スナックおのれ
毛。



 弁当屋の米。

先日、現在進行形でコピーライター養成講座に通っている友人と会いました。年始に「話を聞かせてね!」的なことを言われていた私は、かなりおびえていいたんです。だって、彼女何を聞かれるかも想像がついたんですもん。たとえば「コピーライター講座に通った?」。ほらね、と思いながら、そのあと、「どんな仕事してるの?」と聞かれると直感した私は、話題を彼女の金のえんぴつ獲得にしむけました。策として。
私もコピーライター養成講座に通いたかったときがあります。どんな人がどんなことをしゃべるんだか聞きたかった。でも、お金なかった。なかった!ただ、自分に必要なものがそこにはないこともだんだんわかってきました。
私に必要なものは、弁当屋でいう「米」です。弁当屋の米って、ふっくらうまいこと炊けてておいしいでしょ。おかずがおいしくたって、米がびちゃっとしてると、ちょっとむかつきさえするでしょ。その「米」の炊き方が未だに不安定。ハンバーグとかからあげとか、すてきなおかずがキャッチコピーとか案だとしたら、米はボディコピーです。あのコピーライター養成講座が添削してくれるとは思えません。っつか、大先生に申し訳ありません。
私はラーメン屋見習いがぞうきんで麺の返し方を練習するように、やっていくしかないようです。とりあえず読書読書。とりあえず写経写経。地道は地味ってことだ痛感。

2008年05月18日(日)
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