斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」
β版
目次 | <<前へ | 次へ>>
2003年01月31日(金)
あけましておめでとうございます(1ヶ月遅れ)
お正月にWEBLOGを見てくれている人に年賀状を出そうと思っていて、コロッと忘れていた。 と、いうことで1ヶ月遅れました。
新年明けましておめでとうございます。今年もよろしく。 先着10名様にこの年賀状のポストカードバージョンを送ります。 このページの下にある「MAIL」ボタンを押して郵便番号、住所、氏名をお知らせください。 ・・・応募する人いるのかな。
「中小企業挑戦支援法」が来月から施行される。 僕のパソコンに「ちゅうしょうきぎょうちょうせんしえんほう」と入力したら「中傷企業朝鮮私怨砲」と変換された。 IME2000はバカなのか天才なのか良くわからない。 たぶん天才なのだと思う。 「中小企業挑戦支援法」とは、貧乏で何の信用もないアホでも株式会社を設立しても良し、という法律である。 本来、株式会社設立には最低でも1、000万円の資本金が必要なのだけれど、この「中小企業挑戦支援法」によって、設立後5年間は資本金が1円でもよし、ということになった。 ■法律案の概要 株式会社、有限会社の最低資本金等の商法上の規制に関する特例(新事業創出促進法の一部改正) (1)商法の最低資本金規制に係る特例を設け、新たに創業する者について、株式会社の場合は1000万円、有限会社の場合は300万円という最低資本金規制の適用を受けない会社設立を認めるとともに、設立後5年間は当該規制を適用しない。 (2)併せて、払込取扱機関の保管証明を受ける義務等を免除するとともに、債権者保護等の観点から、開示義務、配当制限等を課す。 (3)これらの措置により、会社設立時点での資本金の確保など資金集めが創業のハードルとなっている点を大幅に緩和する。設立に係る手続を簡素化することによって、サラリーマンや主婦などが無形財産やアイディアなどのソフトな経営資源によって創業することなどを容易とし、中小企業等の「挑戦」を支援する。 アホな法律だな、と思う。 僕は会社概要を見て、資本金が株式会社として最低の1、000万円だったらその企業を信用しない。 「とりあえず、最低の資本金だけ積んどきました」的な匂いがプンプンする。 「ヤバくなったら、いつでも逃げるぜ」の気合十分と見る。 設備投資が一切いらない会社ならともかく、普通は資本金1、000万円でできることなどたかが知れている。 中小企業というより、零細、場合によってはインチキ企業である可能性もある。 資本金1、000万円でも信用できないのに、資本金30円でも株式会社が設立できてしまうのである。 資本金30円の株式会社を設立する側はお気楽で結構だけれど、取引先はたまったもんじゃない。 資本金30円の企業なんて、普通、信用するか? 取引時にトラブルが起きたら、対処の仕様がない。 恐ろしくて、取引なんてしない。 また例によって、学生のクソベンチャーが乱立し、資本金30円のくせに「最高経営責任者」などと名刺に刷り込み、合コンで配って回るのだろう。 で、デートの時などに飲食店でワザワザ領収書をもらい「僕の会社の経費で落とすから大丈夫だよ」などとホザくのだろう。 時給800円のコンビニのバイトくせに、コンビニの店長に「バイト代は節税のために、僕の会社経由で振り込んでください。経費とか計上できますし」というおバカが続出することだろう。 おい、そこのお前、お前の年収は基礎控除を含めると課税最低限度額より、ずーーーーーっと低いんだから、そもそも税金なんて払わなくてもいいんだよ。 とか言いつつ僕も株式会社を作ってみようかな。 で、名刺を刷って配りまくったり、領収書をもらいまくったり・・・。 ■中小企業挑戦支援法(中小企業等が行う新たな事業活動の促進のための中小企業等協同組合法等の一部を改正する法律)案の概要(中小企業庁) http://www.chusho.meti.go.jp/hourei/14fy/021025chousen.html
2003年01月29日(水)
続:お金で国を買えないものか
このあいだ「お金で国を買えないものか」というテーマで少し書いたのだけれど、もうちょっと書いてみたい。 僕があの文章を書いたきっかけは「源泉徴収表」。 今月の給与明細には「源泉徴収表」が同封されていた。 あれを見ると、さすがにやりきれない。 独身で何の税金の控除項目もあてはまらない僕は、昨年度、社会保険と税金の合計で吉野家の牛丼に換算して9、635杯分ものお金を国家権力に収奪された。 毎日、牛丼を食べ続けても26年半分!!!!! 一日3回食べつづけても約9年分!!!!!! とんでもない強奪ぶりだ。 こちとら毎月9日、10日の牛丼の日に吉野家でもらえるスピードくじで『ハズレ』の卵、味噌汁無料券をもらって喜んでいるような、つつましい生活してるのに。 別途支払っている、固定資産税やキャピタルゲイン課税、酒税、タバコ税、消費税、その他もろもろを足すと一体、いくらになるのやら。 こんな国、辞めてやるっ! と、いうことで僕は国家として独立できないものか、と検討を始めた。 ただ単に税金を払いたくないだけだったら、タックスヘブンを活用した節税方法があるのかも知れないけれど、どうせだったら本当の自由の国が作りたい。 僕の求める自由の国とは、 �\廼發魄貔敲Г錣覆�ても良い(酒税等も含む) �▲好圈璽桧稟拭�駐車違反の取締りがない �B臻祺魘悄淵蓮璽疋疋薀奪阿皺帖� �ぅ�ャンブル、賭け事の自由(私的なギャンブルも可) �ソ憧錣諒殕�の自由(街中で撃ってもよし) �Ε櫂襯硫魘� ��通信・放送の完全な自由 �┘圈璽海亮�由 まあ、だいたいこんなあたりか。 このような自由の国を僕は設立したい。 僕の考える自由はかなりセコいが、賛同者は多いはずである。 僕の理想の国の要件はせいぜいこの程度なので、小さな島程度の面積があれば良い。 イメージは「タックスヘブン+リゾート」みたいな感じである。 条件が満たされれば、経済特区みたいなものでも別にいい。 こんな国を日本から近い場所に作れば、リゾートとして日本人が大挙して押し寄せると思う。 この国は前回書いたように、株式会社国家であるので全ての事業は国営とする。 国営の事業収入にて税金はまかなう。 こういう国であれば国営事業であるホテルやサービス、物販等の観光収入だけで十分にやっていけると思う。 観光収入だけではなく、タックスへブンなので企業の本社を置いてもらっても良いし、マネーロンダリングに使ってもらえば国営銀行も儲かる。 他の国では違法とされるような投資関連の取引にも国営銀行をどんどん活用してもらえば良い。 通信の完全な自由を認めているので違法なサーバーを置いてもらえばデータセンターも運用できる。 この小国ではまかない切れない、警察や消防等の公共インフラやサービスは、近くの国にアウトソースしてもいい。 アウトソースなので、きちんと見積もりをとってSLA(サービスレベルアグリーメント)をもとに契約を結ぶ。 税金を払っているのとは違い、きちんとサービス内容を検討し、それに応じたお金を支払う。 現実のサービスレベルが契約内容に見合っていなければ、当然違約金を請求する。 問題は国を買うお金ではなく手続きの問題。 国家として独立するためには、何の書類をどこのお役所に出せば良いのかなあ。
2003年01月28日(火)
なんか知らんが抽選に当たったらしい
なんか知らんが抽選に当たったらしい。 > この度は、XXXXXXX「お年玉キャンペーン」にご応募いただきまして、誠に >ありがとうございました。 > 厳正な抽選の結果、貴方様が「XXXXXXXX」1年分無料進呈にご当選 >されましたのでご連絡申し上げます。 > つきましては、賞品の配送先住所をご指定いただき、本メールを2月10日 >(月)までにご返送だけますようお願い申し上げます。 > >※2月10日(月)までにお返事がいただけない場合は当選権利が失効となります >のでご注意ください。 >※賞品は2月中旬までには発送する予定でございますが、若干前後する場合がござ >います。あらかじめご了承下さい。 >※すでにHP内でご登録済み住所を指定される場合もお手数ですがご記入の上ご返 >送ください。 実を言うと、応募した記憶は全くない。 きっと何かのメールニュースの登録をした時に、ついでに応募したのだと思う。 あっ、思い出した。 とりあえずメールニュースに登録したのだけれど、あまりにも内容がくだらないので、1週間もたたないうちに、解約したんだった・・・。 大人の僕としては「きゃーーーーっ、当たってうれしいですう。はあと」みたいなメールを送っておいた。
2003年01月27日(月)
Walk, Don’t Run.
今日は昇進判定のミーティング。 春の昇進時期に合わせて、昇進候補者の一人一人の昇進の可否をマネージャー以上全員で議論して判定する。 コンサルタントの昇進は一般企業とはかなり異なる。 コンサルティング会社にとって、コンサルタントは商品。 コンサルタントのクラスは大きく分けると、アナリスト、コンサルタント、マネージャ、パートナー。 そのクラスのなかでも、身分は細かく分類されている、 コンサルタントのクラスとは、すなわち商品としてのコンサルタントの値段。 アナリストからコンサルタントに昇進する、って事はクライアントに請求する金額がそのぶんだけ高くなる。 クラスが変わると、商品であるコンサルタントの値段は一挙に上がる。 よって、昇進が可能かどうかは、その値段をつけても売れるかどうか、の判断。 あいつはがんばってる、とか、今のクラスも長いしそろそろ、なんて考えはない。 商品として今より高い値段をつけても売れるかどうか、それが昇進の判定基準。 アナリストとしてとても優秀なA君がいたとする。 彼はアナリストとして最高だ、でもコンサルタントに昇進して値段が高くなったとしても商品として売れるか、という議論になった場合、今のアナリストとしてはすばらしいが、値段の高いコンサルタントになったら売れない、と判断されれば昇進は見送り。 今回の昇進判定のミーティングでは、僕のスタッフで昇進がかかっている人間はいなかったので、僕はオブザーバー的に参加していた。 それでも昇進会議はとても消耗する。 人が人に値段をつけるなんて行為が疲れないはずがない。 自分と一緒にがんばってきたスタッフは誰だってかわいいし、昇進させたいに決まっている。 でも、無理に昇進させて値段が上がってしまった結果、却って不幸を招くかもしれない。 値段が上がれば、上がっただけの付加価値と結果が要求される。 自分の思い入れで無理に昇進させ、そこで値段にふさわしい価値を出せなかった場合、彼は苦境に陥る。 ここには年功序列も、過去の功績も関係ない。 コンサルタントの値段はクライアントが支払う、その人の値段だから。 自分に値札がつけられる。 とても残酷だ。 みんな自分自身には絶対の自信を持っている。 何百倍もの就職戦線、サバイバル競争を勝ち残って選ばれてきた人間たち。 挫折など無縁の人生を歩んできた人間の集団。 逆に言えば、僕らの仕事はそれだけの過剰な自信がなければやってはいけない。 人生の高速道路を爆走してきた人生。 そんな人生のなかで、この職場で何人もが生まれて初めての挫折を味わう。 僕は人生の畦道を千鳥足でフラつきながら歩んできた 僕みたいに自分の値段が不当に高い、なんて思っている人間は少数派。 そんなに頑張んなきゃいけないのかな、人生って。 Walk, Don’t Run. 昇進できた人はおめでとう。 これから更なるプレッシャーと戦ってください。 僕達の発信したメッセージによって、何千人もの人たちを、何万人ものその家族が路頭に迷うかもしれない、という事実、プレッシャーを絶対に忘れずに精進してください。 昇進できなかった人。 僕は決して見捨てないよ。 仮に誰も相手にしてくれなくなっても僕は喜んで一緒に仕事をさせてもらうよ。
2003年01月26日(日)
お金で国を買えないものか
国って買えないのかなあ。 企業の買収や合併は、ごくごく普通の事だけれど、国をM&Aしたというハナシは聞かない。 昔はいくつかお金で国を買ったというハナシもあったのかもしれないけれど。 今は国が欲しいと思ったら、戦争や武力を行使するのが一般的だ。 戦争や武力で国を併合するのではなく、経済(お金)で国を買えないものなのだろうか。 なぜだか知らないけれど、国家単位のM&Aは戦争で行われる。 戦争で国家を侵略するなんて、企業社会ではヤクザくらいしかいない。 ブッシュも「フセインのタマ取って来い!」とか「金正日の首に皿を載せて・・・、じゃなくて、首を皿に載せて持って来い」なんて命令を出しているみたいだけど、国際政治はヤクザの抗争と変わらない。 金正日も工作員と称する鉄砲玉を送り込んでくるし。 講和条約とか平和条約って要は「手打ち」ってことだろ。 国際政治は企業社会に対して、野蛮だし、遅れている。 もっとスマートに金で「解決」といかないものか。 お金で国をM&Aしちゃえばいいのに。 将来キャッシュフローを生み出しそうな国を発展途上のうちに買っちゃうとか。 債務超過の国を買って、徹底的に構造改革(リストラ)して、その国が再生した段階で、とっとと売っぱらうとか。 北朝鮮とか売らないかな。 北朝鮮なら安そうだし、日本から近いし。 北朝鮮は将来生み出すであろうキャッシュフローから海外援助という資本調達コスト、カントリーリスクを割り引くと国家としての時価総額は5、000円くらいかもしれない。 戦争じゃなくて国家をTOBで敵対的買収してもいいと思う。 TOBも、宣戦布告してケンカをふっかけるんだから似たようなもんでしょ。 戦争するお金があったら、国くらい買える。 国の買収に成功した暁には、その国の経営者である国家元首、取締役である政治家は全員解雇。 買収されたら外国から再生屋が乗り込んでくる。 リップルウッドやゴールドマンサックスが何千億というお金を使って、日本のクソ会社をせっせと買収しているけれど、そこまでお金をかけるんだったら、国が買えちゃうんじゃないのか? 国ごと買って、憲法や法律から社会システムから好き勝手に作っていったほうが儲かるような気がする。 独立国家であれば国際法上、自由度が高い。 一応、独立国家なんだから何でもやり放題でしょ。 株式国家として世界中から投資家を募って、NYSEに上場して、社債みたいな国債を発行して・・・。 憲法第1条は「株主への貢献」からはじまる。 国家元首は株主とする。 実際に国家を運営する首相なり、大統領は株主からの委託を受けた国家の運営代理人。 国会は株主総会。 その国の最高の意思決定機関は株主総会。 持株数の最も多い人間がその国の重大な方針は決定する。 当たり前だが、選挙権も持株数によって決まる。 持株数の多い人間は持株数のぶんだけ、政治に口を出しても良い。 政治に文句があったら、株を買い占めればいいのだ。 資本主義に忠実な国家運営。 これって実は、超民主的な国家のしくみだと思う。 実際は民主主義ではなく、資本主義だけど。 資本主義を経済のしくみではなく、国家のしくみとして取り入れてみたい。 「○○資本主義共和国」みたいな。 うん、決めた。 将来は会社の経営者になる、なんてセコい事を言わずに、国家元首になることをめざそう。
2003年01月25日(土)
TTを車検に出してきた
Audi TTを車検に出してきた。 ディーラーに持っていくと、TTの車検は初めてだと言われた。 僕のTTは全国で70台め、神奈川県では2台めの納車だったので、ディーラーとしては初めての車検でも当然かもしれない。 「いやー、TTも遂に車検の時期になりましたか。感慨深いですなあ」と、整備のおじさん。 僕は車検で必須の「納税証明書」を紛失してしまったのだけれど、別になくてもいいらしい。 ディーラーのほうで適当に処理してくれるらしい。 車検のついでにポリマー加工をオーダー。 僕は定期点検のたびにポリマー加工をしている。 つまり、年1回。 駐車場も屋根つきのところを借りているので、僕のTTは3年たっても新車同様でまだビカビカ。 少々高い(6万円)が、僕は洗車嫌いなのでポリマー加工は必須。 車検が近づくと、そろそろクルマの買い替えが・・・と、いった気分になるものなのだけれど、今回は全然そんな気にならなかった。 TTを比較的気に入っている、という事もあるけれど、別に他に欲しいクルマはない。 TTは発売後既に3年も経ったのに、未だにめったに走ってないし。 今までの3年間は保証期間中だったので、余計な改造を出来なかった。 ちょっとイジっただけで、保証が効かなくなってしまう。 保証期間が切れたので、これからTTをいじりたいなあ、とも思う。 本当はGTウイングをつけてシャコタンにして、といったDQN仕様にしたい。 TTのDQN仕様なんてまず、走っていないので、目立つ事請け合いだ。 ま、実際はアルミホイールを換えるくらいがせいぜいかな。
勤めている会社の「中途採用者の同窓会」みたいな宴会があったので、参加してきた。 「中途採用者の同窓会」と言っている時点で、普通の人には違和感があると思う。 コンサルティングファーム、特に戦略系、そのなかでも中途採用者は定着率、在籍期間ともに極端に低く、短い。 1年もたたないうちに、中途採用者の半分近くが辞めていく。 2年たてば、またその半分が消えていく。 会社を踏み台にしてキャリアアップ。 僕は既に3年以上もダラダラと勤めているので、完全に古株。 人の出入りが激しいので「中途採用者の同窓会」などというものが成立してしまうのだ。 今日は3−4年くらい前に入社した人たちが現役、退職者を合わせて10人ほど集まった。 もちろん大半は退職者。 同窓会だし。 退職した人達のうち、半分くらいはコンサルタントを辞めた後、既に2社くらいを経験している。 1年に1社くらいのペースで転職を繰り返しているようだ。 キャリアップ、スキルビルディング。 僕には縁のない言葉が飛び交う。 ま、エリートちゃんだからな。 僕以外のほとんど全員はMBAだし。 「今度、ロンドンで仕事することになったのー」 「新しいベンチャーのディレクターになったよ」 「18億もうかっちゃったよ」 「やっぱ外資の投資銀行は・・・。死にたくない」 「1日で働ける時間の限界はせいぜい24時間だな」 「帰りたい・・・」 人それぞれ。 なんだか僕は場違いだった。 いやー、皆さんご立派になられて。 僕は早く帰って録画してある「千と千尋の神隠し」を見たかったのだけれど、結局午前3時頃までダラダラと飲んでしまった。 同じ会社に勤めている(いた)人たちだけど、僕とは違う国の人達のようだった。
最近ハングルの勉強をはじめた。 といっても「超簡単 まんがハングル」を買っただけだけど。 ハングルを勉強してみようかな、と思ったきっかけはハングルは日本語と語順が同じなので実は簡単らしい、という話を聞いたから。 ハングルは言語としては日本人にとっては習得しやすい言語らしいのだけれど、脳死しつつある僕にとっては難しい。 ハングルは見ただけで、目がグルグル回って酔っ払ったような感じになる。 酒もお薬もなく、文字を見ただけでラリラリになれるんだからおトクな言語だ。 ハングルの勉強をしても、実際には焼肉デートの時にほんの少し通ぶったりすることができるくらいのメリットしかない。 中国語に比べれば、ハングルを使っている人口は圧倒的に少ないし。 でも、すぐ隣の国なのに、日本人には全く理解不能な不思議の国の人たちの思考回路を知っておくためにハングルを勉強しておいても損はない。 国家を挙げて日本人の理解を超えた壮大なお笑いネタを披露してくれる親愛なる将軍様のギャグの本質を理解するためにもハングルを勉強しておいたほうがいい。 日本のTVの字幕テロップには翻訳しきれていないネタがあるかも知れないし。 それ以上に僕が興味を持っているのは、北朝鮮の崩壊後。 米国のジャイアンがミサイルを打ち込むんだか、勝手に自分で崩壊するんだか良くわからないけれど、北朝鮮の今の体制が長く続くとは思えない。 個人的には北朝鮮が軍事的、経済には正常になって欲しいと願いつつ、あのお笑い文化だけはそのままキープして欲しい。 政治体制が崩壊しようとも、あの文化は残って欲しい。 あの文化は貴重な世界遺産。 もうひとつ気になるのは北朝鮮崩壊後のビジネスチャンス。 貧乏国だし、大したビジネスチャンスはないと目されている、ビジネスマの間では限りなくノーマークの国だ。 だけど、国家が崩壊して混乱の極みに達したら、どさくさにまぎれてお金儲けをするチャンスはいくらでもあるはず。 実際は在日朝鮮人のひとたちが大挙して、ビジネスに進出するんだろうけど。 そんなときに備えて、ハングルの勉強もしておいたほうがいい。 てなワケで、僕は「超簡単まんがハングル」でハングルの勉強をはじめた。 なんとか、焼肉のメニューくらいは読めるようになりたいものだ。
2003年01月22日(水)
ThinkPadとZaurusがそろって早くなった
僕はThinkPad s30というPCをもう1年以上使っている。 モノとしてはお気に入りなのだけれど、買ったその日から異常に遅く、システムが不安定でダマしダマし使っていた。 アプリケーションはすぐに「応答なし」になるし、ブルースクリーンも1日1回は出る。 僕のs30はいつものごとく、WindowsXPの発売解禁と同時に発売前予約で購入したため、シリアル番号は0006! メモリは標準の128MBなんかでは最初っから使う気がしないので、買ったその日にメモリを自分で増設して256MBにした。 で、それからずーーーーーっと1年以上に渡ってイライラしつつ使ってきた。 WindowsXPって安定してるんじゃなかったのかよっ! ThinkPad X30でも買っちゃおうかな。 s30のほうがモノとしては愛着感が湧いていいんだけど。 僕は本来はパッチマニアなので、Windows Updateやウィルス対策ソフトのパッチは週に1回は適用している。 が、見逃していた・・・。 今日の発見。 ■不具合: システムに搭載されているメモリーが合計で256MB以上になっている場合、Windows XPは「メモリー・ページ・サイズ」の設定を 4KB から 4MB に変更します。 この状態ではCPU使用率が通常よりも高くなります。 その結果、システムのパフォーマンスが低下する、またアプリケーション・プログラムや接続した周辺装置にも影響を与える、不安定になる等の不具合が発生します。 ■解決策:パッチをあてるだけ。 http://www-6.ibm.com/jp/domino04/pc/support/Sylphd03.nsf/jtechinfo/SYJ0-02ED3CF キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!! YYYYYYYYYEEEEEEEEEEESSSSSSSSSSS! パッチを当てる前と全然違うPCになってしまいました。 すげー早いぞ。 なんじゃこりゃ。 僕のこの1年は何だったんだ、と思うくらいの変わりよう。 おおげさじゃなく、体感速度10倍増。 不具合だったんだから当然か。 でも、これって明らかに不具合なんだからIBMはキチンとユーザーに告知しろよな。 普通、気づかないぞ、こんなの。 WindowsXPを128MBで使うほうが少数派だと思うんだけど。 結局、僕はs30を買ったその日から、不具合を不具合だと気づかずに1年以上も使い続けていたのである。 このWEBLOGはIBM社員の人も何人も見てると思うけど、ちゃんと対応したほうがいいよ。 ちゃんとユーザー登録しているのに、何の音沙汰もないなんてメーカーとしては失格。 で、良くなったついでにトラックポイントの左ボタンのヘタリについても、調査。 ■解決策:ラバードーム(無償でもらえるらしい)の交換のみ http://saslab.is.titech.ac.jp/~daisuke/computer/s30.html これくらいなら自分でできるので、部品だけオーダー。 PC買い換えるのヤメヤメ。 これだったら、まだしばらく使えるぞ。 次ーっ! ザウルスのほうも見てみたら、システムのパッチが出ている。 ■SL-C700アップデートサービスのご案内 http://zaurus.spacetown.ne.jp/sl-c700/update/c700update/c700update.asp こっちのアップデートファイルは何と23.5MB! PDAのアップデートとは思えん。 Windows Updateよりデカい。 でもまあ、ADSL環境なので問題なくダウンロード。 ファイルをCFカードに移してインストール。 ド楽勝。 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!! おおっ、ザウルスも早くなったぞ。 こっちは体感速度1.7倍増しくらい。 システムがかなりチューニングされたみたい。 もっさり感が、体感できるほど早くなった。 と、いうわけでビタ一文もお金を使わず、ThinkPadとZaurusがそろって早くなりました。 めでたし、めでたし。 でも、これって自分で情報収集をしない人は駄目って事。 こういった自力で情報収集するスキルも、この時代に生きていくために必須のリテラシーなんだろうな。 だけど、家電のOSにLinuxが採用されることが普通のことになって、ほとんどPCみたいになっちゃった今、家電にパッチを当てるのはごくごく普通の光景。 デジカメや携帯電話、HDDビデオ等々はちょくちょくファームウエアのパッチを当てる必要がある。 でも、その一方で主婦が電子レンジやビデオデッキのファームウエアのアップデート情報を検索してる姿なんて想像できない。 ウチのHDDビデオであるチャンネルサーバーなんかは自動的にファームウエアのアップデートができるけど。 これからの製品はWindows Updateみたいな自動アップデート機能はこれからのハードウエアには必須になっていくんだろうね。 って、いうかないとマズいぞ。
2003年01月21日(火)
WEBLOGについての僕の「極私的」見解
Googleで「WEBLOG」というキーワードを検索すると、オクノ総研WEBLOGが上位に表示されるみたいなので、一応ここいらで僕のWEBLOGに関する見解を書いておきたいと思う。 WEBLOGという言葉が市民権を得てきた。 月曜日の日経にはWEBLOGについての特集記事が出ていた。 大衆向けのプレスリリース垂れ流しのバカ新聞の日経に出るくらいだから、もはやWEBLOGは一般用語なんだろう。 僕はこのサイトを始めた当初からWEBLOGと称している。 当初はWEBLOGというコトバがなんとなく格好よさそうだったので、採用したまで。 深く考えて採用したワケじゃない。 WEBLOG原理主義者の定義からすれば、僕のサイトはWEBLOGではない。 広義のWEBLOG。 BLOGと呼んだほうが格好いいらしいけど。 僕が認識している正しいWEBLOGの定義は、 �ー�分の意見を述べる �∋仮肇汽ぅ箸鮠匆陲垢� �F佑湛�みを入れられるようにする である。 オクノ総研WEBLOGは�,靴�要件を満たしていない。 �△亡悗靴討亘佑離�リジナルの「極私的」意見を述べているケースが多いので、リンクの出しようがない事が多い。 ��に関してはエンピツに突っ込み機能がないからで、本来はオクノ総研に設置しているBBSで議論したい、と思っている。 本来はエンピツにtdiaryみたいに突っ込み機能があるといいんだけど。 オクノ総研に関する異論反論はBBSで突っ込んで欲しかったのだけれど、サイトの構造上BBSにまでたどり着くのが面倒。 なので、もっとクリックしないで簡単にBBSにたどりつけるようにサイト構造を改善します。 僕の文章を読んで「それは違うだろう」と感じる人は多いと思う。 そういう人に対して匿名で突っ込める機能は必須だということは認識している。 僕自身、様々な日記サイトを見ていて、突っ込みたいと思う事は多い。 別に反対意見だけではなく、共感でもいいのだけれど。 WEBLOGは新たな個人ジャーナリズムのカタチだと言われることが多いのだけれど、WEBLOGが正しいジャーナリズムかというと、僕はそうは思っていない。 少なくとも僕はこのオクノ総研WEBLOGでは「極私的な」見解を書こうとしている。 オーソライズされていない見解。 オクノ総研を過去から読んでくれている人はわかると思うけれど、オクノ総研WEBLOGで書いてきた事は相当偏っている。 ジャーナリズム的に言えば偏向報道。 そもそも僕は世の中で一般的に目にするような意見は書きたくないので、ますます内容が偏る(オーソライズされた見解が読みたきゃ、よそのサイトを見よ)。 でも、僕はこれでいいと思っている。 偏っていると思ったら、匿名でも何でもBBSで突っ込んでくれればいいのだ。 よほどヤバい内容(内部情報暴露、個人攻撃)でない限り、僕はBBSの書き込みは削除しない。 僕の主張が間違っているのなら朝令暮改する。 僕は反射的に考えついた事を書いているに過ぎない。 僕のコメントなんて突っ込みどころ満載だ。 これからモバイルやブロードバンドの進化により、WEBLOGのカタチは変化していくのだろう。 M(Mobile)−LOG、B(Broadband)−LOGも普及するのだろう。 M−LOGは携帯電話やPDAから書き込む、速報性の高いWEBLOG。 B−LOGは携帯電話の動画やデジタル・ビデオから配信するWEBLOG。 M−LOG、B−LOGは今、これを書いていて僕が思いついたコトバなので、一般用語ではない。 僕も既に電車のなかからPDAで書き込んでいる事が多い。 携帯は打ち込みが面倒なので、さすがに使ってないけど。 今や個人が既存メディアと同等に勝負できるインフラが整っている。 それと同時に既存メディアのジャーナリズムの正当性や権威が単なる幻想に過ぎない事も明らかになりつつある。 @ YOUR OWN RISK 読み手は基本的に情報の正当性を自分で判断すべきなのだ。 大手のメディアの主張をそのまま鵜呑みにするのもバカげているし、2ちゃんねるの情報をそのまま受け取る事は更に愚かだ。 情報は自分の責任で自分で判断しましょう。 溢れかえる情報を自分で判断するくらいのリテラシーは持ちましょう。 悲しい事にWEBLOGと称されるサイトやジャーナリスト気取りの個人サイトで述べられている意見のほとんど全ては(全部かもしれない)、権威と称される人やサイトの受け売り(コピペ)だ。 本人は先進的な意見を述べているつもりかも知れないけれど、僕はその意見が単なる「コピペ」だという事に気づいている。 僕がWEBLOGや日記サイトに求めているのは「個人的な意見」「個人的な見解」だ。 個人サイトなんだから、自分の意見を堂々と書けばいいのにね。 なんでそんなに権威に頼るのかなあ。 少なくとも僕は恥も外聞も根拠もなく、自分の「極私的コメント」を述べているつもりだ。 あ、僕の主張を権威だと思っている人はいないと思うけど、もしいたら僕の書いている事を鵜呑みにしないでね。 僕は、その時思った事をそれほど深く考えずに反射的に書いているに過ぎないので(酔った勢いで書いてる場合が90%だし。今もウイスキーをほんの500mlほど飲んで書いている)。 僕の主張に異論があれば、匿名で構わないのでどんどん突っ込んで欲しい。 徹底的に論破されたらヘコむけど。
2003年01月20日(月)
ERP野郎で金が欲しい奴は連絡せよ
こんなメールがきた。
======ここからコピペ====== Dear Okuno-san, You have come to my attention as somebody who would be a good candidate for the position vacant of ERP Consulting Manager for a US Company. The position is based in Tokyo and will be responsible for all aspects of our client's ERP consulting business here in Japan. The position carries a lot of responsibility and is therefore high paying; at a compensatory base of 16 Million JPY for the right person. The requirements are as follows: Must be experienced in the ERP industry or closely related industry Must have managed a consulting organization or department before; and so understand Profit & Loss, business generation and project management of ERP projects Must be capable of leading the department immediately upon starting with minimal training Must have a business/application type background (thus, we are not looking for programmers or analysts) Must have knowledge of Manufacturing & Distribution, and Business Processes Must have an understanding of software support and Japan localization. If you are interested in hearing more about this exciting position please feel contact me as soon as possible by telephone or email. If you are not interested, please kindly forward the information to someone who may be. Kindest regards, XXXXX XXXXXX======コピペここまで====== ヘッドハンターをシカトしまくっていたら、今度は「んじゃ、誰か他の人でいいから紹介してくれ」攻撃が来た。 ERPでも結構なお金をもらえるのね。 ERP野郎で金が欲しい奴は紹介するので僕に連絡せよ。ココ (オクノ総研トップページ)の右上の端にあるCONTACTボタンを押してこっそり連絡するように。
2003年01月19日(日)
SL−C700の無線LAN化とq2ch
ザウルスSL−C700用にコンパクトフラッシュの無線LANカードを買ってきた。 自宅もオフィスも無線LAN化されているのだけれど、コンパクトフラッシュの無線LANカードを持っていなかったので、今まではザウルスではAirH”128Kで繋いでいた。 でも128Kはやっぱり遅い。 PCの感覚だと128Kはそれほど遅くないのだけれど、PDAの場合はブラウザのレンダリングが遅いし、AirH”は必ずしも128Kの速度が出るとは限らないので、体感上は遅い。 それにAirH”は32Kから128Kに変更した際に、つなぎ放題コースから月に25時間まで利用可能なネット25に契約を切り替えているので、バカみたいにガンガン繋ぐワケにはいかない。 と、いうことでコンパクトフラッシュの無線LANカードを導入。 無線LANカードのザウルスへの設定はマニュアルも読まずに1分で終了。 設定アシスト機能があるので、画面の指示に従って情報を入力していくだけであっさり繋がる。 最近の機器は接続に悩む事がまるでない。 初心者が増えたせいか、簡単親切設計になっている。 無線LANがあっさり繋がったので、次はLinuxザウルス用の2ちゃんねるブラウザのq2chをインストール。 q2chはもともとディスプレイの解像度の低い旧モデルのザウルス向けに作られており、SL−C700の高解像度ディスプレイでは文字が異常に小さくて読みづらかったので、使っていなかった。 しかたがないので、ベッドルームではiアプリ版の2ちゃんねるブラウザであるiMonaを使っていたのだけれど、あんまり使いすぎるとパケット代がバカにならない。 q2chはコマンドから設定をいじることもできるのだけれど、僕はLinuxのコマンドの編集のしかたが良くわからないので、あきらめていた。 最近、ようやくGUIで文字サイズ等を設定できるツールができたので、q2chの最新バージョンとGUI編集ツールのq2chrceditを同時にインストール。 こっちも何の問題もなく起動。 フォントサイズを18にしたら見やすくなった。 ああまた廃人の道へ。 ■monazilla.org(w http://www.monazilla.org/ ■ザウルスザウルスSL−C700用2ちゃんねるブラウザq2ch http://www.pointer.biz/app/q2ch/q2ch.html ■iMona http://soft.spdv.net/imona/
日本にはラーメン評論家が5、000万人はいるが、北朝鮮評論家はそれを超える8、000万人は生息しているといわれている。 僕もご多分に漏れず8,000万人のうちの一人だ。。 僕は北朝鮮関連の本はもう2、30冊は読んでいるだろうか。 TVで北朝鮮特集があれば必ず録画して見ている。 きっかけはもちろん、テリ−伊藤著「お笑い北朝鮮」。 それに今は亡き「にらけらハウスっ!」が拍車をかけた。 「にらけらハウスっ!」は今は存在しないのでちょっと説明しておくと、北朝鮮ネタの相当ヤバイお笑い系のマンガサイト。 きっとどこかに拉致されて閉鎖したのだろう。 「お笑い北朝鮮」からはじまっているので、僕にとって北朝鮮は当然の事ながらお笑いの対象。 北朝鮮について語る人間は「お笑い派」と「ジャーナリズム派」に分類される。 僕はお笑い派である。 北朝鮮は金正日=ミッキ−マウスがいるディズニーランド、ワンダーランド、地上の楽園。 あんなに面白い国はない。 吉本新喜劇見るより、ずっと面白い。 国を上げてお笑いのネタを提供してくれている。 これほどのエンターテイメント国家があるだろうか。 金正日は最高のエンターテイナーだ。 拉致等、電波少年でやっていることと路線は似ているがスケールが違う。 北朝鮮が崩壊したら、西側の国のTV局がヘッドハントに殺到するに違いない。 拉致問題や核開発問題のおかげで、TVで北朝鮮のTV番組の一部が放送されることが多くなった。 今日もTVで少年律動体操のビデオをやっていて笑わせてもらった。 ああ、北朝鮮の音楽やドラマが見たい。 カラオケで北朝鮮の戦意高揚の歌を歌いたいなあ。 スカパーで北朝鮮のTV放送が見れるんだったら、即契約するのになあ。 今回読んだのは「平壌ハイ」。 北朝鮮への5泊6日の「観光旅行」のノンフィクション。 著者は石丸元章。 かつて「スピード」「アフタースピード」というドラッグのルポを書く過程でドラッグについて取材を進めているうちに、逆にドラッグにのめりこんでしまい、覚醒剤取締法でとっ捕まってしまったという、すばらしい著者。 僕は当然「スピード」「アフタースピード」も読んでいる。 著者が北朝鮮に「観光旅行」に行った理由は、覚醒剤取締法違反の執行猶予中だったために他の外国からは全て入国拒否をくらったから。 なぜか北朝鮮からはビザが発行されたらしい。 「平壌ハイ」という書名も北朝鮮に存在すると呼ばれる伝説の覚醒剤「平壌ハイ」から名づけられている。 内容はラリラリ。 正しい「観光旅行」「物見遊山」。 ジャーナリスティックな視点を極力排除して北朝鮮観光を楽しんでいる。 やっぱり北朝鮮を観光旅行するなら盗聴や監視をされていたいし、不便であればあるほど楽しい。 食事は不味いほうがうれしいし、ホテルのお湯は出ないほうがいいし、人々は高圧的であって欲しい, 北朝鮮観光は「プレイ」だから。 北朝鮮は高尚な「プレイ」として楽しみたいものだ。 この本はとんでもなく面白い。 最近読んだ本のなかではベストかも。 もともと僕はクーロン黒沢が異常に好きで、著作は全て読んでいるのだけれど、負けるとも劣らない。 絶対読むべし。 ただし、「お笑い派」として北朝鮮を楽しめる人限定。 僕も北朝鮮に「観光」に行きたいなあ。 北朝鮮を面白おかしく書くと、不謹慎な国賊とされる今日このごろだけど、韓国が太陽政策ならば、日本はお笑い政策を取とってもいいのではないかと僕は思う。 あのプライドの高い親愛なる将軍様にとっては、笑いの対象にされる事は耐えられないに違いない。 「笑っていいとも」に引田天功が出て、金正日を呼んだりしたら面白いのにな。 お笑いの力を侮ってはいけない。 ■北朝鮮公式ホームページ(2月16日より。F5攻撃や田代砲は使わないように) http://www.naenara.com/ ↓本文とはほとんど関係ないけど、クーロン黒沢のサイト↓ ■クーロン黒沢 告知君 http://www.hehehe.net/users/kowloon/ ■クーロン黒沢 @Your Own Risk http://www.zdnet.co.jp/variety/atyour/
2003年01月17日(金)
日本版RedHerringの定期購読を予約
新たに雑誌の定期購読を始めてしまった。 今度はダイヤモンド[ループ]。 3月創刊なんだけど。 英文雑誌RedHerringの日本版という位置付けの雑誌。 素直にRedHerring日本版と名乗っていないところに、若干の不安が残る。 僕は既に日経ビジネス、週刊東洋経済、ハーバードビジネスレビューを定期購読している。 それに毎週、駅のKIOSKでSPAとビッグコミックスピリッツを買って読む。 そのうえメールニュースを50本ほど購読している。 これ以上読むものを増やしても、読む時間が取れないかもしれないけれど、読みたいのだからしかたがない。 今までにも米国版Wired、日経ネットビジネス、米国版TIME、米国版NEWS WEEKも定期購読していたのだけれど、読みきれないので解約した。 英文雑誌は英語の勉強にはなるけれど、情報そのものを得るには効率が悪すぎる。 RedHerringもずっと読みたかった雑誌なのだけれど、英語雑誌を定期購読しても読まなくなるのはわかっているので、定期購読をしていなかった。 RedHerringは米国の海のものとも山のものともわからないIT系の最新情報やベンチャー企業についての情報満載の雑誌である。 ベンチャーキャピタリストなどのインチキ山師が情報を得るのに有効な雑誌だ。 ダイヤモンド[ループ]はハーバードビジネスレビューのオマケ雑誌として小冊子の形で届いていたのだけれど、僕にとってはハーバードビジネスレビュー本体よりずっと面白かった。 日本独自の記事も投資銀行のアナリストが書いていて結構面白かった。 ハーバードビジネスレビューは暇な時にじっくり読むと面白いのだけれど、忙しい時に片手間に読むと疲れる雑誌である。 それに対してダイヤモンド[ループ]は忙しい時に読んでも面白い。 日経ネットビジネスが恐ろしい勢いで、レベルが落ちてクズ雑誌に成り下がってしまい、結局廃刊になってしまった今、IT系のおもしろい情報を得られる雑誌が存在しなくなった。(それにしても日経ネットビジネスのあのトチ狂い方はなんだったんだろう。あそこまでクオリティーが落ちたら当然廃刊だろう。日経BP社って粗製濫造がひどすぎ。かつての勢いが全然なくなったね) 僕の将来は怪しい外人と外資IT系のインチキベンチャーの日本法人立ち上げくらいしかない。 日本の渋谷系アホガキインチキクソベンチャーは嫌なので、ちょっとは将来があるかもしれない外資のテクノロジー系ベンチャーを狙いたい。 怪しくても別に構わないんだけど、将来性のない会社にはひっかからないようにテクノロジーの目利きができるようにならないといけない。 テクノロジーそのものに将来性がないと、いくら経営をがんばっても意味なしだから。 と、いうワケでダイヤモンド[ループ]の定期購読をはじめることにしたのであった。 ただし、渋谷系のアホガキインチキクソベンチャーの記事とかを書き出したら、速攻で解約する。 問題はこの雑誌を定期購読しても、何号もつかわからない事。 このての雑誌はなかなか難しい。 廃刊になったらお金は返してくれるのかなあ。 ■ダイヤモンド[ループ] http://loopcafe.jp/
2003年01月16日(木)
発泡茶酒と黒澤の豚しゃぶ
発泡茶酒というものを飲んだ。 発泡茶を焼酎で割った飲み物。 ビールみたいな泡の出るお茶を焼酎で割っている。 見た目はビール。 飲んだ感じはホッピーである。 焼酎で割っているので、やっぱりホッピーみたいな味。 今日は永田町にある「黒澤」とお店にいく予定だったのだけれど、予約の時間まで少しあったので、近くにあるキャピタル東急のバーで時間つぶしをしていて発見した。 しかし、発泡茶酒はネットで調べても全然ひっかからない。 飲んでるときは僕が知らないだけで普通にコンビニで売っているものだと思っていた。 あれは何だったんだ。 別に発泡茶酒ウマかったわけじゃない。 しょせんホッピーみたいな味だし。 僕は先日の人間ドックでプリン体を多く含む食事(ようするにビール)は避けるように、という結果が出てしまったので、ビールの替わりになる飲み物を探している。 僕はビールの飲みすぎ、プリン体の摂取過剰により、このままでは痛風になってしまう危険があるらしい。 痛風は「風がふいても痛い」という病気らしいので、何としても痛風になることは避けなければならない。 そもそも痛風なんて、接待の酒漬け、美食漬けの商社や広告代理店の営業の職業病だろ。ささやかな生活をしている僕がかかってしまっては、またあらぬ誤解を招く。 γ−GTPに異常はなかったので、お酒そのものをセーブする必要はないので、現在はビールをなるべく飲まないで、焼酎やウィスキーを飲むようにしている。 僕は「健康のためなら死んでもいい」というくらいの健康主義者なので、ビールを我慢してビールの代替となるお酒を探さねばならない。 やっぱ、プリン体ゼロのホッピ−でも飲むしかないのだろうか。 発泡茶酒を飲んだ後、予約の時間がきたので本命の黒澤に入る。 黒澤明の映画セットをモチーフにした店。 黒澤明といえばロケ先で「電柱じゃまだなあ、切ってくれ」「あの家じゃまだなあ、つぶしてくれ」というイメージが強い。 時代劇っぽいというか、料亭っぽいというか永田町にあるだけあって、いかにも政治家が悪だくみをしていそうな店である。 「饅頭を用意させていただいきました」 そっと饅頭の箱を開けると小判がぎっしり。 そんな店である。 今回は豚しゃぶコースを予約している。 豚しゃぶコースは豚しゃぶを塩と胡椒で食べる。 (゚д゚)ウマー すげーうまい。 豚肉も美味しいのだけれど、水菜がうまいっ! 関西出身の僕にとっては水菜は日常的な食材なのだけれど、東京ではあまり手に入らない。 お酒も進む。 2時間しかいなかったのに4人で焼酎のボトル3本。 その前のバーの分も入れると、一人当たりボトル1本換算。 僕は、普段は食べるか、飲むかのどちらか一方しかできないので、食事中心のときはほとんど飲まないし、お酒中心のときはほとんど食べない。 ただ、今回は違った。 食べまくり、飲みまくった。 豚しゃぶはプリン体は大丈夫なのかな。 でも、ウマイからまた来ようっと。
2003年01月15日(水)
妙に格好いい音楽の「WOLF’S RAIN」
TVの1月の番組改変にあわせて新番組を全てチェックする、というつい最近までTVをほとんど見なかった僕としてはあり得ない行動に出た。 チャンネルサーバーはEPG(電子番組表)のキーワードで勝手にガンガン録画する「おまかせ録画」という機能を持っている。 そこで、チャンネルサーバーの「おまかせ録画」機能を使って新番組を全て録画してチェックしている。 ドラマからバラエティー、アニメまで新番組を全てチェック。 ほとんどの番組は60倍速の早送りだけど。 相変わらずロクな番組がないのだけれど、ひとつ掘り出し物の番組があった。 CXで深夜にやっている「WOLF’S RAIN」というアニメ。 僕はアニメはドラえもんを除いてほとんど見ないのだけれど、オープニングの音楽が妙に格好いいので、ついつい全部見てしまった。 何だか知らないけれど、この番組のオープニングの音楽が妙に格好いいのである。 ベースがぐりぐり動くシンプリー・レッドみたいな音。 SEALに近いかもしれない。 てっきり洋楽かと思っていたら、日本人。 シンプリー・レッドも屋敷豪太が在籍していたことがあるんだけど。 ・・・洋楽っぽいといえば以前、ラブ・サイケデリコをFMで聴いて、シェリル・クロウの新譜だと思い込んでいた事があった・・・。 この妙に格好いいオープニングの音楽の担当は「菅野よう子」という人の担当らしい。 聞いたことがない名前だ。 ネットで調べてみると、アニメやゲームの音楽を作っている人のようだ。 ぼ、僕がアニメ音楽・・・?。 ア、アニメ音楽に興味を持つなんて・・・。 つ、ついにアニヲタの仲間入りか? 「菅野よう子」とかいう人のCDを買いたいな、と思ってAmazon.co.jpで調べてみたらアニメのDVDしかひっかからなかった。 もったいないなあ。 日本人のアーティストのプロデュースとかすればいいのに。 アニメ、っていうだけで普通は引くもんな。 これだけキチンとした曲が作れるのにもったいない。 普通にCDが出てれば買うのにね。 さすがにアニメ音楽のCDを店頭で買うのは恥ずかしいので、Amazon.co.jpで買うと思うけど。 ちなみに「WOLF’S RAIN」の番組そのものもサイバーパンク+エコロジーみたいな感じでなかなかいい感じ。 月曜日の深夜26時10分からの放送です。 録画しなきゃ見れないね。 ■WOLF’S RAIN http://www.wolfs-rain.com/
2003年01月14日(火)
人間ドックの検査結果発表
年末に受けた人間ドックの検査結果が郵便で届いていた。 おそるおそる封筒を開ける。 どきどき。どきどき。 僕ははじめて男の子から手紙をもらった14才の少女になっていた。 どきどき。どきどき。 30才を過ぎると、人間ドックの結果を見るのが何よりも恐ろしい。 「血小板増多。再検査を受けてください」 「尿酸高め。肉類やアルコールを控えてください」 うへー。 再検査項目があっ〜! 今まで健康診断/人間ドックでは常にオールA判定で、成績表チックなものでは人生のなかで唯一、優越感を感じられるものだったのに・・・。 人生初の再検査勧告。 やはり、身体の内部からオヤジ化が始まっているのか? まあ、人間ドックの前日は夜10時以降は水すら飲んじゃいけないのに、夜中まで飲みまくってたしな。 そうだ、そうだ、お酒のせいだ。 でも「血小板増多」「尿酸」って何? 何が悪いのか全然わからない。 なので、Googleで検索してみた。 【血小板増多】 血小板が正常より多く存在すると、血栓が起きやすくなり心筋梗塞、脳梗塞などの疾患の原因となります。血小板が増加しても一般的には50〜60万/μまでは治療の必要はありません。これ以上血小板が増加する場合は、抗血小板の投与が行われます。 【尿酸】 尿酸が過剰になると、「痛風」といわれる病気を発症します。痛風は、美食家や大酒家に多いとされ、代表的な生活習慣病として知られています。グルメのツケか、あわれ食材となった動物のタタリか、とにかく厄介な病気です。血中尿酸値を下げるには、尿酸産生を促進するアルコールを控えることです。 げ。これって、典型的オヤジ病じゃん。 接待漬けの商社や広告代理店の営業の職業病。 でも、アル中指標のγ−GTPは激低だぞ。
今日は成人の日。 成人式の頃の僕は大学にもロクに行かず、音楽が生活の中心だった。 パソコンと多重録音機器に囲まれたスタジオみたいな部屋で宅録に明け暮れていた。 PAのミキサーや編集スタジオのバイトをしながら、音作りの勉強を続けていた。 春にレコーディングが決まっており、準備に忙しかった。 もう何年も前の事だ。 僕の20才のお正月は大阪の梅田にあるEST−1というショッピングセンターのお正月イベントライブへの出演からはじまった。 FM大阪主催の企画モノライブで、番組収録を兼ねていた。 僕らは観客の声をその場でサンプリングして即興で演奏したり、ピッチチェンジャーを使って女性の声で歌ってみたり、ダンサーにMIDIのセンサーをつけて踊らせたり、といういわゆるキワモノ系の演奏をした。 その数日後にFM大阪のスタジオで番組収録。 トーク部分の収録。 バンドのメンバーと一緒に僕はボソボソとしゃべった。 何を話したかは全然覚えていない。 成人式の日に僕らの演奏とトーク部分はFM大阪で放送された。 僕は成人式には出席していないので、これが僕の20才の成人式の記憶。 あの頃の僕は何になりたかったんだろう。 今になって思うと、音楽漬けの毎日だったけれどプロのミュージシャンになりたかったワケではない。 何モノになりたいワケでもなかった。 何モノでもない時間を楽しんでいた。 当時はバブルで、別に勉強をしなくても簡単に大企業に就職できる時代だった。 僕は大学生活の4年間は好きな事だけをして過ごすモラトリアムの時期だと割り切っていた。 遊びまわっていても、食いっぱぐれることはなかった時代。 僕は4年間を音楽三昧で過ごした。 将来の事など何も考えていなくても何とかなった。 今の20才は不幸だ。 明るい未来を期待できず、遊ぶことを忘れてひたすら勉強するか、全てをあきらめて遊びまくるか。 どっちにしても、幸せな20才だとは言えない。 No Future。 せっかくの自由な大学生活、20才を不安のなかで過ごすしかない。 今の時代に僕が成人を迎えたならば、僕は髪を逆立てて「No Future!」と叫んでいただろう。 20才の頃の僕が今の僕を見たら、何と言うのだろう。 「ロック魂を忘れたんか!」 きっとこれだな。
2003年01月12日(日)
勉強はお金をもらってするもの
僕は学校が苦手だ。 中学の頃は毎日ゲームセンターで過ごした。 高校時代はひたすらギターを弾いていた。 大学に入ってからはバイトと音楽に明け暮れていた。 僕は中学以降にマトモに勉強した記憶がない。 いわゆる落ちこぼれ。 事実上の小卒とも言う。 正確には勉強をしなかったワケではなく、学校で勉強した記憶がないってことだけど。 僕はどうも学校で教えてもらう、っていうのが苦手。 お金を払って学ぶことが嫌いだ。 学校の授業をマトモに受けた記憶がない。 ノートを取った事すらないので、未だにメモを取るのが苦手。 勉強はお金をもらってするもんなんだよっ! 僕はお金を払って何かを学んだ事がない。 全てお金をもらって学んだ。 お客様の立場で学校に通って一体何が学べるっていうのか? スキルなんてお金をもらう立場でプレッシャーを与えられて初めて身につくものだと思う。 僕は何かを学びたいと思ったとき、まずその仕事を取ってくる。 お金をもらってれば、勉強せざるを得ないでしょ。 楽器を演奏する事もデザインも文章を書くことも僕はお金をもらって覚えた。 英語を全く話せない状態で、いきなりニューヨークに飛ばされて20人近いスタッフをつけられたら、さすがに英語の勉強をするしかない。 今のコンサルタントの仕事だって、全くの未経験者からいきなりお金をもらう事で覚えた。 おとなしく座って人の話を聞くのが苦手なだけかも知れないけど。
2003年01月11日(土)
巨象も踊る(その2)
(その1からの続き) ガースナーの行った改革はひとつひとつを見ていけば、全てにおいて大したことではない。 現在の僕が戦略コンサルタントとしてIBMの改革プロジェクトに参画すれば、ガースナーの実行してきた事とほとんど同じ事を提案するだろう。 ガースナーは当たり前のことを当たり前に実行しただけだ。 ガースナーは戦略コンサルタントとしての王道の戦略をそのまま実行したに過ぎない。 ガースナーの偉大さはガチガチに構造が定義され複雑な構造を持つIBMを力づくで変革した実行力だ。 IBMは巨大でかつ複雑な構造をもつ企業体だ。 世界で一番複雑な構造をもつ企業だと思う。 パソコンから汎用機、ソフトウエア、サービス、コンサルティング、アウトソーシング。 一社でコンピュータ関連の事業の全て領域をカバーしている。 無数の事業が複雑に絡み合ってひとつの企業体を構成している。 数多くの事業を持つコングロマリットを持つ企業体は多いが、各事業が全て連携している点でIBMの複雑性は群を抜く。 それゆえに、一刀両断にバサっと戦略を実行することは大変に難しい。 ひとつひとつの課題はそれほど難しいことではないのだけれど、どこかをいじれば全体に影響を及ぼす、という点が難しい。 「部分最適」は簡単なのだけれど、「全体最適」となる戦略を策定し、実行するのは困難だ。 更にガースナーの改革の大きな部分は「企業文化の改革」。 これはコンサルタントにとって最大の難問だ。 ガースナーも最も困難な課題だったと述べている。 企業を変革にするにあたっては「企業文化そのもの」を変えなければ、その企業の変革は終わらない。 個々の改革プログラムなど、対処療法でしかない。 企業文化を改革できてはじめて、改革プログラムは完成する。 企業文化が変わらなければ、一時的な変革を成功させても継続性がないし、定着しない。 でも企業文化の改革の完全な手法なんてものはどこにも存在しない。 コンサルタントはしくみを変える事はできても、人を変える事はできない。 他人が長年に渡って慣れ親しんだ行動様式や文化を変える事はそう簡単ではない。 スローガンやポスターで企業文化が変わるわけではない。 企業文化を変えるためには強制的にしくみから変えるしかない。 ガバナンス、人事制度改革、取締役会の改革、なんてところが中心となるのだけれど、実行は難しい。 日本の企業が立ち直れないのはCEOを筆頭とした経営陣が既得利益、既得権益を守りつつ、改革を行おうとするからだ。 課題のそもそもの原因を取り除くことなく、表面的で影響の少ない課題のみを解決しようとするからだ。 外部のコンサルタントに指摘を受けても、自分のポジションに影響を及ぼすであろう課題には目をそむけ、実行しない。 自己否定することなく、小さな変革だけに終始する。 日本企業が再生するわけがない。 IBMは瀕死の状態だったから手段を選ばず変革を実行した、とも言えるのだけれど、日本企業って瀕死どころか実際は既に死亡しているにもかかわらず、変革できないでいるのはどうしたことだろう。 既得権益を守ろうとしている経営者、取締役をさっさと全員クビにすればいいのに。 ガースナーは何の既得権益をもたない「外様」だったから変革を実行できた。 ガースナーが生え抜きのIBM社員だったら変革の実行はできなかったと思う。
2003年01月10日(金)
巨象も踊る(その1)
正月休みにルイスガースナー著「巨象も踊る」を読んだ。 言うまでもなく「巨象」とはIBMの事だ。 90年代初頭、経営危機とも呼ばれる状況に陥っていたIBMにガースナーはやってきて見事復活させた。 この本は「巨象」であるIBMを復活させていくまでの物語。 一般的に企業本はタイアップの宣伝くさい本か経営者個人の自慢本であるケースがほとんど。 「巨象も踊る」は後者の自慢本系。 ただ、自慢本としては最高峰。 さすがにガースナーは元戦略コンサルタントだけあって、自分の実行してきた戦略を冷静に評価している。 僕はこのガースナーの在籍していたのと同じ90年代をこの巨象の尻尾で過ごした。 この本に書かれている内容は、僕が巨像で過ごした10年間と時期的にほぼ重なる。 元戦略コンサルタントのガースナーと現戦略コンサルタントの僕。 僕がリアルで体験してきた事を戦略的な視点で再確認できるというなんとも不思議な本だ。 自分が体験したことを、戦略的に評価した本を読めるなんて、幸せな立場だ。 たぶん僕は誰よりもこの本の内容を正確に理解できる立場にいると思う。 僕は大学を卒業してすぐにIBMに入社し、宣伝部に配属された。 新人でいきなり宣伝部配属というのは、かなり運がいい。 僕は宣伝部に配属されて驚いた。 当時はIBMの持つ多くの製品・サービスの広告は全てバラバラに制作されていた。 広告予算は各製品・サービスの事業部がそれぞれ握っており、宣伝部はその広告制作や媒体の購買を行う部門だった。 IBMの製品全体の統一された広告メッセージなどというものはない。 てんでバラバラ。 広告キャンペーンも製品・サービスごとに別々。 コンピュータは単体ではなく、製品・サービスを組み合わせたソリューションとして提供されるにもかかわらず、広告は単体で個別に制作されていた。 「IBMの強みって個別の製品じゃなく、全てを提供できることなんじゃないの?」 「製品個別じゃなく『IBM』そのものを売り込めばいいのに」 「バラバラでキャンペーン打ってちゃ、予算の無駄じゃん」 新人だった僕は事あるごとにぼやいていた。 おまけに、会社全体としてのマーケティング部門というものも存在しなかった。 当時のIBMにとってのマーケティングとはイコール営業。 個々の顧客単位にどう売り込んでいくか、がマーケティングだった。 IBMはマーケティングが弱い、というよりマーケティングが不在だった。 「おいっ、IBM全体のマーケティング戦略を考えている人はこの会社にはいないのかよっ」 これがおかしい、なんて事は新入社員の僕にでもすぐにわかった。 でも当時は誰もギモンにすら思っていなかった。 何年も続いているしくみだったから。 時代が汎用機からパソコンに、そしてソリューションに移行していたにもかかわらず、IBMのしくみは汎用機を売る事に最適化されたままだった。 当時のIBMでは大学を卒業したばかりの新入社員が一瞬で見抜けるような課題が、課題としてすら認識されていなかった。 一社から何十億、何百億という売上を上げるビジネスモデルだったので、一社一社の顧客にたいして、個別に対応する営業が最重要視されていた。 この本にも、宣伝・マーケティングの改革の話は出てくる。 だけど、宣伝・マーケティングの改革だけを見れば、たいした話ではない。 当時新人だった僕ですら気づくような事だから。 (その2に続く)
2003年01月09日(木)
ネタがばらばらでゴメンなさい
「書いてる内容の傾向がコロコロ変わりますね」と、良く言われる。 「節操なさ過ぎですよね」 「もうちょっとテーマを絞ったほうが・・・」 むーん・・・。 僕が多重人格なのが問題なのだろうか。 日本経済や日本企業の惨澹たる様子を見て憂国の士になっている僕も、中学生の頃から何ら変わらない感性を持ちつづけているただの厨房な僕も、同じ僕なのだ。 中途半端に文体の使い分けの訓練を受けているせいか、文体も安定しない。 だいたい普段の僕が人格的に同じ路線とみなされているのは、みうらじゅん、いとうせいこう、テリー伊藤、中島らものあたりである(それほどスゴくはないけど)。 インターネットの個人サイトとしてやっていくためにはワンテーマに絞り、サイトのコンセプトを明確にすることが重要だ、って事は百も承知。 その点でオクノ総研は個人サイトとしての王道を踏み外している。 毎日、書いている内容の傾向が全然違うし、文体もバラバラ。 サイトのコンセプトをわかりにくくしている。 きっと「戦略コンサルタント」という職業の日常生活について書けばそこそこの人気サイトになるのだと思う。 学生の間では人気がある割には、実際の仕事内容がまるで見えてこない謎の職業の日常を書けばいいのだと思う。 でもね。 どうしてもワンテーマで貫き通す、っていうのは無理。 だって、分裂症と粘着質のハイブリッドが僕の性格だから。 射手座のB型だし。 これからも人格破綻者として書きつづけるしかない。 僕自身、書けばかくほど自分が何者か良くわからなくなっている。 こうやって思いついた事を書いていくことによって、自分が何者なのかを確認している。 書きまくれば、自分が何者なのかがわかるのかも、という期待を抱きつつ。 いつもネタがばらばらでゴメンなさい。
2003年01月08日(水)
偉大なる侍、「藤岡弘、」
年末に放送された水曜スペシャル「今夜復活!!伝説の探検隊が帰って来た。アマゾン奥地1500キロ!テラプレータの密林に謎の猿人ジュンマは実在した!」を見てから、藤岡弘、がマイブーム。 最近知ったのだけれど、藤岡弘、は「藤岡弘」ではなく「藤岡弘、」が正しいらしい。 「モーニング娘。」に「。」がつくのと同様「、」がつく。 実は10年くらい前から「藤岡弘、」だったらしい。 この「、」には『我は未だ未完成なり』の思いが込められており、「周囲に流されることなく生きていけるように自らの名前に『、』をつけたのだ」そうだ。 知らなくて、失礼しました。 ■藤岡弘、オフィシャルホームページ<侍道> http://www.samurai-hiroshi.com/ 藤岡弘、オフィシャルホームページ<侍道>を見てみる。 人気個人サイトの<侍魂>と似たような路線かと思いきや大違い。 本気で「侍道」について書いている。 最初はどこで笑えば良いのかがわからず、「オチ」を求めてサイトじゅうをあちこち探しまわっていたのだけれど、しばらくしてから気づいた。 「え、これってギャグじゃないの?」 「で、でも確信犯的お笑いかも・・・」 「壮大なネタではないのか・・・」 いや、違う! この人はマジです。 ホンマモンです。 本気の侍です。 子供の頃、仮面ライダー/本郷猛(藤岡弘、)が最高のヒーローだった。 大人になったら「仮面ライダーになる」と宣言していた。 僕の友達はみんな「ウルトラマンになりたい」と言っていたけれど、僕はウルトラマン派の奴らをバカにしていた。 「お前らよく聞け、ウルトラマンは身長40メートル、体重3万5千トンだ。そんなにデカくなれると本気で思ってるのか?本バカ?僕は仮面ライダーになる。仮面ライダーは改造人間だしな」 それにウルトラマンのアラシ隊員って毒蝮三太夫。 「生きてたか!ババー!!早くくたばれ!」 このホームページ見てみろ、その名も「まむちゃんの部屋」・・・。 ■毒蝮三太夫ホームページ<まむちゃんの部屋> http://www.mamuchan.com/ 藤岡弘、グレーーーートッ! とりあえず、このくらいは買っとかんとな。 ■藤岡弘、1/6フィギュア「分身」 手作り衣装・特製木箱ケース入り\19,800(消費税別) ●シリアル番号入り●会員様ご芳名を含む直筆サイン入り ●特注品の刀付 ●直筆ロゴをはじめ、藤岡入魂のパッケージデザイン! ●撮り下ろし「藤岡弘、の生写真・手焼き仕上げ」封入 http://www.samurai-hiroshi.com/bunshin_1.html
2003年01月07日(火)
ヘッドハンターウザい
年初はなかなかのらないなあ。 寒いなあ。 かったるいなあ。 3ヶ月くらい、こたつでゴロゴロして一日中ゲームでもして過ごしたいなあ。 もっともらしい言い訳を作って、休職してドラクエシリーズを完全制覇!、なんてのもいいかな。 あ、いいちこがなくなりそうだ。 寒いから買いにいくのはいやだなあ。 確か料理酒の残りがあったはずだけど。 料理酒も酒は酒だからがまんするか。 つまみがないなあ、味の素でもなめるか。 味の素を油で溶いて固めて焼いたらウマイかなあ。 タコの形に切った赤いウインナーとか食べたいなあ。 ウインナーはやっぱりタコ型の赤に限るよな、荒挽きとかややこしいハーブ入りとかは邪道だよな。 ああ、僕ってダメ人間だなあ。 こんな生活でいいのかなあ。 2ちゃんねるのダメ板でも見て仲間でも探すか。 などと考えつつダラダラしていたら英語のメールが届いた。 ヘッドハンターからのメール。 このヘッドハンターは何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度もストーカーのように連絡をしてくる。 2年くらい前に突然会社の代表番号に電話がかかってきて、某外資系企業の副社長のポジションを提示された。 当時はまだスレていなかった僕は舞い上がってしまい、スキを見せてしまった。 おかげで、一時は毎日3回ずつ携帯に電話がかかっていた。 オフィスで英語で話してるとみんながこっち見て恥ずかしいんだよ。 あまりにウザいので携帯電話を買い換え、新しい電話番号は教えていない。 このヘッドハンターは僕がダメ人間だという事に気づいていないらしく、次から次へと僕に全くふさわしくない偉そうなポジションの提示をしてくる。 年俸X千万円とか、発行済株式のX%は持たせるだの。 あのね、僕はそんな偉そうな仕事はできません。 僕と少し話せば、すぐにわかりそうなもんだけど。 僕の質問なんて「スーツ着用ですか?」「オフィスでタバコは吸えますか?」「休暇は取り易いですか?」「勤務時間はフレックスですか?」「保養所に温泉はありますか?」等々。 こんな奴に副社長だとか役員が勤まるわけないでしょ。 パソナの派遣さんじゃないんだから。 僕がそんな役職についたら1Qもたたずにクビだろう。 いい加減気づけよ。 このサイトのURLでも教えてあげようかなあ。 このサイトを見たら、まともなヘッドハンターは二度と連絡して来なくなるだろう。 WEBLOGを全部読んで、それでも僕を採用したい、という奇特な会社があれば転職してもいいかな。 でも、ガイジンヘッドハンターは日本語が読めないのであった。
2003年01月06日(月)
オクノ総研は会社じゃないよ
今年もらった年賀状を見て驚いたのだけれど、オクノ総研を会社組織だと思っていた人が何人かいた。 「会社設立おめでとう」 「独立して頑張っているようですね」 「協業しませんか」 オクノ総研は会社じゃないです・・・。 僕が「オクノ総研をやっている」という噂だけを耳にしていた何人かの人たちが勘違いしたらしい。 そのうえ、今年の僕の年賀状は冗談でオクノ総研という会社の年賀状みたいなデザインにしてみたので、さらに誤解の輪が広がった。 そう言えば、以前勤めていた会社を辞めたときも円満退職を狙って表向きは「独立のための準備」ということにしたら、退職後にいくつか仕事の依頼が舞い込んだ。 その時は僕がウェブの制作会社を設立した、という事になっていたらしい。 僕はなぜか周囲の人たちから独立志向の強い人間だと思われているようだ。 実際の僕は独立志向ゼロのサラリーマン志向。 骨の髄までサラリーマン根性で満たされている。 自分の会社を設立するなんて面倒くさいことはしない。 サラリーマンのまま固定収入を確保し、リスクヘッジをしつつ好きな事をやったほうが楽。 特に外資のコンサルタントなんて、休みたきゃいくらでも休める。 プロジェクト単位で動いているので、プロジェクトの切れ目をうまく使えば、休みたいだけ休んでよし。 会社に籍を置いたまま1年間くらい休職とか連続1ヶ月の有給休暇とか何でもあり。 有給を使い切っても給料が減額されることを厭わなければ休暇の延長も問題なし。 もっと長く自由な時間が必要だったら、給料はもらえないけれど休職にしてしまえば、とりあえず路頭に迷うリスクを無くしたうえで好きなことができる。 でも、今の僕にはコレと言ってやりたいことがあるわけではないので、だらだらとサラリーマンを続けてます。 青色申告が必要なくらい年収が増えたら、税金対策のインチキ会社としてオクノ総研を法人化するかもしれないけど。 ウェー、ハッハッハ。
2003年01月05日(日)
アメリカジャイアニズム
気がつくとアメリカはジャイアンになっていた。 「お前のものは俺のもの。俺のものは俺のもの」 アメリカジャイアニズム。 ♪おーれーはジャイア〜ン、ガキ大将〜♪ 「俺は核兵器を持ってるけど、お前は核兵器を持っちゃダメ」 「核兵器を隠してないだろうな。隠してたらタダじゃおかないからな」 「核兵器を持ってたら、俺様によこせ。船は全部臨検する」 「俺様はジャイアンだから二酸化炭素は出しまくりでもいいのだ」 「のび太のくせに生意気だぞ。空母展開〜」 最近のアメリカはジャイアンそのもの。 ジャイアンは生意気な奴にはいつも1000倍返し。 北の国の故障中のでぶドラえもんは「てぽど〜ん」、「ふしんせ〜ん」、「かくしせつ〜」と、中途半端な道具を出してくる。 アメリカ人の一人一人はバカかと思うほどお人好しなのだけれど、最近はおせっかいが過ぎる。 唯一、ジャイアンに対抗できていたエリちんがアル中でいなくなっちゃってから、ジャイアンはやりたい放題。 アメリカジャイアニズムはケンカが強いだけじゃなく、グローバルスタンダードとか言ってジャイアンのやり方は何でもかんでもクラスのみんなに強要中。 グローバルスタンダードといいつつ実態はアメリカンスタンダード。 僕は米国資本の会社にしか勤めた事がない典型的なジャイアンの手下なのだけれど、さすがに最近のジャイアンはやりすぎ。 最近の不安定な世界情勢はジャイアンがよその家のことにいちいち口を突っ込みすぎるために起きているような気がせんでもない。 世界のスネ夫たる日本人としてはジャイアンの手下でいるしかないのかな。 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ / ,∨∨∨∨∨ / / / \ | | / ,(・) (・) | (6 ⊂⊃ | | ___l_,| / | \__/ / < おい、スネ夫。イージス艦出せ /| /\ \
2003年01月04日(土)
盆暮れの高速はミニバンがウザい
雪の高速を爆走して兵庫の実家から横浜に帰ってきた。 帰りも深夜走行だったので、渋滞にも巻き込まれず、6時間ほどで横浜に着いた。 盆暮れの高速はミニバンがウザい。 家族連れのミニバン。 タラタラと追い越し車線に居座るんじゃねーよ! 制限速度ぴったりで追い越し車線を占拠中。 左の走行車線はがら空き。 ここはアメリカじゃーねーんだ、右側通行じゃねーぞ、トロいクルマは左側! 後ろから右ウインカーでオラオラどけどけビームを発射するが、よける気配はまるでなし。 右ウインカーの意味がわからんのか? しかたがないので、左側の走行車線から追い越し。 しばらく行くとまたミニバンが追い越し車線をトロトロと占拠中。 オラオラビームはまたしても効かず、左側から追い越し。 そしてまたしばらく行くとミニバンが追い越し車線に。 また、左側から追い越し。 以下、20回ほど同じ事を繰り返し。 お前らな、ハイカの残り券やるからその追い越し車線空けろと。 深夜の高速道路ってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。 お前は本当に追い越し車線を走りたいのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。 高速道路通の俺から言わせてもらえば今、高速道路通の間での最新流行はやっぱり、 左側追い越し、これだね。 しかしこれをすると次から警察にマークされるという危険も伴う、諸刃の剣。 素人にはお薦め出来ない。 追記: 進路を変えずに追い抜けば「追い越し」ではなく「追い抜き」と見なされ、違反ではないらしい。 http://www5.ocn.ne.jp/~ken3/lisence/1-4.html
2003年01月03日(金)
学生は本分を忘れずに精進せよ
実家で朝から酒を食らいつつゴロゴロしていると、近所に住む学生さんが相談に乗って欲しいといって父親に連れられてやってきた。 某KO大学の1年生。 就職が大変なので、今からどのような準備をしておけば良いのかを僕に相談したいんだそうだ。 大学と並行して専門学校にも通っているらしい。 まだ1年生なのに。。。 そんな時、僕の答えはひとつしかない。 「学生なんだから好きなことをやって、遊んでいてもいいんじゃないですか?」 企業側にとっては、成績の優劣やしょうもない資格の有無なんてどうだっていい。 大学の成績なんて授業の出席率さえ高けりゃ、バカでも良い成績が取れる。 あー、クソマジメに学校だけは行ってたんだねー。 簿記だとかMOUSの資格をアピールされてもなー。 事務のお姉いちゃんが欲しい訳じゃないし。 TOEIC700点で胸張られてもなー。 外資だし。 「テニサーで幹事やってました。リーダーシップには自信があります」 勘弁してくれよ〜。 学生は学生らしく、麻雀、パチンコ、合コンに明け暮れていれば良いのである。 学生の本分は麻雀、パチンコ、合コンだろっ! 学生には本分を忘れずに精進してもらいたいものだ。 学校に行っても学べることなど何もない。 なけなしのカネでギャンブルをやるほうが、ずっと学べることは多い。 下心満載で合コンに望む方が、コミュニケーション能力は高まる。 こんな面接だったら、即、採用だけどな。 面接官: 「学生時代に学んできたことは?」 学生: 「麻雀、パチンコでミクロ経済のモデリング、シミュレーションの実践的活用に励んでまいりました。投下資本と期待収益をリスク係数で割り戻してモデル化し、シミュレーションを行うことにより、ROIを最大化させることに成功しました」 面接官: 「君は競馬はやってこなかったのかね?」 学生: 「競馬にはロマンはありますが、馬という不確定要素が大きすぎて収益の予測が困難です。むしろ、競艇のほうが適切かと思います。ギャンブルほどミクロ経済を学ぶのに適した教材はないと思います。浅田哲也氏の本は全て読破しました。今後は是非バカラにも挑戦してみたいと思っています」 面接官: 「他にどのような研究をしてきたのかね?」 学生: 「合コンでゲーム理論の実践的検証を行ってきました。現在は、合コン後の付き合い方のシナリオ策定にリアルオプションの応用が可能についても研究をはじめています」 面接官: 「ゲーム理論は合コンよりも、王様ゲーム向きではないのかね?」 学生: 「私はまだ学生ですのでキャバクラに行ったことがありません。貴社に内定を頂ければ、ぜひ連れて行っていただきたいと思います」
2003年01月02日(木)
ひたすら読書のお正月
正月中は暇なので、ひたすら本を読んでいる。 僕は普段でも月に20冊くらいの書籍と15冊くらいの雑誌を読む典型的な活字中毒者。 平日はプライベートな時間にはなるべく頭を使いたくないので、軽い本や雑誌ばかりに目が行ってしまう。 正月はまとまった時間があるので、普段は読む気がしないような重めの本を中心に読むことにした。 ■巨像も踊る ルイスガースナー著 僕は巨像のしっぽに10年ほどいた。この本に書かれている内容は、僕が巨像で過ごした10年間と時期的にほぼ重なる。元戦略コンサルタントのガースナーと現戦略コンサルタントの僕。僕がリアルで体験してきた事を戦略的な視点で再確認できるというなんとも不思議な本。たぶん僕は誰よりもこの本の内容を正確に理解できる立場にいると思う。得した気分。 ■戦略の経済学 デイビットベサンコ他著 今回の冬休み読書の目玉。709ページ!6、400円!重さ3キロ!戦略分析をミクロ経済学を応用して科学的に行おうぜ、という本。と、いいつつ戦略論を全て網羅した戦略コンサルタントバイブル的な本でもある。ビジネス書というより学術書だけど。でかくて重いのが難点。 ■よくわかる最新UNIXの基本としくみ 柿井弘他著 リナックスザウルスを使い始めたのを機にUNIXのお勉強のやり直し。やっぱり入門書はしょせん入門書。この本だけ読んでもUNIXマスターにはほど遠い。あと何冊か買って要勉強。ちなみに本日のWEBLOGはザウルスで書いてます。 ■小説ペイオフ 木村剛著 キムタケこと木村剛の金融小説。キムタケがどうしてハードランディング路線を取りたがるのかがよくわかる。高杉良そっくりの文体。ビジネスの解説をしつつ、小説にしようとするとどうしてもこうなってしまうのかなあ。本の随所にするどい視点が見え隠れ。小説として読んではいけない。僕はコンビの片割れの竹中平蔵のほうが好きかな。 ■バリュエーション 価値創造の理論と実践 マッキンゼー著 昨秋に一気読みをしたのだけれど、とても重要な本なので再読。企業価値評価について懇切丁寧に解説。内容が濃すぎるので、読むのにすんごくエネルギーを消耗するけれど、必読の書。分析ヲタのEXCEL小僧はこの本を読んで目を覚ませ。ファイナンスの本質が理解できる。株をやっていれば目からウロコが落ちまくり。
2003年01月01日(水)
レコード大賞、紅白はもはや異文化
2003年が明けた。 平成でいうと15年らしい。 僕は日常生活で元号を使う機会はほとんどないので、今が平成何年だったかをすぐに忘れてしまう。 なんだか正月っぽくない正月。 年々、正月が盛り下がっていくような気がする。 今年も正月らしい「ハレ」の感じがない。 自分がお年玉を貰えなくなったので、勝手に盛り下がっていっただけかも知れないけれど。 大晦日は久しぶりに「日本レコード大賞」「紅白歌合戦」「行く年来る年」を見て過ごした。 正しい日本の大晦日の番組を見るのは小学校低学年以来。 今年は他局の番組があまりにもつまらなさそうなので、正しい日本人としてのTV鑑賞をしてみることにした。 でも、いざレコード大賞と紅白歌合戦を見てみると、知らない出演者がとても多い。 紅白出場者のうち、明らかに僕が知っているのは、北島三郎とか五木宏とか美川憲一とかのあたり。 大物演歌歌手系。 若い出演者になると見たことがあるような気がする、とか歌を耳にしたことがあるような気がする、といった程度の出演者が意外に多い。 レコード大賞の新人賞に至っては、全く見たことも聞いたこともない歌手?らしき人たちが出てくる。 グラミー賞の授賞式のほうが圧倒的に知っている歌手が多い。 紅白歌合戦の歌の間の応援のギャグらしきものを見ても全然笑えない。 一体何が面白いんだ?どこで笑えばいいんだ? あ"ーっ、わからん。 全然理解できん。 異文化。 僕の全然知らない日本。 外国の番組を見ているようだ。 でも、レコード大賞も紅白も日本一の高視聴率番組で日本人のほとんどが楽しく見ているハズなのだ。 なんで僕に理解できないのだあっ。 結局、レコード大賞と紅白は全く理解できずにガマンしつつ見続けた。 一方で「行く年来る年」で雪のなかでお寺の鐘が鳴るのを見ると、ああ日本文化っていいなあ、と思う。 YMOの「The End of Asia」の最後のフレーズ「あー、日本は、いい国だなあ」を思い出す。 僕はいつの間にやら在日日本人と化しているみたいだ。 日本の大衆文化をガイジンの目で見てしまう。 だけど、20代、30代って僕と同じような感覚を持つ人間は多いはず(と、思いたい)。 僕だけがレコード大賞や紅白を見て、違和感を覚えているとは思えない。 NHKって子供と老人のためだけに番組を作ってないか? それとも僕の感性がおかしいのだろうか? 僕はズレまくっているのか? それとも僕がおやぢ化しているのか? ちょっと心配になりつつ年明けを迎えた。
目次 | <<前へ | 次へ>>