
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
kai
MAIL
HOME
|
 |
| 2026年05月20日(水) ■ |
 |
| THUNDERCAT JAPAN TOUR 2026 |
 |
THUNDERCAT JAPAN TOUR 2026@豊洲PIT
何がすごいって全部すごいんだがどこがすごいかというとどこもかしこもすごい。そんで普段のファッションとか振る舞いは派手だけど演奏となるとめちゃめちゃ真摯。アンコールがないのはもうあれが限界ですってことなんじゃないかな…あんなんずーーっと弾くの90分もやるんだもん #Thundercat
[image or embed] — kai (@flower-lens.bsky.social) 0:37 · May 21, 2026
終わり方が唐突だったんですよね。メンバーみんなハケたあと、客電つく迄妙な間があって。前日はアンコールあったそうなの。SNSで流れてきたセトリ見たらアンコールで「Thousand Knives」(教授の「千のナイフ」!)やる予定だったらしいの。「Tokyo」も。どうやら喉の不調だったようで……全然わからなかったよ! でもこういうところはアスリート的な面があって、無理にやると故障が長引くとご自身がいちばんよく知っているのでしょう。
----- Thundercat:B、Vo Deniss Hamm:Key Justin Brown:Drs -----
2022年のときはコロナの影響で再々延期、最終的には1日2ステージの変則セットになったので、思えばフルセットは初めてなのだった。とはいうものの、前回も100分超はやってたからそんな変わらんか。整理番号が1800番台だったので絶望していたが、豊洲PITはフロアに段差があっていいね……後方ブロックでも視界はよかった。ただジャスティンがドラムセットに座ると丁度頭部分がシンバルと丸被りで、顔は全く見えなかった。頭がピカピカ光ってるのはチラチラ見えて、なんだあれ……電飾つきのヘッドドレスか? と思っていたら、電飾付きヘルメットを被っていたそうです(笑)。
雷猫チャン、このセットならこの真ん中の洞みたいなとこから出てくると思うじゃないですか。普通に袖から出てきたよ。私の前のひと登場シーンを撮ろうとずっとそこにピント合わせてスマホ構えてたら下手側から出て来たんで慌てていた
[image or embed] — kai (@flower-lens.bsky.social) 0:52 · May 21, 2026
暗転して「ThunderWave」が流れ出したときからずっと動画撮ってて、まるまる1曲流れ終わる迄誰も出てこない洞をズームアップしてた(笑)。
まずデニス、次にジャスティンが登場してそれぞれ長尺のソロ。雷猫ちゃんは下手側からスタスタ出てきました。上記画像だとちょっと分かりづらいけど、両サイドに聳え立つキーボードとドラムのブース、ゴツいモニター。センターにはお立ち台もなく、上手側のジャスティンと下手側のデニスが雷猫を見下ろす感じです。場面によって雷猫が彼らの傍へ行き、見上げてセッションする。両サイドに視線が行きやすいようになっているステージング。自分以外のメンバーもすごいよ、メンバーというよりフィーチャリングでこのふたりだよ、注目よ〜という感じの配置。
序盤から高速ソロ合戦で「うわー強者揃いだ」と認識させられたところ、「みんな、ルイス・コール好き?」と雷猫ちゃん。えっ、やんの? ルイスいないけどやんの? 大歓声を受けて「I Love Louis Cole. We Love Louis Cole.」とにっこりして「I Love Louis Cole」が始まりました。うへー! ジャスティンはルイスとは勿論違う、ジャストではなく前のめり気味で、スラッシュみのあるメタルなドラミング。手数多! 途中で拍が入れ替わってないか? と思う手数の多さで格好よかった〜。ようこんなの叩くなと驚愕、ヘルメット被ってたと後で知ってまた驚愕。
今回のお気に入りワード「なんだヨ!」を連発しつつ、今回は下ネタ少なめ(いや聞き取れてないだけかもしれんが)でMC自体も少ない方だったかな。口にするのは観客と東京への好意と感謝。「Anakin Learns His Fate」のときスターウォーズネタで(デニスがテーマ弾いてくれた)和んだりしつつも、いいたいことは演奏に全てブッ込みましたって感じだった。凄まじいのひとこと。他に何をいえば……あーすごかった! みんなすごかった!
ブッ飛んだファッションや振る舞いで、フォトジェニックでもあるから、いろんな取り上げられ方をされる。彼の音楽を聴いたことのないひと(世間)はどんな印象を持っているのだろうと考えることもある。言動からして繊細で、物静かなひとですよね。そしていつも愛がある、陰がある。次々と(何故こんなに、と思う程に次々と、なのだ)近しい友人やメンターたちが亡くなっていくなか、彼らの思い出と音楽をずっと胸に抱えて生きていく。最新作『Distracted』に収録された「She Knows Too Much」は最後に演奏された。2008年に急逝した親友、マック・ミラーとのコラボ曲で、遺されたトラックをサンダーキャットが完成させたものだ。マックのパートもサンダーキャットがひとりで唄いきった。
常に死の匂いが近くにある、死者とともに音楽を奏でる。ハン・ガンの「過去が現在を助けている、死者が生者を救っている/私にできるのは、自分の体と感覚と感情と生命を貸し与えることだけだ。」という言葉を思い出した。 ・ハン・ガン ノーベル文学賞受賞記念講演「光と糸」┃web ふらんす
「Thousand Knives」は、闘病中の教授が古希を迎えたことを記念してリリースされたトリビュートアルバム(『A Tribute to Ryuichi Sakamoto - To the Moon and Back』)で発表されたもの。喉のコンディションは勿論だけど、心情的に演奏するのがまだ辛いのかな、とちょっと思ったりもした。真相は本人にしかわからない。今回のツアーで唄う日が来るだろうか。
そうそう、ずっと気になっていた「あれだけ弾きまくってるのに何故音がヘタらないのか。いつチューニングしてるのか」問題、この日来ていた友人(てか来てたのかー会いたかったよ!)に教えてもらいました。クリップ(オート)チューナーつけてたそうです。自動で出来るやつ。これ精度が怪しいと何かの記事で読んだ憶えがあるけどそれも結構前の話だし、今は正確にチューニング出来るものがあるんでしょうね。シームレスかつハードに演奏し続ける雷猫ちゃんにとって、欠かせないツールなのかもしれません。
-----
setlist
00. ThunderWave(SEでまるまる1曲) 01. Children of the Baked Potato (Preceded by drum solo) 02. Candlelight 03. I Love Louis Cole 04. Black Qualls 05. How Sway / Uh Uh 06. Overseas 07. I Wish I Didn't Waste Your Time 08. Pozole 09. A.D.D. Through the Roof 10. Walking on the Moon 11. Anakin Learns His Fate 12. Dragonball Durag 13. Funny Thing 14. Them Changes 15. She Knows Too Much (幻の)encore: Tokyo Message for Austin Thousand Knives
ツイート拝借、シェア有難うございます!
アンコールでやる予定だった「Message for Austin」と「Thousand Knives」って、亡くなったオースティン・ペラルタと、その後出会った教授との思い出の曲ですね(後述リンク参照)。この2曲には、教授の「El Mar Mediterrani(地中海のテーマ)」がサンプリングさてています。
-----
・「龍一の手を取って踊ったんだ」。サンダーキャットだけが知っている坂本龍一┃BRUTUS.jp オースティン(・ペラルタ)の死がきっかけだったけど、フライング・ロータスという親友が俺を日本に誘ってくれて、龍一さんとの出会いの瞬間も側にいてくれた。そして、もうひとりの親友を一緒に次の世界に送り出すような……。2人の親友が俺を龍一さんのもとに導いてくれたんだと思う。記憶に深く刻み込まれた、本当に意味深い出会いだったよ。 2024年の記事。サンダーキャットのおうちには、今はもういない友人やだいじなひとたちのコーナーがある。そこに教授との思い出の品もある
で、いやはやすごいな…と帰ろうとしたら出口付近でこんなお土産くれるっていう。リンク飛んだら本日のプレイリストが出ていた。 ホント不思議なひとよね…これからもずっとすごい演奏聴かせてね(にしてもなんでチューニングもせんであんなん弾き続けられるのん) #Thundercat
[image or embed] — kai (@flower-lens.bsky.social) 0:40 · May 21, 2026
ポケモン? 遊戯王? デュエルなんとか? カードゲームやらないから元ネタが全くわからないよ!
会えてよかったねえ。SEGAに行けてうれしかったみたい。 そういえば雷猫ちゃんのマーチはどれもオシャレでセンスよかったなー。普通にライヴ会場でも着られるやつ。ライヴ会場で興奮して勢いで買っちゃって、家に帰って我に返っても大丈夫なやつ(笑)。で、デフトンもこんな感じで…その……
|
| 2026年05月18日(月) ■ |
 |
| DEFTONES 2026 JAPAN |
 |
DEFTONES 2026 JAPAN@東京ガーデンシアター
ふええええ 最後の最後にドーンと日付入れてくるのエモいてかあの幕切れ! 最高! 本日の! デフトーンズは! こうでした! どエモい!!! #deftones
[image or embed] — kai (@flower-lens.bsky.social) 23:34 · May 18, 2026
怒涛(まじで怒涛)のアンコール、「Cherry Waves」〜「My Own Summer (Shove It)」、そして「7 Words」。スクリーンに浮かび上がる“DEFTONES 18/05/2026”。手をふり去っていくメンバー。呆然。
-----
新宿駅で、どう見てもデフトン行きのインバウンドぽい親子連れにこれ(逗子行きの湘南新宿ライン)は国際展示場に行くのかと訊かれ、次の新木場行きのりんかい線だよと引き留める。他路線の乗り入れ多いから判りづらいよね……お父ちゃんはスミだらけ、小学校低学年くらいのお子ちゃまはフーファイのTシャツ着ててかわいかった〜。近年ここらへんのバンドはリスナーの年齢層を鑑み、子ども服やベビー服が物販にあるのが微笑ましい。NINのロンパースとかあるんだよ(笑)。
しかし会場に着いてみれば、若い子が多い。あのダサT(マーチが発表されたときSNSに動揺が拡がった・笑)を誇らしげに着たハードコア勢に気合いの入ったゴスガールたちがわんさかいる。向かいのフードコートのおしゃかわいいカフェはガラガラ、ガッツリ系のとこがめちゃ混み。聞いてはいたけど実際目にするとおお……となるな。なんでもTikTok効果だそうで、要はweb上の口コミ(矛盾)でZ世代にも拡がったのだそうだ。後述のインタヴューでチノが「若い世代が、自然に見つけてくれた」といっていて、なんと幸せな出会いよと胸がいっぱいよ〜。単独としては『Diamond Eyes』ツアーの15年ぶり、フェス込みでは『Gore』が出たタイミングでのKNOTFEST以来、10年ぶりの来日です。この子たちその頃小学生くらいでしょ、いや幼児? そりゃ観るの初めてでしょ、見る顔見る顔ウキウキワクワク顔で微笑ましい。
といってても、実は私もライヴ観るの初めてなのだった。タイミングが合わなくてな…まさかこんなに来ないことになるとは………。あとコロナの罪は大きい、ステフはもう国外には出(られ)ないみたいだし。という訳でギターはサポートのランス・ジャックマン(ex. WILL HAVEN)。あとスポットでギターがもうひとりいて(チノがギター弾くときは引っ込む)、ショーン・ロペス(FAR)とのことでした。サクラメントコネクションですね。
暗転の瞬間ドワ!!! と地響きのように湧く歓声、慌てて駆け込んでくる客でフロアに雪崩が起こる。うへースタンドにしててよかったー(エディ・ヴェダーのときアリーナに段差がないのを学習)。メンバーが出てくるとどよめきと悲鳴が上がる。遂に、遂に始まるよ! 1曲目は「Be Quiet and Drive (Far Away)」だ!!! が、が!? 音が…小さい……「えっこんなショボいの!?」と困惑していると、途中からドカンとデカくなった。なんでもPAの人為的ミスだったそうで(スタッフが慌ててフェーダーあげるのを目撃したひとがいた)……なんだそれ。しかし以降は怒涛の怒涛。スタンド(バルコニー)結構揺れて地震かと思ったが、楽しいのでずっと笑ってたわ。
久しぶりということもあってか、旧譜からも沢山やってくれた。でも『Gore』からは見事に1曲もなかった。『Gore』大好きマンなのでこのときに単独で来てくれれば……という積年の思いが成仏出来ないままであった。しかし本当に素晴らしいライヴだったのでもういいです! 『White Pony』や『Diamond Eyes』からのナンバーは勿論イントロドンでドワ! となるんだけど、最新作『Private Music』からのナンバーが早くもアンセム化してる印象だった。客の反応のよいこと。皆アルバムを聴き込んで待ってたんだなあと感じてジーン。
ステージ中央に階段があって、チノはそこを登ったり降りたりしつつ終始動きまわってたんですが、これ遠くのひとにも見えるようになの? 自分が遠く迄見渡せるようになの? ステージ映えすると共にそのサービス精神にニッコリですよ。途中で階段の向こうに降りて行ったのでどうしたのかと思っていたら、裏でゴソゴソとジャケット脱ぎ、Tシャツ一枚になってジャーンと出てきた。スタンドからは丸見えだった。唄ってるときのどカリスマっぷりとのギャップがあり過ぎて笑ってしまった。てかチノ…か、かっこよ……声すごい……動き面白い……お手振りきゃわわ……。スクリーンと照明の具合で逆光になる場面も多かったんだけど、そのシルエットがもうカッケーのよ。エモ極まれりな叫びのあとヴォーカル用のエフェクトボタンを自分でマメに踏み替えてるとこもクールよ! フロアの盛り上がりを見て「Everybody good! 」といってくれてうれしかったな。
チノがあまりにもチャーミングなので目がそっちばっか追ってしまったんだけど、ライヴで聴くエイブのドラムはすごかったです。あとギターの分厚さがすごい(語彙)。メタルなのにシューゲでヴォーカルは美声という訳のわからなさ、デフトンが唯一無二のところ。あれだけ轟音なのに静寂を感じるという不思議。
今年やるライヴはこの日本ツアーで最後の予定らしい。そのこともあるのか、とにかく久しぶりだからなのか、映像演出も日本独自のモチーフが散りばめられていた。柴犬とか錦鯉とか、日本に来てから撮影してつくったんだろうか? 既存の素材じゃなかったっぽい。そして「Around the Fur」では沢尻エリカの映像が。『ヘルタースケルター』からサンプリングしたものだと思われる。今のゴスのイメージへの返答かな。この曲が終わるとチノが深々と一礼。やっぱここは日本への礼があったような気がする。 (20260523追記:『ヘルタースケルター』の映像は数年前から使われていたそうです!)
日本モチーフ以外の映像もすごくよくて、楽曲と演奏にマッチしていた。美しい自然の風景から、奇妙なモチーフ迄。空飛ぶキリスト登場みたいな映像には面喰らったが、ホドロフスキーの映画からの引用だったそうです。ライヴビジュアルを作っているのはVOWWSというバンドのメンバー、Rizz(a.k.a. Arezo Khanjani)とのこと(後述リンク参照)。
スタンドも一緒に唄うマンで埋まってたがうるせえとはならない、チノの声は轟音のなかを泳ぐように伸びる。“Shove It!”のシンガロングというか絶叫が響き渡るさまは絶景でございました。本当に楽しかった! 最高でした!
----- setlist(etlist.fmより)
01. Be Quiet and Drive (Far Away) 02. Swerve City 03. Diamond Eyes 04. Feiticeira 05. Digital Bath 06. Tempest 07. milk of the madonna 08. my mind is a mountain 09. Beauty School 10. Sextape 11. Rocket Skates 12. Rosemary 13. Around the Fur 14. Entombed 15. Hole in the Earth 16. Change (In the House of Flies) 17. Genesis 18. infinite source encore: 19. Cherry Waves 20. My Own Summer (Shove It) 21. 7 Words
ツイート拝借(シェア有難うございます)。よくピースしてるのかわいい
-----
有難う有難うまたきてね
撮影はClemente Ruiz。開演前から長〜い自撮り棒を使ってフロアを撮影していて、バンドの公式に上がってる画像ってああやって撮ってたんだ〜と思い乍ら眺めてました。ちなみにRuiz、浅草でもその長〜い自撮り棒使ってて笑われたとIGに書いてた(笑)。そら観光で使えばな……しかしこれ、ライヴフロア撮るのにすごい効果的ですね。クラウドサーフを真上から撮れる(!)し、実際の仕上がり観るとやっぱアガリますね、迫力!
・【来日公演直前】デフトーンズ独占取材 チノ・モレノが語り尽くす最新作と、世代を超えて広がる熱狂┃Rolling Stone Japan 僕たちはみんな子供の頃に出会って、高校でも一緒だった。ギタリストのステファン(・カーペンター)とは近所で10歳の時からの知り合いで、エイブ(・カニンガム)とは12歳の時に出会っている。僕たちは本当に恵まれていると思うね。元々友達だったのが、このバンドの土台になっていて、僕たちをしっかり結びつけている。
チの話もしてくれてる。友達だからステフの思いを尊重して、バンドから放り出したりしないんだろうな。ここら辺、KORNのヘッドやフィールディのこと思い出しちゃう。フィールディもいつか帰ってくるといいな…… 「7 Words」って、僕とエイブが16歳の時に書いた曲で、本当に最初期に作った曲の一つなんだよ。考えてみるとスゴいことだよね。だって、僕たちがティーンエイジャーの時に書いた曲で、ライブが終わるんだ。しかもその曲は、当時聴いていた僕たちと同世代の人たちにも届いているし、今の16歳の子たちともちゃんとつながっているわけだから。
いい話。そして『Gore』からやってない根拠みたいなものが…『Ohms』がそうなら、ねえ……という感じ。ここらへん、RHCPにおける『One Hot Minute』みたいになっていくんだろうか。一部に愛され続ける名盤だけど、今のバンドにはしっくりこないのでしょうね。いつかやる気になったら聴かせて〜(いつ)。そしてハードコア+シューゲイズ×デフトーンズ=デフコアって呼ばれてるの初めて知った。ヘヴィ・ロック界のレディオヘッドとも呼ばれているらしい(笑)
・VOWWSが創り出す”光”と”闇” – COMME des GARÇONSやDeftonesも注目する話題のデスポップ・デュオ┃ Mastered Matt:僕らがその作品で一貫してテーマに掲げているのは、ゴシックではなく、”ヘヴィーな世界観”。 2019年の記事ですが参考に。こういうところが共鳴するのかな。オープニングの鳥が飛んでる映像、息を呑む美しさだったなあ
Rizzのinstaに今ツアーのヴィジュアルがまとめられています。これこれ、鳥のやつ。サウンドにドンピシャ
英語圏以外の客も多かったな…私の周り南米かポルトガルスペインとかの言葉話してるひとめちゃいた ロシア語?話してるひともいた 幅広
[image or embed] — kai (@flower-lens.bsky.social) 23:38 · May 18, 2026
チノのルーツからしてスペイン語とかは納得するんだけど、「スパシーバ!」って連呼してたひとがいたんだよね。ロシアにはゴスっ子が多いんだっけか? 今やインバウンドや日本在住の海外勢のおかげで外タレが大バコでライヴ出来てる感じがする
|
| 2026年05月17日(日) ■ |
 |
| 『ONE PLUS ONE VOL.3 TETSUYA TAKAHASHI × TATSUYA KASHIMA』 |
 |
『ONE PLUS ONE VOL.3 TETSUYA TAKAHASHI × TATSUYA KASHIMA』@BAR?CCO
ハシゴでこちら。このデュオであれとかあれとか聴けてもう
[image or embed] — kai (@flower-lens.bsky.social) 1:23 · May 18, 2026
人生の理不尽への口惜しさみたいなものが優しい音に転じるような。なんだろうな。諦めとも違って達観とも違う。闇雲なポジティヴさでもない。
----- Vo、G:高橋徹也 B、Vo:鹿島達也 -----
以前観た高橋さんと鹿島さんのデュオすごくよかったんだよな〜5年くらい前だったかな〜と調べたらなんと12年も前だった。まじで…時間過ぎるの早い……サラヴァ東京ももうありませんからね。数年ごとにやっていて、今回は高橋さん曰く「2〜3年ぶり」くらいだそうです。
鹿島さんにやってみたい曲はある? とリクエストを募ったら3曲選んできたそうで、その3曲がえらいよかった。「意外な人」、「Swing」、「女ごころ」。「女ごころ」以外はそもそも演奏されることが少ない楽曲でレア、ということもあったけど、「意外な人」がめちゃくちゃよかったなー。リズムが裏打ちで歌メロもレゲエっぽいのにそうならないところ、高橋さんの野生の思考。野生なのにもはや名人芸。そしてこの詞にはこの曲しかなかろう、これは運命だ! とすら思わせられる、「生まれる前から一緒です」みたいな──自分でも気味悪いこといってんなと思うけど──詞と曲のニコイチ感。言葉が脳に直接ズドンとくる(これも気味悪いな、我乍ら)。
この曲で鹿島さんが使っていたベビーベースの話が面白かった。サステインがないのが特徴で、歯切れがいい音になるとのこと。面白い音になるので音源も聴いてみてねという話。楽器自体がもうつくられていないので持っているひとは少ないらしい。
これかな。 ・Ampeg 1960's Baby Bass BB-5 "Original Five Strings with White Finish"┃GUITAR TRADERS サルサ等で使われることが多いそうです。あっ成程レゲエというよりサルサか!
そこから『REST OF THE WORLD』の話になり、『ある種の熱』がいかにいい作品かという話になり、メジャーからインディーへ移ったときの思い出話などに花が咲き。「女ごころ」を当時のレコード会社のひとから「演歌(のタイトル)みたい」といわれ、カチンときて「サマセット・モームの小説からなんですけどぉ(早口)」と説明したというエピソードが面白かった。鹿島さんが「サマセット・モーム知らないのかよ〜とか思ったでしょ」と応えて尚更ウケる。鹿島さん高橋さんの習性よくわかってる。20代半ばでこんなタイトルにこんな歌詞よく書いたなと今唄ってて思ったとかいってました。ほんとね。
デビュー前からずっと一緒に演奏している鹿島さん。節目節目で相談したり、アドバイスをもらって「うっせえなあ」と思ったり(笑)しつつ、曲が出来たらすぐ聴かせて、すぐ感想が来て「すごくいいよ!」といわれるとやっぱりうれしいという話。「いや、ほんとによくないといわないから」と鹿島さん。信頼関係が窺えました。でもなあなあな仲ではなく、軽口(というより憎まれ口か)を叩いていても緊張感が高い。お互いの逆鱗を知っているからこそ、そこへは触れないように神経を尖らせている感じ。それが演奏にも反映されている。互いの才能へのリスペクトともいえる。
上田禎さんの話題はやはり出る。何の曲だったかな、褒めてくれたとき「ちょうどいい!」っていわれたんですって。「丁度いい」ではなく「超!ドいい!」。「バカにされてんのかなと思った」というところがものすごく高橋徹也。この日は「惑星」やってくれて「惑星」大好きマンは心の中で滂沱の涙を流していたのですが、やはり思い出されるのは『THE ROYAL TEN DOLLAR GOLD PIECE INN AND EMPORIUM』における上田さんのピアノによるイントロ(というより導入か)。この日は鹿島さんのダブルベースソロによる導入でした。インプロ的な入り方だったので「うーん、これ『惑星』? 『惑星』か?」と聴き入っていたところビンゴだったので無表情でキエーとなってた。アウトロのダブルトーンに「待ってました!」と心のなかで大向こうを送る。はー好きすぎる「惑星」。
自分の母親が僕を生んでいなかったら他の人生があったのかも、それはどんな人生だっただろう、とポツリと話されてましたが、それは何故上田さんがこの病に、という煩悶にも繋がるようにも思う。悔しい、でも外的なことが原因ではないので責める対象もない。ただただ何故と思うし、ただただ悲しい。しかし本人も、周囲のひとも諦めてはいない。諦めないことそのものを希望とするしかない。上田さん支援のチャリティライヴの告知もありました。
本編最後は「犬と老人」。前述の「20代半ばでよくこんな歌詞を……」という最たるものですよね、これ。もはや老成とかの域ではなく、彼岸から見る光景なんじゃないかとすら思う(また気味悪いことを)。当時高橋さんにこの歌詞を書かせる何かがあったのか、いや、そもそもの気質としてこの世界を描ける才能を備えているのか。ではその感性を磨いたものは何なのか。環境、母親からの愛情、それそも……。いろいろ思いに耽りつつ帰路に就きました。
-----
その他。
・Steve Kuhnの「The Meaning Of Love」を、高橋さんによる日本語詞でカヴァー。鹿島「日本語詞をつけてくるとは思わなかった。俺もライヴでカヴァー曲唄うこと多いんだけど、これ使っていい?」。カヴァーにおける日本語詞についての毒もいろいろ吐いていたところがとても高橋徹也でした(微笑)
・鹿島さんのソロ作から「Beach」も披露。ヴォーカルは勿論鹿島さん。歌も素敵!
(20260521追記) ・ライブ後記 ONE PLUS ONE vol.3┃ 夕暮れ 坂道 島国 惑星地球 高橋さんからライヴ後記出ました。セットリストも
|
| 2026年05月09日(土) ■ |
 |
| NODA・MAP『華氏マイナス320°』 |
 |
NODA・MAP『華氏マイナス320°』@東京芸術劇場 プレイハウス
書き手の胆力と、演じ手の膂力。見えない世界は見ていない世界であり、知らない世界 『華氏マイナス320°』
[image or embed] — kai (@flower-lens.bsky.social) May 9, 2026 at 23:00
そして、知らない世界は知ろうとしていない世界。
天皇制、太平洋戦争、シベリア抑留、ベトナム戦争、連合赤軍浅間山荘事件、北朝鮮による日本人拉致事件、日航機事故、日野OL不倫放火殺人事件、オウム真理教が起こした数々の事件……特定のフェーズを神話に絡め描くことが続いていた野田秀樹。今回はとりあげた事象が複合的なものになり、その分「謎解き」の要素は減った。それはより多くの問題と、より複雑な社会を浮かび上がらせた。
個人的にはこの「謎解き」になるべく揺さぶられないようにしたいと思っている。インパクトを楽しみたくはないのだ。ただ同時にその「謎解き」を構成すべく膨大な資料にあたっている(筈)の書き手の胆力に脱帽してもいる。知っておかねばならないと、自分もそういった文献を積極的に読むようにしてはいるものの、それでも参ってしまう。しかしやはり、それでも知らねばならない。作品を描くために、ストーリーを立ち上がらせるために、この書き手はどれだけの資料にあたっているのか。そしてその世界を舞台で表現する役者たちは、どれだけその事象に引きずられないでいられるのか。そのことを考えた。
作品のトーンは「祈りの三部作」(『ザ・キャラクター』『表に出ろいっ!』『南へ』)に近いだろうか。『21世紀を憂える戯曲集』のあとの、『21世紀を信じてみる戯曲集』に収められた作品群だ。信じ難いことが次々と起こり、信じたくない未来がよりくっきりと像を結び始めた21世紀。それでも、「信じてみる」。信じてみることで、パンドラの箱のなかには希望が残る。
今作の「史実」は複数ある。実際にあった出来事と、進行形の問題。ガラスの天井とガラスの崖、ルッキズム、命の選別。原木からひとつの形が彫り出されるように、予感が像を結んだときの衝撃は過去の作品よりは弱い。しかし、その弱い衝撃が何から来るかと気付いたときのボディブローは激烈に重い。何故その事件は起こったか。それは自分を含む世間が、そのことを「折衷案の善人」(笑うところですよ、といっていたけどこれ、実に的を射た台詞だ)として知ろうとしなかったことにある。そして名付け。そう名付けたことで、お前たちはわかったような気分になっているのではないか? 痛い指摘だ。見ているけれど知ろうとしていない。それは見ていないことと同じことだ。知ろうとしたとして、未知のものに名前をつけることで安心したり、沈黙したままでいればやはり同じことなのだ。
見えていないものを見ること。知ろうとすること。知らないものの存在を消さないこと。名前を付けたなら、何故その名なのかを考え続け、言葉へと変換すること。広瀬すず演じるメフィストは、「天使」と名付けられている者たちに怒れといった。そして大倉孝二演じるハーメルンの笛吹き男は、お前たちは何をいってるかわからないといった。言葉になっていない、と。では、次はわからない言葉をどうわかるように伝えるかだ。阿部サダヲを演じる阿部サダヲは(阿部サダヲは今作でタスケテと阿部サダヲを演じる)、その言葉をMISAKI演じるMISAKIとともに観客に差し出す。
『ダイアログ・イン・ザ・ダーク』に参加したときのことを思い出した。たった一度の自己紹介で、参加者全員の名前と位置を把握したアテンドの方。脳は100%使っているのだ、ナイトヘッドなんてないのだ。使う環境と状況により、表出する部分が違うだけだ。「信じてみる」などと思わない段階に、それがあたりまえだと誰もが知っている段階へと至る世界を「信じてみる」。
野田さんは「見ようとされていない者たち」を見続けている。忘れられている者たち、気付かれていない者たちを探し当て、見ているぞ、伝えるぞ、と叫ぶ。それはまだ過程であり、途上であり、そして野田さんが書き続ける限り続く。バベルでバラバラになった言語は、あらゆる手段で翻訳、通訳されていく。そこに希望を見る。可能性といってもいい。「信じてみる」に値する可能性だ。「折衷案の善人」には、こういう可能性もある。
これをこの役者にいわせるか、という台詞がいくつかある。役者は世間一般でいうところの「それをいっちゃあおしまいよ」な言葉を、役を通してならいくらでもいえる。その際、その言葉により役者自身が傷つくかもしれないなんてことをこちらが考えるのは野暮なことなのかもしれない。だからこそ役者は超人じゃないとやってられない、超人じゃないならやらない方がいいと迄思わせられてしまう。あの役は大倉さんという超人が演じたからこそ俯瞰で見ることが出来た。心眼を喚起させてくれる役者だ。
森田真和をはじめ、アンサンブルに知った顔が多かった。継続による連携の円熟も感じさせる。彼らは井手茂太による振付の美しさを、随所で存分に見せてくれた。ブレヒト幕に象徴される布は、時間を超え、場所を変える。死者を包む。生まれてくる命をくるむ。新しく生まれてくる命に人類の宿題を押し付けてはならない。音を排したラストシーンに希望を、可能性を「信じてみる」。
MISAKIさんに拍手のハンドサインを送れなかったことを後悔。昨年デフリンピックが東京で開催されたとき、いろいろなメディアで拍手のハンドサインを紹介していて知っていたのに。咄嗟には出ないものだな。字幕をつけてほしかったと思うのは、手話を理解し得ない者の傲慢だろうか。とはいうものの、字幕をつけないことで「わからない言語がある」という状況を示すための演出だったのだろう、とも解釈している。
-----
・キャシディ・ランドール『華氏マイナス三十度』(国書刊行会) 1970年、女性のみでデナリ登頂を成功させたパーティーについてのノンフィクション。2025年10月に刊行されたものですが、野田さんはいつ知ったのだろう。もともと「山」に対する興味が尽きない印象があるので、とっくの昔に知っていて原書も読んでいるのかもしれない
・余談。広瀬さんの前脛骨筋がすごかった。いや、丁度目線の高さがこの位置だったんですよね……ここに筋肉がつくってどういう? ああ、キックボクシングやってるからか! と思い至る。相当鍛えてるよなあ。とにかく動きにブレがない。キレがよく、どんな姿勢でもバランスが保たれている。それがわかっているから、野田さんは彼女に、自在に身体を動かせていたかつての自身を投影させているのかもしれない。それは継承というものなのかもしれない。そして今の野田さんは、橋爪功が舞台に立つ姿を自分の未来として想像している、のかもしれない
・にしても、橋爪さんの台詞の通りよ……声を張らず、ブツブツ呟く台詞さえ通ること通ること。感嘆
|
| 2026年05月06日(水) ■ |
 |
| 2026年のSPARKS |
 |
SPARKS@duo MUSIC EXCHANGE
いつだって最新が最高に格好いい! 絶対また会いましょう〜! #SPARKS #スパークス
[image or embed] — kai (@flower-lens.bsky.social) May 7, 2026 at 0:40
「また来るよ」とラッセルは約束してくれた。その言葉が今の時代とても切実に響いた。
前日にCorneliusとの共演もあったのですが、追加の単独を選びました。スケジュールが立て込んでてな……。おかげで5日は窪田さんと啓子さんの共演が観られた訳ですが、6日は6日でDRIVE FROM 80s | SHINJUKU LOFT 50th ANNIVERSARYと被っていたのよね。S-KENの新しいバンド(しかもゲスト町田康)もリザードトリビュートも観たかったよー。
2023年以来のduo MUSIC EXCHANGE。いつも通り柱が邪魔です。フロア後方の一段高いところを確保するも、上手寄りなのでよりにもよってセンターが見えず視界は三分割。まあ仕方ない…フロアに降りたら降りたで視界遮られまくりだもんな(低身長)……。
すっかり定番、ラッセルの「行きましょう!」に続きロン兄の奏でるエレピのスタッカート、「So May We Start」でスタート。兄弟+3の5人編成、近年ずっと同じメンバーなので安定感抜群。上手側にいたギターのイーライがよく見えました。相変わらずいい仕事。にしても今回音が良かったというか、エレポップよりのセトリが映える音作りだったというか、電子音が割れる寸前のいいところでバキバキに鳴るんですよ。duoでこんなに音いいの珍しい気もする。「Do Things My Own Way」とかシビれたシビれた。ドラムも軽やかかつハードなところはビシッとキマるし最高最高。
半世紀に及ぶディスコグラフィ、ライヴで聴いたことのない曲はいくらでもある。その上コンスタントにリリースされる新譜からのナンバーが、次々とライヴで欠かせないものになっていく。兄弟の創作意欲とクリエイティヴィティに脱帽するばかりです。あれも聴きたいこれも聴きたい、でもどれを聴いても満足だし、あれやらなかったこれ聴けなくて残念、とは思わない。懐メロではなく普遍の名曲が増える一方。
ほぼ座奏で動かない兄がよく見える位置を確保したものの、弟…ときどきしか見えない……と思っていたらラッセルが「ポールの後ろにいるみんな〜!」とか声掛けてくれて感激。なんて優しいの!(泣)ステージから見ても違和感ありまくりなんでしょうね、この柱。それもあってか(なくても!)ラッセルは、フロアにいるひとりひとりを見つめるようにステージの端から端迄動きまわってくれる。アイドルの輝き〜! それでいて歌は全然ブレない。張りのある地声、ブレない裏声。本当にすごい。
スパークスのライヴはいつも終われば掌がパンパン。ハンドクラップ、シンガロング、ジャンプジャンプ。身体性が高いというかアクティヴというか、「変態ポップ」とかいわれたりもするけれど、ライヴの場はとてもヘルシーで爽快でもあるのです。それでいて言葉のリフレインが心に沁み入る。「(Baby, Baby) Can I Invade Your Country」は強烈な皮肉と静かな怒りを秘めた歌として、「All That」はラッセルが「友達」といってくれた私たちと彼らとの関係を振り返り、そして未来を見つめる歌として。
5日にゲストで布袋寅泰が出たというのは伝わっていましたが、なんと本日も来ました。やっぱデカいわ……duoはステージが低く、後ろからだとメンバーの上半身しか見えないんだけど、布袋さんひとりだけヌッと出っ張っててよく見える、いちばん見える。ロン兄とハグしたら覆い被さる形になりロン兄が全く見えなくなった(笑)。あのギターで「This Town〜」のあのリフを鳴らされたらやっぱアガりますねー。演奏後ハケる際、イーライとフィストバンプしてたのが微笑ましかったです。
ラッセルの「また来るよ」、ロン兄の別れ際の仕草。それはいつものことではあれど、日に日に不安は大きくなる。本当にまた会えるだろうか。また日本に来てくれるだろうか。でも、いつか本当の別れが訪れるとき迄は、再会を信じ続けよう。きっと笑顔でまた会える、会いたい。
-----
Setlist(setlist.fmより)
01. So May We Start 02. Do Things My Own Way 03. Reinforcements 04. Sherlock Holmes 05. Beat the Clock 06. Mickey Mouse 07. Running Up a Tab at the Hotel for the Fab 08. Let's Get Funky (Ron's Version) 09. Porcupine 10. A Walk Down Memory Lane 11. JanSport Backpack 12. Music That You Can Dance To 13. When Do I Get to Sing "My Way" 14. The Number One Song in Heaven 15. This Town Ain't Big Enough for Both of Us (with Tomoyasu Hotei) 16. Whippings and Apologies (with Tomoyasu Hotei) 17. My Devotion encore: 18. (Baby, Baby) Can I Invade Your Country 19. The Girl Is Crying in Her Latte 20. All That -----
5日とセトリは同じですね、曲順は「A Walk Down Memory Lane」と「My Devotion」が入れ替わっている。それにしても久しぶりにやる曲、初めてやる曲が多かったんだな……初お披露目が日本ってうれしい。そして「Mickey Mouse」が2009年以来って、O-EASTでやった『An Evening With SPARKS「Heavenly Creatures」』以来ってこと!? ビエー(泣)
絶対また来てね! 元気で!
|
| 2026年05月05日(火) ■ |
 |
| KOJI WAKUI presents 鰐の穴 vol.74『おとなの子供の日』 |
 |
KOJI WAKUI presents 鰐の穴 vol.74『おとなの子供の日』@原宿クロコダイル
オリジナルに加えサイモン&ガーファンクル、ボブ・ディラン、ビブラトーンズ(!)、松田聖子(!!)と盛り沢山でございました プロテストソングもしかと受け止めました!
[image or embed] — kai (@flower-lens.bsky.social) May 6, 2026 at 0:48
啓子さんかっけーーー バックドロップの古代文字も啓子さん書とのこと(その辺を和久井さんに詳しく訊いてほしかった)
[image or embed] — kai (@flower-lens.bsky.social) May 6, 2026 at 0:43
----- 東京暮色(和久井光司:vo、g、平松加奈:vn、spicy-marico:b、根本久子:drs、窪田晴男:vo、g) ゲスト:小林啓子:vo、川原伸司:key -----
お初の東京暮色。和久井さんと窪田さんのバンドということでずっと気になってはいたのですが、活動状況や告知が主にFacebookなのでなかなか気付きづらく……。今回はポンチさんに「啓子さんが窪田さんと共演するみたいだけど?」と連絡をもらい、ビックリして(笑)行くことに。啓子さんはTaigen Kawabe(Bo Ningen)のお母さまです。川原さんのことは寡聞にして存じ上げず、帰宅後調べてみたらめちゃめちゃ大御所プロデューサーではないですか。だから松田聖子のことあんなに偉そうに話してたのか(失礼)。羽佐間健二って名前は知ってた!
1st setは東京暮色のみ、2nd setはゲストとともに。窪田さんも結構唄います。あっ、これは窪田さんの曲だろ、と思うと実際そうで、長年聴いているとわかるものだなと我が身を振り返りもしました。カヴァーも盛り沢山。ビブラトーンズの「金曜日の天使」聴けるとは思わなんだ、変な声出た。洋楽のカヴァーは和久井さんが日本語詞を意訳でつけたもの。プロテストソング多めだったようにも思いました。今の世の中、いいたいこと沢山あるよねー。フロアも沸きますよ。
男性陣はサさんいうところの「普段着から普段着に着替える」衣裳でしたが、女性陣は華やかな装いで演奏はバキバキという格好よさ。5弦のエレクトリックヴァイオリンをミニワンピ姿で自在に操る平松さん、めちゃ素敵! 三谷さんの『シャーロックホームズ』の音楽を担当した方です。啓子さん登場時には全員衣裳替え、揃いのコートとサングラスでゲストへ敬意を払います。皆格好よかったよ! が、窪田さんはメガネの上にサングラスをかけるという有様であった。ほんとファッションに頓着ない……。
それにしても啓子さん、すごい迫力。「持たされた」と仰ってましたが“FUCK THE FASCISTS”と書かれたプラカードを肩に掛け、ハスキーな声で唄う姿が絵になること! フロアの空気もガラリと変わり、固唾を呑んで見つめる感じ。ペトゥラ・クラークの「Downtown」も松田聖子の「瑠璃色の地球」も、啓子さん独自の歌になっており聴き入ってしまった。特に「瑠璃色の地球」はなあ……今唄われるからこその重みがあり、これからも唄い継がれていってほしい名曲でもあるなあとしみじみ。
和久井さんと川原さんが啓子さんに声を掛けたようで、窪田さんとはあまり交流がなかったみたい。編成の都合でエレギで演奏する予定だった曲をアコギですることになって(アコギのギターソロめちゃ新鮮)「すごいわね、急でも変えられるなんて」と啓子さんに声を掛けられた窪田さん、「いや、そんな」みたくしどろもどろになってました。照れ屋か。しかし和久井さんも川原さんも「啓子さん呼べた!」「啓子さんに唄ってもらえた!」とキャッキャしてて面白かった。終演後の写真撮影も満面の笑みだった。
MCは皆が好き勝手喋るスタイルだったので(いつもそうなんだろうか)、ひとりが「ニール・ダイアモンドやジョニー・キャッシュ復活におけるリック・ルービンがいかにスパルタだったか」と始めて何何何? と思ったところに違う話が被ってきてうやむやなまま終わったりしていた。続きを聞かせてくれ…おじいちゃんたち皆ひとの話を最後迄聞かない……。窪田さんのサエキけんぞう評なんて滅多に聞けないのにそれも尻切れトンボだった。興味深い話だったのよ、窪田さんってサエキさんのことそう思ってるんだーって。啓子さんの古代文字の書もなんて書いてあるかとかどうしてこの内容なのかとか訊いてくれよー。
と、ところどころハラハラしつつもいいもの聴けました。楽しかったー。そしてクロコダイルはごはんが旨い、本日は麻婆豆腐をライス付きで。ごはんメニューが豊富にあって着席で食べられるライヴハウスもいいものです。
|
|