スナックおのれ
毛。



 奇襲ウサギ、高子沼グリーンランドを潰す。

 高子沼グリーンランド。それは福島の子供たちの憧れ。一体、今はどうなっているのか、さっそく検索したところ、すでに廃墟と化している様子。そして、「高子沼グリーンランド廃園の理由は、前時代的だったからでもなく、小規模だったからでもなく、あのウサギのせいに違いない。ウサギによってグリーンランドは蹴散らされ、さび尽くされ、食べ尽くされた!」と思いました。
 ウサギとは、動物とのふれあい広場(山の急斜面)に放し飼いにされていたうさぎです。当初は、数匹単位だったものが、年々、猛烈な繁殖ぶりを見せ、ついには野生化。山の斜面はウサギの巣とおぼしき穴だらけになり、ウサギ自体もまた、白から土よごれた茶へ変貌し、その目には野生の凄みが宿るようになりました。今や、私にとって、使われなくなった遊具を思い浮かべるより、あの斜面に残されているであろうウサギの巣に思いを馳せる方が恐ろしい・・・。
 ところで、未だに県のホームページで高子沼グリーンランドが掲載されている模様。観光でふらっときた人がウサギに奇襲されないことを祈るばかりです。
 
高子沼グリーンランド
http://tenpeste2.fc2web.com/ruins/haikyo/green/green1.html
すべての遊具に20年前のある日、私が乗っていたと思うとなにか不思議な気持ちになります。

2005年11月07日(月)
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