば、二度と立ち上がれない。 一生かかっても払いきれない借金を背負う事になる。 社会的にも抹殺されてしまう。 これでは、恐ろしくてベンチャー企業を起業しようとは思わない。 起業家はリスクを負うべきではあるけれど、リスクのレベルが違いすぎる。 リスクが大きすぎ。 一発狙いの思い切った事業計画を設定することはできず、コツコツと確実に積み上げていくような事業しか起こせない。 結果として、日銭稼ぎの小さなビジネスしか立ち上げられない。 シリコンバレー的な研究開発型ベンチャーの起業などは間接金融に頼っている限り、絶対に不可能である。 日本の中小企業の置かれている立場は、どうしようもなく弱い。 中小企業を資本主義社会のなかでの負け組み、と言ってしまうにはあまりにも残酷すぎる。 中小企業には資本主義の公正なルールさえ適用されない。 ■犯行予告ビデオ映像 http://www.fnn-news.com/realvideo/sn2002122601_300.ram
外来語の日本語への言い換えを進めよう、ってことで国立国語研究所が言い換えの具体例をまとめた中間報告を公表した。 −言い換えの例− 「デイサービス」⇒「日帰り介護」 「インフォームドコンセント」⇒「納得診療」 「ユニバーサルサービス」⇒「均一料金サービス」 「キャピタルゲイン」⇒「資産収益」 「アナリスト」⇒「分析家」 「バリアフリー」⇒「障壁除去」 うーむ、困ったものだ。 僕は100%外資にしか勤めた事がないせいか、かなり無茶苦茶な日本語を話す。 「てにをは」以外は全部英語やんけ的な日本語。 もはや在日日本人。 以下、僕の日常会話の翻訳問題。 �.ぅ鵐船磧璽犬離泪諭璽献磧爾�アテンド �∈�フェイズのデリバラブルのクオリティーはノープロブレム ��ミーティングのアジェンダはアップした? �ぅ▲撻鵐妊�ックスのファイナライズは要フォロー �ゥ皀船戞璽轡腑鵐▲奪廚縫丱院璽轡腑� �Ε�ャンディデートのクライアントのコミットレベルはポジティブ �Д▲戰ぅ薀屮襪離▲淵螢好箸離螢好箸�PLSメールASAP �┘献腑屬離▲汽ぅ鵐瓮鵐箸離┘�ステンド ��プロモーションはウェイティング ��リードパートナーのアプルーバルはマスト 答え �|甘�の管理職が同席 �∈2鵑寮�果物の品質は問題なし �2餤弔竜鳥�進行表はできた? �づ塞媚駑舛虜能�化は手伝う必要がある �イ笋覽い魑�こさせるために休暇 �Ω�込み顧客の確約の確率は高い �Щ纏�についていない分析家の一覧をできるだけ早くメールしてください �┿纏�の配属の延長 ��昇進は延期 ��担当責任共同経営者の許可は必須 これを続けてメールの文章にすると・・・。 「キャンディデートのクライアントのコミットレベルはポジティブなので次回のミ−ティングにはインチャージのマネージャーをアテンドさせます。今フェイズのデリバラブルのクオリティーはノープロブレムなのですが、アペンディックスのファイナライズは要フォローです。ジョブのアサインメントのエクステンドはリードパートナーのアプルーバルがマストなので、アベイラブルのアナリストのリストをPLSメールASAP。ミーティングのアジェンダはアップしました?サポートの○○君のプロモーションはウェイティングなのでモチベーションアップにバケーションを取らせようと思います」 一般の人には何を言いたいのかさっぱりわからないと思うけれど、外資系企業では日常的にこんな内容のメールが飛び交っている。 誇張は一切無し。 僕と一緒に仕事をしたことのある人ならごく普通に意味がわかるはず。 なかにはカタカナ部分を全て英語で書く人もいる。 続いてサラリーマンに成りたての頃に初めてもらった電話のメモ。 「PLS CB ASAP」 なんじゃ、こりゃ。 「Please Call Back As Soon As Possible」の意味だった。 「できるだけ早く折り返し電話してください」 まあ、そんな生活を10年以上も続けてりゃ、だんだん日本語がおかしくなる。 このWEBLOGを書くときも自分では気をつけているつもりだけれど、カタカナが多いかもしれない。 気をつけないと。 ボクノニホンゴヘンデスカ? ■分かりにくい外来語を分かりやすくするための言葉遣いの工夫についての提案(中間発表 ) 国立国語研究所「外来語」委員会 http://www.kokken.go.jp/public/gairaigo/gai_tyukan001.pdf
2002年12月25日(水)
(祝)川口探検隊の復活
♪川口浩が洞窟に入る〜♪ ♪カメラマンと照明さんの後に入る〜♪ ♪洞窟の中には白骨が転がる〜♪ ♪何かで磨いたようなピカピカの白骨が転がる〜♪ ♪すると突然頭の上から怖い蛇が襲ってくる〜♪ ♪なぜか不思議なことに尻尾から落ちてくる〜♪ ♪蛇の攻撃避けると〜♪ ♪動かないサソリが襲ってくる〜♪ ♪サソリの次は毒蜘蛛だ〜♪ ♪浩は素手で払い落とす〜♪ 合掌(川口浩は食道がんのため50歳で死去)。 今日はもはや伝説と化し、嘉門達夫の唄にも歌われた「川口探検隊」の復活の日。 川口探検隊は地球上に残された数々の謎に命を賭けて挑んだ伝説の偉大なる探検隊である。 今回は仮面ライダー1号こと藤岡弘が今は亡き川口浩に代わってアマゾンの奥地へと探検に向かう。 僕は朝の通勤電車の中で新聞のテレビ欄で今晩の番組を知った。 夜7時からの放送。 そんな時間に家に居られるワケがない。 でも慌てず騒がずいつもの如くネット経由で番組録画予約。 ああ、チャンネルサーバーって便利。 持っていない人はとっとと買ったほうが良いです。 今回はアマゾンの奥地に生息するという謎の生物“ジュンマ”探しの探検。 僕は帰宅するや否や、チャンネルサーバーに録画されている「今夜復活!!伝説の探検隊が帰って来た。アマゾン奥地1500キロ!テラプレータの密林に謎の猿人ジュンマは実在した!」を見始めた。 大人の感性ではこの番組を楽しむことはできないので「僕は小学生、僕は小学生」と呪文を唱える。 −視聴中・視聴中・視聴中・視聴中・視聴中・視聴中・視聴中・視聴中・視聴中− やればできるじゃねーか、テレ朝。 毒蛇と毒蜘蛛もきちんとお約束通り出てきた。 このナレーションのスクリプトを書いた人は天才。 かつての水曜スペシャルのインチキくささを見事なまでに再現している。 素晴らしいっ! 田中信夫のナレーション最高っ! 久しぶりに凄い番組を見た。 今年見たバラエティー・・・もとい、ドキュメンタリーの中でも最高かもしれない。 ガチンコを見ているガキどもはこれが元祖だって知らないんだろうな。 でも、この番組を見ている大半の人間が「笑い」を求めて見ているのかと思うと、とても悲しくなる。 僕らが小学生の頃は真剣にドキドキしながら見ていたのに・・・。 この番組を見るときは、小学生に戻る必要がある。 昔の川口探検隊を知らない視聴者は、水曜スペシャルの正しい楽しみかたをきちんと理解しているんだろうか、と心配になる。 番組を見て抗議の電話なんかすんなよ! こういう番組なんだから。 藤岡弘隊長もなかなか良い。 川口探検隊の二代目隊長襲名は問題なし。 テレ朝さん、是非、特番で終わらせずにシリーズ化してください。 藤岡隊長っ!次回作を期待しております。 少なくとも僕は毎回、録画してでも見ます。 番組の終わりに「この番組はフィクションです」などという無粋なテロップを流さなかったテレ朝の勇気は賞賛に値する。 ■川口浩探検隊大百科 http://www.geocities.co.jp/Playtown-Spade/3522/kawaguchi.html
2002年12月24日(火)
サンタクロースのサプライチェーン
小さな頃、僕は父親に尋ねた。 「サンタクロースはクリスマスイブの夜にたった一晩で世界中の子供にプレゼントを配らなくちゃならない。一体、サンタクロースは何人いるの?」 父親は答えた。 「フィンランドにあるサンタ村というところの村人がサンタクロースの正体だ。そこの村人がサンタクロースとして世界中の子供達にプレゼントを配って回っている」 ふむふむ。 僕は納得した。 昔のサンタクロースはフィンランドから世界中にプレゼントを配って回っていたらしいが今は違う。 サンタクロースのコアケイパビリティーは子供達のクリスマスプレゼントに対するニーズを正確に把握し、きちんと期日どおりに届ける事。 今やフィンランドのサンタ村にあるのはデータセンターだけだ。 おもちゃの手配はトイザらス、配送はFedExと佐川急便にアウトソースされている。 システムの運用はIBMが請け負っている。 SAPをコアとしたERPシステムとシーベルのCRMシステムも導入済み。 トナカイは割増退職金を払ってリストラした。 12月のサンタクロースは地獄だ。 なにせクリスマスイブの夜、たった一晩のうちに世界中の子供達にプレゼントを確実に届けなくてはならない。 サンタクロースは品川にあるデジタルピッキングの自動化倉庫でベルトコンベアから次から次へと流れてくるプレゼントの山の仕分けに汗を流している。 「オラオラ、そんなペースじゃクリスマスに間に合わねーぞ!」 サンタクロースは腰が痛くなりながらも、プレゼントを発送地域別に振り分ける。 「サンタクロースの代わりなんていくらでもいるんだからな、オラオラ歩くんじゃねー!常に駆け足だっ!」 サンタクロースは年齢、性別、学歴、経歴一切不問で年収1,000万円が保証されている。 クリスマスプレゼントは単に時間どおりに届けばいいというものではない。 最近の子供達が一番欲しがるのはゲームソフト。 だが、ゲームソフトであれば何でもいい、というワケではない。 子供が持っているゲームのハードウエアを間違ってはいけない。 きちんと子供の保有するゲーム機を把握し、過去の購買履歴から子供の好きなゲームの種類を見極める必要がある。 プレステを持っている子供に任天堂でしか動かないマリオやポケモンを届けてしまってはマズい。 既にクリアしてしまっているゲームを届けてもしかたがない。 子供が保有しているゲーム機のデータ、保有ソフトのリストが必要である。 また、世界中で子供達の間で流行しているゲームをきちんと把握していないと「サンタのクソゲー」と呼ばれてしまう。 それにいくらサンタクロースがフィンランドからやってくるといっても、フィンランド語のポケモンが届いてはマズイ。 フィンランド製でも構わないのはLinuxのカーネルだけだ。 日本向けのソフトが手に入らないのであれば、リージョンコードを破るためのMODチップも一緒に届けるくらいの心遣いが必要。 クリスマスが近づくと子供達はパソコンから離れなくなる。 「ママー、サンタさんからのプレゼントのステイタスが"発送済"になったよ」 「今は"通関中"だって」 「まだ23日なのにもう近くの営業所まで来てるよ。あっ、そうか。24日夜の期日/時間指定なんだ」 サンタクロースはオートロックのマンションが苦手。 クリスマスイブの夜にサンタクロースがやってきたら、インターフォン越しに「ウチは宗教は間に合ってますから」などとあしらってはいけない。
2002年12月23日(月)
リメンバー・バブル・クリスマス
クリスマスが地味になった。 つまらん。 今と違ってバブルの頃のクリスマスはもっとバカバカしく盛り上がっていた。 浮かれまくっていた。 最近はクリスマスが近づくと妙な良識派が出てくる。 クリスマス批判みたいな論調も目立つ。 曰く、「クリスマスまでに彼氏彼女を見つけないといけないなんてナンセンス」、「クリスマスイブを誰と一緒に過ごすかどうかの駆け引きなんてバカバカしい」、「焦る事はない。今年は仲の良い友人とプチパーティー」。 予防線張ってるだけだろ。 バブルが弾けてもう10年以上になるのだけれど、数少ないバブルの遺産がクリスマス。 バブル期の頃からクリスマスはバカバカしくお金を散在する日と決まっているのである。 クリスマスを地味に過ごすとはそれでも日本人か? 諸外国と日本ではクリスマスの過ごし方も意味合いも全然違うんだよ。 日本で異常進化を遂げたマヌケなクリスマスの盛り上がりは現代日本が誇る伝統文化にまで昇華されているのだ。 日本の正しいクリスマスってのはな、1年に1度だけ男女が本能丸出しで過ごしていいって、いう日なんだよ。 バブルの頃のクリスマスは今と違ってもっとアホ丸出し。 人気のあるレストランの予約は大変だった。 予約ができても、クリスマスイブのレストランのサービスレベルは普段よりずっと低い。ひどいレストランはいつもより席数を増やし、客は狭いところに詰め込まれるだけ詰め込まれる。 食事時間は2時間制限。 メニューはコースのみ。 プレゼントは三越に並んで、こぞってティファニーのオープンハート。 当時はクリスマスプレゼントはティファニーと決められていたので、行列に並んで買った。 なかにはクリスマスを一緒に過ごす相手が決まっていないにもかかわらず、10月ごろからホテルの予約を入れているものまでいた。 恥ずかしながら、僕も当時はバブルの真っ只中にいた。 マニュアル文化の最盛期。 今にして思えば、相当なアホである。 でも、あの頃のアホさ加減は今にはない救いようのないエネルギーに満ちていた。 今の妙に小賢しいガキどもとは違って本能丸出し。 もっとバカでもいいのに。 なんでそんなに醒めてるのかなあ。 自分でもバカだと知りつつ、乗せられるのが粋ってもんじゃないのか? そんな事だから、いつまでたっても不況から脱出できないんだよ。 たまにはバカバカしく無駄金を散在せよ。 クリスマスイカレポンチはどこに行った? 地味にクリスマスを過ごしたきゃ、松屋のチキンからあげ丼でも食ってなさいってこった。
2002年12月22日(日)
退屈な日常からの逃走
最近どうも疲れ気味。 過労というワケではないし、精神的な悩みがあるワケでもない。 肉体的にも精神的にも健康なハズの状況。 なのに妙に疲れ気味。 なんかこう、ドライブ感みたいなものがない。 高揚する、っていうか。 躁状態というか。 傍から見ていればエキサイティングな生活を送っているように見えるのかもしれない。 でも、僕にとっては退屈なのだ。 日々の興奮、みたいなものがない。 退屈な日常。 アドレナリンが分泌されない。 毎日パーティーが続けば、それが日常になってしまう。 いくら刺激的な毎日を送っていても、それが続けばただの日常。 すごいスピードで走りつづけていても、そのスピードが続けばスピード感はにぶる。 慣れてくれば、ゆっくり走っているのと変わらない。 僕は何かと戦っていたり、困難に挑戦してなきゃ、どうも退屈。 戦時に力を発揮するタイプ。 平時にはどうも退屈してしまう。 戦時でないとどうしても退屈なので、次から次へと戦時プロジェクトが続く戦略コンサルタントになったのだけれど、何年も戦時が続くとそれも日常になってしまう。 戦争も長く続けばただの日常風景になる。 不況だ、デフレだ、株安だ、不良債権だ、リストラだ。 全て日常になってしまった。 どんな状況にあっても、それが長く続けば日常になる。 大企業が倒産しようと、何千億の赤字を計上しようと、何万人のリストラをしようと何も感じなくなりつつある。 自分の保有株が一日で数十万円下落しようと、もはや何も感じない。 あたりまえの日常。 きっと、長く戦争が続いている国でも同じ事なんだろう。 戦争が日常と化しているんだろう。 感覚が麻痺していく。 走りつづけるのをやめて、たまにはゆっくり歩く事が必要なんだろう。 退屈な日常から逃走するために、刺激を求めつづけるのにも、そろそろ限界が見えてきた。 刺激のある生活も長く続けてりゃ、ただの退屈な日常。 今年の正月休みは脳が溶けるくらい、ダラダラと過ごそうかな。 一度、なあんにも刺激のない生活に戻せば、今の生活に戻ったときに新鮮な気分になれるかもしれない。 退屈な日常から逃走するために、敢えて退屈な生活をしてみたいと思う。
2002年12月21日(土)
アナーキー・イン・ジャパン
政府関係のコンサルティングをしている人と話す機会があった。 バーチャルリアリティーの研究施設を作っているんだそうだ。 せっかく施設を作ったものの、できてくる技術に実用性がなく、お金がかかり過ぎて困っているらしい。 もうね、アホかと、バカかと。 そんなもの民間に任せとけよ、政治主導でやるべきことじゃないでしょ。 e-Japanだって。 放っておいてください。 政府が黙っていても、需要があるものは進化するし、需要のないのものは淘汰されます。 僕は国家とかお役所といったモノが大嫌いである。 以前から日本の社会主義体制を批判しまくっているのだけれど、そもそもの元凶はお役所の存在。 日本株式会社とか言ってんじゃねー、と思う。 日本株式会社なんて不良債権、有利子負債満載のゾンビ企業。 税金を余計な事ばかりに使いやがって。 産業再生法を適用してやるから、経営責任をとって全員退陣せよ。 僕らの支払った税金は官僚のカネでも国会議員のカネでもない。 お前らは公僕だという意識がほんの少しでもあるのか、と問いたい。問い詰めたい。小一時間問い詰めたい。 お前らは公僕なんだよ、サービス業。 僕らに奉仕しなきゃいけないんだよ。 税金をたくさん払っている僕の要望を満たせ。 地方の空港なんていらない。 羽田をさっさと拡張して国際空港化しろ。 家から近いしな。 ついでに24時間発着可能にしろ。 田舎の高速道路なんていらない。 環八の地下にさっさと高速道路を作れ。 第三京浜から首都高用賀、関越、中央道に一般道を経由せずに入れるようにしろ。 環八と休日の第三京浜の玉川出口の渋滞がウザいんだよ。 一時間に一本でいいから、営団地下鉄を24時間動かせ。 とうとう僕の会社でもタクシーの利用制限が始まったんだよ。 地下鉄が24時間動いてりゃ、深夜まで安心して飲める。 経済波及効果も大きいぞ。 土建国家に対してもいろいろ言いたい事はあるが、本当に言いたいことは「お前ら余計なことはするな」である。 小さな政府。 マーケットに対して時代遅れの行政には余計な介入をして欲しくない。 放っておいて欲しい。 市場原理に任せて欲しい。 バカ官僚やアホ議員に余計な事はして欲しくない。 日本が発展途上国だったときは、社会主義体制は有効に機能したんだろう。 でも、今となっては社会主義体制はガンでしかない。 ワケのわからない規制ばっかり作りやがって。 行政指導って何だよ。 市場介入って何だよ。 民間に、マーケットに全てを任せて欲しい。 日本の行政は肥大化しすぎている。 しかも今となってはマイナス面ばかりが目立つ。 市場原理から乖離した政策ばかり。 行政は民間やマーケットに全くついていけていない。 保護行政って何? 票田を守るための行政か? 政治献金を得るためのしくみか? 市場原理に全てを任せろ。 もちろん痛みは伴う。 大出血も避けられない。 もしかすると日本は破滅するかもしれない。 でも、じりじりとゆっくり生き腐れになるよりマシだ。 僕らの国は生き腐れ社会主義国家。 日本が資本主義国家になれる日は来るのだろうか。 セックス・ピストルズの「アナーキー・イン・ザ・UK」を思い出す。
2002年12月20日(金)
「ばらき研究室」の開設
オクノ総研に研究員が加わった。 「ばらき研究室」を開設。 僕のWEBLOGに加えて、こっちも読んであげてください。 何を書くつもりかはよく知らないけれど。 開設したばっかりなので、先行きは不明。 ばらき研究員>> 面白いもん書けよな。 ばらき研究員は僕と同じコンサルティングファームに勤める戦略コンサルタント。 僕が3年前に中途で入社したとき、初めて参画したプロジェクトで出会った。 「クソですね」「バカですね」「死んだほうがいいですね」が口癖。 これでオクノ総研は、純粋な個人サイトではなくなった。 でも、コンサルティングファームの社名って、マッキンゼー、スターン・スチュワート、ローランド・ベルガーのように個人名を社名にしている会社が多い。 こっちはそんなに偉くはないけれど。 ただの弱小サイト。 そろそろサイトをきちんと作リ込まないと。 いつまでも、試験放送イメージのカラーバーを残しておくわけにもいかない。 気づいていない人がほとんどだと思うけれど、オクノ総研のトップページのカラーバーは「このサイトはまだ試験放送中ですよ」のメッセージ。 本当はすぐに作り直すつもりだったのだけど、ダラダラとそのままになっている。 年内に作り直すぞ(希望的観測)。 ■ばらき研究室 http://www.enpitu.ne.jp/usr9/94969/diary.html
2002年12月19日(木)
マニアには堪らない人間ドック
朝から人間ドックを受けるため、六本木に向かう。 昨日は深夜まで飲んでいた。 血中にはまだまだアルコールが残っている。 まずいなあ。 前日の夜10時以降は水すら飲んじゃいけないのに、ついつい深夜まで飲んでしまった。 人間ドックを受けるたび、マゾヒスティックな人には堪らないんだろうな、と思う。 特にマニアには堪らないのは「胃のレントゲン」。 バリウムを飲んで、機械に乗せられぶんぶん振り回される例のやつである。 「胃のレントゲン」はマニア向けの要素満載。 どんなに健康な人が着ても病人に見える浴衣を着せられ、造影効果をあげるという筋肉注射を受ける。 薬が効いてくると、身体の動きが悪くなり、近くのモノも良く見えなくなる。 次に機械に乗せられ、発泡剤を飲まされる。 ここから先は自分は奴隷として、別室からのマイクを通して伝えられる指示に従わなければならない。 「ハイ、発泡剤のカップを右手に持って、左手は腰」 「顔をうえに上げて、発泡剤を半分だけ口に含む」 「顔をそのまま右」 「残りを全部口に含んで、一気に飲み込む」 「次はバリウム。口に含めるだけ含む」 「そのまま顔を右。左手は腰のまま」 「ハイ、カップのバリウムを一気に飲み込む」 ぐいーーん、僕を載せた機械が動きはじめる。 逆さ釣り。 「仰向けから、右回転。ぐるぐる回って。ハイ、ストップ。30度左に」 ぐいーん、機械はぶんぶん回転する。 僕は振り落とされないように機械につかまりながら、指令に従う。 「ハイ、次は左回転。ストップ。そのまま。斜め45度の姿勢を崩さない」 ああ、機械から落ちそうです。 恐ろしいスピードで次々に指示が出る。 その間、僕を載せた機械はあちこちの方向にぶんぶん回る。 ある意味、絶叫マシン。 お腹の中でバリウムが膨張してくる。 胃がパンパン。 発泡剤も飲まされているので、ゲップが出そう。 苦しい状態で、機械はぐるんぐるんと回転し、ハイスピードで指示が出る。 気の弱い人だったらパニックだろう。 今度は、ういーんと機械から腕が出てきて、胃を押さえつけられる。 機械で胃の周りをぐりぐり。 うげうげっ。 「ゲップは我慢して」 更にぶんぶん振り回され、いろんな格好をさせられる。 数分間、拷問プレイは続く。 「大丈夫でしたか?」 「は・・何とか」 拷問プレイの終了後、下剤を渡される。 胃の中のバリウムが重い。 お腹のなかに錘を隙なくギッシリと詰め込んだような感じ。 コンサル用語でいうところの「MECE(Mutually Exclusive collectively Exhaustive)」という言葉はこのためにあるような気がする。 漏れなく胃のなかにバリウムが詰まっている。 胃のレントゲンってマニアの人なら恍惚の表情になるのかな?
新しくオクノ総研に参画してくれた、ばらき研究員と初仕事。 銀座のワインバーに向かう。 某高級ブランドのウェブサイトの評価。 日本人の若い女性で持っていない人はいないんじゃないか、という恐るべきモンスターブランド。 僕としてはブランドには縁がないので、お店に入るだけでもビビってしまう。 そのブランドのウェブサイトの評価の依頼を受けたのである。 と、いうのは名目で実は単なる合コン。 某高級ブランドのウェブ担当の女性との二対二の合コン。 知り合いじゃなきゃ、おそれ多い女性達である。 こっちは外資の戦コンと聞くと女性側からは妄想が膨らむかもしれないが、甘い。 僕は小汚いヒゲ面のヲタク。 スーツすら着ていない。 高級ブランドからは一万光年は遠い。 例によって一方的にしゃべり倒す。 いつも合コンの後に反省するのは、しゃべりすぎる事である。 お酒が入るとポーズボタンが壊れてしまう。 数時間の独演会。 最近はWEBLOGを書いているせいか、しゃべりのネタが自分の頭の中で整理されている。 オクノ総研をはじめてから、更にしゃべり倒すようになってしまった。 知的な寡黙さ、みたいな世界には憧れつつも無縁。 反省。 合コンのなのに僕からの相手の女の子たちへの質問は 「ブランド価値を長期的に維持し、陳腐化させないコツは何?」 「グローバルでブランドイメージを統一するためにどのような施策があるの?」 「ヨーロッパ系企業と米国系企業のガバナンスの違いって何?」 ・・・終わってるな。 でも、知りたいんだよっ! でもまあ、僕的には楽しかったしいいや。 サイトの話はほとんどしなかったけど・・・。 広い世の中にはこんな人もいるんですよ。 懲りずに誘ってください。
2002年12月17日(火)
WEBLOGを書く時間がないっ、ご勘弁PLS
今週はさすがに「年末!」ということで、やたらとスケジュールが埋まっている。 今週中にプロポーザルを書かなきゃいけないし、やたらとミーティングは多いし、人間ドックにもいかなきゃいけないし、忘年会はあるし。 そのうえなぜか某出版社の社長とのお食事会やら、合コンまで。 夜までぐちゃぐちゃとスケジュールが埋まっている。 毎日深夜まで飲んだくれて、体力との戦い。 ああ、眠い。 WEBLOGを書く時間が全然ない。 イベントは盛りだくさんで、書くネタには困らないんだけど。 帰宅時は毎晩ベロベロに酔っ払っている。 ほろ酔いくらいだったら全く問題なく書けるけれど、ロレツが回らないくらい酔っ払っているとさすがに書けない。 普段は電車のなかでPDAを使ってWEBLOGを書いていたりするのだけれど、最近は酔っ払っていることが多い。 運良く座れればついついウトウト。 そもそも年末のこの時期の夜の終電なんて、全員が酔っ払いでかつ通勤電車並に混雑している。 そんな中で文章書きなんてとてもできない。 タクシーに乗ったら、それはそれでまた速攻で眠ってしまう。 ベロベロ状態で家にたどり着いたら、廊下に服を脱ぎ散らかしつつ、ベッドまで這っていき、そのまま眠ってしまう。 家でも書けない。 と、いうことで今週のWEBLOGは不定期にアップされます。 時間があるときにまとめて何日分か書いたり、飛んでいた日付が後から埋まったり。 ご勘弁PLS。 週末には正常化させます。
2002年12月16日(月)
年賀状をネットで注文
昨日、年賀状のデータは作ったのだけれど、写真屋に行く時間がない。 データで受け付けてくれる自宅近くの写真屋さんはには昼間に行けない。 お店が開店する前に出勤し、深夜に帰宅するので自宅近くの写真屋に行く時間はない。 オフィスの近くのお店に行けば良いのだけれど、今のタイミングだと受け取り時には冬休みに突入してしまっているかもしれない。 冬休みに突入してから年賀状が仕上がってきたら、年賀状の受け取りだけのために都心に出て行くハメになる。 と、いうことで年賀状の印刷はネットで済ませることにした。 もともとフジフィルムのFDiを使うつもりだったので、注文そのものはネットだろうがリアル店舗だろうが、結局のところ同じである。 出来上がった年賀状の受け取りは自宅近所のお店指定できるし。 ■フジフィルム FDi http://www.fujifilm.co.jp/fdi/ 毎年、フロッピーディスクを持って近所のダサい写真屋に行くと、店頭のオバちゃんはオロオロする。 お店も不慣れなのか、何度も何度も確認の電話がかかってくる。 「作成ソフトは何ですか?」 >注文用紙にPhotoShop7.0/Winと書いた 「ファイル形式は何ですか?」 >注文用紙にJPEGと書いた 「仕上がりを確認してもらいたいので来店ください」 >カラーのプリントサンプルを添付した ああ、面倒くさい。 僕はもう5年も同じ方式で年賀状を作っているんだから今更間違えるかよ、ゴルア! 写真屋の店員がバカなのは百も承知なので、全て注文用紙に大バカでもわかるように細かく書いてプリントサンプルまで添付した。 そのうえ、フロッピーにはReadMeファイルまで添付している。 それにもかかわらず、確認の電話が何度もかかってくる。 あげくの果てにはお店のオバちゃんではわからない、という事で印刷工場に直接連絡してください、とまで言ってくる。 今更、一体何を確認したいのか? 印刷工場と連絡を取っても別に確認することなど何もない。 写真屋のオバちゃんがわからないので僕に直接連絡をさせただけのこと。 そのうえ、なんでたかだか年賀状の印刷ごときで、イチイチお店まで行って色校みたいな事までしないといけないんだよっ。 その点、ネットでの注文はド楽勝。 ファイルをアップロードして、印刷枚数を入力、受け取り店を指定すれば終了。 所要時間は3分。 オバちゃん店員も出てこない。 ついでに住所録の管理もASPで提供してくれりゃあ、一切紙に触れることなく年賀状が出せるのにな。 まあ、当然そういうサービスもあるんだろうけど。 でも、そうなると年賀状がリアルのハガキである意味はない。 そこまで来たら年賀状の画像データをメールで送りつけて、プリントしてお楽しみください、って事にするかな。 って、いうかそれだったらメールでいいじゃん。 BCCで年賀メールの一斉配信。 しかし、年賀状はナゼかメールでもらっても全然うれしくない。 僕なんかは年賀メールが届いたら「こいつオレの事本当は嫌いなのか?」とまで思ってしまう。 年賀状の印刷が上がってきたら、Outlookに保存された住所録からラベルを打ち出して貼り付け、「今年もよろしく!」とかの心のこもっていないメッセージを書き添えて一丁上がり。 年賀状を100枚出しても200枚出しても全工程は1時間程度。 年賀状作成は年々手抜き化が進んでいる。 インクまみれになりながら、プリントゴッツコの付属品と仮していた時代は今や遠い昔。
いつの間にやら今年もあと僅か。 年末になると、在日日本人の恒例行事、年賀状の作成をしなければならない。 ああ、面倒くさい。 今年の年賀状の最大目的はオクノ総研のプロモーション。 そもそもオクノ総研は僕が日常的にはあまり会えない人たちとのコミュニケーションの場として作った。 年賀状以外ではほとんどやりとりのなくなってしまった人たちもたくさんいる。 そういった人たちとのコミュニケーションを復活させたい。 日常会えない人たちとの最大のコミュニケーションの場が年賀状なのである。 なので、年賀状は面倒でも作らねばならない。 僕はここ数年、フォトショップで年賀状データを作成し、フジカラーのFDiサービスを利用してプリントしている。 FDiで年賀状を作ると印刷以上にきれいな年賀状ができるのだ。 「結婚しました」「子供が生まれました」のド恥ずかしい写真入り年賀状と同じシステムを利用するのだけれど、フォトショップで完全データを作成してデータで持ち込むのだ。 フロッピーディスクを写真屋さんに持っていけばハガキにきれいにプリントしてくれる。 自宅のカラープリンターは面倒なので使わない。 クリエイター時代の年賀状作成は気合が入っていた。 年賀状は職業クリエイターにとって唯一、自分の好き勝手なデザインができる機会である。 クライアントがあるワケではなく、自分の好きなモノを作ってもいいのだ。 年賀状は自分のクリエイティブスキルを見せつけるプレゼンテーションの役割も担っていたので、丁寧に作りこんでいた。 年賀状というより、作品として作っていた。 しかし、僕はクリエイター職から離れて既に何年にもなる。 今はクリエイターからははるか遠い仕事についている。 実を言うと、もはやクリエイティブに対する興味はほとんどない。 このサイトのデザインを見ればわかるように、デザインをやる気がなくなってしまっている。 ほんの数年前のことなのに、以前はなんであんなにいろんなモノが作れていたんだろう。 自分の昔の作品を見ると感心する。 良くもまあこんなモノ作ったなあ。 最近はどうもデザイン作業が面倒くさくてしょうがない。 クリエイティブには大変なエネルギーを必要とする。 デザイン関連の本も雑誌もほとんど読まなくなったので、最近のデザインの傾向もよくわからない。 既に僕は時代遅れ。 エネルギーもスキルもない。 ここ2−3年はポストカードのど真ん中に極小の文字でキーワードを書いただけのものが続いている。 別にシリーズというわけではない。 単なる手抜き。 昨年は、ニューヨークの貿易センタービル事件のため、喪に服するという言い訳のもと、黒地に極小の文字で「Give Peace a Chance!」とだけ書いて出した。 印刷に出した写真屋さんから「画像が表示できないんですが」と、確認の電話がかかってきたくらいのシンプルさ。 僕の事をまだクリエイターだと思い込んでくれている人達からはデザインを誉めてもらった。 ごめんなさい、単なる手抜きです。 考え尽くした結果、シンプルになったワケじゃないです。 と、いう事で今年も手抜きデザイン。 さっき、30分くらいで作りました。 明日、印刷に回します。 デザインに期待していた皆さん、ごめんなさい。 僕はもう、クリエイティブに対する力はなくなってしまったみたいです。
2002年12月14日(土)
VGAザウルス キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
本当にまたこんなモノ買っていいのか?と思いつつVGAザウルスを買ってしまった。 一体、これでPDAは何台めだ? 数えてみると、僕にとっては7台めのPDA。 ザウルスだけでも4台め。 PalmやらWindowsCEも一通り使ってきた。 幻のGeneral MagicのMagic Linkだって持ってたぞ。 結局我慢できずに、ビックカメラにVGAザウルスを予約してしまったのだった。 そして、本日、発売日ゲット! 基本は発売日ゲットなのだ。 発売後しばらくたって、安くなってから買おうなんていう発想は僕にはない。 出たら即、買うんだよっ。 欲しい、と思ったら即予約。 迷ったら、両方買え。 プチッと押してカートに入れろ。 と、いうことで無事、VGAザウルスの発売日ゲットに成功した。 世の中的には予約が殺到し、年内入手は困難らしい。 雑誌のレビュー記事を見てから、買おうなんて思っているから、買えないんだよっ。 ビビッと来たら、速攻で予約しなきゃ。 家に帰って、速攻で箱を開けてみる。 予想以上に小さい。 普通のパームサイズのPDAと大きさは同じ。 なのにPCと同じようなキーボートがついているのだ。 超小型のノートパソコン。 液晶がスゲー綺麗。 さすがVGA。 PDAのくせに普通にPCみたいにウェブサイトが見れる。 まずはAirH"128Kのカードを挿してみる。 ちょいちょいと設定したら、あっさりとすぐ繋がった。 ブラウザもメールも問題なし。 最近の機種は設定が楽ちん。 ブラウジングはWindowsCE系よりはずっと速い。 WindowsCEはブラウザのレンダリング速度が激遅なのだ。 キーボードも小さい割には想像していたよりずっと使い易い。 WEBLOGくらいなら楽勝で書ける。 っていうか以前からVGAザウルスよりずっと解像度の低いジョルナダでもWEBLOGは書いていたんだけど。 良くこんなモノ作ったな、と素直に感心する。 デジタルガジェットとしては最強だろう。 PDAとしては間違いなく世界最強。 これをPDAと呼んでいいかどうかはわからないけれど。 「超小型Linuxパソコン」と呼ぶほうが正しいだろう。 まさに「Pocket Linux」 ただし・・・。 全体的に遅い・・・。 アプリケーションの起動に時間がかかる。 もっさり感は否めない。 XScaleの400MHzなのに。 アプリケーションを立ち上げてしまえば問題ないが、立ち上がりが遅い。 高速起動オプションもあるのだけれど、メモリーの制限もあるし、全てのアプリケーションに設定できるわけでもない。 「時計」や「電卓」程度のアプリケーションでも、起動に5秒くらいかかってしまう。 まあ、Linuxだしな。 自分で工夫して速くしろ、ってことか。 あちこちのサイトで小技が早くも披露されつつあるし。 この辺はさすが、Linux機。 呪文のような会話がBBSで交わされている。 快適に使いたければ僕もLinuxヲタになるしかあるまい。 僕はUnixのコマンドなんてGetとPutくらいしか知らない。 プレステのLinuxキットも買ったけどセットアップすらしてないくらいだ。 どうもコマンドモノは苦手。 僕は脳が右側しかないからな。 せっかくだからこの際、Linuxのお勉強でもしてみるか。 買って初日だし、もう少し研究が必要かな。 ■「ザウルス」<SL-C700>(シャープのプレスリリース) http://www.sharp.co.jp/corporate/news/021112-1.html
ボーナスが入ったのでお昼休みにオフィス近くのコンビニでお金をおろした。 「アレ?残高が少ないぞ」 もっと入っているハズなのに・・・。 オフィスに戻ってボーナスの支給明細を見た。 年俸制の僕にとってはボーナスの金額なんて最初からわかっているので、いつもは支給明細なんかいちいち見ない。 「なんじゃーっ!!この控除金額はあっ!!!」 ボーナスの支給明細を見て、思わず叫びそうになった。 とんでもない金額が控除されている。 所得税の欄を見てみると、サラリーマンの平均ボーナス支給額と同じくらいの金額がひかれていた。 おいっ、サラリーマン一人分のボーナスを税金で持っていくんかいっ! 知らない間に僕の所得はある線を超えてしまっていたらしく、所得税率が大変なことになっていた。 僕は独身のうえ、保険にも入ってなければ、住宅ローンの金額もたいしたことない。 所得税の控除の余地がまるで無い。 そのうえ、タバコも吸えば、酒も飲む。 株でごくたまに儲かっても税金で持っていかれる。 税金を取られるだけ、取られている。 同年代のなかで見れば、高額納税者の上位0.1%くらいには入っているかもしれない。 自営業だったら、節税の方法があるのだろうけれど、僕は給与所得者。 節税の余地はほとんどない。 くまなくきれいさっぱりすみずみまでがっぽり税金で持っていかれる。 くそーっ、これじゃあ、やられっぱなしじゃないかっ! 日本の税制は頑張って稼いだ人からお金を搾取するのか? 実は僕は自分が日本人のなかで最も搾取されている階級である事に気づいた。 ・・・脱税してやる。 帰りの電車のなかで、脱税の方法を一生けんめいに考えた。 思いついた方法はコレ。 ★自宅マンションを借り上げ社宅にして給与を低く見せかける作戦★ �.�クノ総研を法人化する �⊆�宅マンション(持ち家)をオクノ総研の名義にする ��自宅マンションを現在勤める会社の「社宅」として月額50万円で借り上げてもらう �に佑蓮崋丗陝廚暴擦狢紊錣蠅法�現在勤めている会社からの給与を月額50万円下げてもらう �ニ佑侶邀杁詬燭老邀�50万円(年間600万円)下がるので納税額は一気に下がる �Ε�クノ総研に入った50万円(年間600万円)は経費として好きに使う、もしくは貯金(内部留保) これだーっ! 家賃50万円などという豪邸に住んでいるワケではないが、税金を払いたくないので、家賃は50万円に設定する。 それに自宅マンションを現物出資ということでオクノ総研の資本に組み込めば、有限会社といわず株式会社化だって楽勝だ。 今の会社をクビになったらオクノ総研に雇ってもらえばいいしな。 いや、いっそこと宗教法人にしたほうが良いかも。 サーバーは「ご本尊」、サイト利用者は「信者」、サイトへのアクセスは「お参り」、WEBLOGのコンテンツは「教義」という事にすれば良いではないか。 そうすれば、税金はゼロになるぞ。 これって、脱税なんでしょうか?合法的な節税なんでしょうか?
2002年12月12日(木)
サーチエンジン検索キーワードキャンペーン
アクセス数が4,000を突破! 3,000アクセスから4,000アクセスまではなんと1週間! 2,000アクセスまでは3ヶ月かかったのに、2,000アクセスから3,000アクセスまでは10日間。 そして今回は1週間! 快調にアクセス数が伸び始めた。 素直にうれしい。 読んでくれている皆さんどうもありがとう。 ただし、コンテンツの力だけで更にアクセスを増やしていくほど僕には才能がない。 アクセス向上のための戦略を考えなければならない。 「サーチエンジン検索キーワードキャンペーン」 アクセスログを見てみると、サーチエンジン経由の人が意外に多い。 固定客として見てくださっている方が大半なのだけれど、2-3割はサーチエンジン経由。 間違えて来てしまった人たちである。 何か調べ物をしていて、サーチエンジンでオクノ総研がひっかかってしまい、「総研」っていうくらいなんだからきちんとしたリサーチでもしているんだろう、と勘違いしてしまった人たちである。 それならばサーチエンジンに引っかかりやすいキーワードを文章の中にちりばめておけば、サーチエンジン経由で間違えてやってくる人が更に増えるに違いない。 これでアクセス数は大爆発だ。 アダルトサイトがMETAタグにアイドルやAV女優の名前を大量に羅列しているのと同じ手法である。 METAタグに書いてなくても本文中に書いてあれば同じ事なので、以下にサーチエンジンでよく検索されるキーワードを羅列しておくことにした。 ■Yahoo 2002年検索キーワード上位20 01. 2ちゃんねる 02. 壁紙 03. HOTMAIL 04. 全日空(ANA) 05. GOO 06. Google 07. 日本航空(JAL) 08. ドコモ(DOCOMO) 09. NHK 10. JR 11. リクナビ 12. 占い 13. チャット 14. NTT 15. 地図 16. ソニー(SONY) 17. トヨタ(TOYOTA) 18. MSN 19. WINMX 20. フジテレビ ■Google 2002年10月検索キーワード上位10 01. ラグナロク 02. ガンダム 03. ADSL 04. 田中耕一 05. ノーベル賞 06. JA ネットバンキング 07. ハリーポッター 08. 島津製作所 09. 着メロ 10. 北朝鮮 ■ライコス 2002年12月検索キーワード上位50 01. 出会い 02. 壁紙 03. ハリーポッター 04. 着メロ 05. 天気予報 06. 2ちゃんねる 07. 仮面ライダー龍騎 08. パチスロ 09. K-1 10. メル友 11. ごまっとう 12. 着うた 13. 競馬 14. LEGO 15. オリコン 16. 待ち受け画面 17. 年賀状 18. ガンダム 19. パチンコ 20. 浜崎あゆみ 21. アンパンマン 22. 懸賞 23. ポケモン 24. 求人 25. 太鼓の達人 26. 宝くじ 27. ベイブレード 28. ファイナルファンタジー 29. とっとこハム太郎 30. アルバイト 31. ブライス 32. モーニング娘。 33. 機関車トーマス 34. サッカー 35. ディズニー 36. ゲイ 37. チャット 38. トイザらス 39. クリスマス 40. オークション 41. 原仁美 42. ロト6 43. ラブホテル 44. カラオケ 45. チケット 46. くまのプーさん 47. テニスの王子様 48.スターウォーズ 49. ビートルズ 50. グリーティングカード っていうか、こんな事でアクセス数が爆発的に増えたりなんかはしません。 本気にしないように。 年末なので、今年話題になったキーワードを振り返ってみたかっただけです。
2002年12月11日(水)
グローバル一物一価による日本のデフレ
製造業の中国シフトが進んでいる。 製造なんてもはやどこでやってもそれほど変わらないので、製造コストが安い国で作ったほうがいいに決まっている。 中国の製造現場の人件費は日本の30分の1ともいう。 たとえ日本企業の製造技術が中国企業の10倍進んでいたとしても、人件費が30分の1だったら差し引き、3倍は中国のほうが安く作れることになってしまう。 運送費等にお金がかかったとしても、たいていのモノは中国で作ったほうが安く作れるだろう。 中国製品のクオリティーだってもはや何の問題もない。 これでは日本は太刀打ちできない。 中国人に日本人が対抗可能な方法はただ一つ。 日本人の人件費を一挙に引き下げること。 日本企業の製造現場がいくら効率化を進めようと、中国の人海戦術には勝てない。 だったら、日本人の人件費を下げるしかない。 運送費や日本の製造現場の効率性を割り引いたとしても、現状の3分の1くらいにならなければどうしようもない。 もちろん、中国人の人件費は今後、高騰していくはずだけれど、そうすれば更に他の発展途上国が出てくる可能性だってある。 経済のグローバル化とは世界的な「一物一価」が進展することでもある。 最終的には世界中の全てのモノ・サービスの価格が同一になってしまうのだ。 買い物の際、インターネットで商品の最安値を確認してから、出かけることはごく当たり前の事になった。 これからは世界的規模で全てのモノ・サービスが最低価格に収斂する可能性がある。 デフレだって同じことだ。 日本の現在のデフレは言い換えれば、今まで極端に高かった日本の物価が世界的な「一物一価」の流れに沿っているだけ、ともいえる。 労働賃金も例外ではない。 日本人の賃金も中国とマトモに勝負をせざるを得ない分野においては、いずれは中国人の賃金と同一にならざるを得ない。 現在の中国シフトは製造業の分野でしかないけれど、今後は工場以外の業務の中国シフトが進展することになる。 インターネット、ブロードバンドの進展は国境や距離を限りなくゼロにする。 ホワイトカラーの仕事だって中国に十分移転可能になる。 システム開発の中国シフトは既に始まっている。 これからは企業の経理業務や人事といったバックオフィスやコールセンターも中国にシフトしていく。 中国には日本語の読み書きに不自由しない人材も増加している。 多くのホワイトカラーも中国人の人件費と直接コストを比較されるようになるのだ。 ホワイトカラーの人件費も、今後は大きく下がっていく可能性がある。 ただ、日本人全員の賃金が下がるわけではない。 他に代わりのいない「頭脳労働者」の賃金は逆に高騰していく。 高付加価値労働者の賃金は今後、高騰していく。 日本社会は高額所得者から低額所得者に富の再分配を行なう「社会主義体制」にあるのだけれど、今後、旧ソビエト、東欧と同じく社会主義体制は崩壊に向かう。 富の再分配は行なわれなくなり、収入はそれぞれの人の生み出す付加価値に合致したものとなる。 稼ぐ人、稼がない人のギャップはどんどん広がる。 貧富の差は広がっていくだろう。 一方は年収1億円、もう一方は年収100万円。 日本人の大半は年収100万円に近づくだろう。 付加価値のない職業に就く人は年収100万円となる時代がすぐそこにやってくきている。 日本のデフレはまだまだ止まらない。 とりあず僕は年収100万円時代の到来に向けて、今年のボーナスは貯金に回すことにする。
2002年12月10日(火)
ボーナスそのものよりも生き残りのほうが大変
ボーナス支給!なのだけれど、あんまりありがたみがない。 今年のボーナスはいくら貰えるんだろうか?的なドキドキ感とは無縁。 だってあらかじめボーナスの支給額がわかっているんだもの。 僕は年俸制。 年間の給与総額はあらかじめ決まっている。 ボーナスの金額も自分で設定。 僕の場合は年俸を16分割して、夏と冬のボーナス時期に2か月分ずつ。 今日はこの年俸の16分の2が支給された。 年俸の分割パターンの設定は自由なので、毎月の給与を減らしてボーナスを多めにすることもできる。 僕はサラリーマン魂を忘れたくないので、限りなく一般的サラリーマンに近い設定にしている。 年俸そのものは、毎年見直し。 プロ野球選手と同じである。 年に1回、年俸の見直しを行なう。 ただ、コンサルタントの年俸の意味は一般的なサラリーマンとは大きく異なる。 コンサルタントの場合「個人に値札がついている」のである。 各コンサルタントそれぞれに「1時間いくら」という値段。 年俸はその自分の値段と連動。 自分の値段が上がれば年俸もそれにつられて上昇するというしくみ。 僕らはまさしく商品。 値札をつけられて売られている。 付加価値を出せる人は値段が上がっていくが、値段に見合った価値しか出ていなければ値段は上がらない。 年俸も上がらない。 仕事の価値が値段に見合わなければ商品として売れない。 売れ残る。 プロジェクトに呼んでもらえなくなる。 仕事がなくなる。 その場合はサヨウナラ。 基本的に「お水」の世界と同じである。 年俸が上がれば上がるほどリスクも増す。 常に年俸に見合った付加価値を出しつづける必要がある。 世間的に戦略コンサルタントは高給だと思われているが、高給をキープするにはバカみたいな付加価値を出しつづける必要があるのだ。 素人にはおすすめできない。 付加価値を出すために一番手っ取り早い方法は、他人より長時間働く事である。 2倍働けば、価値も2倍だ。 実はそういう人もたくさんいる。 ただし、毎日15時間くらい働くコンサルタントは大量にいる。 1日は24時間しかないので、15時間の2倍の30時間は働けない。 2倍の時間働いて付加価値を出す人は週末も働くしかない。 僕は大した能力も無いにもかかわらず、長時間労働も避けたい。 僕は自分自身の「他人との差別化戦略」や「オレ様ブランド化戦略」をを実行することによって付加価値があるようなフリをしている。 自分自身が商品なのだから、そういったマーケティング戦略を実行するのはごく自然な事である。 エリートちゃん達と同じ土俵で競争に巻き込まれたら、大変。 ガチンコ勝負になってしまう。 競争に巻き込まれるのは避けたい。 長時間労働勝負なんかになったら目も当てられない。 最小限の努力で付加価値を出す、というか出しているように見せるためには自分をブランド品にしてしまうのが一番である。 自分を希少なブランド品のように見せかけ、他人と差別化し、あたかも付加価値があるかのように振舞う。 「なんだか良くわからないけど、あの人はすごいのかもしれない」と周りを煙に巻いてしまうのである。 ブランド戦略の本に書いてあることは、全て自分自身に適用中。 ボーナスそのものよりも生き残りのほうが大変。
2002年12月09日(月)
ユナイテッド航空破綻の根本原因はガバナンスの矛盾
ユナイテッド航空が破綻した。 まあ、よくここまで持ちこたえたなあ、というのが正直な感想。 僕はかつてユナイテッド航空のヘビーユーザーだった。 年間10万マイル近く利用していた。 ニューヨークと東京にオフィスを持ち、2年間に渡って両方のチームを同時に運営していた頃のことだ。 ピーク時は東京、ニューヨーク間を月に3往復。 2、3日の間隔しか空いていないこともあった。 パスポートには麻薬の運び屋並に日付の間隔の空いていないスタンプが大量に押されていた。 肩まで髪を伸ばし、ヒゲ面でスーツケースの中は怪しい機材が満載。 当時の僕はどうみても怪しい人だったので、空港では厳しい荷物チェックを受けた。 ノートパソコンの中に変なものを入れていないかチェックするために起動させられたり、スーツケースが二重底になっていないか、中味を全て出された上でチェックされたり。 当時はエコノミークラスのディスカウントチケットしか買えなかったので、ワザとギリギリにチェックインしてみたり、何としても喫煙席を確保しろ、とゴネてみたりして強引にビジネスクラスにアップグレードしていた。 当然だが、マイレージも使わなければ、アップグレード料金も払わない。 ヘビーユーザーの証であるシルバーのマイレージカード(他の航空会社も使っていたのでゴールドはギリギリ取れなかった)をちらつかせながら、カウンターでゴネていた。 最近では正規料金でビジネスクラスを利用できるようになったけれど。 ユナイテッド航空さん、イジめてごめんなさい。 その他、遅延振替で10人しか乗っていない飛行機でニューヨークまで飛んでみたり、サンフランシスコ直行便のチケットを無理やりハワイ経由にさせてみたり、疲れているからといって一人で一列占拠してベッドにしてみたり、燃料が途中で足りなくなり成田までたどり着けずに千歳空港に降ろされたり、自分が乗る予定だった飛行機が墜落して乗る飛行機がなくなり空港で一晩過ごしたり。 ユナイテッド航空に関する思い出は尽きない。 ユナイテッド航空の破綻の原因として、従業員組合が筆頭株主であるため、抜本的なリストラができなかった事が挙げられている。 今回の破綻で初めて知った事だけど、ユナイテッド航空の筆頭株主は従業員組合。 従業員組合が発行済株式の55%を保有している。 これは面白い事例である。 「会社は誰のものか?」という基本的な質問に対して、ユナイテッド航空の場合は「従業員のもの」という答えになるのだ。 従業員組合が筆頭株主かつ55%の株式を保有しているので、議決権は基本的に従業員の代表機関である従業員組合にある。 業績が悪化し、リストラが不可避になったとき、ジレンマに陥った事は想像に難くない。 自分で自分をリストラしなきゃいけないんだから。 モメるのは当然である。 従業員の権利を守る事が目的の従業員組合が大胆なリストラを断行することなど、できるハズがない。 一方で、リストラをしなければ会社が破綻し、全員が路頭に迷う。 低視聴率番組「サバイバー」の追放審議会みたいだ。 結果的にユナイテッド航空は自分で自分をリストラすることができず、破綻した。 当たり前である。 従業員組合が筆頭株主である時点で企業のガバナンスは崩壊しているのだ。 これでは共産主義国家と同じではないか。 「収益を生む」という企業本来の目的と「従業員を守る」というふたつの目的は必ずしも両立し得ない。 このふたつが同時に達成可能なのは企業が右肩上がりの時だけである。 企業業績が良ければ問題は表面化しないが、業績が下がり始めた途端、矛盾点が露呈する。 コーポレートガバナンスの根本的なところがそもそもおかしい。 ユナイテッド航空の破綻の理由は、共産主義国家が一斉に崩壊していったのと理屈は同じ。 確かに911のテロがユナイテッド航空破綻の引き金になったことは間違いないのだけれど、根本的な原因はガバナンスの矛盾にあったと思う。 ユナイテッド航空は破綻後も運航は続けるとの事だけど、またフライト中に赤いきつねを食べる機会はあるのかな。 飛行機のなかで食べるカップウドンはなぜかうまいからな。
2002年12月08日(日)
ストロベリーフィールズ・フォーエバー
ストロベリーフィールズ・フォーエバー。 僕が生まれた時、まさにその時にレコーディングされた曲だ。 ジョン・レノンがイカれまくっていた頃の作品。 僕はビートルズ、ジョン・レノンの曲のなかでストロベリーフィールズ・フォーエバーがダントツで好きだ。 この世に存在する全ての楽曲の中で、最も好きな曲かもしれない。 自分のなかでは別格の楽曲だ。 ニューヨークのセントラルパーク、ダコタハウスのすぐ近くにストロベリーフィールズと呼ばれる一角がある。 僕がクリエイターとしてニューヨークに滞在していた頃、週末にローラーブレードの練習と散歩を兼ねてセントラルパークをぐるぐると回っている時に偶然たどり着いた。 「IMAGINE」と書かれた碑があり、周囲にたくさんの花束が添えられていた。 何人かの人たちがギターに合わせて合唱していた。 1980年12月8日。 ジョン・レノンはダコタハウスの前で射殺された。 あれから既に20年以上が経過した。 当時の僕はまだ小学生で、何が起こったのかをきちんと把握できていなかった。 僕がジョン・レノンについて多くを学ぶのはそれから何年も経ってからのことだ。 ジョン・レノンは音楽で世界を変えようとした。 きっと1970年代はそれも可能だったのだろう。 音楽で世界を変える事が夢ではなかった時代。 20年以上が経過し、世界を変える最大の要素は「テクノロジー」と「経済」になった。 音楽は力を失ない、エンターテインメントのひとつに堕した。 政治も、もはや何の力もない。 ジャーナリズムも死んだ。 今、世界を変える力を持っているのは「テクノロジー」と「経済」しかない。 僕は世界を変えるため「テクノロジー」と「経済」の力を利用する。 「テクノロジー」と「経済」の力で世界を変えていきたい。 僕にはそれほどの力はないのかも知れないけれど、僕は僕なりの方法で世界を変えたい。 方法は違うかもしれないけれど、ジョン・レノンの夢見た世界と根本的なところでは何も変わらないつもりだ。 12月8日。 今日はジョン・レノンの命日。 ジョン・レノンの魂を僕は引き継いでいるつもりだ。 "Nothing is real. And nothing to get hung about" 「現実だと思い込んでいるものなんてどこにもない。邪魔するものなんて何もないんだ」 "You know I know when it's a dream. I think I know I mean a "Yes" but it's all wrong. That is, I think I disagree." 「それが夢かもしれないってことは僕だってわかっている。僕が信じていることなんて全て間違いなのかも知れない。結局 僕は僕でしかないんだ」 注; この訳はオクノ総研がストロベリーフィールズ・フォーエバーの歌詞を勝手に都合良く訳したものです。正しい訳は良く知らない。 っていうか僕は勝手にこう解釈した。別にいいじゃん。僕はこう解釈したんだから。
2002年12月07日(土)
戦略的思考の基本はパチンコで学んだ
僕は以前、パチンコに凝っていた。 クリエイター時代の話で、将来戦略コンサルタントになるなどとは夢にも思っていない頃のことだ。 最後にパチンコをしてからもう既に数年がたつが、凝っていたときは狂っていた。 僕はマイブームになると誰にも止められなくなるまで、どこまでも突っ走ってしまう性格である。 毎週金曜日の夜に3000円くらいかけて試し打ちしながら、良さげな台に目星をつけ、釘の状態を確認する。 金曜日は台に目星をつけることのみが目的。 土曜日は開店前から並び、目星をつけた台にまっしぐら。 釘の状態に変化がなければそのまま打つ。 釘が変わっていれば、次の台に移る。 無制限の台であれば持ち玉がある限り、延々と長時間打ちつづけたほうが得である。 4円で玉を買い、2.5円で交換なので2.5円の持ち玉がある限り、打ちつづけなければ損である。 翌日に持ち越せばまた4円で玉を買わなくてはならなくなる。 僕は開店から閉店近くまで延々と打ちつづけていた。 デジタルのパチンコ台は確率のみに制御されている。 出玉の波などは延々と打ち続ければいつかはパチンコ台に設定された確率と同じになる。 パチンコ台がデジタルで制御されている以上、いつかは確率は平準化される。 パチンコとは本来、幸運、不運などは全く関係ないのだ。 日によって勝ったり負けたりすることもあるが、延々と続けていればいつかは運の要素など消えてなくなってしまう。 パチンコの勝ち負けには余計なノイズが入り込む余地などほとんどないのである。 きちんと計算をして遊んでいる限り、トータルで負けることなどあり得ない。 競馬と比較すれば予測不可能な要素が極端に少ない。 大当たりの確率、大当たり時の平均予想出玉数、換金率から1000円あたり何回デジタルを回転させればボーダーラインか?投資に対して収益が上回るか? きちんと計算すれば簡単に求められるのだ。 最初の大当たりまで投資しても良い金額についても期待値から求めることができる。 持ち玉でのやめどきも同様にして計算可能。 実際は、持ち玉での勝負は換金率の問題があるので、基本的にはできる限り長時間やり続けることが有利である場合がほとんどだけど。 パチンコは投資に対する期待収益率をかなり正確に事前に予測することが可能なのだ。 何事にも研究熱心な僕はパチンコでの戦績を全てEXCELに保存し、様々なシミュレーションを行っていた。 プレステのパチンコソフトもシミュレーションに活用していた。 当時の僕がパチンコでやっていた事は、戦略コンサルタントの仕事と何ら変わらない。 目標を達成するための戦略を練り、収益の予想を立て、投資計画を立て、実行する。 企業経営もマクロ経済もパチンコと基本は同じ。 少し規模が大きくなっているだけである。 戦略変数が多少多くなっただけで、基本は全く変わらない。 僕が戦略的思考の基本を身に付けたのはパチンコ屋であった。 結局、半年ほどのパチンコマイブームの間、僕は数百万円をパチンコに投資した。 半年ほどの収益結果は数万円のプラス。 負けはしなかったが、大きく勝つ事はできなかった。 大きく勝てなかった理由は、ボーダーを下回る台であるにもかかわず「今日はイケるような気がする」、明らかに目標初期投資額を上回っているにもかかわらず「ここまで投資したんだからもう少し」などという、理論を無視した行動を取ってしまったからである。 勝ちパターンがわかっているにもかかわらず、パターンを無視した行動を取ってしまう。 実際の企業経営も実は同じなのかもしれない。
2002年12月06日(金)
経営者不在の日本企業
カジュアル衣料安売王の話を聞く機会があった。 角刈りメガネの経営者は山口弁で「日本企業には経営者が圧倒的に不足している」と繰り返していた。 確かにそうである。 僕は日本企業の経営者と話すたびに、違和感を覚える。 日本企業の経営者のほぼ全員が「経営者としてのプロフェッショナル」には見えないのだ。 日本企業の経営者である社長や取締役はサラリーマンの「アガリ」のポジションである。「プロフェッショナル」としての経営スキルを持っている経営者はほとんどいない。 サラリーマンとして優秀な成績、成果を残した人が経営陣に昇り詰める。 経営者としてのポテンシャル、能力、スキルが評価されて経営陣に加わるわけではないのだ。 優秀な社員に対するご褒美としての経営陣入りでしかないので、専門的な経営スキルなどそもそも全く持っていない。 企業の経営戦略について日本企業の経営陣とお話をすると、あまりもの経営者としてのスキルのなさに愕然とする。 戦略的な思考力も経営に関するスキルも知識もまるでない。 担当領域のオペレーションの改善くらいにしか興味もない。 日本企業の経営陣に求められるスキルは欧米企業のプロフェッショナル経営者に求められるものとは質が違うのかもしれない。 でもそういった事を割り引いてもレベルが低すぎる。 アンタはただのサラリーマンの親玉か? それでも経営者なのか? 執行役員というポジションがある。 「なんちゃって取締役」である。 企業経営においては大量の取締役など必要としない。 本来の取締役とは経営者である。 企業経営そのものには何の関係もない「アガリ」ポジションのご褒美としての取締役など、企業経営そのものには全く必要ではないのだ。 本来の経営とは何の関係もない取締役がたくさんいても、経営的には何の役にもたたないばかりか、取締役会での議論をややこしくするだけである。 マトモな企業は本来の経営とは関係のないオペレーション担当の取締役を取締役会から排除する必要に迫られた。 でも、取締役は「アガリ」のご褒美だから、今更取締役の肩書きをハズすワケにはいかない。 苦肉の策が執行役員制度である。 ハズされた元取締役に対するプライド維持のための呼称が執行役員。 法的には執行役員は取締役ではなく、経営陣でもない。 単なる社内の呼称でしかない。 外資企業の課長クラスの役職名であるバイスプレジデントと同じようなものかもしれない。 創業経営者は、それはそれで立派な経営者ではあるのだけれど、気合とか熱意、カリスマ性で会社を経営している。 優秀な経営者ではあるんだけれど、プロフェッショナル経営者ではない。 経営者としてのスキルや知識があるというワケではない。 欧米のベンチャーキャピタリストやインキュベーターがベンチャー企業のサポートを行うとき、成長過程のある段階で創業時の経営陣を強制的に入れ替えることが多い。 企業が成長してくると経営陣入れ替えの必要性が出てくるのだ。 ベンチャー企業の創業時の経営者に必要な能力と成長期の経営者に必要な能力は異なる。企業の創業に必要な能力は熱意やバイタリティーだが、ある程度大きくなった企業を更に成長に導くためにはプロフェッショナルスキルが必要となる。 そのフェイズをメザニン(mezzanine)という。 中二階とか踊り場という意味だ。 ベンチャー企業から脱皮するために必要なステージだ。 いつまでもベンチャーから脱皮できない企業は、メザニンステージの過ごし方を誤っているケースが多い。 メザニンステージでは創業時に貢献があった人間でも、次のステージに向かうための能力の足りない人間には経営陣から降りて貰う必要がある。 残酷だがしかたがない。 充分な創業者利益を与え、きちんとした処遇を与えた上で去ってもらうべきである。 だが、日本のベンチャー企業は創業者がそのまま居座っているケースがほとんどである。 日本企業の経営者は経営者としてのちゃんとしたプロフェッショナルスキルを身に付けるべきである。 いつまでお山の大将でいるつもりなのか。 僕は「日本企業には経営者が圧倒的に不足している」という言葉を「プロフェッショナル経営者が不足している」という意味にとらえた。 日本企業の経営者の皆さん、お願いですから少しは経営のお勉強をしてください。 もしくは、若手に道を譲ってください。 角刈りメガネの経営者は、戦略コンサルタント出身者やMBA保持者を採用することによって、自分のスキル不足を補った。 そして、帰りに新しくはじめる八百屋のの品物だと言ってみかんをくれた。
2002年12月05日(木)
電波系戦略コンサルタント
1年半くらい前にせっせと書いた企画がようやく日の目を見た。 本日、以前担当していたクライアントから「やっとスタートできました」という旨のメールを頂いた。 さっきウェブのニュースサイトを見てみたら、いくつかのサイトには既に記事が出ていた。残念ながら、戦略コンサルタントという守秘性の高い仕事なので、具体的に企画を特定できるような事は書けない。 本当は大声で自慢したいけど。 僕らが企画を立てると、それが世の中に出るまでは少なくとも1年から2年はかかる。 僕はハイテク系の新規事業のネタ作りが多い。 様々な調整事項があったり、技術的な開発期間があるので、どうしても時間がかかる。 ネタ出しをして、クライアントの承認を得てから、世に出るまでが1年-2年。 本格的に普及したり、世間的に話題になるまでには最低でも2-3年はかかる。 企画を立てた段階では、世の中ではほとんどの人どころか専門家すらが知らないようなネタばかりなのである。 正しい戦略コンサルタントはこんな仕事はしない。 僕のような道にハズれた人間ぐらいしかやらない。 「3年後を目指してコレをやりましょう。5年くらいすれば世の中に認知されますよ。7-8年後にはきっと普及しはじめます。10年後には爆発的な成長を見せるハズです」 ほとんど電波野郎である。 と、いうか僕は本当に電波君なのだ。 なぜか知らないけれど、未来が見えてしまうのである。 しかも未来が見えるのではなく、未来に至るプロセスまでが見える。 あるテーマについてうなされるほど考えていると、ふとした時に天からアイディアが降ってくるのだ。 僕はプロジェクトが開始されると、朝から晩までというより、寝ている最中もプロジェクトテーマについて考える。 夢の中でも考えている。 考えて、考えて、考え抜く。 そしていつ答えは降ってくるかわからない。 だいたいふと、気を抜いたときにアイディアは降ってくる。 いつアイディアが降ってくるかわかったもんじゃないので、ボイスレコーダー、メモ帳、PDAは常に携帯している。 ギリギリのところまで考えつづければ、アイディアは唐突に降ってくる。 降ってこない場合は、考え方が足りないのである。 アイディアが降ってくればこっちのもの。 僕の場合はビジネスモデルだけではなく、提携スキームやプロモーション戦略、事業プロセスやその他もろもろの付随した情報もセットで一気に降りてくるので、あとは書きまくるだけである。 分析は後回し。 頭の中に降りてきたアイディアを一気に文書化する。 そのうえで、きちんとした数量モデルを作り、関連情報を集める。 僕の1677万倍は優秀なスタッフに分析、検証してもらう。 コンサルタントの基本である「仮説→検証」のプロセスではあるんだけど、仮説が空から電波に乗ってやってくるところが、ちょっと違う。 こんな仕事のしかたをしているような戦略コンサルタントなんて世界で僕だけなんだろうな。 「だれじゃあ、ワシに電波飛ばしとんのは?!」 頭のなかがカユい。
2002年12月04日(水)
10日間で1,000アクセス
気がつくと、アクセス数が3,000を超えていた。 トップページ(http://www.junokuno.com/)ではなく、WEBLOGのほう。 トップページのほうはまだまだ。 2,000アクセスから3,000アクセスまでに要した日数は10日ほどだった。 2,000アクセスを達成するまでに3ヶ月かかったのに、2,000アクセスから3,000アクセスまでは10日間。 10日前に「年内に何とか3,000アクセスを目指したい」などと書いていたくらいなので、全くの予想外だった。 WEBとはわからないものである。 アクセス数が急増した理由は ・某大学の授業で宣伝した ・いくつかのサイトで僕のサイトが紹介された の2点である。 このふたつが同時期に重なったため、アクセス数が急激に増えた。 いやいや、ありがたいことである。 皆様、こんな独りよがりのサイトを見てくださってありがとうございます。 感謝いたします。 このサイトを始めた当初は僕のごくごく身近な人達しかアクセスしていなかった。 ところが、最近は僕の知らない人達からのアクセスがほとんど。 予想外の展開である。 いろんな人にWEBLOGを読んでもらえることはとてもうれしい。 なのにトップページも作りかけのまま。 完成どころか、何も手を加えていない。 そろそろ何とかせねば。 冬休みにはなんとかしたい・・・なあ。 それから驚いた事がもうひとつ。 実はオクノ総研の利用者は女性のほうが圧倒的に多いようなのである。 WEBLOGのシステムからは、利用者がどこからやってきたかを見る事ができる。 そのリンク元を見てみると、ほぼ全て女性が立てているサイト。 わからん。 ネタ的には女性には絶対ウケそうもないようなものしか書いてないんだけど。 基本的なネタは「テクノロジーと経済」なので、とても女性にウケるとは思えない。 相当に読み手を選ぶ内容だと思っていた。 「テクノロジー」と「経済」の両方に興味のある人なんて少ないと思うし。 で、リンク元のサイトの内容を見てみると、サブカル系が多い。 オクノ総研はサブカル系に分類されているようである。 やはり、見抜かれたか。 僕はサブカルから1万光年くらい離れた仕事をしているのだけれど、やっぱり文章を書いてしまうと正体がバレてしまうのだろうか。 オクノ総研にアクセスしてくださった方々、良く見抜きましたね。 そうです。 僕は元々サブカルの人間です。 白状します。 僕は戦略コンサルタントになってまだ3年です。 それまでは広告、出版、イベント企画、クリエイティブの仕事を10年くらいやってました。 クリエイティブ系の仕事歴のほうが圧倒的に長いです。 はいはい。僕は元ナゴムの人です。 本を作るとなれば自分で取材して、原稿書いて、DTPで版下作って、装丁のデザインやって、流通に載せ、広告を作り、書店まわりをし、販促イベントを打ち、宣伝用のサイト作成まで一人でできます。 CD-ROM雑誌だったらオーサリングもやるし、CMソングが必要なら曲も書くぞ。 CMソングの演奏はギター、キーボード、ベース、ドラム、ボーカルの全部が僕。 ついでに、ミックスダウンまでやってしまうぞ。 イベントをやるならPAから電源工事までやれるぞ。 見栄をはってスタッフやブレーンが一杯いるようなフリをして実は全部自分でやっていたので、こんなアホみたいな器用貧乏になってしまった。 今の仕事とは全然関係ないけど。 でも利用者に媚びを売ってウケそうな内容を書いたりしたら、逆にそっぽ向かれるんだろうな。 なので、今後も敢えて媚びを売らず、同じような路線で書いていきます。 と、いいつつネタが切れだしたら、ポロポロと正体を現すかも。 皆さん、今後ともよろしくね。
Asahi.comに日本人は睡眠薬に不信感があり寝酒に頼る傾向がある、との記事が出ていた。 ■不眠対策、よその国は医者頼み、日本は寝酒が主流 http://www.asahi.com/national/update/1202/031.html 僕は睡眠障害である。 日本人の20%が睡眠障害とのことなので、別に大した事ではない。 僕の症状は、夜、何時になろうと全然眠くならない、というもの。 何時になろうと全然眠くない。 小学校高学年の時点で既に、午前3時ごろが就寝時間となっていた。 悩み事があって眠れないとか、興奮して眠れない、といったものではない。 単に眠くないのである。 昼間と同じ状態なのだ。 それではマズイので眠るためには酒を飲む。 寝酒派である。 酔っ払っているうちに眠ってしまわないといけないので、強いお酒を一気のみ。 牛乳のようにウィスキーを飲む。 約15分で一気に酔いがくる。 ビールを飲むとトイレに行きたくなるので、眠る前にはビールは「たくさんは」飲まない。 ドーンと酔っ払ったところで、一気に眠る。 ここで、眠りそこなったら、また同じようにお酒を飲む。 職業柄、僕の睡眠障害はある意味、強みでもある。 深夜の3時にディスカッションをしても昼間とテンションが全く変わらない。 明け方でも昼間と同じように淡々と翌日のプレゼン資料を作っていたりする。 徹夜をしても全然平気。 徹夜明けにクライアントとミーティングをしても、徹夜明けだと悟られる事はまずない 平常時から体内時計が無茶苦茶なので、時差ボケもない。 海外出張時でも空港からオフィスに直行してそのまま仕事に入れる。 とは、いっても睡眠障害は睡眠障害。 仕事が忙しいときは僕の睡眠障害は威力を発揮するが、暇なときの夜に全然眠くないのは困る。 僕の場合、単に睡眠の時間帯が無茶苦茶なだけで、総睡眠時間は普通の人と変わらない。 普通の大人より長いくらいである。 つまり、夜は眠くないが、朝起きるのはつらい。 よって夜は無理やりにでも眠らなくてはマトモな社会人生活は送れない。 これではマトモなサラリーマン生活をできないので、以前は医師から睡眠薬を処方してもらっていた。 しかし、何度も処方してもらっていると医師は「癖になるぞ」とか言って、1回に2日分くらいしか処方してくれなくなった。 「何とかまとめて処方してもらえませんか?」とお願いしたら「ずっと起きてりゃ、いつか眠くなりますよ」。 アホか?僕は翌日、普通に起きなきゃいけないから睡眠薬をくれって言ってんだよ。 それにだ、黙っていると医師が処方してくれる睡眠薬は「眠ったら起きなくなるタイプ」の薬である。 睡眠薬には二種類あって「寝つきを良くするタイプ」と「眠ったら起きなくなるタイプ」がある。 僕は一旦眠ってしまえば、普通に眠れる。 僕に必要なのは「寝つきを良くするタイプ」の睡眠薬である。 「眠ったら起きなくなるタイプ」の睡眠薬を飲んでも、寝つきが良くならないばかりか、ただでさえ辛い朝が、更に辛くなるだけ。 僕の睡眠障害には全く役に立たない。 ただし、この「寝つきを良くするタイプ」とはいわゆる「ハルシオンタイプ」なのだ。 ただでさえ怪しい僕が「あのー小さくて横長の柿の種みたいな青っぽいやつが欲しいんですけど」とボケつつ頼んでもなかなか処方してもらえない。 僕は中途半端に睡眠薬の知識があるので、専門用語をポロッと出してしまうと、すぐに医者に警戒される。 渋谷のアホガキがいらん事に睡眠薬を使うから、本当に必要としている僕が手に入れられなくなったじゃないか。 渋谷のクソガキはカフェインの錠剤でも飲んでろ。
2002年12月02日(月)
VGAザウルスを予約してきた
VGAザウルスを予約してきた。 やっぱり、というか、そらみろというか。 結局我慢できずに予約してしまった。 発売予定は12月14日。 何とか当日に入手できるとうれしいんだけれど。 ■写真で見るVGAザウルス「SL-C700」 http://www.zdnet.co.jp/mobile/0211/28/n_zau1.html ■VGAザウルス「SL-C700」は、「PCのように使える」か http://www.zdnet.co.jp/mobile/0211/29/n_zau.html 僕は今のところジョルナダ720というHPのキーボードつきのPDAを愛用している。 ジョルナダ720はPDAといいつつ見た目も機能も限りなくPCに近い。 PDAとしてはかなり値がはるが、それだけのことはある名機である。 ジョルナダ720のキーボードは小さいものの何とかタッチタイプが可能だし、コンパクトフラッシュだけではなく、PCカードをそのまま挿すことが可能なのでイーサネットカードや無線LANカード、AirH”も普通にPCと同じように使える。 PDAでありながら充分にPCの代わりにもなる機種だった。 VGAザウルスは試作機が発表された時点で「ビビビ」だった。 だけど、ジョルナダを大変気に入っているし、大きな不満もなかったため、VGAザウルスを買うべきかどうか悩みつづけていた。 VGAザウルスは僕にとって理想のPDAに見えるが、その一方でジョルナダ720は大変お気に入りのPDAなのである。 が、しかし。 HPが裏切り行為に出た。 HPはジョルナダの新機種の開発を行わないばかりか、ジョルナダの交換用バッテリーの供給までを止めてしまったのだ。 既存のジョルナダユーザーはパニックに陥り、交換用バッテリーを捜し求め、運良く見つけた者は買い溜めに走った。 バッテリーの製品寿命はせいぜい1−2年。 世界中に多くのユーザーがいるにもかかわらず、現在、ジョルナダの交換用バッテリーの入手は困難である。 元メーカー社員である僕にとっては、メーカーが消耗品の供給を突然止めるなどあり得ないことに思えた。 特に交換用バッテリーの供給を突然中止するなどあり得ない。 交換用バッテリーくらいすぐに入手可能になるだろうと考え、交換用バッテリー探しには走らなかった。 だが、交換用バッテリーの供給停止は本当だったのである。 HPのダイレクト販売サイトからも交換用バッテリーはすっかり消えている。 店頭在庫は当然ながら見当たらない。 一般の流通ルートでは既に入手できず、修理扱いのパーツセンターの在庫限りだという。 しかも、既に国内在庫はなく、海外からの取り寄せのみ。 HPとCOMPAQの経営統合の過程でPDAの製品ラインはCOMPAQのiPaqに統一されることとなった。 ジョルナダは今後開発を行わないこととなった。 それはそれで仕方がない。 だが、それと同時にHPは消耗品の供給まで止めてしまったのだ。 COMPAQとの経営統合の過程でHPは既存ユーザーを切り捨てるという愚挙に出た。 メーカーの姿勢として言語道断である。 通常、メーカーは数年間分はパーツのストックを行うはずである。 しかも交換用バッテリーは補修部品ではなく、消耗品だ。 製品の製造中止と同時に消耗品の供給まで止めるなんて話は聞いたことがない。 と、いうか通常の感覚ではあり得ない話だ。 いくら素晴らしい製品を作ろうとHPはメーカーとして信用できない。 HPがCompaqとの経営統合により、社内が混乱していることはわかる。 製品ラインの整理統合やパーツや消耗品の供給体制の再構築の最中なんだろう。 とは言っても、実にお粗末である。 ユーザーに迷惑をかけてどうするんだよ。 既存ユーザーなんてどうでもいいのか? 僕はHPと縁を切る決心がついた。 と、いう事で長い間、僕をサポートしてくれてありがとうジョルナダ720。 そして、とっととくたばれHP。
2002年12月01日(日)
オクノ総研は知の産業廃棄物処理工場
オクノ総研はWEBLOGと称しており、日記とは称してはいない。 日記サイトのシステムを使用しているが、あくまでもWEBLOGである。 このサイトは日記ではない。WEBLOGだ。 WEBLOGである以上、僕の日常などどうだっていいのだ。 僕が何を感じ、何を考えているかを記述する。 僕が具体的にどのような日常生活を送っているかなど全くどうだっていい。 オクノ総研が通常の日記と大きく異なる点は、本名で書いている事である。 過去ログを丹念に探っていけば、僕の個人情報は充分に得られるだろう。 どこの企業に属しているかもすぐにわかるだろう。 僕がどのような思想の持ち主かも簡単に分析できるだろう。 オクノ総研は他人に読まれる事を前提としている。 公開を前提としているため、僕のプライバシーの根幹にかかわるようなテーマについては何も書いていない。 パブリックな僕のコメントが中心だ。 僕の内面的な心情や考え方については記述しているが、プライベートな活動に関してはほとんど触れていない。 酔っ払っていてもそこだけは踏み外していない。 WEBLOGがパブリックである以上、僕はどんな批判も受ける覚悟で書いている。 批判の言葉を受けるだけで、責任を負うまでの余力はないが。 批判に対して「ゴメンナサイ」と謝るがそれ以上の責任は負いかねるし。 僕は仕事柄、自分の考え方や意見を明確にしておくことを常に求められる。 その一方で、戦略コンサルタントは特定分野のエキスパートではない。 基本的に何でも屋でもある。 何でも代わりに考えてあげる、考え屋さん。 自分の専門分野を持っていたとしても、現実には専門分野だけでは食っていけない。 結果的にあらゆる分野に精通している必要がある。 フレームワークやロジックさえしっかりしていれば、どんな問いにも答えられる、とは言うが現実はそんなに甘くない。 クライアントの優秀なスタッフが集まって何年も検討した結果、答えを見つける事ができなかった「お題」に1ヶ月くらいで答えを見つけなければならないのだ。 僕らはクライアントから与えられた「お題」に対して誰よりも迅速かつ正しい答えを出す事が求められる。 僕らは時間でフィーを請求するから与えられる時間は常に短い。 僕は朝から晩まで資料を読み、インタビューを行い、EXCELで数字をいじくり回し, ディスカッションを続ける。 お題に対する答えを捜し求めて七転八倒する。 簡単に答えにたどり着けることなどほとんどない。 クライアントがバカ高いフィーを払ってまで、依頼をしてきているのだ。 そんなに簡単に答えが見つかるハズがない。 少なくとも日常的に自分の考え方を整理しておく必要がある。 オクノ総研に書いている内容は、クライアントから与えられた「お題」を解くために検討した途中に出てきてしまったノイズである。 そして、僕が日常的にふと思いついた事についてのメモ。 分析をしている途中にはクライアントには直接的に関係のない示唆がたくさん出てくる。 これらはコンサルティング業務においては単なるノイズに過ぎない。 だけど、僕は個人的にそのノイズが気になるのだ。 ノイズであり、単なる情報のピースでありつつも集まれば何らかのカタチになるかも知れない。 オクノ総研 WEBLOGは知の産業廃棄物処理場である。 知の産業廃棄物を集めて再生するリサイクル工場。 僕は似非エコロジストだけど。
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