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2026年06月27日(土) ■
『GET CRAZY "6・9 SPECIAL!!" 2026』
『GET CRAZY "6・9 SPECIAL!!" 2026』@Shimokitazawa 440無事開催されてよかった〜ライヴもめちゃめちゃよかった〜 共演40年ぶりですって、オーラスは「A列車で行こう」! 440でテーブルとっぱらってスタンディングだったの初めて🔥[image or embed]
— kai (@flower-lens.bsky.social ) 1:41 · Jun 28, 2026 普通に来た客、出演者、出演者の家族に友だちが自然に交流してて気持ちのよいフロアだった〜こういうのが好き。クラブ慣れしてるひとが多くてよい。 昨年はキヨシさんの怪我で中止になってしまった(経緯はこちら 。ほんと災難でしたよね……)『GET CRAZY』、今年は無事開催です! しかし台風接近のため、開催の有無は当日15時発表ということになり自宅待機。ヒヤヒヤした……2年連続で中止にならなくてよかったよ!!! キヨシさんは札幌在住のため飛行機が飛ばなかったら、と思っていたのですがスカフレとのリハもあったのでしょう、前乗りしていたようです。よかった。 久々スカフレは「ほぼスカフレイムス」、ドラムがサポートの方でした(お名前失念)。作務衣姿の(似合う!)伊勢さんは座唱だったけど、声の張りも伸びも色気も健在。てかスカフレの皆さんダンディで素敵よねえ。それぞれが被っている帽子のコーディネートもキマッてて格好いい。「キヨシちゃん明後日誕生日! 古希だって! おめでとう!」「一緒にやるの、40年ぶり! 俺らがRSRFに出たとき(2015年ですね!) ちょっとやったけど」。そうよなー住むとこ遠くなると機会がなかなか……しかしエゾで共演聴けるなんて、めちゃよさそう。それにしても40年ぶりって! どちらも80年代から活躍されているのでそのくらいにもなるか……続いていることの奇跡に感謝するばかり。 転換中もキヨシさんのバンドの演奏中も、スカフレのメンバーは楽屋にこもっていることなんかせずフロアをうろうろ、来場者との会話を楽しんでる。機嫌よく酒が呑めるひとたちっていいよねえ。 さて、キヨシさんの今のバンドセット初見です。Chocolate Dandliesはvo,g/key/drs/tbって編成がめちゃよい、唯一の菅がtbてのがまたよい! ベースレスなのでkeyとtbでボトム支える感じなんだけど、どちらもソロをバシバシ弾く(吹く)し、ゴキゲンなナンバーが続いて時間を忘れる。というかサポートのしゅうへいさん(from beat sunset)のtb、めちゃいいですね……世代が違うっぽいけどどうやって出会ったのかしらと思っていたら、beat sunsetが札幌のバンドなんですね。こうやって土地土地のシーンが繋がっていくの、そしてそれを紹介してくれるの、いいなあ。 途中フロア(関係者エリアみたいなとこ)にいた中須さんが手持ちの楽器で演奏し始め、気づいたキヨシさんが笑ってステージに上がってきなよとジャスチャー。自然とセッションになったところにもニッコリ。40年ぶりなのに、音楽があればすぐに近づける。 「知らぬ間に心さわぐ」も「スターダスト」も聴けてうれしかった。日本語詞がほんと沁みる、あの歌声で聴けるのが沁みる。「知らぬ間に〜」は窪田晴男の『東京的 vol.1』 で聴いて、というかそもそもこれがキヨシさんを知るきっかけだったので思い入れがあるのでした。思えば夜遊びの入口はS-KENのカメレオンナイトだった。つくづくワタシは窪田晴男で音楽で出来ている。テクノシーン以前のクラブ活動の楽しさを教えてくれて有難うと心のなかで叫んでおりました。 欲をいえば「What a Wonderful World」も聴きたかった……これはまたのお楽しみですね。 セッションはステージ上に13人とかいるからぎゅうぎゅうで、エマーソンさん「(ハケたとき)楽屋に入れなかった」だって(笑)。「A列車で行こう」では絶妙のソロまわし、ブレイクがビシッとキマッて痺れる。 「おじいちゃんたちががんばります」みたいなこといってたけど、ほんと皆さんこれからもお元気で。古希おめでとうございます!
2026年06月26日(金) ■
Shibuya CLUB QUATTRO 38th ANNIVERSARY『Our Chef's Choice』
Shibuya CLUB QUATTRO 38th ANNIVERSARY『Our Chef's Choice』 eastern youth × MO' SOME TONEBENDER@Shibuya CLUB QUATTRO渋谷クアトロ38周年おめでとうございます高橋オペレーションチーフ通称オペチーご勇退おつかれさまでした北は北海道から南は福岡まで高橋さんにお世話になった両バンドとも演奏はバッチバチのバチバチでございました![image or embed]
— kai (@flower-lens.bsky.social ) 1:13 · Jun 27, 2026 この提灯、『Our Chef's Choice』出演者全員分あったんです。本日のプログラム以外の分はロビーにずらりと並べられていて壮観でした。お祭りだ! 他の出演者はこちらの画像参照。ちなみに開催中のサイトには、何の説明もないまま「いいちこ」のロゴが輝いておりました(笑)。 オープン以来、毎年何かしらのアニバーサリーイヴェントをやっているクアトロですが、38というちょっと半端な数字。そしてこの豪華な…というか一定の世代に訴えるものを感じるラインナップ……何故だ? と思ってはいたのです。両バンドのMCで判明しました、今年で�盒兇気鵑�ご勇退されるとのこと。吉野さんは「今はオペ? チーフ? オペなんとかいうのになってるらしいんだけど、そんな呼び方慣れないんで、店長、元店長といわせてもらう」と仰ってました。上記リンクの画像の右下に描かれている似顔絵の方ですね、ということは「Our Chef」のChefはきっと�盒兇気鵑里海箸覆里世蹐Δ覆函�いいちこはきっと高橋さんがお好きなのでしょう(微笑)。 怒髪天のスタッフさんがいちばん詳しく書いていてくれた。高橋さん、古希のお祝いでもあったそうです。 さてこの日は台風が接近中、雨天日のライヴハウスはなかなか動きづらい。傘を置く場所を確保したり濡れた荷物や服を拭いたりでロビーは大混雑。そもそも場所が場所なんで、利用者が多く動線がメチャクチャな現在の渋谷駅からの道が歩きづらいことこの上なかった。それでもフロアはいっぱいで、開演前から期待に満ち満ちでした。このメンツで対バン組めるってのがクアトロならではですよね。貴重。 ----- 先攻モーサム。ライヴを観るの、多分ピクシーズのFA以来 ……てことは20年ぶり。うっそお、ついこないだな気分だよ。そして武田さんがホットパンツを履かなくなって随分経つのに未だにホットパンツで出てくるかな? などと思ってしまうのをやめたい。しかし演奏はとにかく凄くて、当時も3ピースとは思えない程の音の厚さでビックリしたものだが今回も同様であった。イサムさんのドラムの音がデカい。重い。なのにモタらない。すげえーと思っていると、途中イサムさんがドラムを離れいそいそとギターを抱え……噂には聞いていたが本当にギター弾くんだ。てか百々さんのインタヴューで「イサムがギター弾きたいっていってきて」って話してたのは憶えてるけど一時的なものかと思っていた。水野さんという方がサポートでドラムに入り、中盤は4ピースになりました。水野さんのドラムもすげえかった。 フロアの熱量もすごくて、モーサムって活動がマイペースなイメージがあるので、ライヴも今はそんなに頻繁にはやらないのかな? 特に男性陣の「イサムさーん!」「武田!」「水野さーん!」との声が飛びまくっていた。ももくんに声が飛ばないのは何故。武田さんはブリブリのベースは勿論トランペットに奇声にと大活躍、トランペット吹くときは何故か内側にお面が仕込まれたTシャツを捲り上げ(ロバート秋山のアレです)顔を覆っていた。あの状態でどうやって吹いてるのか判らなかったが、音はちゃんと出ていた。MCも主に武田さんだった。 ももくんは終始ハイテンション。演奏自体も格好よかったが、ギターの使い方が面白かったなー、あのサイレンみたいな音とか。イサムさんが弾いてないときでもギターの音が複数聴こえる。エフェクターでループかけたり色々と仕込んでいるみたいだった。「ありがとう」と高橋オペチとの思い出くらいしか話さなかったけど、その思い出というのがいい話ばかりだった。高橋さんに初めて演奏を聴いてもらったときのこととか、福岡から上京して初めてやったライヴがクアトロだったとか。これからも呑みたいみたいでしたよ。 余談だが、ももくんを見てると何故か川島道行のことを思い出すのでした。なんとなーく雰囲気が似ている感じがするのよね。川島さんが亡くなったときもやさしいコメントを出してくれていたので、自分のなかではいいひと認定なのでした。 ----- 後攻イースタンユース。今回結構アレンジ変わってるところがあって、それがまたよくてなー。昨年のワンマン 以来だったので半年の間に何があった!? と思ったけど、いや、実はここ数年で徐々にモードを変えてきているのかもしれない。村岡さんが入ってからのトリオの輪郭がハッキリしてきたというか。吉野さんと村岡さんがハモるパートも増えてきてて、それがまたとても心地よい響きなのです。ライヴではほぼ毎回やる定番曲の他に、今回レアな選曲もあったように思う。「破戒無慙八月」なんてギターとベースのやりとりが始まった途端どよめきが起こりましたもん。これ、ワタシ村岡さん加入後初めて聴きましたよ多分。 曲間のインプロの緊張感も好きな場面で、吉野さんのトーンやコードに村岡さんが即反応していく緊張感がたまらない。吉野さんはMCしたりチューニングしたり水飲んだりし乍ら自然に演奏に入っていくんだけど、村岡さんがそれにすぐピタッとつくのね。その音を聴いて「次の曲はあれだな」と予想するのも楽しい。「砂塵の彼方へ」の導入はいつも最高で、いつも「おおお!」とかいってしまう。本日は隣のおっちゃん(つうても同世代よな)とハモって叫んでしまいました。 触れれば切れるような激しい演奏とは裏腹に、楽しいMCはいつものこと。「お足元の悪いなかご来場有難うございます」「モーサムとやるのは久しぶりで……フェスで一緒になったりはしてたけど。こないだフェスで、ステージ袖からモーサム観てたらなんだか知らないひとがいて(武田さんのこと)奇声を発していて。キャーッとか。えっ、あれ、武田くん? あまりの変わりように驚いて、その日の(自分たちの)演奏は散々だった」「今日は楽屋のモニターで観てたんだけど、武田くんがラッパ吹くとき梅宮辰夫になったのがよく見えなくて、というか違いがわからなくて。変わったかわからなかったんだよ。何やってるんだろうと思ってた」とかいって大ウケ。演奏とのギャップが大きすぎる。 しかし終盤、来てくれて有難うといったあとに「みんな、信じてるからな」といったのが印象的だった。どういう意味なのかは考えてしまうけど、世の中についての思いが同じ、ということかなと勝手に解釈。こんな世の中ですからね。余談だけどこないだ吉野さんがこうツイートして くれたの、うれしかったんだよな。ダンマリを決め込まないでくれたの、心強いというか。というかひとに頼ってないで自分も心をしっかり持たねばと思った次第。 アンコールでは吉野さんがどうぞ、と村岡さんにMCを促しフロアから拍手が起こる。「初めて渋谷クアトロに来たのは2000年の極東最前線で、3デイズをやったときです。当時は就職していたので有休をとって岡山から観に行きました」。どよめきと再びの拍手が起こる。それが今、観に来ていたバンドに加入してステージの上ですよ……いい話すぎる。ちなみに加入してもう10年だそうです。うっそお、ついこないだな気分だよ(再)。 そうそう、村岡さんのアンプに飾ってるお面がいつもの逸ノ城じゃなくてなんか知らんおじちゃんだったので誰あれ……となってたらこれが高橋さんだったのでした。吉野さんが教えてくれなかったらわからないままだった(笑)。 客入れ+転換BGMがずっとシーナ&ザ・ロケッツ。きっとこれも高橋さんの選曲なのだろうなとしみじみした。知らない間に沢山のバンドを高橋さんに見せてもらっていたんだなあ。沢山の音を有難うございました、おつかれさまでした! ---- そうそう、村岡さんのアンプに貼られていたお面はこの方でした(にっこり)
2026年06月24日(水) ■
んoon『Zoo Fantástica』
んoon『Zoo Fantástica』@LIQUIDROOM ebisuやっと観られた〜うわーん最高 LIQUID満杯 #んoon[image or embed]
— kai (@flower-lens.bsky.social ) 0:27 · Jun 25, 2026 ----- vo:JC eb/eub:積島直人 hrp:ウエスユウコ key:江頭健作 --- drs:岸田佳也cho:(ふたり、どなたか存じ上げず…わかったら追記します) (20260629追記:Cho:Walter Jackson, Hannah Burton) --- guest vo:ACE COOL --- Opening Live / VJ:谷口暁彦 ----- 2ndフルアルバム『Zoo』のリリパツアーファイナル! ずっと気になっててようやく観られました。さ、最高…最高……。時間が経つの忘れたわー、終わってしまうのが名残惜しくて名残惜しくて、客電ついたあともしばらくフロアをうろうろしてしまった。 toeの山㟢さんが紹介していたのと、FLAKE RECORDSのダワさんが推しまくっていたので知ったんだっけか。どっちが先だったか。とにかく音源が格好よくて、ライヴ聴きたい! と思いつつもなかなか予定が合わず今回ようやく。そういえば一昨年toeとmouse on the keysが対バンしたとき 、toeのゲストヴォーカルにJCが来たんだけど全く見えなかったんだわと思い出した。「JC!」と山㟢さんが紹介して初めて誰がいるかわかったという。そして紹介されても、結局ひとめも見えなかったという。あの日のFEVERはパンパンで前のひとの背中だけを見ていたのだった。 という訳で念願の初ライヴでしたが、ワンマンで会場がリキッドってのに驚いたよね……こないだ迄WWW Xが定バコだったじゃん? 6割増しよ? 果たして当日券は出ていたもののフルハウスでした。すごい。いやでもなんかわかる……『Zoo』めちゃよかったもん、エポックになる気配ありありだったもん……勿論1st『First Love』も素晴らしかったんですが、なんだろう、今回化けたなって感じがすごいあって……。 しかしリキッドが埋まったことには本人らも驚いていたみたいで、JCは何度もありがとう、うれしい、こんなにお客さんが、こっち(ステージ)から見える光景をみんなにも見せたい、と繰り返し、積島さんは「リキッドには思い入れがあって。初めてここでやったのは7年前、2019年にtoeに呼んでもらってビビり散らかしてた。いつか絶対ここでワンマンやりたいって思ってた。それが今回叶って、しかもこんなにお客さんが……!」と感無量みたいになってた。積島さんは他にも「好きなものを見つけて続けること」「好きなことを見つけられる幸せ」についても山㟢さんの言葉を引用していた。toeってほんとに尊敬を集めているバンドだよなあと思いました。 は〜それにしても実際聴くとすごいね、むちゃむちゃアグレッシヴ。ライヴでこれ出来るんだという。でも音源とはアレンジ違うの。バンドー! て音になってるの。そもそも音源聴いててこれ何から出てる音だ? てのがライヴでも出音されているんだけど、見ててもさっぱりわからなかった……あのmini KORGみたいな音は誰が出してるのん。ギターが不在なのでリフやコードはkeyとhpが担うのかなと思えばbでも出してたり。そのbもカスタマイズしたベース(後述)とエレクトリックアップライトベースを使っていて、指弾きと弓弾き使い分けてて、従来のベースから出ない音が出てる。従来のベースの音も出てる。 そんでやっぱハープのリフがめちゃいい! ハープでリフ弾き続けるの、かなりハードだと思う。鍛錬だよなあと感嘆しきり。しかしウエスさんはんoon以前にハープを使ったノイズバンドをやっていたそうなので、プリペアドピアノならぬプリペアドハープも演奏出来そう。奥が深い、まだまだ謎が多い。終盤Aphex Twinの「Flim」のリフってかメロディをぶっ込んできたのにもギョッというかキエーとなりました。あれを! ハープで! サポートの岸田さんも強力なブレイクビーツを叩き出していて最高。そしてとにかく楽しそうに叩いていて、ずっと笑顔なんで自然と目がいきました。 序盤は照明が暗〜くて、スマホ撮影するひともいなくて(あのフロアで撮影してたら顰蹙ものよ。暗いのも演出のひとつだもの)、Massive Attackを彷彿させるダビーな音響で、そういえばJCと江頭さんは『Festival Echo '26』 のアンケート「フジロック26で絶対聞きたい推し10曲選!」にマッシヴの「Angel」を挙げてたなあ、いつか共演してほしいなあなんて思ってたんだけど、だんだんアッパーになるにつれ照明がカラフルになり、ミラーボールが廻り出したときの祝祭感といったらなかった。振れ幅大きい。ブレイクビーツ、ジャズ、ソウル、ブリストルに南米に、グランドハープ、ヴェルヴェットヴォイス……多様なルーツが見え隠れするのに何にも似てない! 雑種天国! やだもう大好き! JC加入前の初期のインストも披露され、積島さんは今バンドがニョキニョキ成長している実感があるみたいでした。バンド始めてから『First Love』出すのに10年とかかかってるのに、そこから『Zoo』が出るのに1年半しかかからなかったことに「いやー、いろいろあった……」と感慨深くなっているようでした。そこから、んoonの音源アートワークにはJCの写真が使われてて、幼女、少女、と成長していってるんだけど、「最後は骨になるね。そこ迄続けたいね」てなことをいってウケてた。「好きなものを見つけられてうれしい」「好きなことを続けられて幸せ」「皆さんもそういうものを見つけてください」。いやでもほんとにそうなればいいのにな、んoonの歩む道を聴き続けたいな。 「Forest」では音源同様ACE COOLが登場、どよめきすごかった。それ迄ゆらゆらアンニュイな感じで踊ってた前のひとがガバッとスマホ取り出して撮影しだしたのには笑った。しかしそこ以外はほんとフロアが暗くて(=スマホが光らない)こういうの久しぶりだなと思ったり。ダブルアンコールは「Tokyo Family Restaurant」、うわー(泣)。「この曲に、こんなヴィジュアル?」とかJCにいわれていたVJがまたすごくよくてさ……谷口さんが構築した仮想世界をPaku Paku man(あのパペットちゃんね。物販にもあるよ)が疾走(でいいのか? 下半身ないからさ……まあ駆け巡る訳ですよ)するんだけど、そのPaku Paku manの操演を谷口さんがライヴでやってたの。PCのカメラに向かって。それがスクリーンに映し出されるの。JCの歌に合わせて口をパカーと開けたり、くしゃっと閉じたり。かわいい、せつない。涙出そうになっちゃった。 そうそう、谷口さんOAでライヴもやったんだけど、それもVJと同期してて例の居酒屋とか路地に自身のアバターを徘徊させてて音もヴィジュアルも強烈でした。呑み屋のテーブルにツマミがじゃんじゃん出てくる! おもろすぎる! フジも同じ7人編成で行くんじゃないかな。Field Of Heavenの雰囲気めちゃ合いそう……行くひと、是非3日目のFOHヘ…てか配信お願いします……! -----・んoon - HEBITORA VIDEO このMVに惚れ込んでしまって、気になる〜といい続けている場合ではない、何がなんでも今回のツアーには行こうと決めたのだった。何度も見ちゃう。スローでもコマ送りでも見ちゃう。うさぎの表情が魅力的で不気味でかわいいんだよー。 これのライヴアレンジもすごかったな……! BPMもちょっと速めで。やられた・INTERVIEW 谷口暁彦┃んoon (「HEBITORA」のMVは)作り方としてAIに見間違いを起こさせるようにしている一方で、出来上がった映像を人間が見た時にも「あれ?いま一瞬変なもん映ってなかった?」みたいな錯覚のような感覚が起きて欲しいなと意識していて。だからその感覚を調整するために、映像のフレームレートをいくつにするかを、かなり悩んだのよね。結果として今回は12fpsになったんだけど、これは古典的なコマ撮りアニメーションのフレーム数でもあって。12fpsだと、動きの躍動感もありつつ、一瞬見える変なものに対する意識も残る。 ・んoon 積島直人が語る『Zoo』の低音【前篇】“ほかの楽器と全然タイムラインを別にするようなベースを弾きたい”┃ベース・マガジン 誰かが何かしらのネタを持ってくるんだけど、みんながそれをぐしゃぐしゃにしていくから、最終的には誰の曲なのかわからなくなる。誰のものでもなくなって、最後には“我々の曲”になる。 ・んoon 積島直人の愛器 30フレット仕様のカスタム6弦、NS Design製アップライト┃ベース・マガジン 前に使っていた楽器のときから、たりきこうぼうには行っていて。魔改造してくれるリペア専門のお店なんです。 ま、魔改造。そこからあんな音が出る
2026年06月13日(土) ■
『カッコーの巣の上で』
『カッコーの巣の上で』@PARCO劇場映画が大好きで戯曲も読んでたのに舞台版ずっと観られてなくて、今回ようやく。あのチーフの台詞がない! こういう幕切れになったか! と思うも、私は今回の結末も好きだなあ。松尾さんの演出で観られてよかったです[image or embed]
— kai (@flower-lens.bsky.social ) 18:21 · Jun 13, 2026 上演が発表され、まず調べたのはチーフ役は誰かということでした。この作品は、チーフ自身の、そしてチーフによるマクマーフィの救済の物語だと考えているからです。山口航太でチーフを観られて幸せでした。はえぎわ組は強いな! 何より、チーフを目覚めさせたマクマーフィを演じた間宮祥太朗が本当に素晴らしかった。 とにかく映画が大好きなので、これが今上演されるということに不安もあったのです。マクマーフィという人物は、決して褒められた生き方をしている訳じゃないから。そして今の社会はそうした人物を、とことん“ひとつだけの正しさ”で押し潰そうとするから。ラチェッド婦長を支持するひとも増えているかもしれない。だからこそ、この作品の演出を松尾スズキが手掛けると知った時に心強さも感じたのでした。社会からはみ出した、はみ出さざるを得なかったひとたちを、松尾さんはとことん優しく見つめているひとだからです。 『カッコー〜』には、ざっくり分けて原作、戯曲、映画のヴァージョンがあり、語り手の視点がそれぞれ異なります。原作はさわりしか読んでいないのですが(この機会にちゃんと読もう…)、映画版と舞台版には話運びにも違いがあります。映画版はちょっと現実離れしたところがあるんですね(それが映画のいいところなのだが)。外の世界に出ていくチーフを涙と笑顔で見送り乍らも「いやでもこのあときっと捕まるよなあ…逃げおおせても、こんな差別的な社会では生きていけないかもしれない……」と思ってしまうところもあったのです。 しかし舞台版は現実的でした。まず、チーフがマクマーフィを窒息させるシーンに大きな違いがありました。twitterには「今回の流れでは何故チーフが最後あの行動に出たのか伝わりづらいかなとも思った」と書きました。映画での「こうなった君を置いてはいけない、一緒に行こう」という台詞は、ネイティヴアメリカン(ドゥワミッシュ族)の格言、「死など存在しない。あるのは世界の変化だけだ」という死生観に基づいています。チーフはマクマーフィの魂を肉体から連れ出したのだと解釈出来ます。舞台版にはその台詞がなかった。しかしその後、落ち着いてみれば「人間の尊厳を守る」という意味で捉えればいいのだ、と思いなおしました。 そしてチーフが出ていくくだり。窓ガラスを突き破る、という物理的な破壊には至らず、仲間(と敢えていう)がチーフにどうやって逃げればいいかを指南し、その後の対処も任せろといってくれる。チーフはマクマーフィと、病棟にいた「出ていけない」彼らのことを、きっと忘れないだろうと思わせられたのです。外に出て熾烈な差別と迫害に遭い、再び心を閉ざしそうになっても、マクマーフィが病棟に来てからの日々、仲間たちと過ごした日々を思い出し、生き抜くことが出来るかもしれない。 それぞれ個性的な病棟の仲間たちの群像劇として、このラストは感動的なものでした。マクマーフィはウォーリアーだった、「小さかった」チーフは「大きくなった」=ウォーリアーになった。でもウォーリアーになれないひともいる。松尾さんは、そんな彼らを見逃さない。ウォーリアーになれないことに苛立ち、諦め、痛みを感じさせるデイル役を近藤公園に任せたところに、大人計画組の信頼関係を感じました。近藤さんが演じる“傷付いている”人物像にはいつも惹かれてしまう。菅原永二のスキャンロン、黒田大輔のチェズウィック、篠原悠伸のマルティーニ、金子清文のラックリーもそれぞれ魅力的で忘れ難い。そしてビリーを演じた坂東龍汰。“支配”に喰いつくされる役なだけに観ているこちらも辛くなる、痛みに満ちた演技でした。スパイヴィ医師を演じた皆川猿時は今作の清涼剤。“正しさ”はひとつではない、信念はファジーでいい。そのことを愛嬌をもって気付かせてくれました。 キャスティングを知った時点で「これは強烈、期待出来る」と思ったのはラチェッド看護婦長役が江口のりこだったこと。期待通り、いや、それ以上でした。患者たちを支配する、あの催眠術のような声。途中迄は「いやー、職務に忠実で熱心な仕事人ではあるのよね。大変ですよね」と思わせられるところもあったんだけど、ビリーがああなってからマクマーフィに向けた声音と表情でもう同情の余地はなくなった。職務の域を超えて、相手を屈服させることに愉悦を感じているように見えたのです。そう思わせられる演技。もうマジで怖かった。いやはやすごい役者さんです。 冒頭に最初に書いたように、間宮さんのマクマーフィーが本当に素晴らしかったです。めちゃくちゃな人物像なのに愛せる。強く通る声で仲間たちをアジる。娼婦たちと仲がいいのも無理ない、と思わせられる。その根拠は分け隔てないから。どんな相手にも分け隔てなく接する。男にも女にもキスをする、という行動はその象徴だったように感じました。あれ、単に笑わせるだけの意図ではなかったように思います。とてもとても、魅力的なマクマーフィ像でした。耳心地の良い口跡で台詞まわしにリズム感があり、ひとつひとつの言葉が刺さる。マザーグースの“カッコーの巣の上”をチーフと唄うシーン、とてもよかった。その前の、初めてチーフが喋るシーンのやりとりもよかった(笑)「ありがとぅ!」「もう一回はっきりいって」のとこ。 看護助手たちは皆揃って坊主頭。個性を配し均質化したような拵えで印象的でした。こういうとこ松尾さんらしい。それにしてもこのひとたち、betcover!!というか柳瀬二郎を彷彿させる出立ちでちょっとニヤニヤしてしまった。あと阿鼻叫喚の転換のところで、無表情のフジイ看護婦が踊るシーンがすごく松尾さん印でした。大好き。 ----・かつて苦手だった映画、カッコーの巣の上で┃ISO┃note 「アメリカ政府は''野蛮''なネイティブアメリカンを小さな土地に閉じ込め、自由を奪い徹底的に管理する事で''正常化''しようとした」という近代のネイティブアメリカン史を聞いてピンときた人もいるだろう。 そう、これは『カッコーの巣の上で』のストーリーそのものなのだ。 ISOさんによるチーフの置かれた境遇についての解説。『ウインド・リバー』 のことを思い出しました。『ウインド・リバー』は現代の物語ですが、移住させられたネイティヴ・アメリカンがその後どんな生活を送っているか、そこでどんなことが起こっているかが描かれています。『カッコー〜』後に観た映画なので、今回はそういった視点からも舞台を観られてよかったです ・PARCO劇場久しぶりだったんだけど、退場時に外の階段使わせなくなったのって昨年転落事故(事故というか、その、)があったからなのでしょうか。下のポケモンセンターが激混みということもあり、退場にすごく時間かかりました。リニューアル前よりも避難に不安を感じたわ…まあ非常時には開放するだろうけど
2026年06月10日(水) ■
『SIRĀT シラート』
『SIRĀT シラート』@新宿ピカデリー シアター2しょ、諸行無常…レイバーのノマドランド……終映後の静まり返り具合といったら 『SIRĀT シラート』[image or embed]
— kai (@flower-lens.bsky.social ) 0:36 · Jun 11, 2026 といいつつ『ノマドランド』観ていないんですがね……。かくも人生は困難で、死はいつでも隣にある。 身の程を知っているのでクラブには行くが野外レイヴには行かない。その思いがより強固になりました。思えばガチのクラバーだった友人の何人かが、レイヴを通過して40代を過ぎてから山登りに精を出すようになっている。やはり戻るのは自然なのか。今作はそういった自然や宇宙や神といった領域に迄行く“しかなかった”、そして現実に舞い戻る“しかなかった”登場人物たちの道行を描くロードムービーだ。具体的な移動と、魂というと大仰かもしれないが、心の内を巡る移動。 とはいえ、まずその自然ってのが砂漠。緑ない。木々と水辺と、鳥や虫と戯れて、とかそんな余興ない。オアシスは少しあったけど、そこも憩いの場というより、生きるための必需品である水を得るための最低限の場所だ。あるのは砂、風、強い日差し、そして音楽。究極のレイヴだ。砂漠にどデカいスピーカーを設置するところから映画は始まる。やがて人々が集まり、爆音のエレクトロニックミュージックでひたすら踊る。その中を場違いな父子が歩いている。レイヴに出かけたまま帰らない娘を探しているという。 モロッコ版『デソレーション・センター』 といえばわかりやすいだろうか。しかし今作のそれはオーガナイザーもいるんだかいないんだかわからない究極のDIY。サウンドシステム持っててレイヴをやりたい人が集まればそこがもう会場なのだ。軍から出て行けと追い出され、移動してはまたスピーカーを設置する繰り返し。ゲリラ的に開催されるので、公共交通機関で来られる筈もない。オフロードトレーラー必須。 軍が彼らを追い出すのは何故か。最初は核実験に使う場所とかなのかなと思っていたら、実際はより具体的な殺戮をするためのものがそこにはある。いや、殺戮よりもいやらしい、醜悪なものかもしれない。軍事作戦という言葉も聞き飽きた、要は戦争のために砂漠は使われる。ここはノーマンズランドなのだ。モロッコ南部の現実が見え隠れする。以下ネタバレあります。 タイトルの「シラート」とは、天国と地獄の境目にある刃先のような細い道のこと。コーランに記されている。人生はそんな刃先の上を歩くこと。今作は、それを地雷原を歩くことで視覚化する。こんなわかりやすい喩えがあるか。基本的に登場人物は皆いいやつ。幾人かは手首から先がなかったり、膝から下がなかったりする。徴兵を逃れたという歌を唄う。家族と離れ離れになったことをポツリと漏らす。この地域に住んでいる人々の姿だ。オリベル・ラシェ監督自身もレイヴァーだそうで、父子以外のメインキャストはレイヴ会場でスカウトしたとのこと。子どもと犬はどこ迄もかわいらしく、どこ迄も弱い存在。大人たちはその弱い存在を守りきることが出来ないし、自身の命の限界をも目の当たりにする。 彼らが最後に乗り込む列車には、人種、年齢、性別がバラバラの、さまざまなひとが乗り合わせている。列車の行き先はわからない。ただ知らない人々が共に目指す場所ということだけはわかる。それは現実か理想か。地獄か、あるいは天国か。どのみち死は避けられない。 地雷原が、というのは物語の終盤も終盤で、基本は父子とレイヴァーたちの交流が描かれる静かな映画。限られた備品を分け合い、自炊をし、犬と戯れ音楽を愉しむ。しかし命は次々と失われる。砂漠は過酷だなあ。それに比べれば日本は楽なものだ、と思うも、日本は日本で地震に火山に水害にと、それはそれで大変だ。せめてもの救いは日本でまだ戦争が起きていないこと。まだ、だが。だからこそ、この国が平和で安全でいられるか外交が問われ、政治が問われる。今の日本の政権にその能力があるとは到底思えない。とひたすら気が沈む。 それにしても。スタスタと地雷原を歩く父親のシーンで流れるぽよぽよした電子音……笑うところなの? マジで宇宙とか神とか出てきちゃう? と思ってしまった。そうはならない。そこがいい。ただただ現実だけを見せる。二度は出来ない演出ではないかと思う。音楽の力って大きい。 ちなみに犬は昨年のカンヌ国際映画祭でパルムドッグ賞を受賞している。二匹いたけどどっちもすごくかわいくて、どっちもとても賢い。地雷原を歩くシーンで、抱っこした犬を怖がらせないためにずっとぽんぽんしてたお兄さんいいヤツ。だってさあ人間は自分でどうにかするしかないけど犬はさ…連れてこられちゃったんだしさ……。守らなあかんやろ。地雷原越えたときはもう人間そっちのけで犬は? 犬はどうなった!? と目で探したよ! いてよかった! でも最後の最後、列車では見つけられなかった! 一緒に乗ってることを祈る! 部屋でひとりで、ではなく、映画館で見知らぬ人々と一緒に観た、という体験がとてもだいじな作品に思えた。レイヴには参加出来ないけれど、映画館はそれを疑似体験させてくれる。使い古された言葉だけど、私たちは宇宙船地球号に乗っているのだ。 ----- ・余談。帰りのエスカレーターで「黙ってチャンガ喰わせんなよ…」といってたひとがいてそこ!? となるなど。レイヴァーのモラル(笑)…いやでもあれは彼らも良かれと思ってだな……。安易にガンジャとかいわないところ、歌舞伎町が目と鼻の先という場所柄なんだろうかと感心もした。単館ではなくシネコンで、しかも2番目に大きいスクリーンが(初週末はスクリーン1だったとか)ほぼ満席という状況にも驚かされた。皆何を期待して来たんだ(おまえもな) ・帰宅したら謎の湿疹が顔に出来ていた。デトックスか・【単独インタビュー】『シラート』オリベル・ラシェ監督が描く、“死ぬ前に死ぬ”変容の旅┃Fan's Voice 私は、いわゆるクラブカルチャーよりも、この「レイヴカルチャー」や「フリーパーティー」のほうが断然好きです。 やっぱね……。それはともかく、作品背景をとてもわかりやすく聞き出せているよいインタヴュー「私たちを揺さぶることは、“人生”なりの気遣いなんです」映画『シラート』のオリベル・ラシェにインタビュー┃GINZA この映画は辛く過酷ですが、でもある意味、それが人生のあり方なんです。 『アンデスの聖餐』のもとにもなったチリの墜落事故(ウルグアイ空軍機571便遭難事故)から弓道、俳句迄。読み応えのあるインタヴュー